蒼穹の神姫   作:葛葉

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俺たちは、今グラウンドにいる。

 

どうも、ISを使った実技の授業らしい。

 

 

後、姉さんにユイの生活代について聞いてみたら、政府から支給をしてくれるそうだ。

こういう時だけでなく、いつでも国民のためになるような事をしろよと思ったのは秘密だ

 

 

グラウンドに生徒が集まっているのだが、ISの授業の為にISスーツを着るのだが

あんな、薄いもので恥ずかしくないのだろうか?

 

後、ISスーツの色は基本的に黒だから、白を着ているユイは目立っていた。

 

 

「織斑!これより、ISの訓練を行うから準備しろ!」

おっと、考え事をしている場合じゃないな。

 

さっさとしないと、出席簿が飛んでくるからな

 

 

目を瞑って、ユイと一体感になるようにイメージ・・・・イメー・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

私の目の前で、一夏が目を瞑り、ユイが小さく呻くのを見てシンクロしたと判断した

 

「いけるな?織斑」

「大丈夫だ、織斑先生」

 

そんなやり取りをしている中、他の生徒から質問が来た。

 

「織斑先生、一夏君が寝ているのですがどうすればいいのでしょうか?」

ん、ああ、何も知らない奴から見たらそう見えるか。

 

 

「そのISにはな、遠隔操作機が搭載していて、今の織斑はユイの中にいる」

その言葉と共に周りがざわめく

 

 

「すごーい」

「どうやって操縦しているだろう?」

「もしかして、昨日もそうだったのかな」

「ユイの中に一夏が憑依して、他の女子に鬼畜責め・・・・・

売れるぞ~!売れるぞ~~~!!」

 

 

何をやっとるんだ、馬鹿者どもは。

 

そして、ユイとオルコットに対して言う。

「織斑、オルコット、ISを展開しろ」

 

「了解」「はいですわ」

そういって、二人とも展開させる。

 

む、イギリス代表候補生のオルコットはともかく、ユイも素早いな

 

 

ユイ(織斑)のISは、元々のISとは違った姿を纏っている

 

頭部にはユニコーンのような角が付いていて、背部には大きなスラスターみたいな機械を背負っているが、オルコットの様に翼ではなく、まるで戦闘機を背負っているかのような大型なものだった。

胸部にも装甲が付けられており、腰の後ろには大きなハイダーを取り付けた、推進式スラスターが取り付けられていて、手足にも白い装甲が付けられている。

 

全体的にいえば、PICを利用した非装甲・装備もなく、固定装備ばかりで古めかしい

イメージを沸かさせるものなのだが、一つ一つが洗練されていて、眠れる狼のような

鋭さがあった。

 

「よし、二人とも、高度100mまで飛行してもらおう」

そういって、パンと手を叩くと、二人は弾丸のように飛んで行った。

 

オルコットはもちろんだが、織斑の方が圧倒的に早かった。

 

普通のIS初心者は、真っ直ぐ飛ぶ事すらままならんのに、織斑は、何もためらいなく飛んだことから、やはり織斑としてはISではなく、武装神姫感覚で動かしているんだろうと予想はできた。

 

 

上空で二人は話をしているようだが、あいにく私は聞きとれん

 

 

「私語をするな。オルコット、織斑の順番に降りろ。目標停止高度は地面から10cmだ」

そういうとオルコットは真っ先に降り立ち、模範的な降り方をした。さすがだ。

 

問題はユイだ。

 

ユイは急降下体制に持ってきて・・・・馬鹿な!加速しただと!

 

「あれ・・?なんか速くなってない?」

「大丈夫かな?」

「こ・・・・こっちに突っ込んでくる」

 

生徒も気づいたのか慌て気味だ。

 

 

そして、あわや地面に突っ込んでくるかと思われた瞬間、姿をかき消してしまった。

地面には突っ込んではいない。地面が無傷なのが証拠だ。

 

 

「どうですか?織斑先生、おれのスペシャル軌道は?」

後ろから聞こえてきたので、そっちを見れば、無傷のユイがいた。

 

何かをしたんだろうとは、想像をつく事は出来るが

「模範的な降り方をやらんかい!馬鹿者!」パシーン

「あう、すいません」

 

まったくだ。心配かけさせおって。

 

 

この後、武装展開を行ったが、二人とも、満足にいく展開速度でおおむね満足のいく授業であった事を記しておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスター、オルコットさんからお姉様と呼んでもいいですかと言われていますが。」

「あーー、ユイが好きにしたら?」

授業が終わった後、こんなやり取りが行われたか定かではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーン!パーン!

「「「「「「織斑君・ユイちゃんおめでとうーー!!!!」」」」」

此処は食堂。

 

 

一組のみんなが俺の一組のクラス代表お祝いをしてくれている。

どうでもいいが、他のクラスの子もいるのは気のせいなんだろうか。

 

 

「いやークラス代表戦が楽しみだよ」

「そうだよ、織斑君はあのオルコットさんを倒すほどなんだから」

「そうそう、他のみんなもオルコットさん並みに弱い人ばっかりかも」

 

好き勝手に言っているのは構わないが、君達の後ろに怖ーい金髪の鬼がいるぞ

こめかみに青筋が立っている人は初めて見たな。

 

 

 

「ケーキ、美味しいです」

そして、ユイはマイペースにパーティの食事を食べていて周りの人を和ませていた。

 

 

 

 

「はいはーい、新聞部の黛 薫子でーす。インタビューよろしく」

なんだ、名刺貰ったが画数の多い名前だな。

 

 

インタビューか。神姫マスターになってからは、多くインタビュー受けた事あったが

半分はそのまま載ったが、半分は歪曲されたことが伝えられたっけ。

 

 

 

「その新聞部が何の用事ですか?」

「織斑君ってIS学園の唯一の男性じゃないですか。全校が注目してるんで協力してくれないかなーと思う」

そういえば、俺は唯一ISを操れる男性だっけ。この肩書もメンドクさいな。

まあ、こういう厄介事は、ある程度協力して切上げるに限る。

 

 

 

「ええ、いいですよ」

「本当!じゃあ、クラス代表になったことで何か一言」

 

 

そうだな

「全力でがんばります」

「えー、普通すぎてつまんない。何か、俺に触れたら火傷するぜ、みたいなのないの」

 

 

そういうものか?そうはいっても、すぐには思いつかないものだが・・・・・

ああ、こう言えばいいのか

「それなら・・・・・ユイに手をだしたら潰すよ(・・・)

これでどうだろう?

 

だが、目の前の先輩だけでなく、他の周りの皆もシーンと静まり返っていた。

何か、いけなかったのだろうか?

 

「せんぱーい、どうしたんですか?」

「はっ、あ・・・ありがとうね。いい・・インタビューが採れたわ」

 

どうやら良かったようだ。ただ、周りから怖かったーと聞こえるのは何故だろう

 

 

 

「気を取り直して、相棒のユイちゃん!一言お願い」

そう言って、レコーダーをユイに向ける。

 

 

ユイは、ケーキを食べている途中で、ふぇっとした後に、はわわとした後に

「え、えーと・・・・ケ・・・ケーキ食べれるよう頑張ります」

 

どうやら、クラス代表で頑張る→皆にお祝いしてもらう→ケーキを食べる

という考えが出来たようだ。

 

 

先輩や皆はキョトンした後に、一斉に笑いだし、食堂は笑い声に包まれた。

 

 

 

 

 

そして、この後は、クラス皆で写真を撮り騒ぎに騒いだ。

何とも、騒がしい一日だった。

 




どうでしょうか?ユイを可愛く描けれたかなと思っています。

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