その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生?   作:ミュウにゃん

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Ep15 仕掛け

 

 

 

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  デュアン「今回の犯人についてだが、リカルドが実行犯――――ではなく、魔法探知機を誤報させた犯人……言うなれば……実行犯かな?」

 

  アステル「それで、レーン助教授をダシに使われたのか……でも、リカルドが実行犯なのか?」

 

    イマ「理由が分からないわ」

  ディザスタ「……」

  デュアン「リカルドには一人娘が居る……当時、オレとアステルは魔王退治に行っていて分からなかったが……魔王討伐後、オレは新聞を読むようになった……そこで、とある街で氾濫(スタンピート)が起きていた事が分かっていた……死者こそ出なかったが……この魔法学院で聞き込み調査をしていて、一人の生徒が行方不明になっていたことが明らかになった」

 

  アステル「病欠じゃないのか?」

  デュアン「半年前以上だ……リカルドの態度が変わったのもその頃だ……そして、ブロンズファントムの正体は……おそらく、リカルドの一人娘で……名前は「グローリア」だな」

 

    イマ「魔法学院の生徒が、ブロンズファントム!?」

  アステル「なんで、そんな結果になるんだよ!!」

  デュアン「ブロンズファントムの狙いは……血なんだよ」

  ディザスタ「!」

    イマ「血……?」

  アステル「それが、ファントムの狙ってる理由?」

  デュアン「ただの血じゃない……人間に変化する魔物の血が目的だ……以上が、この事件の真相だ」

 

  アステル「なんで血が必要なんだ?」

  デュアン「グローリアが不治の病に患っている場合と、グローリアが理性が残っている魔物化した場合だ……当然、魔物化した人間が、警察機関が許すわけがない……速攻で抹殺だろう」

 

  ディザスタ「…………」

     イマ「た、確かに……でも、デュアン……ルタみたいに魔物化から人間に戻せたじゃない……できるの?」

 

  デュアン「生粋のクズだったら、オレはルタみたいに殺してから、生き返らせることは出来る……ただ、グローリアは理性が残っている……なら、助け出せる魔法を作る……さて、此処がリカルドの研究施設だ」

 

オレは、研究施設に入る。

 

   アステル「リカルドはいないみたいだな……」

   デュアン「よし、怪しいところがないか虱潰しに探すぞ」

 

     イマ「魔法幾何学模様について……」

   デュアン「それは、地面に赤粉末に青粉末に水銀を垂らして魔法陣を作る事ができるんだ……大抵は遊び半分の魔法で、学者はそれを使って疑似転移魔法を作ろうとしているんだ……他には束縛型封印魔法とかな」

 

  ディザスタ「詳しいですね」

   デュアン「オレも、作ったことがある……魔王城で、敵を殲滅するのに使った」

 

   アステル「あー……あれか」

   デュアン「攻撃魔法だな……4000Lの水を毎秒流し込み、敵を溺れさせたヤツだな……今思えば、スクロールに書き込めば良かったよ……」

 

   アステル「お前、トドメとばかりに雷魔法を落として、魔物達を感電死させてただろ……えげつなかったぞ」

 

   デュアン「楽に進めたから良いだろ……」

   アステル「まぁ……そうだが」

 

   デュアン「ん?」

   アステル「どうした……?」

   デュアン「よくみると地面に擦れたような痕跡があるぞ」

オレはしゃがみこみ、見ることに・・・

 

   デュアン「うん……空気が通ってるな……それに、駆動音も聞こえる……」

 

なんだろう。機械が動いてるような。オレの神眼は一度捉えた相手を見ることしか出来ない。

 

   デュアン「んしょっ……」

起き上がろうとした時に、ちらりと見えてしまった。

女子三人のパンツを・・・いやいやパンツは関係ない

 

   ディザスタ「……!見て下さい……、板ぞ子にスイッチがあります」

 

      イマ「それって……!」

ディザスタがスイッチを押すと・・・

 

   アステル「宝箱が開いた……!」

   デュアン「おいおい……それはリカルドの物だぞ……持っていったら、言い逃れのない窃盗で逮捕されるぞ」

 

   アステル「ちぇっ……良いじゃないかよ」

     イマ「ハズレみたいね」

   デュアン「んいや……これで、第一条件がクリアされた」

   ディザスタ「アステル、本棚の両端を持って揺すってみて下さい」

 

   アステル「あ、あぁ」

   ディザスタ「それは後で。さあ」

   アステル「う、うん……、よいしょ……、あ……。ダメ、これ重いかも。もう一回」

 

アステルは「うおぉーっ!」とか「うんひぁ」とか叫びながら本を揺すっている

 

   デュアン「……」

   アステル「やっぱ重っ――――くううぅ!」

   アステル「ふぬーっ!んほぉー!負けるかぁ~~~っ!」

おいおい、ディザスタが笑いを堪えてるぞ

 

    ディザスタ「……っ、……っ」

      イマ「アステル、真面目にやりなさい。あなたの面白い顔でディザスタが噴き出しそうになってるじゃない」

 

   アステル「笑いとってるわけじゃないからっ!」

本棚を揺さぶると1冊だけ揺れない本がある。

 

    ディザスタ「見つけた……!」

   デュアン「ふむ……ストッパーだな、この本を引いていから―――スイッチを押すと……」

ガチャンっと本棚が動き、地下の道が開いた

 

    アステル「ええ!?どゆこと!?」

    ディザスタ「宝箱が開いたことで、板底のスイッチはそのためにあったのだと誰でも思い込む―――」

 

   デュアン「ま、宝箱に注意を向かせるために真実を隠す……ただの古典的な心理トリックだな……隠すならもっと複雑かつ難解な方法が好きだよ」

 

   デュアン「例えば、さっきの本棚の仕掛けに、66秒以内に66桁の数字を入力しながら、666秒以内に6666ピースのミルクパズルを組み立てるとか……」

 

    アステル「いや、666秒以内に6666ピースを組み立てるほうが難しいと……てか、それはもはや……何かを隠してますって言ってるようなものだから」

 

   デュアン「ま、アステルは自ら古典的なトリックに引っかかったって訳だ」

 

   アステル・イマ「「………」」

   アステル「デュアン、ディザスタ、賢いっ!?」

     イマ「ディザスタ……貴方アステル100人分くらいの賢さだわ……!」

 

   アステル「今なんて?」

   デュアン「イマさんだけに?」

   アステル「違う!そういう意味じゃ……ってか、ダジャレを言ってる場合じゃないだろう」

 

   デュアン「そうだな」

オレらは地下室に向かった・・・・

 

~~~~~~~~~

 

オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?

  • 誰でもいい
  • アステル
  • イマ
  • ディザスター
  • ハーレム(3人娘)
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