きーん!こーん!かーん!!こーん!
午前中の授業の終わりを告げる、予鈴が鳴ると、廊下は昼食に向かう女子生徒で
いっぱいになった。
その廊下を歩く、ユイと一夏とのほほんがいた。
「あう~~ぅ~・・・・頭が痛いです~マスター」
「居眠りをするお前が悪い」
「お~ゆいいんの頭からすごい音がしたけど、だいじょうぶ~?」
ユイは頭を抱えながら、一夏はあきれている、のほほんはユイの頭をさすっていた
ユイは、先ほどの授業で、居眠りを何度もやっており、その度に千冬姉の愛ある
お仕置きにより、起こされたのである。
「お前が、居眠りするとは思わなんだったな。授業がわからなくて、つまらなくなったのか?」
一夏がたずねる。
すると、ユイは頬を染めて
「いえ・・・・そういうことではないんです。ただ、マスターと一緒に寝れることが
夢のようで・・・・結局一睡できませんでした」
そういって、モジモジする。
それを聞いた、一夏も顔を赤くして逸らす。
のほほんは、お~仲良しだね~、とのほほんと言っていた。
そして、周りの女子生徒は砂糖をはいていた。
「甘い!甘すぎるよー!」
「誰か・・・・誰か!コーヒーを寄越せー!」
「あたしの机の引き出しの中、処分してね(ガクッ)」
「倒れるな!傷は浅いぞ!メデーック!メデーック!」
「あたしにも出会いをー!」
「リア充爆発しろ!」
「いけるぞー!同人ネタいけるぞー!」
訂正しよう。ここは砂糖地獄だ。
なんやかんやあって食堂にたどり着いた。
ユイは大盛り・たくさんの料理を注文し、一夏はラーメンを注文し
のほほんはホットケーキを注文した。
ユイはたくさんやってくる料理を、幸せです~という表情で食べていた。
それをみていた周りの女子生徒も和みの顔をしていた。
それを横目に一夏がラーメンを食べていると
「あーら、あんたここにいたのね」
その声に顔を上げてみれば
「鳳か・・・」
朝の少女がいた。
鳳は、フンッと鼻を鳴らすと返事もしないで一夏の前の席に座る。
そして、手に持ったリンゴをシャリと一口食べる。
普段は喧しい食堂の中で、この付近は沈黙が降りたっていた。
この空気は、二人の男女から発生していた。
(おりむ~、怖いよ~、ホットケーキが美味しくないよぅ~)
のほほんが、涙目でそう思っていると
「あんたは、私の事を覚えているよね」
唐突な質問が来た。
「いや・・・・記憶にないのだが・・・」
そして、その台詞をきっかけに
「あんたは!」
鳳が手に持ったリンゴを粉砕した
「あんたは昔からそう!私が何されても興味がなかった!あの時もそうだった!
あんたは特別に守られ続けた!」
鳳は何かを思い出すかのように、怒気を帯びながら言う。
一夏は何も言わない。表情を何一つも変えずにただ見守る。
「だが!ここに来たからにはあんたの特別は通用しない!
それを私が証明してやるから!」
そして、勢いよく立ちあがり、扉の方に向かいながら獰猛な笑みを浮かべて言う。
「せいぜい、怯えながら待っていなさい」
そういって、足早に去る。
鳳が去った後でも、その一角は沈黙が降りたったままで、そこに場違いの声が響く
「ふぇ?皆さん、手が止まっていますがどうしたんですか?」
おとぼけのユイだった。
頭が悪いですね。俺は。
誰かー、文学の神様ー、文才を下さい。
みなさんどうですか?鳳の気持ちを多少でも伝わっていれば幸いです。
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