その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生?   作:ミュウにゃん

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Ep27 デュアン

 

 

~~~~~~

 

  デュアン「んじゃ……様子を見てから、帰るか?」

  アステル「そうだな……ポータルの様子を見てから……帰るか」

    イマ「……歩いては帰らないの?」

  デュアン「楽しい戦闘で、疲れちゃったから……魔法を使って早く寝たい」

 

  アステル「そうだよな……転移魔法に、大量の矢を操って攻撃、錬成したりしてたからな……そりゃ疲れるわな」

   

  デュアン「それに……風呂入りたい……いくら、清潔魔法があるからと言っても、風呂は入りたいんだ……風呂は命の洗濯ってね」

 

    イマ「確かに……」

  デュアン「とにかく……ポータルを探そう」

 

そう言い、魔物じいさんの家を出て、北側へ足を進めると・・・

 

シャベルの音が聞こえる。

 

  デュアン「うわぁ……土砂崩れか」

    村人「あ!何してるんだ、危ないから下がってなさい!」

 

 

 

  アステル「あーこりゃ、ダメだな。今日明日でどうにかなるって感じじゃないぞ」

 

    イマ「この先にポータルの反応があるみたいだけど仕方ないわね」

 

  ディザスタ「うう……。ポータル、見たかったです」

    イマ「イルゼさんに相談してみましょう」

  アステル「だな。一旦、グランテールへ戻ろう」

 

  デュアン「…………(なんか、頭が妙に痛いし……身体が鉛のように重い、……、……現在の体温が分からないが……多分、38度はあるな……)」

 

やっぱり、寝てないとこうなるのか?

 

  アステル「ところで、デュアンでどうにかできないか?」

  デュアン「……え?」

    イマ「確かに……デュアンなら……どうにかできそう」

  デュアン「いや……土砂崩れって……自然災害だぞ……オレの魔法でやろうとしたら、二次被害が起きかねない」

 

あ、でも。《雲散霧消(ミスト・ディスパージョン)》で綺麗に消滅させられるな。だけど、オレの手の内を明かすのはやめといたほうがいいな。

 

  アステル「そっか……そりゃ、残念だ」

  デュアン「さ、帰ろう……《転移(ガトム)》!」

オレは転移魔法でグランテールへと戻った

 

~~~~~~~

 

  アステル「……さて、あと2日何をしよう」

  デュアン「オレは、風呂に入る……そして、寝る。当分何もしたくない」

 

ここ最近、働いてばかりだ。というか、ウォールポストに入ってから、一睡も睡眠を取ってない。

 

     イマ「デュアン……それは、どうかと思うよ」

  ディザスタ「でも、……デュアンすごく体調が悪そうです」

  デュアン「あはは……まぁ、本当に疲れた……悪いけど、イルゼさんの報告……アステル達だけで済ませてくれないか?」

 

   アステル「デュアンは?」

  デュアン「風呂に入って寝る……以上」

    イマ「分かったわ……」

  ディザスタ「……」

 

~~~~~~~~~

 

  デュアン「はぁ~……大浴場って言っても……男一人、ウォールポストにも男性募集して欲しいな」

 

 

オレはそう思いつつ、考える・・・

そうすると、扉が開く音が聞こえる

 

   デュアン「オレ、入ってますよ~……」

すると、大浴場にディザスタとアステルが入ってきた

 

   アステル「お邪魔するぞー!」

  ディザスタ「デュアン、良い?」

   デュアン「いやいやいや……良くねぇよ、後で入れよ」

   アステル「別に良いだろ、減るもんじゃないし……それに、ウォールポストに就職前は、一緒に風呂入ってただろ」

 

   デュアン「一回だけな!誤解を招く発言はやめてくれ」

  ディザスタ「でも……一緒に入ったのは、心配だったからですよ……幾らなんでも、顔色が悪いです」

 

   アステル「そうだぞ……無理してないか?」

   デュアン「はぁ~……まぁいい……口煩いイマが居ないだけ良いか……オレは、確かにウォールポストに就職してから一睡もしていない……そして、ブロンズファントム事件の時に、魔力吸引(マナス・ドレイン)で、かなりヤバいことになってる……」

 

オレの首元を隠している。多分、出すと・・・パーティに亀裂が走る。

 

   アステル「寝てねぇのかよ!」

   デュアン「当たり前だ……そもそも床に寝そべってるのだって、全神経を使って、警戒してるんだぞ?」

 

  ディザスタ「そ、それは……流石に……」

   アステル「お前、それは少なくても……一ヶ月以上は寝てないだろ……死ぬぞ」

 

   デュアン「大丈夫……その都度魔法で誤魔化してるから」

  ディザスタ「しょ、正直に言ってドン引きです」

   アステル「た、確かに……イマには話せないな……」

   デュアン「ま……兎に角、オレはこれから寝る……一緒に風呂入ったなんて、イマに知られたら殺されそうだから……絶対に言うなよ?」

 

   アステル「言わねぇよ……ディザスタから誘ってきたんだから」

   デュアン「……ディザスタ……簡単に身体を見せるような軽い女になるな……それじゃ、オレは先に上がらせてもらう」

オレはそのまま話を切り、脱場で身体を拭き・・・衣装換装(ドレスアップ)を使い、私服に着替える。部屋に戻ったオレは、ベットを使わずに、部屋の隅に行き、そのまま壁にくっついたまま寝る。驚くべきことは眠りに着いてから10分ぐらいで寝始めた。

 

 

    アステル「あー……やっぱり、まともに寝ないつもりだな」

   ディザスタ「どういうことです?」

    アステル「いいか?あの状態でデュアンに攻撃するものが居たら……」

 

   ディザスタ「居たら?」

    アステル「攻撃を跳ね返されるだろうな……ディザスタ、弓を矢を貸してくれ」

 

   ディザスタ「あ、はい」

    アステル「狙いを定めて……撃つ!」

すると、寝ていたデュアンは右腰に差してあった「竜脈の魔剣」を引き抜き、放たれた矢をバラバラにする。

 

    アステル「な?碌な睡眠を取ってないんだ」

   ディザスタ「警戒心の強い方ですね」

    アステル「そろそろ、イマが戻って来る……ご飯にしようぜ」

   ディザスタ「そうですね……」

 

~~~~~~~

そうして、朝になっていた。

 

   デュアン「ん~良く寝たぜ……」

オレは身体をポキポキと鳴らして、背筋をシャキッとした。

   アステル「ああ……良く寝てたな……」

     イマ「お寝坊さん……おはよう」

  ディザスタ「デュアン……、……シャリーゼ姫が、来る日ですよ」

   デュアン「……え?オレ……何日寝てた?」

   アステル「1日半ってところか?」

     イマ「聞いたわよ……あなた、就任してから一睡もしてないって……」

 

   デュアン「げっ……バラしてたのかよ」

     イマ「バカじゃないの……まだ、寝足りないんじゃないの?」

   デュアン「いや、大丈夫……んじゃ、行くか」

本当は寝たり無いんじゃなく、体調不良なんだ・・・

 

   アステル「私服で?」

   デュアン「あー……衣装換装(ドレスアップ)清掃(クリーン)》」

オレのその言葉で、仕事服に様変わり・・・便利だな。これ

 

     イマ「な、な……」

   デュアン「便利だろ……」

   アステル「ど、どうやってやったんだ?」

   デュアン「オレが作った……この魔法の指輪で……」

異空間収納魔法の応用で作った言葉で、条件(レント)で練り上げた魔法。ぶっちゃけ、キーワード一つで着替えが出来る。

 

   ディザスタ「ふぁあ……どんな風になってるんだろう」

   デュアン「前に渡しただろ?アレと同じ……この指輪には魔力付与や鍛冶魔法などの補助機能が付いてるし、錬成師の力も借りられる」

 

   アステル「デュアンも起きたし、ウィリアムが居る社長室へ行こう」

   デュアン「了解した……んじゃ、行くか……転移(ガトム)

移動したのは、社長室の部屋の前だ。さっき神眼で確認したら・・・20分後には、シャリーゼが来る。だからその前に。

 

~~~~~~~

 

 

 

オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?

  • 誰でもいい
  • アステル
  • イマ
  • ディザスター
  • ハーレム(3人娘)
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