その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生? 作:ミュウにゃん
アステル「そういえば、ディザスタ」
ディザスタ「はい?」
アステル「魔物って何なの?」
イマ「あ、それ私も気になる……」
ディザスタ「えっと……。お母さんが言うには……キノコに近いもの、らしいです」
アステル「……え?」
イマ「キノコ?森に生えている?」
ディザスタ「はい。魔物を形成する因子のようなものが空気中から大地に根付いて、それが何某と結びつくことで魔物が生まれるんだとか……そういう生態がキノコに似てるって」
アステル「ふーむ……。―――はっ!……ってことは、本物の魔物もその因子とかっていうのと結びついて……?」
イマ「どうかしら……。もしその通りだとするなら、幾つか説明のつかない事があるわ。魔王が震源だと言われていた頃は、魔王を中心に本物の魔物に変貌する事例が多かったことは大勢の人の証言からも間違いない事実……そして、リカルドが語ったように、ある種の病気のようなものだとするなら、一見筋は通っているように思う。けど――――」
イマ「だったらルタはどうなの?グローリアさんのように発症までの潜伏期間があったようには見えなかったし……」
アステル「言われてみれば……」
イマ「これまでのことを考えれば、これからも遭遇しないとは言い切れない。もっと情報が欲しいところね」
ディザスタ「本物の魔物――――」
アステル「デュアンは、何か知らないか?ルタとグローリアの個人差?みたいなもの」
デュアン「あるぞ……まず、グローリアとルタでは、状況が違うからな……」
アステル「状況?」
イマ「どういうこと?」
デュアン「ディザスタが言ったのは一般的な魔物……つまり普通の生物としての機能を備わったもの……だが、本物の魔物は根本的に違う……人間の欲が顕現し、願った肉塊だ……例えば「家に帰りたい、お父さんに会いたい」がグローリアの願った顕現で……方やルタはオレやイマに「復讐」を願ったんだろう……つまり本物の魔物は、人間が魔物に変質した姿という訳さ……イマも聞こえてたと思うぞ?「その願いを叶えてあげよう」って」
イマ「……え、えぇ」
デュアン「どちらにせよ……治癒させるには……オレの
『《
デュアン「……オレは、ディザスタが魔物だとは思ってない……」
ディザスタ「……っ……」
デュアン「だいたい、会話が出来る時点で魔物じゃなく"人の心"を
持っている人間だろう」
ディザスタ「でも……ボクは気になるんです」
デュアン「……そうか……気になるなら仕方ないな」
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バーグ村へ付いた、俺ら4人
アステル「着いたー!けど、すっかり遅くなっちゃったな」
イマ「そうね、でも仕事の後片付けかしら?まだ外を出歩いてる人もいるみたい……完全に暗くなるまでまだ時間もあるから今のうちに情報を集めてみない?」
アステル「だな。よーし、村の人に聞き込みだ」
ダム職員「この前の大雨が降った所為でダムへの道で崖崩れが起こってしまってね。今はその撤去作業中さ」
デュアン「怪我人とかは出たのですか?」
ダム職員「いや、全員大丈夫だったよ……運が良かったのかな?」
デュアン「気をつけてくださいね……下手をすれば即死してしまいますから……」
ダム職員「あ、あぁ」
アステル「デュアンのあのニコニコした笑顔が怖い」
イマ「裏があるんじゃないかしら?」
ディザスタ「…………」
デュアン「よぉ~し……アステル、イマ……今日の夜食に丹精込めたパターと油で煮込んだシチューに餅をベースにした具材を出そうじゃないか」
アステル「ひぃぃぃ……体重が、体重ぁああ」
イマ「それだけはやめて、やめて」
デュアン「ふははははっ……泣け、叫べ、そしてカロリーという爆弾が爆裂するが良い」
まあ、それを作ったらオレが食えなくなるから作らないけど・・・
デュアン「そこの人もダムの関係者で?」
女性「私?いいえ、私はただの村人よ……」
デュアン「そこの道がダム現場ですか?」
女性「ええ……あと、この道を行った先に魔物おじいさんという人が住んでるんだけどね、そりゃもう偏屈で有名なのよ?」
デュアン「ほむ……偏屈、ですか」
オレは、横道へ行くと・・・
ディザスタ「あ、あの―――!」
デュアン「ん?どうした、ディザスタ?」
ディザスタ「ボク……その……会ってみたくて」
イマ「会うって……もしかして、魔物研究家って人のこと?」
ディザスタ「はい……」
アステル「それはいいけど……。何かあったのか?」
デュアン「アステル、イマ……人の悩み事に首を突っ込まないほうが良いと思うぞ……」
ディザスタ「大丈夫です……デュアン。ただ、知りたいんです。もっと自分のこと」
アステル「……」
イマ「……」
デュアン「まぁ、ディザスタが決めたことなら……良いんじゃないか?どうせ、ポータルを探すついでだから……」
アステル「そう、だな……」
イマ「うん……」
デュアン「偏屈なら理屈で通す……頭が硬いなら、その頭を使えなくしちゃえば良いんだ」
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デュアン「ここが偏屈じいさんの家か」
イマ「中に入るよ」
アステル「ああ……」
オレらは家に入ると・・・偏屈じいさんは驚いた声を出す
魔物おじいさん「ぬぅぅおおおっっっ!!ビッリクリしたぞ!な、なんじゃお主ら?!」
ディザスタ「あ、あの……おじいさんに魔物について聞きたいこと――――」
魔物おじいさん「さては、また奴の遣いか……っ!女子供を寄越せば協力するなどと、浅はかな考えが透けてみえておるわ!」
デュアン「じいさん、それは勘違いだ……」
魔物おじいさん「じゃが無駄じゃ、魔物を金儲けに使おうなどと、そんな者たちに何も教えてやるつもりはないわいっ!」
魔物を金儲けに使う?それって、ゴヴァンだろうな・・・
ディザスタ「そ、そんなっ!ボ、ボクどうしても知りたいんです!絶対に悪いことになんて遣いませんっ。だから、だから教えて下さい!」
魔物おじいさん「ふん!そんな神妙な顔をしても無駄じゃ無駄!悪事に加担するつもりはない――――っ!」
デュアン「おい、頭でっかちの偏屈じじい……情報が欲しいってお願いをしてるんだ……何故、教えてくれない……まさか、お前が情報を独占して金儲けする為に隠している、とかではないよな?」
魔物おじいさん「頭でっかちの偏屈じじいで結構!ワシの研究成果を悪事に利用されてたまるかっ!」
イマ「なんだか誰かと勘違いしている?」
デュアン「大方、ゴヴァンの仲間だと思い込んでるんじゃないか?」
魔物おじいさん「ふん、白々しい!言ったはずじゃぞ!そんなに協力してほしくば、《証明》をもってこいとなっ」
ディザスタ「証明?」
デュアン「ああ……よく劇場とかに使うスポットライトの役割をする機械のことだろ」
イマ「それは照明……ダジャレで言ってるの?」
デュアン「なんだ……違うのか」
アステル「わざとじゃないんだな……」
ディザスタ「照明って、何をどう証明すれば良いんですか?」
魔物おじいさん「此処へ来る途中に見ただろう、魔物湖という湖にそれはある―――そこにはな、それはそれはおっそろし~魔物が現れるそうじゃ」
デュアン「うひょ……強いのか?強いのか?」
魔物じいさん「知らん……が、その魔物をみごと倒し体の一部を証拠として持ち帰ってみせよ。そうしたらいいだけワシの知識を話してやるわい。怖ければ尻尾を巻いて逃げるが良い。カカカッ!」
デュアン「……ニヤリ」
ディザスタ「……」
デュアン「さて、時間も惜しい……《
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オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?
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誰でもいい
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アステル
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イマ
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ディザスター
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ハーレム(3人娘)