その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生?   作:ミュウにゃん

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Ep21 調査開始

 

 

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    アステル「なんだ、ここ……」

      イマ「派手ねぇ……」

   ディザスタ「思ってたのと違う」

    デュアン「此処は、ゴヴァンが趣味で作った……アンダーリゾート区画だ……」

 

すると、奥から大男が来た

 

     ジョニー「お前たち……」

    アステル「げ……っ!トサカの!?」

    デュアン「失礼だぞ……にい……ごほんっ……アステル」

   ディザスタ「(で、デカイ……)」

     ジョニー「またちっちぇえのが増えてやがるな」

   ディザスタ「ガーン……!」

    デュアン「大丈夫だ……俺のほうが少し大きいぐらいだ」

 

そう。このパーティ・・・一番背が高い順で言ったら、イマ、アステル、俺≒ディザスタなんだ

 

    アステル「フォローになってない……」

      イマ「そういうあなたこそ、こんな場所で何をしてるの?」

    デュアン「考えられるとしたら……用心棒に雇われたか?」

    ジョニー「ああ……そうだ。ここにはカジノがあるからな……荒事も多いんだ」

 

    デュアン「荒事、荒事ねぇ……」

オレは、知っている。イカサマディーラしている奴が居て、一人の男がブチギレて、そのディーラの左指全部へし折ったことを・・・

 

      イマ「用心棒……、ね……ね、少しの間、私たちに協力してくれない?」

 

    デュアン「ああ……ほんの少しのお願いだ……頼めるか?」

    アステル「お、おい……、イマ、デュアンっ」

    ジョニー「あ……?」

  

ジョニーに、嘘3割、事実7割で話した

 

    デュアン「―――その血から作られる薬があれば、ディザスタの母親は助かる……」

 

本当は、魔物がディザスタのお母さんで、血がほしいのはグローリアを助けるため。うん。嘘は付いていない。本当のことを言っていないだけだ

   

    ジョニー「……くうぅっ、そうか。ちっちぇえのに、おっかさんのために」

 

    アステル「(うわぁ……デュアン、怖っ)」

   ディザスタ「(微妙に真実を織り交ぜつつ信じ込ませてる……イマお姉さんコワイ……そして、一番怖いのが、デュアンお兄さんです。あれは……嘘と事実で会話している……典型的な大嘘吐きですね……そして、大嘘吐きなのに、本当のことを話している……一番怖いです)」

 

    ジョニー「チッ、歳とると涙もろくってぇのは本当だな……わかった、協力してやる。お前たちには借りがあるからな……だが、厄介だぞ。そんな希少な魔物なら最高レベルの管理体制にあるに違いねぇ」

 

オレは、密かにニヤリと三日月状になる。

 

事前調査で分かっていたことだ

 

    ジョニー「居場所を調べるだけでも難しいぜ」

    デュアン「そこんところは、場所は既に目星は付いている」

   全員「「「え?」」」

    

    デュアン「希少価値のあるものは、必ず……自分の手元に置くはずだ……つまり、VIPルームの部屋の上の階……ゴヴァンの部屋の辺りだろう……ゴヴァンに奇襲を掛ければいい話だ」

 

    ジョニー「おいおい、長生きしたかったら少しは頭を使うことを覚えるんだな……」

 

    デュアン「ふはははっ……此処にオレが侵入した時点で、ゴヴァンの詰みは確定だ……」

 

オレは、異空間収納からケージを取り出す

 

    ジョニー「ネズミ?」

    デュアン「ただのネズミじゃない……俺の魔力を当て、魔物化したネズミだ……このケージには空間魔法が使われていて、現在もネズミ式に増え続けている……10日前だから……大体30000匹はいる……これを各場所に解き放てば……逃げるだろう……そして、此処には火災のベルがある……ネズミに押させて、この煙幕を立てれば……恐怖と混乱でVIP客もカジノをしている連中も逃げ出す寸法だ」

 

    アステル「うわぁ……鬼だ」

    ジョニー「オレも悪さしてる身で言えた義理じゃないが……お前、悪魔だな」

 

     イマ「流石に……」

    ディザスタ「ドン引きです……」

     デュアン「確実に勝利するなら……この手しかない」

オレは、魔力を10%開放する

 

     デュアン「そして、ジョニー……監視カメラがあるだろ?」

      ジョニー「ああ……」

     デュアン「換気ダクトを使えば、VIPルームに入れる……」

      ジョニー「怖いな……此処の情報を全て丸裸にできるのか?」

     デュアン「ああ……建物の構造は把握している……いざとなったら、天井を崩してでも……ゴヴァンを見つける」

 

      ジョニー「そんなことをすれば死人が出るぞ」

     デュアン「大丈夫……死ぬぐらいなら大丈夫……俺の魔法で生き返れる」

 

      ジョニー「会員証は持ってるよな?」

     デュアン「これか?」

      ジョニー「ぷ、プラチナカード!?」

     ディザスタ「これはそんなにすごいものなんですか?」

      ジョニー「ゴールドカードと違って、ゴヴァンアンダリゾートの全ての施設へ入ることもできるし、タダでホテルで泊まれるし、リゾート施設やVIPルームにも入れる……その上、ある程度の資金が貰えたり、ゴヴァンが所有する物件を融通を効かせてくれるカードなんだ」

 

     デュアン「ふむ……そんなにすごいものなのか……カジノで100連勝ちしてたら、いつの間にか手に入ったものだしなあ……そうだ!ジョニー……作戦に成功したら、このプラチナカードやるよ」

 

     ジョニー「なに!?」

     デュアン「2枚持ってるしな」

 

 

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    アステル「アイツ、信用して大丈夫かな?」

    デュアン「ジョニーのことか?平気だろ」

      イマ「非合法なことにも手を出してる風にだけど、悪人の顔をした悪人は脅威じゃないわ」

 

    デュアン「確かに……わかりやすくてバレバレだからな」

   ディザスタ「悪人なんですか」

    デュアン「なに、顔を真っ青にしてんだ、ディザスタ……ジョニーは可愛い方だぜ」

 

      イマ「本当に怖いのは善人の顔をした悪人と悪意の自覚すらない人間、そして考えることを放棄した人間よ……」

 

    デュアン「(うわぁ……全部俺に当てはまってるぅ)」

 

      イマ「そういうのに比べたら、ジョニーみたいなタイプは裏表がなくて扱い易いわ」

 

    デュアン「一言余計じゃないか?」

    アステル「扱い易いって……」

      イマ「ふふふ……悪人でも自分に正直な人間は直ぐにボロを出す。もし、そうなったら、その時は―――ふふふふふ」

 

    デュアン「くっくっく……その時は俺が手を貸してやろう」

    アステル「(一番怖いのイマさんと思ってたら、デュアンじゃないですかヤダー)」

 

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    デュアン「さて、まずは、下調べにカジノ行こう」

    アステル「遊ぶのか?」

    デュアン「ただ遊ぶだけじゃない……下調べで監視カメラの位置をチェックするんだよ……何処が一番、人が集まりやすいか……そこに魔物化したネズミを解き放てば……大パニックだ……魔物化したネズミは俺の思念伝達魔法で、ネズミに命令できる」

 

    アステル「だけど……デュアン、その後のネズミはどうするんだ?」

 

    デュアン「事後処理は、ネズミに自壊魔法を仕込んである……此処の施設に人が居なくなった瞬間に、一斉に集まりだして消し炭になって消滅する魔法をかけてある」

 

    アステル「そうか……」

 

    デュアン「暫く、自由行動だ……プラチナカードを渡す……カジノコイン80000000枚異常はあったはずだから……自由に使うといい……リゾート施設でゆっくりするのもアリだな」

  

   ディザスタ「また、分かれるのですか?」

    デュアン「ああ……間違っても、VIPに突撃するのは、やめろよ……いいな?」

 

      イマ「分かったわ」

    アステル「ああ……デュアンの準備が終わるまでは遊んでるよ」

   ディザスタ「…………」

    デュアン「そうだ……通信魔法を教える……《思念通信(リークス)》……これをアステル、イマ、ディザスタの魔法領域に追加しといた……」

 

    アステル「げっ……本当だ、知らない魔法を使えるようになっている」

 

      イマ「魔法領域に手を加えるのは、犯罪じゃなかったかしら?」

 

    デュアン「悪を成して巨悪を討つ……その為なら、何だってやってやるよ……それと、魔法領域とは別に魔法演算領域というのがあって、そこには絶対に触れるなよ?絶対だからな」

 

魔法領域は、コンピューターで言うHDDやSSD……つまり記憶媒体だ。んで、魔法演算領域はいわば、魔法の発動スピードや成長速度に影響がある。コンピューターで言ったら・・・CPUの部分。

 

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   デュアン「《幻影擬態(ライネル)》、《秘匿魔力(ナジラ)》、念の為に《根源擬装(ナーズ)》っと」

 

まずはホテルエリアに偽爆弾型のスモークを発生させる装置を20個設置、これも2つの魔法で隠す。存在しない物体から煙が出れば混乱するだろう。

 

   デュアン「次は、ステージの辺りに設置だな」

 

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   デュアン「ふぅ……800個中475個使ったな……」

後は、このボタンを押せば・・・タイマー式で発動する。

 

3つの魔法を解除して・・・

 

カジノエリアに入り、交換所のお姉さんに・・・ギアスを掛ける。すると、脳内にどのギアスを選択するか、選べと言ってきている。つまり、この世界の何処かにCの世界に繋がる場所があるのか・・・

 

当然、オレは絶対遵守のギアスを掛ける。

 

   デュアン「デュアン・オルディナ・フィア・レグトールが命ずる。このスイッチを使い、その後の混乱に乗じて逃げ、そのスイッチは捨てろ……スイッチの起動は、私が「Scary of Panic」の言葉を合図にそのスイッチを押してくれ」

 

    交換所のお姉さん「……はい、分かりました」

     デュアン「ありがとう」

 

よし、条件はクリアした・・・

 

 

     デュアン「『アステル……用意と準備が出来た……待ち合わせは、ジョニーの所へ集合だ』」

 

    アステル「『了解……今から向かう」

      イマ「分かったわ」

   ディザスタ「ジャグジー……もっと入りたかったです」

    デュアン「今度な……それじゃ作戦名は恐怖の混乱だ……準備はいいな?」

    

    アステル「『おう』」

 

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     イマ「ここといい、リカルドの研究施設といい、ゴヴァンに繋がるものは文明水準が違うんじゃ、ってくらい別世界ね」

 

   ディザスタ「デュアンやリカルドがシャリーゼ王女がどうって……」

      イマ「……そういえば。ね、アステル、デュアン、すごく驚いていたみたいだけど、もしかして王女様と面識があるの?」

 

   アステル「う、う~ん、面識というか、婚約者というか―――」

   デュアン「オレは、婚約破棄したけどな……王族の結婚とか割に合わないし、オレは王様というより風来坊だからな」

 

     イマ「こっ、こここ、婚約者ぁ~!?」

   ディザスタ「おぉ~……ってことは、デュアンはフリーなのですね」

 

    デュアン「……ん?その含みのある言い方……背筋がゾクッとしたぞ」

 

   ディザスタ「気の所為です」

    アステル「男だった頃の話だからな?それにオレ、シャリーゼの事が好きじゃなかったし……逆にデュアンの方が好かれてたと思うぞ?」

  

   デュアン「……まさか」

     イマ「そ、そう……シャリーゼ王女ってどんな人?」

   アステル「何考えてんのかわかんないヤツだったな。いっつも笑顔なんだけど、本当に笑ってるって感じゃなくてさ――――」

   デュアン「アイツを一言で言うなら……腹黒く、女性を性的に食べちゃいたい人……だな」

 

   アステル「え”……それ、初耳」

   デュアン「オレが女になった時に、危うく処女を奪われてたよ……」

    

     イマ「デュアンも女性化できるの?」

   デュアン「水を被れば、幼女になるぞ……この事を知ってるのは、社長とハーレイ氏、アステルの3人だ」

 

     イマ「今度見てみたい」

   ディザスタ「……、……イマお姉さん、食いつき過ぎでは……!?」

 

    デュアン「やっぱ、オレは何の柵も無く、普通に結婚したいものだ……」

 

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   ジョニー「よし!上手くいったな……」

  デュアン「ジョニー……ほら、約束のプラチナカードだ……」

   ジョニー「本当にいいのか?」

  デュアン「大丈夫……そのプラチナカードには500億は入ってるから……好きに使え」

   

   ジョニー「……、……なんか今回と釣り合ってないような」

  デュアン「細かいと背が縮むぜ……んじゃ、ダクトに入らせてもらうぜ」

 

  ディザスタ「あの……っ!」

   ジョニー「あ……?」

  ディザスタ「ありがとう……ございます」

   ジョニー「……んぐっ!が、ガキが気を使ってるんじゃねぇよ……それじゃ、オレは行くからよ」

 

  デュアン「ああ……互いに気をつけて行動するぞ」

  アステル「くくく……っ!」

    イマ「……ぷっ!くすくす……」

  ディザスタ「え、え、えっ?あの、ボク変なこと言いましたか?」

    イマ「ごめん、ごめんね。そうじゃなくて、ジョニーが赤くなってたから、つい」

 

  アステル「アイツ、あんな悪人面して、絶対子供好きだぜ、くくく……っ」

 

   デュアン「保育園児の先生とかやればいいのに……悪事に手を染めなきゃならないことでもあるのかね」

 

  アステル「よし、換気ダクトを使って……入るぞ」

 

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オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?

  • 誰でもいい
  • アステル
  • イマ
  • ディザスター
  • ハーレム(3人娘)
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