ただ一つのシャングリラ〜縛りゲーマー、一度きりの人生に挑まんとす〜   作:ナナシノ

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 ポケモンにうつつを抜かしていたら遅くなりました、申し訳ありません。


98:深海を往く

 ヒステリアと別れた後、私は幾つかのスキルを連結し直してから港へ向かった。連結中はスキルの育成ができなくなるけど、海中は未だ手付かずな所が多く情報が少ない。もしもの時に備えて切れる手札は多く用意しておきたかったのだ。

 もう一つ、流石に身一つで広大な海を渡るには普通にしていては途方も無い時間が掛かることは分かり切っているので、少しでも時短ができるよう速度を確保したかったという事情もある。船でリアル一週間掛かる道のりを普通に歩いたら、どれだけ時間が掛かるか分かったもんじゃないからね。

 

「よし、出番だぜ【三界王装(アルカディア)】!」

 

 月天霊装(プルーク・ラ・ルナ)の上から三界王装(アルカディア)を重ね着し、無傷のアクセサリースロットに三種の神器を装備。

 元より、月天霊装(プルーク・ラ・ルナ)だけでも呼吸や水圧の心配をする必要は無かったのだが。これで泳ぐことも海底を歩くことも必要とせず、空を飛ぶかのように海中を自在に動き回れるようになる。余程のことが無い限り海のモンスターからの敵対もされないし、装備して損することは何も無いだろう。強いて言うならアクセサリースロットの圧迫が気になるくらいか。

 

 ──さ、行きますか!

 

 NPCや居合わせたプレイヤーの、『何のつもりだよアイツ……?』みたいな視線を受けながら海の中へ意気揚々と飛び込んだ。

 肌を刺すような冷たい感覚が全身を襲う……本物の海も、入ってみたらこんな感じなのかなぁ?別に確かめようとは思わないけどね。

 

 ……

 

 …………

 

 ………………

 

 さて、海に潜ってから数時間が経った。

 今いる所は水深……だいたい400mくらいの地点かな?もう既に他のプレイヤーの追随を許さないような所まで来ている。人類で他にここまで来れるのは、魚人族かそれに改宗したプレイヤーくらいのものだろう。

 

 ──ま、そんなプレイヤーが居るなんて話は聞いたこと無いんだけどね。

 

 まぁ、他人の話はこの辺にしておいて。

 海で採れる素材は、魚や海藻などを中心に陸の物とはまるで違うものばかりだ。普段は見ることの無い素材を集めていると、その数だけ気分も高揚してくるというもの。楽しくなってついつい寄り道が多くなってしまった。

 

 目ぼしい物としては、まず各種海魚に貝類。

 魚は殆どが食用で、満腹値を回復する以外の用途では使えないのばかり。しかし、中には鱗や鰭が鋼のように硬質化しており、加工することで良質な武器や防具を作れるというのもあった。

 

 流石に、今の私の装備程強力なものになることは無いと思うけども。いずれは誰かに遺すことになるのだし、私にはあまり役立たないとしてもここで収集しておくのが吉だろう。

 とは言え、あまり採取に夢中になり過ぎては移動が捗らないので程々にしておく。結構進んではいるけれど、数時間水中を進み続けてまだ水深400m程度と考えると中々遅いペースだ。コモン素材らしき物の採取は初見に限って、もう少し進むペースを早めるとするか……

 

 ──んん?そう言えば……

 

 ここで一つ、ちょっと面倒な可能性が頭を過ってしまう。

 私は船での移動と同じ一週間程度を想定し、その間十分に過ごせるようにアイテムも補充しておいてある。一から十まで全自力の超長距離移動は空腹値をそれはもう刺激するが、それでも問題無いと胸を張って言える量の食糧を用意している……が。問題なのはそこではない。

 

 一週間というのはリアル時間での話。当然だが他の予定が入っていてプレイできない時間なんてものは当たり前にあるし、その間はログアウトしていなければならないが……シャンフロでのログアウトは『街中などの安全地帯』でしかできないという制限が設けられているのだ。

 街中などの、と言うからにはフィールドでもログアウトする手段はあるということ。そしてそれを私はちゃんと用意している……が、恐らくだが水中ではこれを利用することは不可能なのだ。

 

 アイテム『仮設テント』。フィールド内に即席のセーブポイントを作るという、効果は強力だが使用回数に限りがある上にコストが高くてあまり日の目を見ることの無いアイテムだ。

 設置して使うアイテム……だが、その使用は陸上であることが前提になっている。そんなアイテムを水中で使おうとするといったいどうなるか……その答えはすぐに通知という形で現れる。

 

【使用条件を満たしていません】

 

 ──や、やっぱりィ!

 

 思った通りと言うべきか、こんな予想当たって欲しくなかったと言うべきか。懸念は的中し暫くノーセーブが確定してしまった。

 うう……どうしてもっと早く、せめて入水する前に気付かなかったんだよ私は。おかげで新大陸に上陸できるまで、ぶっ通しで泳ぎ続けなければならなくなったじゃないか……いや、待てよ?

 

「ルルイアス的な……水中でもセーブができる場所は何処かにあるはずだ」

 

 口にしたように、ルルイアスの廃屋とか見たことは無いけど魚人族の集落とか。そう言った人間でも普通に活動できる場所を探せば、そこに仮設テントを設置してセーブができるはずだ。

 こうしちゃいられない、早くセーブポイントを探しに行かなければ。徹夜になったら生活リズムを戻すのが大変だし……いや、もう何度もやってるから今更な話ではあるけども。

 

 ──ええい、取り敢えず更なる深みへ!

 

 大人しく、追憶結晶(メモリークリスタル)でフィフティシアに戻って対策すれば良いものを。深夜テンションの人間の思考力など、所詮はこんなものである。

 しかし、この判断が怪我の功名と言うべきか……向かった先で、私は新たな出会いをすることになるのだがそれはもう少し経ってからの話。

 

 今はとにかく、深く深く進むだけである。

 

 ……

 

 …………

 

 ………………

 

「……なーんも無えや」

 

 あれから更に数時間。最早星明かりも届かぬ程に深くまで潜っていったが、依然として成果は得られず私は深海を彷徨っていた。

 これはもう、本格的に戻るか深海を諦めてさっさと進むかを考えなければならないか……どうしようかと悩んでいると、そんな私の真横を高速で何かが通り抜けていった。そしてそれを追いかけるように大量の魚が列を成す。

 

 ──何だ今の!?

 

 思考に脳のリソースを回していたせいで、一瞬気付けなかったがアレは魚ではなかった。

 人だ。恐らく何らかのユニークの起点となるNPCが大量の魚に襲われている……これを助けることでフラグが立ち、ユニークシナリオが発生するという流れだろう。

 

 どんどん脱線することになってしまうが、これを見逃しては貴重なユニークを失うことになる。

 最悪、振り出しに戻ることになるがそれはそれでこれはこれだ。その時は万全の準備を整えてから再挑戦すれば良い……腹を決め、加速スキルを発動して魚共の中へ割り込んでいく。

 

「ほーれ、どけいどけい!」

 

 魚共を掻き分けたことが『攻撃』判定になったのかヘイトがこちらへ集中する。刻傷の影響にもお構い無しに突貫をかます、この無鉄砲振りには見覚えがある……スレーギヴン・キャリアングラーによって隷属させられた魚だ。

 だが、所詮は小魚ばかりの烏合の衆。これくらいなら十分対処は可能、輝晶剣ディアナとアルテミスを装備して寄って来る端から斬り伏せる。本体が出張って来る前に数を一気に減らし、未だ背後を振り返ること無く逃げ惑うNPCの尻に追い付いた。

 

 ──魚人じゃない……ロボット、か?

 

 海の中の人間だから魚人だと思っていたが、どうやら違うようだ。魚の特徴は何処にも見られない代わりに、球体関節やスパークする傷口、もげた手脚の根本が大根の断面のようになっているなどと、どう見てもロボットとしか言えない特徴ばかり。

 心当たりはある、サンラクに付き従っていた美少女ロボット……いや、アンドロイド?『サイナ』と同じ、【征服人形(コンキスタドール)】というやつだろう。見た目が全く違うからバージョン違いか。一先ずここは安心させてやれるような言動を心掛けよう。

 

「もう大丈夫だぜ、機械のお嬢さん。後は任せな」

「貴女は……二号人類が深海に?魚人族(マーマン)への改宗を果たした個体……いや、それにしては魚人族特有のヒレやエラが見られない……」

「おーい?」

「ハッ……失礼致しました。当機は征服人形(コンキスタドール)[ウルハ=346]、深海探索を主目的として製造された環境調査型征服人形の1機であります」

 

 気障っぽい話し口は、あまり刺さらなかったようだが……名前は聞くことができた。そのまま、どうしてこうモンスターに追い回されていたのかの理由も聞き出す。

 話を聞くと……少し前、深海の中でも更に深みにあるエリアに鎮座する『主』の反応が消失したことを確認したウルハは、それまで危険過ぎて見送られていた深海の潜水調査を開始した。

 

 危険な存在だった『主』が消えたことで、調査はある程度の段階までは順調に進んでいた。

 しかし、ガラ空きになっていた『主』の縄張りは新たな支配者によって占拠され、その範囲内で活動していたウルハは攻撃を受けてしまう。

 

 命からがら、どうにか新たな『主』のテリトリーから脱出することはできたが。その代償として両脚を失った上に、逃走中スレーギヴン・キャリアングラーを刺激してしまい、今度はアンコウとその眷属との追いかけっこになってしまう。

 逃走の中で更に右腕も失い、流石にもう万事休すかと考えていたところに私が来たことで、どうにか助かることができた……と。ここまでが彼女の身に起こった出来事なのだそう。ほぼダルマになった上で、よくぞここまで生き延びたものだ……生き汚い奴は大好きだぜ、特に味方ならね。

 

「その『主』って奴は、ひょっとしてアトランティクス・レプノルカ"三位一体(トリニティ)"のことかい?」

肯定(はい):アトランティクス・レプノルカ種の喰纏種(キメラ)が深海三強と並び称される2種……スレーギヴン・キャリアングラー、アーコリウム・ハーミットを捕食しその能力を獲得・強化した別名『雷輝の冥王』とも称される特殊個体です。生み出した眷属の集める食糧で十分な栄養を確保できるために、普段はテリトリーの外から出ようとしないのですが……それが何故か消えてしまった」

「それは私の仕業だ」

疑問(え?):それは、どういう……あ」

 

 ワザとらしく装備をアピールしたが、ウルハはその素材の正体にしっかり気付いたようだ。正確には私一人の力じゃなくて、深海の多くのモンスター達の協力あってだけど……まぁ、その辺はいちいち言及するまでもないだろう。

 征服人形との契約が、どういう条件で行われるのかは分からないけど。今の状況で私を逃そうとは考えられないんじゃないか?この偶然の出逢いを活かさずして、どう生き延びるというのかね?

 

「確認:個体名を教えていただきたく」

「ロンミンだよ」

「個体名・ロンミン。あなたに当機との契約を要請します」

 

 ──よし、やっぱりそう来るよなぁ?

 

 契約にどんな条件があるのかは分からんけど、生きるためにできることはやる。そういう姿勢を取れるなら契約を持ち掛けてくるだろうと思っていたがやはりそうだった。

 まぁ、条件未達成故に、何も言ってこないなんてこともあり得たけども……そうなったならそうなったで覚悟が決まってるってことだし、その判断を尊重してやるつもりだった。契約をちゃんと持ち掛けてきてくれたから杞憂だったけどね。

 

「当然、受けるに決まってるさ。よろしく……確か型番の捩りを名前にするんだったね。なら、お前は346番だから『ミシロ』、か」

「……それでは、契約シークエンスを開始します」

 

 サイナに倣って型番を捩った名前で呼ぶと、言葉こそ無かったものの明らかな反応があった。同型の姉妹が沢山いる中で自分だけの固有名詞を持てるということは、征服人形にとってはとても重要なことなのだろう。

 ちなみに契約の方法は、ミシロが私の腕に噛み付いて血液を採取し、その情報を登録するというものであった。ちょっとビックリしたけどこれが当たり前のことみたいだし、ミシロも一切の躊躇い無くやり始めたからこっちも落ち着いてき……いや、何か変な気持ちになってくるな……

 

「………………!!」

 

「おっと、アンコウ直々にお出ましか」

「……!マズいですね、まだ契約シークエンスは完了していません!」

「言ったろ、私に任せなって」

 

 契約のためにその場から動かずいる間に、それを狙ってか、スレーギヴン・キャリアングラー本体による襲撃が起こる。奴隷にした魚が簡単に蹴散らされたのを見て自ら戦う気になったのだろう。

 このままでは不利……だが、今更アンコウ一匹に負けるような私ではない。せっかく良い感じの従者が手に入るのだ、ご主人様としてカッコいいところをまず見せてやろうではないか。

 

 ──お前の相手は、片腕で十分よ!

 

 右腕を噛ませたままミシロを背負い、左手にアモルパレントを装備してアンコウを迎え討つ。

 本当は、雑魚を一掃できる制圧力を持つ冥雷輝炎刃かより小回りの効く画竜点睛を使いたかったんだけど……人一人分を背負ってる状態じゃ寧ろやり難いしこっちが今は合っている。

 

愛憎反転(リヴァーサル)

 

 アモルパレントを『憎悪の剣』モードに切り替えて更に「独身貴族(ロンリービート)」を発動。蒼く染まった大剣と孤高の雄蜂の力で奴隷魚の群れに斬り込んでいく。

 独身貴族の効果は、ソロ限定でのバフと敵の数が多い程発動確率の上がる即死効果。ミシロはまだ私の仲間ではないので問題無く使えるのだ。久し振りに有効に使える場面の来たスキルだけど、こうして使ってみるとやっぱり──

 

 ──万全だと、ぶっ壊れだよなぁこのスキル!

 

 数で勝るという、戦闘における絶対的なはずの有利が一転自分を殺す災いに変わる。

 スレーギヴン・キャリアングラーの用意した大量の魚達が、アモルパレントによってバタバタと薙ぎ倒されていく。同時にクリティカル攻撃でブレイクゲージを稼ぎ、蒼炎を発動。蒼の刀身に怒りの炎が灯り光届かぬ深海を明るく照らす。

 

「おらよ、燃えちまいな!」

 

 水の中に在りて、しかし消えることはなく煌々と輝く蒼炎が奴隷魚を蹴散らし、アンコウ本体へ続く一本道を作り出す。

 この後の心配もあるし、あまり長くコイツ1体だけに構うつもりは無い。強力な攻撃で即座に仕留める──そのために、これまでのレベルアップで増えたり強くなったりしたスキルを、新たに連結させて同調連結スキルを得たのだ。

 

「一発で決めるぜ」

 

 連結したスキルは7つ。

 

「剛断剣『激震地衝斬』」

「破壊神:LV.MAX」

「ストリームドリフト」

真界観測眼(クォンタムゲイズ)昇華(スタンバイ)

星幽界導線(アストラルライン)昇華(スタンバイ)

無重律の恩寵(スペースチャージ)昇華(スタンバイ)

「畢竟雲耀:LV.6」

 

 その効果は『目線で対象にマーキングを施し、その部位に攻撃を命中させることで、与ダメージが本来の50倍になる』というもの。

 そして補助効果として、ストリームドリフト由来の曲線移動力の強化と畢竟雲耀由来の移動速度上昇効果を持ち、マーキング部位への攻撃が少しだけだが当てやすくなっている。代償としてマーキングは5秒しか持続しないし、失敗するとしばらくの間盲目状態+MP0に固定されてしまうが……そのデメリットを受け入れて余りある性能を持っている。

 

 スレーギヴン・キャリアングラーの額にマーキングを施し、鞍馬天秘伝と天を越えて尚高く(ハイアーザントップ)で頭上まで一気に移動。極点観測眼(メロウゲイズ)黒影逆落とし(いちのたにたゆうぐろ)を発動しマーキング目掛けて落ちるように突貫する。

 

「ミシロ、間違って自分の舌まで噛むなよ!」

「……はい、問題ありません!」

 

 ──よくこの状態ではっきり喋れるな……

 

 私の手を噛みながら、よくもまぁ流暢に言葉を発せられるものだと感心する。発声の仕組みが普通の人間とは違うのだろう、私ならまともに口を聞けなくなる状況でもミシロは普通に話せるのだ。

 いやまぁどうでもいいことか、そんなことよりもちゃんと攻撃を当てられるかどうかだ。少しでもズレればこのスキルの良さは死ぬが、勿論そんなことにするつもりは毛頭無い。

 

「………………!!」

「久しぶり、そして、さようなら!」

 

 連結ランク7、最強クラスの一点突破スキル……その名を「無慈悲なる一閃(クルーエル・サイン)」が、アンコウの額に施されたマーキングを貫き通した。

 瞬間、特大の爆発が起こる。アンコウが死の間際に起こす自爆ではない……無慈悲なる一閃(クルーエル・サイン)が命中したことで増加したダメージの余波が、爆発という形で現れたのだ。

 

 ──ヒュウ、一撃!

 

 スキル単発ではなく、蒼炎や他のスキルによるバフもあったとは言えアンコウを一撃撃破。最後っ屁の自爆すらさせる暇も与えず、深海三強の一角を討ち果たすことに成功したのだった。

 爆発によって散らばった素材を回収しつつ、取り残された奴隷魚も全滅させる。ご主人様を失った烏合の衆など、どれだけ元が強かろうと大した脅威にはならない。数が多い分それなりに時間は掛けたが特に苦労せず殲滅は完了する。そしてそれと同時にミシロの作業も終わったようだ。

 

「驚きました。あの『海の女王』をいとも容易く撃破してしまうとは……今の二号人類はここまで力を付けているのですね」

「私レベルのはそういないんじゃ無いかなぁ。そんなことより契約はこれで終わりかい?」

「はい。これより、ウルハ=346は貴女だけの人形となります。何なりとご命令を、ご主人様(マイマスター)

「よろしくね、ミシロ。早速だけど……」

 

 契約を交わして初のマスターからの要望に、ミシロは半分無い肩を強張らせ身構える。

 

「……この辺りで、セーブできるような場所があるか知らない?」

 

 新たな深海の主と戦いに行く、とでも言い出すのかと思っていたのだろうか。覚悟を肩透かしされ漫才のようにズッコケるミシロであった。




【ウルハ=346(ミシロ)】
 かつてのアイドルグループ『シュテルンブルーム』のメンバーの一人「ウルハ・シノミヤ」をモデルに製作された征服人形(コンキスタドール)の一体。
 ウルハ型は深海など、本来人間が生存し得ない環境での調査活動を主任務としている。その分危険も多いためロストした機体も多く、ミシロ以前のナンバーの機体は4機しか残っていない。
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