その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生? 作:ミュウにゃん
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グランテール城
近衛「間もなくお見えになります」
ウィリアム「わかった」
シャリーゼ「お待たせしてしまい、申し訳御座いません――お義兄様」
ウィリアム「構わないよ。シャリーゼの方こそ大変な時期だろう。ちゃんと寝ているのかい?」
シャリーゼ「ええ、まぁ……―――早速ですが、お義兄様の元にいるというアステルとデュアンに面会させて頂きたいのです」
ウィリアム「それはまた、どうして?」
シャリーゼ「もちろん、この目で確かめるためです」
ウィリアム「……。話が見えないな。何を確かめようと言うんだ?」
シャリーゼ「……、……こちらを御覧下さい」
シャリーゼは紙の束をウィリアムに手渡す――――
ウィリアム「……こ、これは……」
シャリーゼ「調査を続けている件の地下都市とそこから得られた情報を纏めた調査報告書になります」
ウィリアム「やはり……デュアン君の読み通り……本来のポータル転移機能は副次的な作用で、装置の本来の役割は……この星の防衛機能……これを読んだデュアンは天才としか言えない……防衛機構というのは?」
シャリーゼは静かに首を横に振った。
シャリーゼ「そこまでは。ですが、今のわたくしにとって深刻なのはそのことではありません――――」
ウィリアムは報告書を読み進め、とある一文に目を止め愕然とした―――。
ウィリアム「……(デュアン君は此処まで読み切っていた?)ここに書かれていることは本当なのか!?」
シャリーゼ「残念ながら、確定的な情報です……女性化したアステルにかつての力が残されているのか定かではない。それでも―――もう一度、その奇跡の力にすがらなければならない時がすぐそこまで迫っている」
ウィリアムは震える唇でその一文を読み返した。
ウィリアム「"本物の魔物"こそが先史文明を崩壊させた元凶――――先史文明ですら敵わなかった敵、だと……」
シャリーゼ「お義兄様が予期した経済破綻による凄惨な未来―――ですが、もしも我々が対峙する魔物たちがいまだその本質を現していないのだとすると……それすら楽観的な予測なのかもしれない」
ウィリアム「デュアン君とアステル君なら……多分、なんとか出来ると思う……それに、デュアン君はポータルの秘密を「惑星を脱出する為に作られたものではないか?」と推測を建てていた……それに……、……デュアンくんの魔法なら……きっと……」
シャリーゼ「ええ……確かに、彼は……切り札になる……だけど、協力的になるのでしょうか?」
ウィリアム「分からない……」
シャリーゼ「それと、デュアンの出身と両親の情報が出てきました……これを御覧下さい」
ウィリアム「先史文明56年……生まれ、89年死亡。死後、肉体と魂が……10000年後の未来へ飛ばされた……」
シャリーゼ「そうなると、デュアンは先史文明時代に生まれたことになって……今も行き続いている……33歳で死んでるから、恐らく……」
ウィリアム「何かを隠している……?」
シャリーゼ「恐らく……は」
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オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?
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誰でもいい
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アステル
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イマ
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ディザスター
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ハーレム(3人娘)