その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生?   作:ミュウにゃん

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Ep16 地下施設

 

 

 

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  アステル「これって――――」

    イマ「地下にこんな広大な空間が……信じられない」

  ディザスタ「確かに古いですが、人の手が入ったような形跡がありますね」

 

    イマ「複雑な彫刻……宗教的な場所なのかしら?」

  ディザスタ「と、いうより……」

  アステル「ひ……!そ、それ、何の骨……?」

  ディザスタ「太さと長さから見て、成人男性の大腿骨です」

  アステル「そういう意味じゃないですけど!?」

  デュアン「それにしても……此処はお墓か?」

  アステル「ひぇぁ~、帰りたいよぉ」

  デュアン「ええい!くっつくな、抱きつくなアステル」

 

  アステル「ひいぃぃっ!い、今、柱の陰で何か動いたぁ!」

  デュアン「あー……あれは、魔物だな」

    イマ「もぉ、オバケなんているわけないじゃない」

  アステル「でも、でもぉ!ひゃぁああぁぁっ!」

    イマ「やれやれ」

  デュアン「はぁー……」

  ディザスタ「イマとデュアンはオバケが怖くないんですか……?」

 

    イマ「怖くないってことないけど……オバケを怖がるの嫌いなのよ」

 

  ディザスタ「嫌い……?嫌いだから怖くない?」

     イマ「何て言えばいいのかな……オバケを怖いと感じるのは本能的な恐怖心でしょ?でも居ないものを怖がるのは論理的じゃない……怖いことを認めちゃうと本能に負けた気持ちになるよね。だから怖がるのは嫌い」

 

  デュアン「ふぅ~ん……」

  ディザスタ「……なるほど、興味深い考えですね。それで、デュアンは怖いものは無いのですか?」

  

  デュアン「オレは人間が怖いね……」

  ディザスタ「え?」

     イマ「何で?」

  デュアン「人間の本質は欲望だからだな……それに、何もかも喪った人間がとる行動は怖いものは無い……それに、……オレは、……」

 

人間じゃない――――と言いたいところだが、まだ言う必要は無いな。

 

     イマ「確かに……怖いね」

   ディザスタ「デュアンは、……その……殺害に関して何の躊躇いも無いのですか?」

 

   デュアン「オレは人殺しが好きという訳じゃない……人の尊厳を無視をしたり、オレの大事な仲間や友を傷つけるやつに容赦しないだけだ……それが例え、元親でも……王様でもな」

 

     イマ「一番怖いのは……」

   ディザスタ「デュアンかもしれないですね」

    デュアン「おいおい、オレは人畜無害の少年ではなかった青年だぜ」

 

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   デュアン「それにしても、仕掛けが面倒くさい」

  アステル「レバーを引くのが大変だぜ」

   デュアン「仕方ない……、ディザスター……弓を貸してくれ」

  ディザスタ「え?矢は?」

   デュアン「要らん……」

  ディザスタ「分かりました……」

オレは、ディザスタだから弓を受取り・・・

 

   デュアン「《由縁縛鎖(ギチェルジェ)》!」

オレは弓を引き、透明な楔をレバーに巻き付け、引っ張ると・・・レバーが引かれ、足元に床が出現する。

 

   ディザスタ「凄いです」

   デュアン「本当なら、下級魔法で威力を最小限にしたいが……面倒くさいからな……弓でやった方が良い」

 

   アステル「……やっぱ、すげえよ、デュアンは」

   デュアン「……とにかく下まで行くぞ」

 

  

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   デュアン「地下3階から魔物の数が増えてきてる……」

   アステル「うわぁ……骸骨の魔物や魔法使いがいっぱい」

   デュアン「はぁー……ざっと40体か……」

オレは、虹星魔剣フォーヴァイス・グラを左手で持ち、意識を全集中させ、終滅の神眼を魔法化させ、フォーヴァイス・グラに付与。

 

   デュアン「死ねっ!」

オレは、斬撃を飛ばすと・・・40体の魔物が一瞬で消滅した。

 

     イマ「え?」

  ディザスタ「今……攻撃が当たってない魔物までが……」

  デュアン「攻撃が当たらないと言って、敵が倒せないとでも思ったか」

  

   アステル「いや……強すぎるだろ……」

   デュアン「この剣の能力の1/10も使ってないぞ……それに、こんなんじゃ満足できない……」

 

オレは異空間収納から、数ヶ月前に作った特性のナイフと水銀をポケットに仕舞う。

 

グローリアを助けるための魔法が完成したしな。

 

その名は《魔力吸引(マナス・ドレイン)

 

対象の魔力だけを取り除く魔法。ただ、魔力が枯渇すると、衰弱してしまう。あの時、血を吸っていたグローリアは、魔力を完全に枯渇させると、死に至る。だから、魔力供給の為に、魔法陣の素材に使う水銀が必要だ。

 

 

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  アステル「なんだよ、ここ……」

  デュアン「(あの機械は……アースラや時の庭園で見た、医療ポットと……クローン生成マシーンだ……此処は、本当にリリカルなのはの世界線だった?いや、神眼で鑑定だ……、……リリカルなのはの世界線の物ではない……だが、クローン生成マシーンというのは当たりだな)」

 

  ディザスタ「……」

     イマ「ねぇディザスタ、何の機械だか分かる?」

  ディザスタ「ここにも……いないの?」

   アステル「ディザスタ……?」

  ディザスタ「!ごめんなさい……見ただけでは……でも何かの手掛りは掴めるかもしれない。あちこち調べてみましょう」

 

それぞれ、別れて行動した。

 

 

 

 

  デュアン「……(クローン生成マシーン……培養液……ん?あれ……クローン素体に必要な、クローン素体を育成するキッドがないぞ?)」

 

   ディザスタ「その機械を見て……なにか分かりました?」

  デュアン「ああ……こいつは、クローン生成マシーン……しかも、人体を錬成できるタイプだな」

 

   アステル「クローン人間が作れるってことか?」

  デュアン「作れると言っても、所詮はレプリカ……そもそも、この機械で作ったとしても、魔力回路、魔力制御、魔力量が無い……出来損ないが出来るだけだ」

 

 

   アステル「それは……」

   デュアン「生きてる人間にクローン化させれば……完全な生きている人間を模倣できる」

 

   ディザスタ「……」

    アステル「……」

   デュアン「これを悪用すれば、大規模魔法の実験体に使うことが出来る……」

 

      イマ「なんで、これがクローンだと分かったのかしら?」

 

   デュアン「……直感だ」

 

 

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オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?

  • 誰でもいい
  • アステル
  • イマ
  • ディザスター
  • ハーレム(3人娘)
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