ただ一つのシャングリラ〜縛りゲーマー、一度きりの人生に挑まんとす〜   作:ナナシノ

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21:輝く水晶を求めて:果てなき憎悪

「ヘルT、時間稼ぐからアクアリエのドロップ品回収しといてくれ」

「分かった!気を付けてよ!」

 

 アクアリエはやられ、採掘した鉱石を含めた手持ちアイテムや装備品がドロップしてしまった。ワールドストーリーとやらが進んだことによるアプデの影響で、死んだ時に装備品やインベントリ内のアイテムを落とすようになったからである。

 

 ──そういえばリュカオーン戦の時のヘルパーT細胞も、別れ際にいくつかアイテム落としてってたな……装備はチェストリアに入れて無事だったようだけど。

 

 やられてしまったのは残念だが、彼が自力で掘り当てた鉱石であることに変わりはないので、このまま放置してロストさせる訳にはいかない。

 ここは私がまた蠍を引き付けて、容量無限のチェストリアを持つヘルパーT細胞に、散らばった遺品の回収をしてもらおう。自力採取した鉱石さえ無事ならば本人が死んでも問題無い。チェストリアのアイテムは死んでもばら撒かれないようだし……

 

「さぁお前ら、こっち来い!」

 

 何度だって蠍と鬼ごっこ。青い光を纏った水晶と金の蠍に加え、砲台と大剣という新たな鬼が追加されているが細かいことは気にしない。あまりどちらかに意識を割き過ぎても、注意が疎かになってしまった方に殺されるからだ。

 大事なのは、一ヶ所に留まらず動き続けて照準を絞らせないこと。そしてこれまでに続き蠍に包囲網を作らせないこと。さっきの突破劇でスキルは粗方使ってリキャスト待ち中なので、次に包囲されてしまったら今度こそ死ねる。それだけは何としてでも避けねばならない事態だ。

 

 ──思い返してみれば、地面……"月華美神(コードムーン)"が揺れたのは蠍が死んですぐのことだった。揺れたのは2回で、その度に蠍の纏う光の色が変わっていたということは……

 

 ……"月華美神"との戦闘はフェーズ制で、進行するたびに蠍が強化されていくのだろう。どこまで行けばいいのかはまだ分からないが、恐らく進行の条件は蠍の撃破。無尽蔵に供給される水晶群蠍を間引きしまくって"月華美神"を怒らせて、何処かで来る最終フェーズまで進行させるのだ。

 それが"月華美神"……もとい、水晶巣崖の大地を攻略する条件。仲間殺しを平然と行う金晶独蠍や"月華美神"の砲台と大剣を活用し、プレイヤーだけではまともにダメージを通せない強化蠍を、何十何百と倒していく特殊な耐久戦だ。そしてそういう長期的な戦いは私の望むところでもある。

 

 ──集中力が続かないなら、長期戦は寧ろ苦手な部類だろって?得意なのに続かないくらい蠍の密度と圧力がおかしいんだよ。

 

「あいつ、回復してるのか……?」

 

 青光を纏う水晶群蠍を捌きながら、チラリと一つの水晶の柱を見やる。そこには金晶独蠍が両腕を天に掲げて月光を浴び、その力で傷付いた己の甲殻を癒す姿があった。攻撃的なフォルムの分脆い欠点を再生能力でカバーしているのか。

「巻き込みクエイクスタンプ」を受けて、ぐしゃぐしゃに潰れていた甲殻が元通りになり、金蠍は元気を取り戻していた。何にせよ生きてくれているなら構わない、奴にはまだまだ暴れ回って同族の間引きをして貰わなければならないんだからな。

 

「うへぇ、チャージ始まってら」

 

 回復中の金蠍からは視線を外し、今度は砲台と大剣の方を確認。二門の砲は砲身にエネルギーを溜め込み発射口から光が漏れ出ており、大剣の方は刃をゆらゆらと揺らしながら、振り下ろされる好機を今か今かと待ち構えている。

 チャージが終われば、砲台はすぐにレーザーを撃ち放つだろう。私よりも断然VITが高かったアクアリエが一瞬で蒸発する火力、しかも食い縛りが発動しなかったところを見るに、即死攻撃か継続ダメージの類の攻撃だ。私には祝福とLUCによる二重の食い縛りがあるが、それでも食らったらアクアリエのように蒸発するのだろうな。

 

 ──とか思ってたら、早速来る……ッ!

 

「オーバーアクセル……ッ!」

 

「あっぶなぁい……!」

 

 念の為オーバーアクセルで加速して万全の用意で回避したが、思っていたよりもレーザーの弾速は遅く余裕を持って避けられた。これならスキルが使えない状況でも、蠍に囲まれている時以外はレーザーは問題無く避けていけそうだ。ヘルパーT細胞の方も遺品回収しながら避けられているようだし。

 だが間髪入れず、今度はレーザーを避けた方向へ大剣の振り下ろしが炸裂する。それだけで何tあるのかも想像付かない巨大な水晶の大剣、それが加速を伴って降ってくるのだから始末に負えない。あれに対してはパリィを試みる気すら起きない……着弾の衝撃で大地が大きく震え、砕かれた水晶と巻き添えになった蠍の破片が宙に浮かぶ。"月華美神"のエイムの悪さに助けられた。

 

 ──食らったら、ミンチよりも酷いことになるのが目に浮かぶぞ……"月華美神"の攻撃は絶対にどれも当たっちゃダメだな。

 

 ここからは地獄の逃走中。砲台と大剣に警戒しながら縦横無尽に逃げ回り、追いついて来た蠍をスキルでノックバックさせて押し返し、金蠍とレーザーで間引いて数を減らしていく。大剣はチャージが終われば気軽に撃ってくるレーザーと違って、狙いをある程度合わせてから振り下ろしてくるので、蠍の巻き込みには使い難い。

 鬼ごっこの難易度も上がっている。懸念していたAGIの強化は赤光からされていないようだが、代わりにVITが強化されているのかノックバックがさせ難くなった上に、津波に呑ませてもそう簡単には潰されなくなっている。"月華美神"の攻撃で撒き散らされる水晶の破片は、ご丁寧にも一欠片ずつしっかりダメージ判定があるし、水晶群蠍共は毒液同時発射をしてくるようになり、更に攻撃の隙間が狭くなっていく。

 

「ああもう多過ぎる……!いったい何匹斃れれば、次のフェーズに進めるんだよ……!?」

「自滅したのも含めて、もう50匹くらいは斃れてるはずだけど……ロンミン、赤いオーラの時は何匹くらい斃れてから次に移行したの?」

「あー……数えてないから具体的なことは言えないけども。確か白光の時が2・30匹くらいで、赤光の時がお前が倒した分も含めて、だいたい50匹くらいになってたかな……?」

「じゃあ、つまり……フェーズが進む程にノルマは増えていくってことになるね」

 

 ──ふざけんなよ、マジでよ……

 

 普通こういうのってさぁ、敵のスペックが上がる程ノルマは減るもんなんじゃないの?どうして強くなる程ノルマが増えるんだよ……流石に頼みの綱のノックバックすら効き辛くなってるのに、このまま次のフェーズまで耐え切れるとはとても思えんぞ。

 

「前のフェーズノルマが50だとして、その前よりノルマが2倍近く増えてるから……今回も同じならノルマは100匹くらいになるな」

「うへぇ……瓦礫に触れるだけでもダメージ食らうのに、耐え切れる気がしないんだけど」

「ホント……レーザー溜まってる、来るぞ!」

「うわっ、また来た!」

 

 会話をしている内に、"月華美神"のチャージは終わり何度目かのレーザーが放たれる。私は蠍との位置関係的に回避は難しくなかったが、ヘルパーT細胞の方は位置が悪かった。あいつがレーザーに当たらずに済む方向全てが、間の悪いことに新たにポップした蠍で埋め尽くされてしまっている。

 ヘルパーT細胞は魔法職であり、物理職の私よりダメージを通しやすく尚且つ攻撃に関わるステータスも私より断然高い。その上で蠍共に対して特効が掛かる【雷鐘】があるため、私と違って蠍を倒して包囲を防ぐことができる……しかし、蠍は斃れる度新手を地面からポップさせる。高い火力を出せることが仇となってしまったのだ。

 

「マズいな……ヘルT!一か八かだけど、蠍の方を突っ切れ!」

「その必要は無いさ……【魔法障壁(マジックシールド)】!」

「アクアリエ!?」

「お兄様!戻って来たんだ!」

 

 レーザーを食らったら確実に死ぬが、蠍の方ならワンチャンくらいはあり得る。生き残れる可能性に賭けて津波を突っ切るよう指示を出したが、それを否定するように魔法の盾が蠍を阻む。死んだはずのアクアリエが復帰して来たのだ。身に着けていた装備をドロップしてしまっているので、店売りの簡素な鎧姿に変わっている。

 障壁の目的は何も蠍の妨害だけではない。"月華美神"の攻撃によってボコボコになった地面、そこに平坦で移動しやすい足場が生まれる。後はヘルパーT細胞の自前加速スキルで障壁を足場に、津波を乗り越え危機を脱する。レーザーが着弾する直前にどうにか離脱に成功するのだった。

 

「助かったぁ……ありがとう、お兄様!」

「ふふ……どうってことないさ。水晶巣崖じゃ盾が役立つ機会は少ないからね、使える時があるのならしっかり使わないと勿体無aあああああ……ッ」

「お、お兄様ーッ!?」

「天丼……ッ!」

 

 ──影に呑まれた……!?

 

 ヘルパーT細胞を守ってドヤ顔のアクアリエ、表情をキメたまま突如広がった影に呑まれる。あれは確実に死んでるな……せっかく急いで戻って来てくれたのに何て気の毒な。

 まさかの天丼を引き起こした存在、それがアクアリエを消し去った影の中から現れる。奥古来魂の渓谷に出て来そうな……いや、それらよりも遥かにエグい見た目をしたゴースト。()()にされた女の皮を被りその手には二振りの大剣を持たせ、本体はもう誰のものかも分からない、朽ち果てた生首を大事そうに抱えている。

 

 ──エグい!キモい!こんなの、CEROーCのゲームに出て来て良い奴じゃないって!

 

 更に、本体から伸びた影は人間を鎌の形に固めたような武器を7つも持ち、ホラー耐性が無いなら聴くだけでも気が狂いそうになるような怨嗟の囁きを口から漏らし続けている。

 こいつが何者かは知っている……wikiで存在だけは確認していたから。だがその記述とは見た目のエグさが段違いにヤバい、どう考えてもコイツは通常個体ではあり得ない。だとするとそろそろアレが来るはず……

 

【モンスター不世出の発見(ディスカバー・エクゾーディナリー)!】

 

【討伐対象:黒死の天霊(トゥルー・クワイエット)禍刃剥命(エンプレスキラー)"】

 

【エクゾーディナリーモンスターとの戦闘が開始されます】

 

 ──やっぱりそうか!

 

 黒死の天霊、モンスターを狩り続けると確率でスポーンするお仕置き用モンスター。ありとあらゆる方法でプレイヤーを即死させに来る上、自分はどんな攻撃も魔法も通さない完全耐性を持つ、ユニークモンスターにすら匹敵する戦闘力を持つ害悪。

 そのエクゾーディナリーともなると、戦闘方法や攻略法が変わっている可能性がある。原種は弾丸よりも早いと言われる吸い込みで手元に引き寄せての首チョンパ、なってしまうと解除手段が無い限り詰みの状態異常『黒死の宣告』付与、影を切り離しての予備動作0の瞬間移動など、およそ正攻法での攻略をさせる気が無い理不尽技の数々を繰り出す。

 

「ロンミン、瞬間移動は影を見て判断して!」

「分かってる!」

 

 ──月光と"月華美神"の光のおかげで、影が分かりやすいのが幸いだな!

 

 早速やってきた"禍刃剥命"の瞬間移動を、影を確認しそこから離れることでやり過ごす。無事にやり過ごせたところを見るに、この辺の対処法は原種とそう変わらなさそうだ。だとしても攻略法まで変わっていない保証が無いのが怖いのだが……

 原種黒死の天霊の攻略法は、魔法やポーションを駆使してひたすら奴を回復させて、「マイナスのHPを0に引き上げる」というもの。知ってさえいれば簡単に倒せる、典型的なギミックモンスターなのだがこいつもそうなのか。何にせよ試してみないことには始まらない、インベントリから回復ポーションを取り出し奴に投げつける。

 

「オオオォォ……!!」

「効いてる……!これなら問題なッ……!?」

 

 こちらも変わってはいなかった。HPを回復され苦しむ"禍刃剥命"、それを見て私はさっさと奴を倒すべくすぐに追撃を仕掛けた。上手く使えば金蠍のようにフェーズ進行に使えそうだが、即死持ちでそれをやるのは事故が怖い。そこに居るだけでもプレッシャーがヤバいので、速やかに始末するつもりだったのだが……ここで、新たな敵を排除しに来た水晶群蠍が"禍刃剥命"に襲い掛かる。

 奴らの攻撃対象はあくまで外敵、プレイヤーだけでなく余所者のモンスターも対象内に入る。"禍刃剥命"を排除すべくのし掛かる水晶の津波……しかし通常の攻撃は奴には通じない。HPが減らされたことで逆に活性化した"禍刃剥命"は、その手に持つ二刀と周りに浮かぶ七つの鎌で、青光を纏う津波を跡形も無く斬り崩してみせた。

 

「うっひゃあ、大混戦だね……」

「……けど、今ので色々と見えてきた」

 

 今の攻防の中で、こちらにとって良い点と悪い点がそれぞれ見えてきた。

 

 良い点

 ・"禍刃剥命"のヘイトはプレイヤーだけでなくモンスターにも平等に向けられる。

 ・水晶群蠍のヘイトが分散し、包囲網を敷かれる確率が格段に落ちる。

 ・"禍刃剥命"が水晶群蠍を即死攻撃で減らしてくれるのでフェーズを進めやすくなる。

 

 悪い点

 ・単純に注意対象が一つ増える。

 ・水晶群蠍の攻撃で"禍刃剥命"のHPが減らされてしまうので、奴を倒せない。

 

 総合的に見てみれば、"禍刃剥命"のエントリーはメリットの方が大きい。常に即死に気を付けて戦わなければならないのは大変だが、フェーズ進行が早まる程に、"月華美神"を倒せるようになるまでの速度も上がる。"禍刃剥命"は蠍の脅威が鎮まった後でじっくりと回復させて倒すことにしよう。

 

「キラーエスケープ……ッ!」

 

 蠍の猛攻を避ける。後ろに居た"禍刃剥命"に突っ込ませて奴に倒してもらい、フェーズ進行に必要な蠍の撃破数を増やしていく。油断していると鎌が飛んでくるので警戒は怠らない。

 

「アクセル……そして、【火砕龍】!」

 

 ヘルパーT細胞の方は、いつの間にかそっちに行っていた金蠍と戦っていた。加速スキルで金蠍の毒液を回避し、【火砕龍】で呼び出した炎の龍でその脅威を退ける。

 いくらか回復していたとは言え、金蠍の傷は完璧に癒えた訳ではなかったようで。ひび割れた黄金の甲殻の隙間を抜けた炎が、その中に潜む本体を焼き多大なダメージを奴に与えた。本体は傷に弱いのかそれとも致命傷を負ったのか、ダメージにのたうち回る金蠍にヘルパーT細胞は、そのまま追い討ちの【灰吹雪】をぶつけた。

 

加算詠唱(アッド・スペル)……出力加算(アッドブースト)【灰吹雪】!」

 

 これを食らってはならない、そう思ったのか金蠍は今までで一番機敏な動きで戦闘を離脱し、水晶塔に登り月光を受けて回復を試みる。甲殻の修復さえできれば……とでも考えているのだろうが、それは私が許さない。

 遮那王憑きとハイエストジャンパーを発動し、速攻で"月華美神"の大剣を回避しつつ、金蠍の元へ向かう。そして武器を傭兵の鉄槍に持ち替えてスキル「バンカード・ピアス」を、修復途中の甲殻の隙間へ叩き込んでやった。

 

「あ、ズルい!良いとこ取り!」

「チャンスを逃さないと言え!」

 

 甲殻の下、柔らかい本体を貫かれた金蠍は流石に耐えきれなかったようで遂に斃れた。蠍を間引いてくれるから残しておいても良かったけど、今は"禍刃剥命"がいるし、こいつもフェーズ進行での強化対象だから生かしておく旨みはもう少ない。なので良いタイミングだし死んでもらうことにした。

 

「わわっ、揺れが凄い……!」

「ヘルT、落っこちるなよ!」

 

 ──ここで来たか……!第4フェーズ!

 

 金蠍の消滅直後、水晶巣崖の大地が今までで一番激しく鳴動する。どうやら奴の死がフェーズ進行のための最後のノルマだったようだ、新たにポップした蠍の纏う光が、「青」から「銀」に変わっているのがそれを証明している。

 変化したのは蠍の光だけではない。激しい揺れによって崖が崩れたのか、水晶巣崖というエリアそのものが大きく傾き、平地から緩めの登山道のように地形を変えた。金蠍の始末で高い所に居るおかげで変化の大きさがよく見える。それだけではなく地形の変化によって露出した、()()()()()()()()()()()()()()()()()()も……

 

「まさか……」

「え、何?また何か来る!?」

 

 あれと初めて出会ったのは、四駆八駆の沼荒野で化石掘りをしていた時のことだった。

 あるプレイヤーが偶々掘り当てたことで、その場にいたカセキホリダー達はそいつの相手をすることになり、そしてその後現れたリュカオーンによって爆砕されてしまった。後で調べたら採掘ができる場所で偶に掘り当てられるとのことだったが、まさかこんな場所にまで居るとは思わなかった。

 

「FM'sクリサリス……しかも、複数体!」

「え、それって……っ!?」

 

【モンスター不世出の発見(ディスカバー・エクゾーディナリー)!】

 

【討伐対象:FM'sクリサリス"輝晶点穴(クリスタルメモリー)"】

 

【エクゾーディナリーモンスターとの戦闘が開始されます】

 

 まさかの3種類目のエクゾーディナリー、しかもそれが1、2、3……12匹も。地形の変化によって眠っていた蛹が白日に晒され、それが掘り当てられた判定になって羽化したということか。

 ドンドン混沌としていく戦況、四つ巴となった戦いは更に激しさを増していくだろう。果たして私達は勝ち抜いて無事に帰れるのだろうか……少し弱気になった私の頭上に降り注ぐレーザーを避け、"輝晶点穴"の1体の前に着地。そのまま奴の長い角を掴み上げてスキル「乾坤一擲」を発動。ぶん投げられた大質量の一撃で、固まって配置された銀光の蠍を圧し潰した。

 

「エクゾーディナリーが何だってんだ!絶対に勝ち抜いて生きて帰ってやっからなあ!」

「障害が多過ぎて逆にハイになってる……!」




黒死の天霊(トゥルー・クワイエット)禍刃剥命(エンプレスキラー)
()()にした亡国の悪姫霊の皮を被り、その手には二振りの「別離れなく死を憶ふ(メメント・モリ)」を握らせ、亡霊群を「黒天無塵鎌(ノーブルー・サイスレント)」の形に固め、自身は喪失骸将(ジェネラルデュラハン)の首を抱えている。
・攻撃は全て触れると即死。食い縛りも無効。
・ギミックモンスターであり、倒す(成仏)にはHPを0にする以外にもう一工夫が必要。

FM'sクリサリス"輝晶点穴(クリスタルメモリー)
・甲殻が水晶でできたカブトムシ。
・角が砲台になっており、月光をチャージして大砲を放つことができる。
・残りHPが10%以下の状態で放置すると……






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