その後、勇者の姿を見た者はいないの世界へ転生? 作:ミュウにゃん
―――――30分ぐらい歩くと、水の音が聞こえる。
デュアン「川が流れてるのかな?」
アステル「眼は使わないのか?」
デュアン「ああ……」
魔眼から神眼に進化したんだったな。
どれ・・・んー・・・ゴブリンが女性を囲んでるな、ん?この服装、コスプレ勇者か?
~~~~~~
???「悪しき魔物よ!そこまでだ!」
ゴブリンA「ゲヘヘ セッカク ツカマエタ メス ワタサナイ」
ゴブリン・・・ゴブリンは、皆殺し。うっ、頭が・・・
女の人「助けて、助けて下さいっ!」
太った男「ははは!ご婦人、心配召されるな!今すぐ我々が救い出して差し上げますぞ!」
眼鏡男「左様!そして、お礼は、ひひひっ。しっかりと頂かねば」
うわぁ、欲望丸出しだ・・・警察に突き出したほうが良いんじゃないか?
ゴブリンB「ウバエル ナラ ウバッテ ミロ ダ」
背の低い男「おいおい!俺様たちを誰だと思ってんだ、あぁ?」
ゴブリンA「シッテル?」
ゴブリンB「シラナイ」
ゴブリン「「ダレ?」」
眼鏡男「な……っ!き、聞いたでござるかデイブ殿!この魔物ども、拙者たちが何者か見てわからぬと言う」
背の低い男「んだとぉ!?おい、デイブ!ここは一発名乗っておくしかねぇんじゃねえか!?」
太った男「やれやれ真の英雄たる者、そう易々と名乗りを上げるべきではないが……、ここは仕方ない―――!」
デイブ「我が名は勇者デイブ!」
ガーリー「拙者こそが勇者ガーリー!」
チビィ「俺様が勇者チビィ!」
こ、こいつら本物だ・・・本物のバカだ
3バカ「「「人呼んで、伝説の勇者一行!!」」」
デュアン「…………」
チビィ「きししっ!」
ガーリー「ひひひ……!」
デイブ「ふんすっ!」
気色悪ぃ
アステル「(アイタタタ!?)」
アステルは、頭を抑えて悶えている・・・
アステル「え、なに!?なんなの!?なに言ってんのアイツら!?意味わかんない!?つか、3人とも勇者ってオカシイでしょー!?」
デュアン「ナイス突っ込みだ、アステル」
イマ「何なの……アレ……」
イマさんが、死んだ眼・・・いや養豚場の豚を見る様な目で呟く。
デュアン「とりあいず、ムカつくから殺して良い?できれば、3度ほど」
アステル「駄目に決まって……え?3度?」
イマ「蘇生魔法が使えるの!?」
デュアン「ああ……
アステル「規格外なヤツ……」
そんな事を言っていると、3バカがなにか言っている
ガーリー「み、見るでござるデイブ殿!あの魔物ら驚きの余り声も出せぬ様子!」
チビィ「きししっ!魔王を倒した俺達のオーラに今にもチビりそうって顔だぜ、ありゃ!」
デイブ「悪しき魔物たちよ!今なら見逃してやろう!さぁ、その女性を置いて立ち去るがよかろう!」
ゴブリンA「ユウシャ ダッテ シッテル?」
ゴブリンB「シラナイ」
上手く情報は、消えてくれたが・・・悪い意味で噂が立つのはマズイな・・・
ゴブリンB「マオウ シッテル?」
ゴブリンA「シラナイ」
まあ、魔王に関しては、トップシークレットだからな。
ゴブリン「「ナニ ソレ オイシイノ?」」
デイブ「ななななっ!?」
ガーリー「勇者も魔王も知らぬとは情弱!情弱でござるっ!」
チビィ「ふ、フカシこいてんじゃねぇぞっ!?」
うわぁ、化けの皮が剥がれる剥がれる。まるでサビ落としの如く
ゴブリンA「マァ イイヤ コイツ ラ ダベチャオ」
ゴブリンB「サンセー」
ガーリー「ひ、ひいいぃぃぃい!」
チビィ「ちょ、話が違うじゃねぇか!」
デイブ「ぐぬぬっ!頭の悪い魔物どもめ……!」
一歩ずつ下がる。
イマ「はぁ……アステル、デュアン、あのトンチカンのことはどうでもいいけど、女の人は助けてあげないと」
アステル「あ、うん……」
デュアン「ついでに言うなら……あのトンチカンを殺しちゃ駄目か?すげぇ、腹が立つんだけど」
イマ「我慢して」
デュアン「んじゃ……鬱憤晴らしに……」
オレは、魔力の制御を少し解放させる
アステル「久々の戦闘でウキウキしてるな……」
イマ「(な、なんなの……この魔力量……本当に人間なの?彼は)」
デュアン「っ……フハハッ、フハハハハッ!!」
思いっきり殺気を飛ばしながら、狂愛の魔剣を取り出し、ゴブリンどもをぶった切る。狂愛の魔剣は愛があればあるほど威力が倍増する剣だが、愛を込めなければ、ただの鋭い鉄の塊だ
ゴブリンA「ツヨイ」
ゴブリンB「ニゲル……!」
デュアン「逃がしはせんっ……《
赤黒い魔法陣が出現すると共に、燃えた鎖が出現し、ゴブリン共に巻き付ける。もちろん鎖はオレが持つ。
デュアン「貴様たち、人間を二度と襲わぬと誓えるか?無論、正当防衛なら、反撃を許してやる……だが、何もしていない一般人を傷つけることは許さん」
ゴブリンA「チ チカウヨ」
ゴブリンB「アァ」
デュアン「約束を破ったら、殺すから……貴様らの概念もろともな」
ゴブリン「「スミマセンデシタ!!」」
と逃げ出した
アステル「つ、強ぇええ……」
イマ「大丈夫ですか?」
女の人「はい、ありがとうございました!」
イマ「近くに衛兵さんがいると思います。そこまでお送りしますね」
~~~~~~
アステル「さてと……森の奥まで来たけど、肝心のポータルはどこにあるんだろう?」
イマ「そういえば、近くまで来たらポータルキーが反応するって言ってたわね」
アステル「そうだった!ええっと、ポータルキーは……、……うぉ!まぶしっ!?」
鍵が突然光りだした
イマ「光った……。間違いない、この近くにあるんだわ」
アステル「よし!怪しいところを探してみよう!」
と、意気込むのは良いが・・・
デュアン「ふむ……」
アステル「どうした?デュアン」
デュアン「……《
オレは、最小限の魔力で黒炎をゴブリンが逃げる際にぶつけた壁に向かって放った。ドーン!とでかい音と共に、大穴が出来た
イマ「何で?分かったの?」
デュアン「空気の流れ……」
イマ「……規格外ね」
アステル「それにしても、変なのが現れたな~」
デュアン「そうだな」
アステル「アレ、やっぱりオレのマネ……?いや、確かに似たような格好をしてたけどさ……引きこもって、うやむやの内に行方不明扱いになっちゃったもんな……」
デュアン「女の姿で……自分が勇者アステルって……言ったら、間違いなく……父上が逮捕するだろ」
アステル「あー……ありえそう」
デュアン「そうなったら、オレはハートマン家ないし家名を捨てる……」
アステル「デュアン……それはそれとして、アイツらが悪さをしたらオレの責任……なんだろなぁ」
デュアン「そうなったら、やっぱり……あのトンチカンを殺してやるよ……死体も残さずな」
アステル「消滅か?」
デュアン「そう……即死能力と掛け合わせれば、死んだ瞬間に遺体を霧になって消滅させる」
アステル「……あー、もうっ!アイツらを思い出しただけで顔から火が出そうだ!」
デュアン「フォローはしとくよ」
~~~~~~
アステル「あった……これ、これがポータルなんだよな?」
イマ「多分……」
デュアン「多分って……」
イマ「でも、私が見たものとは随分違うわ……もっと遺跡らしい遺跡だったし……」
ふむ・・・それにしても、不思議な柱だ。複写魔眼に反応が無い
アステル「遺跡……どう見たって金属だけど」
イマ「資料の遺跡は年代測定の最中らしいから、ハッキリとしたことはわからないけど……、数千、数万年と経って口内金属なんて……これだけ特別……?もしくは、作られた時代が違う?」
神眼で見てみるか・・・こ、これは・・・?
どういうことだ・・・これは?
"存在を視認"するオレのこの
アステル「と、とりあえずこれがポータルってことでいいんだよな?」
イマ「そうね……。ポータルキーは反応してるみたいだし」
すると、突然なにかが起動する音が聞こえ・・・
???「e7aea1e79086e88085e6a8a9e99990e7a2baeaa8d」
アステル「え!?な、なに!?」
この言語、転生特典である「言語理解」でも機能しない、機械言語もしくは、言語理解の範疇を超えた言語か・・・
イマ「声……?機会が話しているの?」
???「e382b7e382b9e38386e383a0e5868de8b5b7e58b95」
アステル「どどど、どうすればいいっ!?」
イマ「私に聞かれても……っ」
???「e591bde4bba4e38292」
デュアン「行き先を指定しろ……かな?」
オレがそう言うと、宙にモニターが映る
アステル「よく分かるよな」
イマ「……立体……映像っ!」
アステル「グランテールだっ!写真の中にグランテールの街があるっ!」
イマ「グランテール……。……何故?」
アステル「ここ!ここに行きたいっ!わかる!?」
???「e8bba2e98081e58f97e8abbe」
???「Granterre」
イマ「……?グラン……テラ……?」
発音自体は「グランテール」で合ってる。だが、意味は「偉大な地球」だと?
???「e8bba2e98081e9968be5a78b」
デュアン「(こ、これは……おそらく文字コードだ)」
音声魔法いや魔術か?
???「efbc93……efbc92……efbc91」
これは・・・カウントダウン?
イマ「……っ!」
すると、魔法陣に包まれ、オレ達は転移する。
~~~~~~~
一方その頃
大商会主「もちろん、君の言い分も理解できる……私はただ、流通と通信の未来を共に勘案する者として開かれた市場なくして発展はないと言いたいのだ」
ウィリアム「それで?」
大商会主「―――っ……これを見たまえ」
紙を捲り・・・
大商会主「ここ2ヶ月……、たった2ヶ月だ!その間、廃業した中小団体がこれだけある」
ウィリアム「……」
大商会主「いいかね?君のしようとしていることは明らかに独禁法違反だ……私がほんの少し口添えすれば今すぐにでもその身柄を更迭することもできるのだよ?」
ウィリアム「それは……、恐ろしいですね」
大商会主「だが、私とて有望な人材をこんなやり方で潰したくはない」
ウィリアム「……はっきりと仰ればよいでしょう……お前のアメを寄越せ、と」
大商会主「そ……そ、そうではない。こちらには技術も人手も十分にある。ウチと手を取り合えば―――――」
ウィリアム「どうぞ、お引き取りを。私は決してあなたの手を握らない」
大商会主「は、ははははっ!……そうかね。よくわかった……後悔することになるぞ」
ウィリアム「……。ご忠告感謝します」
部屋を出ていった、大商会主
イルゼ「社長。よろしかったのですか?」
ウィリアム「あぁ……イルゼ君。首尾は任せる。可能な限り被害を抑えてくれ」
イルゼ「承知しました」
ウィリアム「予測が正しければ、間もなく"世界恐慌"が発生する」
ウィリアム「それも、我々の築き上げた文明を根底から覆す規模のものだ」
イルゼ「!」
ウィリアム「飢饉に暴動、そして、全ての国家を巻き込む世界規模の戦争……魔王のときとは比較にもならない数の死者が出るだろう……」
イルゼ「……そんな」
ウィリアム「自分自身の手足を喰らってでも生き延びる方法を選択しなければ……」
イルゼ「……、……私は時折、社長が恐ろしいです」
ウィリアム「はは……そうだね……でも」
イルゼ「?」
ウィリアム「私よりも怖い存在が居るんだ……私も言えることだが、一歩間違えれば、魔王になっていたのは私だったかもしれないな」
イルゼ「社長より……怖い存在?」
ウィリアム「デュアン君だよ……彼は、底が知れぬ……怒らせれば、国一つが滅ぶやも知れない……」
イルゼ「常に微笑みで、何を考えているのか……全く予想が尽きません……ですが、社長。なぜ、そんな人物をウォールポストに……しかも、特別待遇措置として入隊及び同居を?」
ウィリアム「彼はアステル君には甘い……デュアン君は一度仲間と思ってくれている子には、全力で守る子……敵対するものには、死より恐ろしい目に合わせる子だよ」
イルゼ「社長の知り合いなのですよね……」
ウィリアム「同居の件も、デュアン君が居れば、守れる……」
~~~~~~~~
アステル「帰ってきたどー!」
デュアン「はしゃぐなみっともない」
アステル「――――って、ドコぉ!?」
デュアン「地下だな……」
階段を登り、出口に出ると・・・
アステル「なんか、スゲー体験をした気がするっ!」
イマ「ホントね。しかも、こんな街中に繋がってたなんて」
アステル「ふ~む。未知という名のロマンを感じますなぁ」
イマ「感じましたか」
アステル「感じますね」
デュアン「……」
アステル「じぃ~~~」
イマ「じぃ~~~」
デュアン「っ……はいはい、感じましたとも」
二人は楽しそうに笑った。
イマ「さて。それじゃ、イルゼさんのところへ報告に行きましょう」
デュアン「了解した」
アステル「了解」
イマ「あの時、あの映像に映ったのは間違いなく、グランテールだった……あれが記録装置だとするなら、ポータルが作られた時代の景色が映るんじゃ……記録映像じゃない?微塵も魔力を感じなかったし……今の私たちとは全く異なる技術体系を持つ先史文明、一体どれ程、発達した世界だったのかしら」
デュアン「……」
イマ「どうしたの?」
デュアン「いや、ポータルから流れてきた音声……言語化出来そうな気がして……」
イマ「え?」
デュアン「ま……オレは学者じゃないから、気がする程度だから……気にするな」
オレの予想は、多分、文字コードで合ってるはず・・・
イマ「そういうことを考えるのって楽しいね。ちょっとアステルが移っちゃったかな?」
そう言って、イマは階段の方へと進める。
オレは、早速、頭の中で流れたポータルの音声を書き写した
「e7aea1e79086e88085e6a8a9e99990e7a2baeaa8d」
「e382b7e382b9e38386e383a0e5868de8b5b7e58b95」
「e591bde4bba4e38292」
「e8bba2e98081e58f97e8abbe」
「e8bba2e98081e9968be5a78b」
デュアン「確か、文字コードって……区切るんだよな?一応6桁で組んでみるか」
「e7aea1 e79086 e88085 e6a8a9 e99990 e7a2ba eaa8d」
「e382b7 e382b9 e38386 e383a0 e5868d e8b5b7 e58b95」
「e591bd e4bba4 e38292」
「e8bba2 e98081 e58f97 e8abbe」
「e8bba2 e98081 e9968b e5a78b」
デュアン「……大丈夫だろうか……正しく変換すると、一行目が……えぇっと、「管理者権限確認」……2行目だ「システム再起動」ふむ……3行目「命令を」だな……続けて4行目「転送受諾」4行目は「転送開始」それでカウントダウン……か」
何の管理者だ?鍵の?それとも・・・別の何か、か?
~~~~~~
オリ主のヒロイン枠は誰の方が良い?
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誰でもいい
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アステル
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イマ
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ディザスター
-
ハーレム(3人娘)