その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生?   作:ミュウにゃん

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Ep14 魔法探知機とデュアンの推理

 

 

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   デュアン「……」

   アステル「……デュアン……どうしたんだ?」

     イマ「そう言えば、単独行動をしてたけど……何をしてたの?」

   デュアン「情報集め」

   ディザスタ「情報、ですか?」

皆の視線がオレに向けられている・・・

 

誰も居ない教室に入る。

 

   デュアン「今回の事件……通称ブロンズファントム……オレは最初っからレーン助教授が犯人にすら思ってない」

 

   アステル「だが、警察の魔力探知機では……」

     イマ「そうよ、説明がつかないわ」

   ディザスタ「何か、考えがあるんですね?」

   デュアン「話を続けるぞ……誰かがレーン助教授に罪を擦り付けようと考えるようになったのは……犯行動機だな」

  

   アステル「愉快犯って考えじゃ……」

   デュアン「それは違う……そもそも、全ての犯行がバラバラに見える行動だが、パズルのピースの様にはめ込めば……一つしか考えられない」

 

     イマ「え……ピース?」

   ディザスタ「イマイチ要領が得ませんね……ハッキリ答えてくださいよ」

 

   デュアン「そうだな……レーン助教授は囮つまりは生贄(スケープゴート)にされたと……考えるのは、とある理由があると思ったんだ」

 

     イマ「理由?」

   デュアン「ヒント1は、聞き込みすれば良い……ヒント2、ブロンズファントムの犯行行動……ヒント3、この魔法学院は、謎の地下室がある……以上の理由がレーン助教授が犯人ではないことの証明だ」

 

   アステル「意味が分からない……どういうことだ?」

     イマ「……私も、答えを教えて」

   ディザスタ「ボクは……ちょっと考えてみます」」

   デュアン「んじゃ、答えが分かったら……オレに言ってみると良い……オレは暫く此処に居る」

 

   ディザスタ「そう、ですか?」

   アステル「また別行動かよ……」

     イマ「本当に調査してるのでしょうね?」

   デュアン「ちゃんとしてるさ……さ、レーン助教授のところに行ってらっしゃい」

 

三人は、そのまま教室から出ていく。

 

   デュアン「さてと……」

今までの情報での推理。

 

まず、レーン助教授は犯人ではない。第二者または第三者の擦り付けにおける理由と断定。

 

魔力探知機なんてものは、捜査では不必要なものだからな。他人の物とすり替えられる・・・。

 

そして、犯行理由は・・・おそらく、人間に変身できる魔物の血を求めている。

 

・・・ブロンズファントムの正体は、魔法学院の生徒。そして、レーン助教授を囮に出来るのは・・・おそらく、教師クラスの子供だな。

 

行方不明者も、リカルドの子供だと言っていた。・・・犯行を隠すためだな。

 

問題なのがゴヴァン。おそらくディザスタって子は、競売に掛けられている母娘なんだろう。なら助けてやらなきゃな。さて、準備をしなきゃな。

 

一般貴族様を追い出す方法……恐怖を体験させれば良い。

 

さてと、下水道で掴まえたネズミを10匹を収納から取り出し・・・

 

魔物化(ネドラ)をかけ、ネズミを魔物化させる。

 

後は、この遠隔タイマー式ダミー爆弾煙発生装置を至るところに設置すれば、完璧だな。

 

オレは、収納から「虹星魔剣(フォーヴァイス・グラ)」を取り出し、腰に差す。投擲用ナイフを数本胸ポケットに仕舞った。

背中に龍脈の魔剣を右腰に差す。後は、セラフィム・バハムートラグーンを後ろ腰にセットする。

 

投擲用のナイフには「斬鉄」「強靭」「耐酸性」「解毒」「破壊不可(デュランダル)」を付与して、更に再生魔法と魂魄魔法でレベルを上げる。

 

それにしてもこの魔法学院。歴史は古いが、建物自体が出資している有力者達の意向で何度も改築されてたな。なら、地下施設に行けるルート場所は、限られているな。

 

~~~~~~~

 

   アステル「レーン先生、いいひとだったな……」

     イマ「……そうね。あんなに、子供みたいに嬉しそうに……。それに私たちが魔力探知機を持っていたことを『そんなこと』って……芝居だったとして、とっさに出る言葉なのかしら」

 

     イマ「なによりも私たちが出会った犯人の雰囲気とあまりにかけ離れてる」

 

   ディザスタ「リカルドと言う人、ローブの裾が少し濡れていました」

 

   アステル「……?」

   ディザスタ「それから……、別の……何かの臭いがあれは、カビの臭い……?」

 

      イマ「カビの臭いって……どういうこと?」

   ディザスタ「カビの臭い……カビ。水はけの悪い……濡れた地面、暗い、ジメジメした場所……、……地下室?」

 

   アステル「地下室?イマ、そんなものがあるって聞いてる?」

     イマ「……あ。そう言えば、デュアンが……秘密の地下室があるって言っていたような……その最新の調査資料にすら、どこにも地下施設のことなんて書かれていなかった」

 

   ディザスタ「一致しない犯人像……、存在しないはずの地下室」

    3人『……』

   アステル「……このままだとレーン先生、逮捕されちゃうんだよな?」

 

     イマ「今の統計して、デュアンに答え合わせしてみる?」

    ディザスタ「そうですね……デュアンなら情報を知っていそう……」

 

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    イマ「ディザスタ。あなた、警察の人間じゃないでしょ?」

  ディザスタ「―――――っ!」

    イマ「やっぱりね」

  ディザスタ「……何故、そう思ったんですか?」

    イマ「さっき、警察を非難するようなことを口走ったでしょ?軽視総監の態度やアステルを誤認逮捕した警官のやり方を見てればわかる。この国の警察はそんなことを絶対に許さない……それに、デュアンなら多分。ディザスタが警察の人間じゃないって気づいてると思うよ」

 

  ディザスタ「やはり、イマお姉さんとデュアンお兄ちゃんは頭がいいですね」

 

     イマ「誤解しないでね。どうこうしようってつもりもないわ。でも、貴方の目的は聞きたいかな……と思ったけど、デュアンなら知ってそう」

  

  ディザスタ「…………ごめんなさい。今は何も言えません。でも、お二人に協力して貰うことでしか現状を打破できる術がない」

     イマ「……そう。なら、もう一つ、言い当てていい?」

  ディザスタ「え……。他にはなにも……」

     イマ「私たちの助けが必要だと本気で考えたのは、ついさっきでしょ?」

 

  ディザスタ「……っ。はい……」

     イマ「あんなに真っすぐに誰かを助けたいっていい切れるの、私が知ってる中でもアステルやデュアンだけだからね」

 

  ディザスタ「彼女達は本当に勇者だったんですか?」

     イマ「それが真実なのかどうか、本当のところはアステルやデュアンにしかわからないわ」 

    

     イマ「デュアンはどうか分からないけど……アステルは誰かの言葉を何の疑いもなく信じるだなんて、そんなのは寄り掛かって、縋ってることと同じ――――でも自分の事なら分かるはずよ。アステルを信じられるって思えたなら、それを信じればいい。そうでしょ?」

 

  ディザスタ「そうですね……その通りだと思います」

 

 

~~~~~~

 

   デュアン「随分、早かったね……君たちの推理を聞かせてもらおうかな?」

  

     イマ「正直に答えてほしいの……もう全て答えが分かったの?」

  

   デュアン「ああ……オレは犯人が分かっている。推理を聞かせてもらえるか?」

 

     イマ「推理ってほどじゃないけど……レーン助教授に魔法探知機を持っていたのにもかかわらず「そんなこと」で済ませてくれた」

 

   アステル「オレは正直、レーン助教授が犯人じゃないことは確かだった」

 

   ディザスタ「……ボクは……リカルドが犯人だと思います……カビ臭い、水はけみたいな臭いがしたから……犯人じゃないにしろ……何かを隠してるように見えます」

 

   デュアン「辛口評価で55点。まあ、及第点として、答えを教えてやる……この魔法学院で行方不明者が居る。そしてその行方不明事件からリカルドの性格が分かってしまった……娘を失った喪失感なのか、魔物化した娘を助けるために……ゴヴァンに魔物の血を分けてもらってるからか……地下室の入口はゴヴァンの研究施設にある……」

 

      イマ「凄い……これなら、犯人を掴まえられ……」

   デュアン「……犯人が捕まったとしよう……悪影響で、暴れたら……講義中のイマみたいに魔力制御が暴走して、ドカーン!と大爆発する……とにかく、急いで地下室へ行くんだろう?」

 

   アステル「ああ!そのつもりだ」

   デュアン「これから起こる余計な感情は一切捨てろ……いいな?」

 

~~~~~~~~~

オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?

  • 誰でもいい
  • アステル
  • イマ
  • ディザスター
  • ハーレム(3人娘)
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