その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生?   作:ミュウにゃん

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第四話 一つの呪い、一つの命
Ep19 ディザスタ


 

~~~~~~

 

  ディザスタ「デュアン……何故分かったのですか?ボクが魔物だと?」

   デュアン「分かったのは、お前と初めて会った時……つまりは、その姿で登場した時だ……オレは一つカマを掛けていた「ディザスタも、魔物の子供と一緒に」と発言した時だ……あの時の会話で全てを察した」

 

  ディザスタ「……」

ディザスタは、魔物の子供に、人間に変化する

 

   デュアン「ふむ」

  ディザスタ「納得して貰えましたか?」

 

  デュアン以外の一同「「「………」」」

 

    レーン「驚いた……まさか、人に化けられる魔物がいるだなんて」

   リカルド「―――つまり、捕らえれた魔物も君と同じ……」

  ディザスタ「このままではボクのお母さんが、あなたの言う薬に変えられてしまう……デュアン、ゴヴァンの居場所を教えて下さい。ボクはお母さんを取り戻したいんです」

 

   デュアン「わかった……教えるよ……リカルドに薬を売っているのは、ゴヴァンだ……そして、その場所は地下施設にあるゴヴァンのカジノだ……ほぼ間違いなくディザスタの母親はそこにいる」

 

   リカルド「それなら……ゴヴァンの奴が戯れに置いてあった会員証があったはず」

 

   デュアン「ああ、それはオレが持っています……プラチナカードが、ね」

 

 

 

   リカルド「なんと……」

   デュアン「ちなみに、ゴヴァンは……逮捕できないぞ」

     イマ「え?逮捕できないってどういうこと……?」

   リカルド「シャリーゼ王女が……後ろ盾になっている」

   アステル「なんだって!?」

   デュアン「まあ、驚くよな……」

   リカルド「詳しいことは私にもわからないが、多少のことは揉み消されてしまうだろう」

 

    レーン「まさか、あのシャリーゼ姫が……」

   リカルド「君―――私が言えた義理ではないが……無事、お母さんを助け出せることを祈っている」

 

   ディザスタ「言われるまでもありません」

 

   デュアン「さてと……んじゃ、先にやっちゃいますか……」

オレは、そういい・・・リカルドに近づく

 

    リカルド「私に何か用なのか?」

   デュアン「眠ってる間に済ませたいからね……扉を開けてくれ……魔物化現象を多少抑えられる魔法を使う……」

 

    レーン「そんな魔法があるのかね」

   デュアン「ええ……自作ですが……」

    リカルド「分かった……開ける」

オレは牢屋に入り、まずやるべきことは・・・・

 

 

   デュアン「《活性増幅(ガガリア)》……」

   リカルド「見たことのない魔法だ……それに、その魔法陣も……」

   デュアン「この魔法は活性増幅(ガガリア)と言って、再生力を高めて、回復力を上げる魔法です……そして」

 

オレはコートから投擲ナイフを取り出し、自分の手の動脈を思いっきり切り裂く。

 

手でルーン文字を書き始める・・・

 

 

   デュアン「……、……、……」

オレへの負担を軽減と、グローリアの負担を減らす魔法陣を書いた。

 

懐から水銀を垂らし準備完了

 

   リカルド「魔法円環陣っ……」

更に、背中にある竜脈の長針を魔法陣の中心に突き刺す。

 

   デュアン「……我、ただのデュアンが天に命じ、地に命じ、理を切除し、繋げ、膿みを吐き出させよう。龍脈の力よ。我が魔力と竜脈の力と共に力を成せ、力の根源足るただのデュアンが命ずる。森羅万象を今一度読み解き、彼の者呪いの苦しみを解放せよ!リベレイション・アンチカース・ペインX!」

 

よし、これで・・・

 

   リカルド「そ、その魔法は……」

    レーン「竜脈と自身の魔法を融合する魔法……」

   デュアン「……魔力吸引(マナス・ドレイン)!」

神眼を使い、魔物化した原因のナニカと魔力を吸収する・・・

 

   アステル「デュアン!?」

   デュアン「ぐっ……ぁぁあああがぁぁ!!!」

大量の異物が俺の体に流れ込んでいる・・・

 

     イマ「デュアン、大丈夫!?」

   デュアン「ぐぅぅう……」

まだだ、まだ吸収できる・・・だが、全身の細胞が拒否反応を起こしている、痛い苦しい、辛い・・・だが、オレは少しだけ顔を怪訝そうにするが、痛みで叫ばず、暴れないだけ褒めて欲しい・・・

 

   デュアン「……げほごほっ……」

こ、これ以上は・・・マズい。俺の魔力回路がヒリヒリして熱くなってる・・・これは、限界突破(オーバーヒート)する寸前だ。

 

   リカルド「グローリアの顔と体が元に……戻った?」

   デュアン「っく……っ……吸収(ドレイン)解除」

オレは、牢屋から出て、座り込む

 

   デュアン「ふぅー……一時的な応急処置はしたが……、……余談を許されない状態だな……」

  ディザスタ「大丈夫ですか?」

   デュアン「グローリアなら平気だ……」

  ディザスタ「いえ、デュアン……貴方ですよ」

   デュアン「俺か……うん。平気だ」

   アステル「本当かあ?」

   デュアン「何なら、空中ジャンプしたり……壁走りしてみるか?」

     イマ「流石にそこまで、出来るなら……ね」

  ディザスタ「それでは、行きましょう……ゴヴァンの地下カジノへ」

   アステル「ああ」

     イマ「ええ」

   デュアン「おう」

俺は、ディザスタ達を追おうとした時、二人に声をかけられた

 

   デュアン「悪い、先に行っててくれ」

   アステル「りょーかい」

 

    デュアン「それで、何か言いたいことでも?」

    リカルド「娘の症状を回復したことに関して……礼を言う、ありがとう……だけど、……」

 

     レーン「本来人間の魔力と魔物化した魔力は波長が違う……君、もしかして……」

 

    デュアン「流石は助教授ですね……」

オレはマフラーとフード付きマントを外すと・・・

俺の首から下が黒紫色に腫れ上がっている。まるで、殴打された後のような・・・

 

    リカルド「!?!」

    レーン「その黒紫色……まさか……」

    デュアン「俺の寿命……持って、20年以下でしょう」

再成の警告を無視したもんな・・・まあ、リカルド達に言ったのは、盛って言っただけだ・・・本当は残り13年以下だ

 

    リカルド「……、……悔いは無いのか」

    デュアン「未練はある……だけど、後悔は無い……だから気にしないで下さい……それと、この秘密は我々3人でお願いします」

  

    レーン「……分かった、あの子達いいやグローリアにも話さないと誓う」

 

    リカルド「私も誓う」

    デュアン「……、……リカルド……貴方は娘と寄り添って下さい……自首するぐらいなら親子の時間を大事に使ってくださいね……」

 

    レーン「でも、王国警察を騙すことになったら……君はただじゃすまないと思うよ」

 

    デュアン「いいや、オレには切り札が3つ存在しています……王国警察の弱み、オレが勇者パーティの功績、そして……シャリーゼと国王の繋がりがある……だから、大丈夫」

 

そう、アーレイ・ハートマンや国家警察という組織すら潰れる弱みを持っている。

 

    リカルド「…………」

    レーン「………」

    デュアン「それでは、オレもそろそろ、追いかけていきますので……」

 

 

 

~~~~~~~~~

 

    デュアン「おまたせ、3人共」

   ディザスタ「何の話をしてたんです?」

    デュアン「自首するな……親子の時間を大切にしろ……それと、竜脈の長針の魔法陣から出さない事の3つだな」

 

    アステル「なんで、あの槍を突き刺したんだ?」

      イマ「ええ……」

    デュアン「竜脈魔法……知らないのか?」

    アステル「それは知っている」

   ディザスタ「ええ……」

    デュアン「大地の地脈を沿って魔法を抽出するのが、竜脈魔法だ……竜脈の長針という槍を突き刺すことで、中継点を接続させた……発生するのは……俺の腰にある……竜脈の魔剣だ」

 

オレは、左腰から剣を引き抜き、アステルに見せた。

 

    デュアン「この竜脈の魔剣は……竜脈と俺の魔力を繋げる……恐ろしい剣だ……いつでもどこでも竜脈魔法を放つ事ができる」

 

   ディザスタ「それと槍の意味が……」

    デュアン「オレは、グローリアの周りに魔法陣を書いただろ?あれは、この剣と槍を接続させたんだ」

 

      イマ「じゃあ、デュアンは竜脈魔法を使い続けてるって訳?」

 

    デュアン「Exctory(そのとおり)

    アステル「う~ん??」

   ディザスタ「ちなみに、今はどんな魔法を?」

    デュアン「精神安定、体力回復、魔力吸引、状態異常回復継続、生命力回復……う~ん……ざっと27個ぐらいか?」

 

      イマ「27個!?27個も魔法を連続使用してるの?!」

    アステル「うひゃ~……デュアン、なんか……強くなってないか?」

 

    デュアン「まぁ……そうなるか。とにかく、ゴヴァンの所へ行くなら……転移で飛んでいった方が早い……転移(ガトム)

 

 

デュアン達は、転移する。

 

・・・・

 

 

~~~~~~~

    

 

    レーン「リカルド……彼の寿命って……」

   リカルド「……持って、13年いやそれ以下か……若者が私の娘の為に……、……くっ」

 

    レーン「彼は言った……「親子の時間が最大の罪滅ぼし」だと……だから、リカルド……彼の命を無駄にしては駄目だ」

 

   リカルド「すまない、レーン……、……」

 

~~~~~~~

 

オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?

  • 誰でもいい
  • アステル
  • イマ
  • ディザスター
  • ハーレム(3人娘)
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