その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生? 作:ミュウにゃん
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アステル「なんだ、ここ……」
イマ「派手ねぇ……」
ディザスタ「思ってたのと違う」
デュアン「此処は、ゴヴァンが趣味で作った……アンダーリゾート区画だ……」
すると、奥から大男が来た
ジョニー「お前たち……」
アステル「げ……っ!トサカの!?」
デュアン「失礼だぞ……にい……ごほんっ……アステル」
ディザスタ「(で、デカイ……)」
ジョニー「またちっちぇえのが増えてやがるな」
ディザスタ「ガーン……!」
デュアン「大丈夫だ……俺のほうが少し大きいぐらいだ」
そう。このパーティ・・・一番背が高い順で言ったら、イマ、アステル、俺≒ディザスタなんだ
アステル「フォローになってない……」
イマ「そういうあなたこそ、こんな場所で何をしてるの?」
デュアン「考えられるとしたら……用心棒に雇われたか?」
ジョニー「ああ……そうだ。ここにはカジノがあるからな……荒事も多いんだ」
デュアン「荒事、荒事ねぇ……」
オレは、知っている。イカサマディーラしている奴が居て、一人の男がブチギレて、そのディーラの左指全部へし折ったことを・・・
イマ「用心棒……、ね……ね、少しの間、私たちに協力してくれない?」
デュアン「ああ……ほんの少しのお願いだ……頼めるか?」
アステル「お、おい……、イマ、デュアンっ」
ジョニー「あ……?」
ジョニーに、嘘3割、事実7割で話した
デュアン「―――その血から作られる薬があれば、ディザスタの母親は助かる……」
本当は、魔物がディザスタのお母さんで、血がほしいのはグローリアを助けるため。うん。嘘は付いていない。本当のことを言っていないだけだ
ジョニー「……くうぅっ、そうか。ちっちぇえのに、おっかさんのために」
アステル「(うわぁ……デュアン、怖っ)」
ディザスタ「(微妙に真実を織り交ぜつつ信じ込ませてる……イマお姉さんコワイ……そして、一番怖いのが、デュアンお兄さんです。あれは……嘘と事実で会話している……典型的な大嘘吐きですね……そして、大嘘吐きなのに、本当のことを話している……一番怖いです)」
ジョニー「チッ、歳とると涙もろくってぇのは本当だな……わかった、協力してやる。お前たちには借りがあるからな……だが、厄介だぞ。そんな希少な魔物なら最高レベルの管理体制にあるに違いねぇ」
オレは、密かにニヤリと三日月状になる。
事前調査で分かっていたことだ
ジョニー「居場所を調べるだけでも難しいぜ」
デュアン「そこんところは、場所は既に目星は付いている」
全員「「「え?」」」
デュアン「希少価値のあるものは、必ず……自分の手元に置くはずだ……つまり、VIPルームの部屋の上の階……ゴヴァンの部屋の辺りだろう……ゴヴァンに奇襲を掛ければいい話だ」
ジョニー「おいおい、長生きしたかったら少しは頭を使うことを覚えるんだな……」
デュアン「ふはははっ……此処にオレが侵入した時点で、ゴヴァンの詰みは確定だ……」
オレは、異空間収納からケージを取り出す
ジョニー「ネズミ?」
デュアン「ただのネズミじゃない……俺の魔力を当て、魔物化したネズミだ……このケージには空間魔法が使われていて、現在もネズミ式に増え続けている……10日前だから……大体30000匹はいる……これを各場所に解き放てば……逃げるだろう……そして、此処には火災のベルがある……ネズミに押させて、この煙幕を立てれば……恐怖と混乱でVIP客もカジノをしている連中も逃げ出す寸法だ」
アステル「うわぁ……鬼だ」
ジョニー「オレも悪さしてる身で言えた義理じゃないが……お前、悪魔だな」
イマ「流石に……」
ディザスタ「ドン引きです……」
デュアン「確実に勝利するなら……この手しかない」
オレは、魔力を10%開放する
デュアン「そして、ジョニー……監視カメラがあるだろ?」
ジョニー「ああ……」
デュアン「換気ダクトを使えば、VIPルームに入れる……」
ジョニー「怖いな……此処の情報を全て丸裸にできるのか?」
デュアン「ああ……建物の構造は把握している……いざとなったら、天井を崩してでも……ゴヴァンを見つける」
ジョニー「そんなことをすれば死人が出るぞ」
デュアン「大丈夫……死ぬぐらいなら大丈夫……俺の魔法で生き返れる」
ジョニー「会員証は持ってるよな?」
デュアン「これか?」
ジョニー「ぷ、プラチナカード!?」
ディザスタ「これはそんなにすごいものなんですか?」
ジョニー「ゴールドカードと違って、ゴヴァンアンダリゾートの全ての施設へ入ることもできるし、タダでホテルで泊まれるし、リゾート施設やVIPルームにも入れる……その上、ある程度の資金が貰えたり、ゴヴァンが所有する物件を融通を効かせてくれるカードなんだ」
デュアン「ふむ……そんなにすごいものなのか……カジノで100連勝ちしてたら、いつの間にか手に入ったものだしなあ……そうだ!ジョニー……作戦に成功したら、このプラチナカードやるよ」
ジョニー「なに!?」
デュアン「2枚持ってるしな」
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アステル「アイツ、信用して大丈夫かな?」
デュアン「ジョニーのことか?平気だろ」
イマ「非合法なことにも手を出してる風にだけど、悪人の顔をした悪人は脅威じゃないわ」
デュアン「確かに……わかりやすくてバレバレだからな」
ディザスタ「悪人なんですか」
デュアン「なに、顔を真っ青にしてんだ、ディザスタ……ジョニーは可愛い方だぜ」
イマ「本当に怖いのは善人の顔をした悪人と悪意の自覚すらない人間、そして考えることを放棄した人間よ……」
デュアン「(うわぁ……全部俺に当てはまってるぅ)」
イマ「そういうのに比べたら、ジョニーみたいなタイプは裏表がなくて扱い易いわ」
デュアン「一言余計じゃないか?」
アステル「扱い易いって……」
イマ「ふふふ……悪人でも自分に正直な人間は直ぐにボロを出す。もし、そうなったら、その時は―――ふふふふふ」
デュアン「くっくっく……その時は俺が手を貸してやろう」
アステル「(一番怖いのイマさんと思ってたら、デュアンじゃないですかヤダー)」
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デュアン「さて、まずは、下調べにカジノ行こう」
アステル「遊ぶのか?」
デュアン「ただ遊ぶだけじゃない……下調べで監視カメラの位置をチェックするんだよ……何処が一番、人が集まりやすいか……そこに魔物化したネズミを解き放てば……大パニックだ……魔物化したネズミは俺の思念伝達魔法で、ネズミに命令できる」
アステル「だけど……デュアン、その後のネズミはどうするんだ?」
デュアン「事後処理は、ネズミに自壊魔法を仕込んである……此処の施設に人が居なくなった瞬間に、一斉に集まりだして消し炭になって消滅する魔法をかけてある」
アステル「そうか……」
デュアン「暫く、自由行動だ……プラチナカードを渡す……カジノコイン80000000枚異常はあったはずだから……自由に使うといい……リゾート施設でゆっくりするのもアリだな」
ディザスタ「また、分かれるのですか?」
デュアン「ああ……間違っても、VIPに突撃するのは、やめろよ……いいな?」
イマ「分かったわ」
アステル「ああ……デュアンの準備が終わるまでは遊んでるよ」
ディザスタ「…………」
デュアン「そうだ……通信魔法を教える……《
アステル「げっ……本当だ、知らない魔法を使えるようになっている」
イマ「魔法領域に手を加えるのは、犯罪じゃなかったかしら?」
デュアン「悪を成して巨悪を討つ……その為なら、何だってやってやるよ……それと、魔法領域とは別に魔法演算領域というのがあって、そこには絶対に触れるなよ?絶対だからな」
魔法領域は、コンピューターで言うHDDやSSD……つまり記憶媒体だ。んで、魔法演算領域はいわば、魔法の発動スピードや成長速度に影響がある。コンピューターで言ったら・・・CPUの部分。
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デュアン「《
まずはホテルエリアに偽爆弾型のスモークを発生させる装置を20個設置、これも2つの魔法で隠す。存在しない物体から煙が出れば混乱するだろう。
デュアン「次は、ステージの辺りに設置だな」
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デュアン「ふぅ……800個中475個使ったな……」
後は、このボタンを押せば・・・タイマー式で発動する。
3つの魔法を解除して・・・
カジノエリアに入り、交換所のお姉さんに・・・ギアスを掛ける。すると、脳内にどのギアスを選択するか、選べと言ってきている。つまり、この世界の何処かにCの世界に繋がる場所があるのか・・・
当然、オレは絶対遵守のギアスを掛ける。
デュアン「デュアン・オルディナ・フィア・レグトールが命ずる。このスイッチを使い、その後の混乱に乗じて逃げ、そのスイッチは捨てろ……スイッチの起動は、私が「Scary of Panic」の言葉を合図にそのスイッチを押してくれ」
交換所のお姉さん「……はい、分かりました」
デュアン「ありがとう」
よし、条件はクリアした・・・
デュアン「『アステル……用意と準備が出来た……待ち合わせは、ジョニーの所へ集合だ』」
アステル「『了解……今から向かう」
イマ「分かったわ」
ディザスタ「ジャグジー……もっと入りたかったです」
デュアン「今度な……それじゃ作戦名は恐怖の混乱だ……準備はいいな?」
アステル「『おう』」
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イマ「ここといい、リカルドの研究施設といい、ゴヴァンに繋がるものは文明水準が違うんじゃ、ってくらい別世界ね」
ディザスタ「デュアンやリカルドがシャリーゼ王女がどうって……」
イマ「……そういえば。ね、アステル、デュアン、すごく驚いていたみたいだけど、もしかして王女様と面識があるの?」
アステル「う、う~ん、面識というか、婚約者というか―――」
デュアン「オレは、婚約破棄したけどな……王族の結婚とか割に合わないし、オレは王様というより風来坊だからな」
イマ「こっ、こここ、婚約者ぁ~!?」
ディザスタ「おぉ~……ってことは、デュアンはフリーなのですね」
デュアン「……ん?その含みのある言い方……背筋がゾクッとしたぞ」
ディザスタ「気の所為です」
アステル「男だった頃の話だからな?それにオレ、シャリーゼの事が好きじゃなかったし……逆にデュアンの方が好かれてたと思うぞ?」
デュアン「……まさか」
イマ「そ、そう……シャリーゼ王女ってどんな人?」
アステル「何考えてんのかわかんないヤツだったな。いっつも笑顔なんだけど、本当に笑ってるって感じゃなくてさ――――」
デュアン「アイツを一言で言うなら……腹黒く、女性を性的に食べちゃいたい人……だな」
アステル「え”……それ、初耳」
デュアン「オレが女になった時に、危うく処女を奪われてたよ……」
イマ「デュアンも女性化できるの?」
デュアン「水を被れば、幼女になるぞ……この事を知ってるのは、社長とハーレイ氏、アステルの3人だ」
イマ「今度見てみたい」
ディザスタ「……、……イマお姉さん、食いつき過ぎでは……!?」
デュアン「やっぱ、オレは何の柵も無く、普通に結婚したいものだ……」
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ジョニー「よし!上手くいったな……」
デュアン「ジョニー……ほら、約束のプラチナカードだ……」
ジョニー「本当にいいのか?」
デュアン「大丈夫……そのプラチナカードには500億は入ってるから……好きに使え」
ジョニー「……、……なんか今回と釣り合ってないような」
デュアン「細かいと背が縮むぜ……んじゃ、ダクトに入らせてもらうぜ」
ディザスタ「あの……っ!」
ジョニー「あ……?」
ディザスタ「ありがとう……ございます」
ジョニー「……んぐっ!が、ガキが気を使ってるんじゃねぇよ……それじゃ、オレは行くからよ」
デュアン「ああ……互いに気をつけて行動するぞ」
アステル「くくく……っ!」
イマ「……ぷっ!くすくす……」
ディザスタ「え、え、えっ?あの、ボク変なこと言いましたか?」
イマ「ごめん、ごめんね。そうじゃなくて、ジョニーが赤くなってたから、つい」
アステル「アイツ、あんな悪人面して、絶対子供好きだぜ、くくく……っ」
デュアン「保育園児の先生とかやればいいのに……悪事に手を染めなきゃならないことでもあるのかね」
アステル「よし、換気ダクトを使って……入るぞ」
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オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?
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誰でもいい
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アステル
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イマ
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ディザスター
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ハーレム(3人娘)