しばらく、抱き合っていた二人だが、ようやく落ち着いたのか、二人とも離れた。
ただ、離れた際に千冬は寂しそうにしていただが。
そこで、改めてユイに移ったが、当たり前の話だが、ISでも人間らしいISなど世界中探しても無い。世界中に狙われるのは確実であろうから、織斑一夏専用機と登録したうえで、IS学園生徒として転入する事が決まった。
IS学園は、いかなる国・企業の干渉を避ける事が出来るため、ユイをIS学園生徒として、非道実験を避ける事が出来たのである。
さらには、最も重要であろうISのコアの行方は、ユイを検査することで分かった。
ユイは元々武装神姫として生まれたから、機械であるはずなのだが、検査した結果、何と体の半分が機械で、体の半分が人間の体でできていたのである。
ユイは、この結果については、大変驚いたが、続いて笑顔になった。
どうして、「笑顔になったんだい」と一夏が聞くと「マスターと一緒に御飯が食べられます」と笑顔でいった。どうやら、武装神姫のころに一夏が食べたものに興味があったようだ。
ISのコアについてはユイの心臓部と一緒になっていた。さらには、ISのコアと似ているものの、コアネットワークが繋がらないなど、もはや別物と化していた。
こうして、簡単な結果が分かったが、さらに詳しく検査すると言って、精密検査を長時間やらされて、全てが終わった後には「マスター・・・・疲れました・・・・」
目を円くしたユイが残った。
そんな、ユイの為に食堂から夜食を持ってきてあげたが、ユイはぐっすりと熟睡していたため、一夏は「おやすみ」と声をかけて、保健室を後にした。
「一年一組の代表者は織斑一夏君に決まりましたー!」
翌日のSHRである。朝から、山田先生の元気な声が通る。
ちなみに、ユイは色々な手続きの為居ない
「それでは織斑君、クラス代表になったことでの一言を」
「えー、クラス代表となりましたので、応援よろしくお願いします」
そういうと、パチパチと拍手が来る。
「そう言えば、織斑君。昨日の試合の時には、織斑君じゃない女の子がいたけど、あれは誰なの?」
「ああ、それは」
俺が説明しようとした、その時
「おはよう諸君、早速だが連絡事項がある」
そんな言葉と共に、姉さんが入室してきた。連絡事項というとあれだとうな
「私のクラスに転校生が入ってくる事になった」
転校生という言葉に、教室はざわざわと騒ぎ始めた。
「織斑先生―。転校生は誰なんですか?」
「慌てるな馬鹿者、今から紹介する。入っていいぞ」
その声と同時に開く扉
クラス中の女子が一斉に扉を見る
そして、入ってくる金髪
そしてざわめく教室
「あの子は昨日の?」「うそ・・・まさか・・・・」
「きれいだなー」「織斑君とどういう関係かな」
そして、教卓の前に来ると笑顔満点で自己紹介する。
「アーンヴァル・ユイです。みなさんよろしくお願いしまーす!」
これが、一年一組と武装神姫のファーストコンタクトだった。
教室はまだ、騒がしかった。
昨日の織斑一夏の試合に登場した少女であり、何故彼女が織斑の代わりにでたのかとか
織斑一夏との関係とか、好きな食べ物とか矢次早に質問してきたからだ。
ユイはあうあうとするばかりで、上手く返えせれず涙目だった。
その空気の中、千冬はパンパンと叩き、姿勢をただす。
「皆、こいつの事について詳しく聞きたそうだが、私が言おう。
詳しい事は話せんが、こいつは織斑一夏専用のISだ」
教室は一瞬沈黙
その直後「「「「「えーーーー!!!!!」」」」」という大合唱が来た。
「せ・・・先生!この人はISなのですか?」「そうだ」
「どうして、人になっているのですか?」「私にも分からん」
「他の専用機もそうなのですか?」「こいつだけだ」
「先生!一夏×ユイの同人誌書いてもいいですか?」「許可しよう」
わいわいがやがやと騒がしくなった、教室の中、一夏はホッとため息をついた。
なぜなら、ユイを受け入れず、拒否される可能性もあったからだ。
だが、この調子ならその心配は無いだろうな
そんな中、ユイが一夏に近づき
「マスター、よろしくお願いします」
「ん?おお、よろしくな」
その瞬間、空気はまた死んだ。
二人にとっては、普通に会話をしていただけかもしれないが、普通の人間には致命的な
会話をしていた。
「ねえ、ねえ、アーンヴァルさん」
「?はい、なんでしょう」
「今、織斑君の事をどう呼んでたの?」
「?マスターがどうかしたのですか?」
そう返事した瞬間、織斑一夏の席から、女子が離れていったのである。
武装神姫をしていた時は、他の神姫達もマスターと呼んでいたことから
普通にマスターと呼んでいたが、今のユイは、普通の人間と変わらぬため
性犯罪者と見られたのである
「まさか・・・織斑君がそんな趣味だったなんて」ひそひそ
「いや、肉食系もなかなか」ひそひそ
「でも、むりやり呼ばされてるんじゃ」ひそひそ
「いや・・・あの子は織斑君の専用機だよね」ひそひそ
「きたー、肉食で嫌がるユイに責める織斑君」ひそひそ
そんな、会話がなされている事を知らない二人は
「マスター?何でしょうね?」
「さあ?とにかく女子というものはああいうんじゃないか?」
そんな二人の後ろでは、注意するのを忘れた千冬が頭に手をついて、ため息をついていた。
ユイちゃん自己紹介される巻でした。
苗字については、織斑ではなく、アーンヴァルにしましたが、安直でしたかなと思います。
今週は用事があるため、小説を投稿できません。
誠に申し訳ない。
それでは、一言感想・意見をよろしくお願いします。