その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生? 作:ミュウにゃん
オズマンド「ここは、どこなんだ……」
シャリーゼ「グランテール王国内では……ないはずです。でも、どうして……」
近衛「只今、戻りました!」
シャリーゼ「どうでしたか?」
近衛「は、はい……周辺に村はおろか、人の気配を感じる場所は見当足らず……、……それどころか……」
近衛騎士団長「どうした!はっきり申せ!」
近衛「はい……。遺跡……のようなものを発見しました」
シャリーゼ「遺跡、ですか?まさか――――っ!」
近衛「いえ、その……。……っ」
デュアン「(俺達には情報共有が起きていない感じがする)」
シャリーゼ「非常事態です。構いません、見たまま話しなさい」
近衛「―――はっ!私見ですが、先史文明のものではないと思われます。既に朽ち果てており、かなりの時間が経過しているようでして……」
シャリーゼ「……そうですか」
近衛「ただ、プレデターらしき生物を複数体確認しております」
デュアン「(プレデターに先史文明のものではない遺跡……最近、遺跡に行ったことがあるのは、グランテラ、か?)」
シャリーゼ「なんですって!?」
近衛「で、ですが、それも我々が知るものとは少し違うのです」
シャリーゼ「……どういうことですか?」
近衛「なんと言えば……、かなり弱体化しているようでして……」
シャリーゼ「……弱体化?」
近衛「体も小さく、凶暴性も脅威も感じる程ではなくなっており……」
シャリーゼ「……閣下、このようなことになってしまい申し訳御座いません……しかし、早急にこの地を調査する必要性を感じます」
オズマンド「そうだな……。その遺跡とやらも場所を特定する材料になるやもしれん」
シャリーゼ「はい」
弱体化したプレデター、後で戦ってみるか」
シャリーゼ「これより至急、調査隊を編成致します!ウィリアム、キャリアー隊の力をお借りしても?」
ウィリアム「無論です。殿下は?」
シャリーゼ「わたくしも向かいます。キャリアー隊の半数はここで閣下の護衛に努めて下さい」
ウィリアム「……承知しました。アステル君、デュアン君、イマ君、ディザスタ君、シャリーゼ王女殿下と共に遺跡の調査へ向かってくれ」
デュアン「了解した」
アステル「わかった!」
ウィリアム「私とレイア君たちは閣下の護衛だ。船の方はイルゼ君に任せよう」
デュアン「あっ……イルゼさん」
イルゼ「はい、なんでしょうか?」
デュアン「船に魔力を流せば自己修復機能が働きます……出向前にパーツを組み込んだので」
イルゼ「本当に用意周到だね……それじゃ行ってくるよ」
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アステル「ここ、どこなんだ?少なくてもグランテールじゃないよな?」
ディザスタ「……。あの球体」
デュアン「ああ……あれは、……オレの予測が正しければ」
イマ「何か思い当たる節があるの?」
ディザスタ「確証は、ないです。でも……」
デュアン「自信を持て……」
ディザスタ「!オズマンド中将って物理学者なんですよね?」
イマ「そう聞いたけど……」
ディザスタ「話がしたいのでオズマンド中将に会いましょう。もしかしたら、ここがどこなのか分かるかも知れません」
デュアン「…………」
ディザスタ「あの……、オズマンド中将、お話したいことがあります」
オズマンド「儂にか、何かな?」
ディザスタ「実は――――」
デュアン「……」
オズマンド「……」
ディザスタ「……」
オズマンド「見間違いではないのかね―――?!」
ディザスタ「いえ、間違いなくあれは……」
デュアン「ブラックホールだと推定します」
オズマンド「だとすると、ここは……」
デュアン「(未来のグランテール……ということになります……少なくても……年単位は)」
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イマ「オズマンド中将と何を話していたの?」
ディザスタ「ここへ来るきっかけになった、あの球体についてです……もしかしたら、あれはブラックホールと呼ばれるものなのかもしれません」
デュアン「間違いなくブラックホールだと思うぞ?空間の歪み具合からして……」
アステル「ブラックホール……?」
デュアン「まだ思考実験の域を出ない仮説上の理論なんだが――――この世界をピンと張った一枚のシーツだと考えてみてくれ……そのシーツの上にボールを置くとどうなる?」
アステル「えぇっと……」
イマ「シーツがたわむ?」
ディザスタ「そうです。では、もう一つボールを置くと?」
アステル「転がっていって……、ぶつかる……」
デュアン「正解だ……それが重力の正体なんだ……」
アステル・イマ「「え……」」
アステル「この世界はシーツなの?」
デュアン「例えばの話しだ……」
ディザスタ「では、そのシーツの上にとてつもなく重たい……そう、鉄球を落としたらどうなりますか?」
イマ「物凄くたわむ?」
ディザスタ「つまりそれが、ボクたちが目にした球体の正体である可能性が高いのです」
アステル・イマ「「……」」
デュアン「……(だが……ブラックホールに飲み込まれたら……普通は重力によって押し潰されてしまう……つまり、ブラックホールではなく、時間の歪みということになる……)」
そういえば、前に「ブラックホール」の中は謎に包まれてるって話を聞いたことがある・・・宇宙に存在する「ブラックホール」は、重力に押し潰されるが、地上で発現する「ブラックホール」は時空間の穴とも呼ばれてた筈。まあ、地上で発現なんて滅多なことは起きない。
確か、過去や未来に行く方法の「ブラックホール」は、過去の時間軸で発生させると、未来に行けるとか。過去はやったことがないが、現在の時間軸で未来に設定させると、できるんだっけ?
アステル「デュアン……?」
デュアン「……、……、……」
アステル「デュアン!」
デュアン「なんだ……?」
アステル「どうしたんだ……?」
ディザスタ「デュアン……、……大丈夫?」
イマ「寝不足?」
デュアン「いや……少し考え事を、ね」
アステル「……?」
デュアン「……」
デュアン「……」
オレは、この世界が勇者が居ない未来ということに・・・
デュアン「……一体、何をどうすればいい」
オレは、そっと呟く。
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アステル「……なあ、やっぱり変じゃないか?」
デュアン「何が?」
アステル「な~んも聞こえないことが」
イマ「言われてみれば……」
ディザスタ「確かに動物や虫の音もしませんね……」
デュアン「……」
オレは、目を閉じ、
デュアン「左に5、右に6……プレデターだ」
イマ「!」
アステル「居た……でりゃあ!」
アステルが、軽く剣を振るった瞬間、プレデターは真っ二つに切り裂かれ、霧となって消えた
デュアン「……
最低級火炎魔法をプレデターに放つと、悲鳴を上げずに黒焦げになって、消滅した。
ディザスター「ど、どうなってるんでしょうか?」
デュアン「!
世界の時間を1分だけ停止させる
デュアン「ここ最近寝ずに開発した新型魔法のテストだ……
オレがプレデター化したグローリアの魔力を此奴に流し込むと、魔力の過剰摂取で身体が破裂した。
こいつら・・・生物や動物がプレデター化したのか?
グローリアの魔力を流し込んだだけで弾け飛ぶとは・・・
デュアン「そして、時は動き出す―――」
アステル「うわぁ!?いきなり破裂したぞ……デュアン、そんな魔法を持ってたのか?」
デュアン「ああ、血液操作を使ったら……ああなった」
本当は、魔力過剰摂取による回路破裂だけどな・・・
しかしまぁ・・・学生がプレデター化した魔力を一部流しただけで、破裂とは・・・このプレデターは人工的に作られたものだろうか?
『グロウ・ドレインにより、寿命がある程度回復しました。残りの寿命は13年。魔力回路回復まで14年、根源回復まで13年。魂回復まで残り8年です』
やはり、毒素を適度に流すのが一番良いのか?
デュアン「……
デュアン「
一体ずつグローリアから奪ったプレデターの魔力を、プレデター牴牾に流し込む・・・すると、また弾けとんだ。
魔力の過剰摂取で、魔力回路が膨張して、破裂するって初めて知った。
これって、レベルの差・・・だよな?
オレは、「ステータス」と呟くと前世のステータスが表示された。
デュアン LV8316+973+6301+5301*132+51
HP 測定不能 MP 測定不能
SP 測定不能 EP 測定不能
デュアン「oh...レベル差ァ」
8316と973は盾の勇者の世界線だな・・・ってか*132って何?オレ知らん間にこんなレベルになってたの?
しかもHP、MP、SP、EPが測定不能って・・・
デュアン「そして、時は動き出す……」
アステル「また弾け飛んだ……」
イマ「一体どういう原理で……?」
ディザスタ「怖いです……」
デュアン「あー……瞬間移動の原因は、オレが毎度時間を停止させてるからだ……」
アステル「時間を止めるぅ?!」
イマ「わ、私たちに変なことしてないわよね?」
ディザスタ「そうですよ」
デュアン「ンなことする訳ないだろう……パーティの亀裂に入ることは絶対しないよ」
アステル「弾け飛んだ理由は?」
デュアン「前に、グローリアに施した魔法《
アステル「ああ……相手の魔力を吸収する魔法だろ?」
イマ「ええ……覚えています」
ディザスタ「はい」
デュアン「
アステル「なんだよ……重大なことって」
デュアン「吸収するのは、"魔力"ってことだ」
イマ「どういうこと?」
ディザスタ「?」
デュアン「魔力量は増えないってこと……つまり、魔力枯渇状態で
アステル「う、うん??」
イマ「魔力源を吸い取ってるの?」
デュアン「40点だ」
ディザスタ「魔力……魔法力を吸い取ってる?」
デュアン「それだと0点だ……ヒント、グローリアの魔物化を治したことに直結する」
アステル「……あ、魔力……つまり、魔法そのものを吸収している?」
デュアン「正解は、魔法の源の力を吸い取っている……」
ディザスタ「え?それって……かなり危ないんじゃ?」
デュアン「ああ……プレデター化した相手だったから良かったが……あの後……こっそり野生の魔物に実験したら……干からびて死んでしまった……後、犯罪者に使ったら、魔力枯渇の上魔力喪失状態で失神した」
アステル「おいおい……」
デュアン「ちなみに、実験対象達は揃って魔法が使用できなくなってしまった……」
イマ「え?でも……グローリアは魔法を使えてたわよ?」
デュアン「プレデターを吸い取ったからだ……お陰で、寿命が縮んでしまったり、魔法制御に大ダメージ食らったりしたからなあ……」
ディザスタ「……え?」
アステル「え?」
イマ「は?」
デュアン「あ、今はもう大丈夫……さっきの弱いプレデターに
アステル「グロウ、ドレインって……」
デュアン「オレの魔力を流したら……弾け飛んじまったけど……お陰で、全快したよ……寿命も元に戻ったし」
アステル「そうか……良かったよ」
イマ「ってことは、デュアンの魔力を私たちに譲渡したら、魔法威力が上昇するってこと?」
デュアン「目の前で弾け飛んだことを忘れたのか?オレの魔力を流し込んで無事で済むわけがない……まあ、新しい魔法を開発したばっかだからな……まだ人に使える段階にはなってない」
プレデターでは弾け飛んだんだ・・・もっとこう・・・効率良くできないだろうか?
すると、ラプラスの観測とオレの再成の再演算が同時に起動した・・・。
『マナス・ドレイン+マナス・グロウ・ドレインを統合し、《
デュアン『……一応習得しとくか』
オレの魔法領域に書き込まれた・・・よし
アステル「どうした?」
デュアン「《
『ドレインタッチ。対象者の生命力及び魔法力を吸い取る事ができ、また自分の生命力及び魔法力を相手に流し込むことができる。ただし過剰な接種は肉体破裂する可能性がある。流し込む相手がゾクゾクし紅潮状態、興奮状態は危険サインになる』
デュアン「……あ~……戦いたい」
イマ「へ?」
デュアン「リベレイション・ヘイトオーラⅨ!ヘイト・アクション!そして……匂い袋!」
匂い袋を直に浴び、リベレイション・オーラⅨとヘイト・アクションのトリプルコンボでたくさんやってきた
デュアン「……」
《
3250体のプレデターを確認。
デュアン「《
デュアン「喰らえっ!」
オレは剣を振るい、斬撃を飛ばす。すると、鏡の盾が反射し、斬撃が増殖する・・・・
アステル「これっていつまで続くんだ?」
デュアン「オレの魔力が0になるか、相手が死ぬまでだな……ん?残り1047体だな……」
ディザスタ「私たちにも使えますか?」
デュアン「無属性魔法の適正があれば、誰でも使えると思うぞ……オレは全属性を覚えてるからな……残り530体」
アステル「魔眼はどうなんだ?」
デュアン「あー……魔眼は先天性と後天性の2つがある」
そもそも、オレの魔眼はもう魔眼じゃない神眼となって深化したんだ・・・
アステル「オレにも使えるか?」
デュアン「……目を閉じ、全身の力を抜けよ?」
魔眼作成発動!
アステル「……、……」
デュアン「気配を掴めたりできるか?それとも、臭いとか……色々と」
アステル「目を閉じたら、気配どころか……奥まで見える。あ。シャリーゼが居るな……それに、なんか甘い香り?いやミントの清潔と甘い香りがする」
イマ「魔眼を習得できたの!?」
デュアン「使い続ければ、完全に習得できる……そして、アステルの魔眼は"深緑の魔眼"と言って、存在を認識し、直接照準することもでき、この能力に狙われて逃れることが出来るものは存在しないな……そして、副次効果として……回復魔法全てを習得できるようになり、更に回復魔法で魔力量は減らなくなった」
相変わらずの強い魔眼だ。
イマ「それって、存在を確認した相手なら……遠い場所からでも回復魔法を使えるってこと?」
デュアン「そういうことになる……」
ディザスタ「ボクも欲しいです」
デュアン「ディザスタの場合は、オレの要らなくなった一部をやるよ……それを魔眼化してっと……」
ディザスタ「……これは?」
デュアン「蒼穹の魔眼……目を閉じても、見える状態で……尚且つ一度視認した対象を世界の果てまで追いかける事ができ、弓矢の武器を使えば、世界の果てまで攻撃が必ず必中する魔眼だな」
イマ「私は?」
デュアン「……あー……これも要らないから魔眼にしとくか」
イマ「……なんか視界が良くなった?」
デュアン「そいつは……破滅の魔眼だ……魔法に関するモノを破壊することができる。制御すれば5000発の魔法を同時に破壊できる……だが、感情に左右されやすいのが欠点だ」
ディザスタ「感情に左右されやすい……ってことは、感情が高ぶったりすると自動発動ってことでしょうか?」
デュアン「
デュアン「さて……遺跡とやらに急ぐぞ……結構遊んだからな」
アステル「あれで遊んだって言うお前は戦闘狂の素質あるぞ」
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オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?
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誰でもいい
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アステル
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イマ
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ディザスター
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ハーレム(3人娘)