その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生?   作:ミュウにゃん

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遅れて、すみませんでした。


Ep38 絆

 

 

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コンテナが止まり、中に水が入ってきたのを確認するが、オレとアステルは泳いで、陸へ上がる。

 

   アステル「此処は、何処だ?」

   デュアン「ダムが近いから雨がヒドイな……恐らく、此処は『ダズウエルダム』だろう……バーク村の周辺だ」

 

   アステル「デュアン、普通に水に触れてるけど、幼女化しないのか?」

 

   デュアン「水中活動の魔法が発動中はどうやら変身しないようだ……とにかく、ん?っく……プレデターが40体居る……アステルは先に行っといてくれ……」

 

   アステル「……分かった、後で追いついてこいよ」

   デュアン「……了解した」

オレの両目が、銀ともオッドアイとも違う色に変化し始める。それは・・・灰みがかった暗い紫色に変化した。

 

   デュアン「……」

オレは能力を駆使して、プレデターを睨むと、プレデターはもがき苦しみ、破裂した。

 

滅紫の魔眼は、破滅の魔眼とは違って、威力も桁外れだからなあ・・・そもそもオレは"消滅"に適した魔法しか使えない。他の魔法が使えるのは「《複写模倣の神眼》」と「《異世界魔術書庫(アカシックマギアレコード)》」のおかげでもあるな

 

宇宙未来(ラプラス)の観測》は規格外過ぎて、下手な弄り方をすれば、魂レベルで寿命が減るから気をつけないと・・・

 

確か・・・安心院さんから貰った「スキルを作るスキル」に球磨川先輩から「大嘘憑き(オールフィクション)」でマイナス方向に狂化させ、不知火半袖からスキルを改造して貰って、転生後にRe;ゼロでスキルを大幅に改造したら・・・いつの間にか「宇宙未来(ラプラス)の観測」なんて仰々しい名前に変化したんだよなあ・・・

 

   デュアン「うげぇ……次は大型級(ボスクラス)かよ……こうなったら……」

 

オレは、剣帯の上に銃のホルスターを抜く。

 

   デュアン「魔法式ロード、空間術式構築……喰らえっ……!」

 

オレは威力を大幅に改造した「爆雷撃」をぶっ放すと、胸を狙ったが、オレは銃の扱いには不慣れだった為、首に直撃した瞬間、巨大な稲妻が発生し、大型級のプレデターは影も形も無く。残ったのは、地面が焦げた跡しか残らなかった・・・

 

   デュアン「……うへぇ……っ……あ!CADが壊れちまったよ……どうしよう」

 

「バハムートラグーン」の下位互換版だと、このくらいが、妥当かな?負荷処理に耐えきれなくなって、もう使えないや。このCADは消滅のスキルで消しちゃえ

 

   デュアン「アステルを追わなきゃ」

 

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   デュアン「アステル!」

   アステル「でゅ、デュアン……魔法で回復が出来ないんだ、……助けてやってくれないか?」

 

   デュアン「オレは、此奴を助ける義理は無い」

   アステル「頼む、デュアン!」

   デュアン「……アステル、お前は魔力量が殆ど失っている……、……仕方ない」

 

森羅万象の神眼(デウス・サイト)でアーレイを見ると、複雑骨折、肺にダメージを食らって、脳震盪か・・・・

 

   デュアン「……やはり病院に見てもらったほうがいい」

   アステル「どうして!」

   デュアン「オレの魔法は……下手をすれば軍事転用される可能性がある……応急処置ぐらいなら……なんとか出来るが」

   アステル「デュアン!……っ……ぅ」

アステルはそのまま倒れた

 

   デュアン「……無茶しやがって……自分が怪我してることを忘れているに……」

 

 

オレは、アステルを抱えて、ハーレイの傍に寝かせといた

 

   デュアン「……」

『睡眠モードに移行。自己修復術式――――停止します』

  『終滅の神眼の自動反撃モード―――レベル3に設定。第一門を起動します』

 

   デュアン「……これで、よし」

レベル3は、殺意でオレに攻撃が直撃した場合、その敵は即死する設定だ。

 

兎に角、そろそろ眠るか・・・

 

 

~~~~~~~~~~~~~

 

   ディザスタ「居ました、デュアン!しっかりしてください」

    デュアン「む……ディザスタ?」

      イマ「大丈夫?」

    デュアン「っ……アステルとハーレイが怪我を負っている……アステルは左肩と頭を打ってる……応急処置はしてるが、ハーレイの方は意識を失ってる……早く病院に連れてってやってくれ」

 

      イマ「分かったわ……デュアン、貴方は?」

    デュアン「オレの方は……大丈夫、だと思う……」

   ディザスタ「デュアンも病院に行ったほうがいいと思いますよ?」

 

    デュアン「分かった……っ、と」

オレは立ち上がった時に目眩と倦怠感とふらつきが起きた。

 

オレの今の体温・・・38.8度、完全な過労だな。

 

    デュアン「ディザスタ、悪い……後、任せる」

 

『自己修復術式――――スリープモードへ移行』

『術者の体温により、5時間の睡眠を強制移行』

 

    デュアン「……zzzz」

オレはそのまま眠ってしまった

 

   ディザスタ「仕方ないですね……よいしょっと」

ディザスタはデュアンを背負った時に、あまりにも軽いことが分かった。

 

      イマ「……どうしたの?ディザスタ……」

   ディザスタ「デュアンの体重が軽すぎます……ボクの半分も無いかもしれません」

 

      イマ「これは3人検査が必要ね」

 

 

こうして、デュアン達は病院に運ばれた・・・・

 

~~~~~~~~~

 

 事の顛末は、突如現れたプレデターで魔法が使えなかった。だが、アステルの魔力量が無くなった理由。もう一人の男のアステルが魔力を使った影響によるもの・・・

 

   デュアン「……」

はぁ~・・・点滴を打つ羽目になるとは

 

  ディザスタ「はい、デュアン。あ~んしてください」

   デュアン「なんだそれは?」

  ディザスタ「元気になれる……金のリンゴですよ」

   デュアン「……」

オレは、怪しい為。金のリンゴを森羅万象の神眼(デウス・サイト)で確認すると・・・

 

 ・ゴールデンアップル

効果 HP/MP/SP/EPを全回復し、EXP+800000を会得

 副次効果 不老不死 煩悩上昇 媚薬効果 

 

   デュアン「この金のリンゴを食べろ、と?」

  ディザスタ「駄目ですか?」

   デュアン「気持ちだけ貰っとく……兎に角、アステルとハーレイの様子を見に行く」

 

  ディザスタ「ちょっ……まだ動ける身体ではないと医者が言っていましたよ」

 

   デュアン「知るか」

オレは時間操作(レバイド)で点滴が落ちるスピードを100倍にした。10秒足らずで点滴の液体はオレの身体に入った。

 

オレは、点滴の針を抜き取り『再成』で傷を消した。

 

  ディザスタ「後で怒られても知りませんよ」

   デュアン「……心配してくれてありがとな、ディザスタ」

オレはお礼と言わんばかりに、ディザスタの頭を優しく撫でた

 

  ディザスタ「っ……」

   デュアン「さて行くか」

 

 

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《Side アーレイ》

 

   アーレイ「ん……んん……病院の……匂い」

扉が開く音がし、振り向くとアステルが居た

 

   アステル「……っ!」

   アーレイ「お前は……」

   アステル「な、なんだよ……。漸く、目を覚ましたのかよっ」

 

   アーレイ「……何故、泣いている」

   アステル「べ、別に……泣いて……ねぇし……そ、それじゃ……オレ、行くから」

 

   アーレイ「――――っ!」

あの時の、息子の言葉が過る。

   

   アステル『僕は行きます……デュアンと共に魔王退治に』

    

   アーレイ「―――ま、待て!お前は本当に……」

   アステル「……」

   アーレイ「お前は……、本当に……!」

   アステル「勇者は……死んだ……」

前に、デュアンと相談して決めた。勇者アステルは死んだことにして、新しい人生として、デュアンの妹?姉?にして生きることにすると・・・・

 

   アステル「もう、いないんだよ」

   アーレイ「だが――――っ!」

その時、ブロンズファントム事件を依頼した時に、デュアンが言い放った言葉があった。

 

   デュアン『アステルはアステルだ。お前が否定するというのなら、それはそれでいい。もう勇者は死んだことになっている……間抜けな貴様のせいで、勇者アステルは死んだんだ』

 

   アーレイ「……」

   アステル「だって……、だって、そうしないとまた悲しむじゃないか……っ!」

 

   アーレイ「――――!」

   アステル「今でも夢を見るんだ……全部忘れちゃって……二人が悲しそうな顔をしてて……オレなんかにいっぱい優しくしてくれたはずなのに、それも全部、何もかも忘れちゃって――――二人のあんな顔、もう見たくない……」

 

幾ら、デュアンでも失った全ての記憶をもとに戻すことは出来ない・・・と言っていた。だから、デュアンはオレの記憶領域と魔法記憶領域にロックを掛けてくれた・・・

 

   アーレイ「(この子は、全て覚えている……魔王を退けてなお、忘れていなかった……!)」

 

    アステル「オレには、なんにも返せるものがない……。なのに迷惑ばっかり掛けてるはずなのに……、いっぱい優しくしてくれて……、……」

 

ひとしきり思いを吐き出したら、少しスッキリした。

 

    アステル「オレ、もう行くから……」

    アーレイ「―――ま、待てっ!」

なにか、なにか言葉を・・・!今、この子を引き留めなければ私たち家族は永遠に―――!デュアンはアステルのことで縁を切られてしまった。だから・・・・なんでもいい、なにか―――!

 

    デュアン『不器用なヤツは言葉は要らない。優しく抱きしめればいい……』

 

    アーレイ「!?」

デュアンが私にしか見えない魔法で、声をかけている

 

    デュアン『アーレイ……頑張れよ』

オレはそのまま転移して消えていった・・・

 

    アーレイ「アス―――……っ!――――っ!!!」

    アステル「本当は……帰りたかった……あの家に……『ただいま』って言いたかった……」

 

    アーレイ「(あぁ……。そうか。デュアンが言っていた、アステルを否定したんじゃない。変わったアステルが怖かったんだ……神は何もかも奪った訳ではなかったのか……。勇者の力を失う代わりに、私たちにこの子を返してくれたのか……デュアンは約束を守ってくれたんだ)」

 

    アーレイ「アステル……おかえり」

    アステル「う、ひく、うう……ただいま……、おとう……さん」

 

 

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《Side デュアン》

 

   デュアン「どうやら……仲直り出来たみたいだな」

  ディザスタ「デュアンは、あの中に行かなくていいのですか?アステルとハーレイ氏とは家族なのですよね」

 

   デュアン「オレは縁を切ったからな……さてと、オレは少し用事が出来た……一人になりたいから、着いてくるなよ」

 

  ディザスタ「……」

 

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   デュアン「オレはオレの道を進むだけだ……、元の世界の手掛かりは……この手紙に異空間収納の中に入っていた……スマホと『バハムートラグーン』のもう一つのCAD『イージス・ラグナロク』……そして、時空の魔剣『ステララウム・ディマシオン』……とりあいず『イージス・ラグナロク』はオレの内側の右胸に閉まっといて、残りの時空の魔剣とスマホ……iphone14pulusは異空間収納にっと」

 

   デュアン「……この世界に飛ばした犯人を見つけ出さないとな……」

 

オレは、そう呟いて・・・屋上から出た。

 

 

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オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?

  • 誰でもいい
  • アステル
  • イマ
  • ディザスター
  • ハーレム(3人娘)
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