バカでアホな先生が紡ぐ叙事詩(題名は途中で変わる可能性しかありません) 作:赤牛50
あの、ほんと駄文読ませてしまいすいません。
この先生バカなんです。許してください。
私はこれからセルフ入棺して来ます。
「私のミスでした………」
そこは例えるならば六月の朝、起床する時に目に入る純白の光に満ちた世界。今にも寝落ちしてしまいそうなほど揺れが心地いい電車の中だった。
「私の選択、それによって招かれたこの全ての状況………」
「結局この結果に辿り着いて初めて、あなたの方が正しかったと悟るだなんて………。」
これは多分夢だ。確か明晰夢って言ったっけ。あまり夢なんて見ないんだけどな、俺。
「………今更図々しいですがお願いします、先生。」
多分まだ寝ぼけてるんだよ。だって明日の試験のために早めに寝たもん。
「きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。」
いやー、俺ってば夢そんなに見ない代わり結構しっかり内容覚えてんだよね
「何も思い出せずとも、おそらくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから。」
やっぱり夢だと話の流れが分かりづらいわ。
「ですから…大事なのは経験ではなく、選択。」
「あなたにしかできない選択の数々。」
選択ねぇ。選ぶだけなら誰だって出来るんだからさぁ。そこまで主語でっかくしないでよ
「責任を負う者について、話したことがありましたね。」
「あの時の私には分かりませんでしたが………今なら理解できます。」
「大人としての責任と義務。そして、その延長線上にあった、あなたの選択。」
車で事故したとき親父とおかぁにも言われたなぁ。学生じゃなくなってもうちゃんと大人なんだから責任は自分で取らないとダメって言われたな。保険降りたからなんとかなったけど、確かに責任の所在は大事だよな。
「それが意味する心延えも。」
心延えとは?わしそんなムズい言葉知らんて。
「………。ですから先生。」
「私が信じられる大人である、あなたになら。」
「この捻れて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を……。」
心延え……心延え……後でGo○gle先生で調べとくか、気になるし。てか何?捻れて歪んだ終着点?めちゃくそ厨二心くすぐるやん。
「そこへ繋がる選択肢は…きっと見つかるはずです。」
あ、この感じ夢の終わりかな。
「だから先生、どうか………。」
なんて?やっぱり夢って最後まで見れないから嫌なんだよ。
「…………い」
ええや、まだ夜中だろうからもっかい寝よ。
「…先生、起きてください。」
あんだってうるさいな、ちゃんと起きるよ
「先生!」
はいはい。
「…………。」
「…………what?」
見たことがないほどの美形のお姉様が目の前に佇んでいらっしゃる。しかも髪型ロングのメガネちゃん。素晴らしいです。ぜひ写真に収めさせて頂いてどうぞ。
「少々待っていてくださいと言いましたのに、お疲れだったみたいですね。なかなか起きないほど熟睡されるとは。」
あらワタクシこの麗しいお姉様の前で爆睡こいていましたの?死んで詫びます。すいません。
「夢でも見られていたようですね。ちゃんと目を覚まして、集中してください。」
「はい!集中して目の前の桃源郷を目に焼き付けます!!」
「先生…まだ寝ぼけてるんですね。分かりました。ここは私のビンタで目を覚ましてあげましょう。」
「すいませんでした。」
光より早い土下座、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。と、いうかここどこ?わしの部屋フローリングだったよね?さらに言えば俺の事を起こしに来てくれる幼馴染なんて居たっけ?
「はぁ。もう一度今の状況を説明しますのでしっかり聞いていてください。」
「ハイ(^O^)/ワカリマシタ」
「もう一度寝ますか?」
「すいません。真面目に聞きます。」
恐ろしく早い脱衣土下座俺じゃなきゃry
「先生、ヴァルキューレ呼びますよ?」
はて?ヴァルキューレとはなんぞや?戦乙女?ワイしばかれるの?
「はい。すいません。」
ここはちゃんと真面目に正座で説教待ちSTYLE。という事でちゃんと話聞くんでオネエサンユルシテ
「全く。話が逸れてしまいましたが、私は七神リン、学園都市『キヴォトス』の連邦生徒会所属の幹部です。」
あれぇ?聞いた事ない地名が出てきたけどまだ夢の中ですか?こんな感じで夢見てる時って確実に寝坊する時なんだけどな。
「そしてあなたはおそらく、私たちがここに呼び出した先生………のようですが。」
ファッ!?まさかこの夢でも先生とかいう単語が?ん?というか先生って俺?
「そーゆー設定ね。」
「??。あぁ、推測系でお話したのは、私も先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです。」
「混乱されてますよね?分かります。」
「オッケ、大体理解した。」
サムズアップで返す。困った時はこれだよね。なんかリンさん大丈夫かこいつみたいな目で見てるけど、どうせ夢だから大丈夫だしょ。
「分かりました。とりあえず今は私に着いてきてください。どうしても先生にやっていただかなければならない事があります。」
ほうほう、こんな感じで進んで行くのね。
なんかゲームみたいでオラワクワクすっぞぉ!
「………。学園都市の命運をかけた大事なこと、という事にしておきましょう。」
やっぱ夢だとなんか規模がデケェな。
でもわし他人の運命なんて背負えんで。
「では、付いてきてください。」
「あ、はい。」
部屋を出て、少し歩くと東京スカイツリーにあるような立派なエレベーターがあった。
リンさんと二人でそこに乗り込む。
え?てかここそんなに高いの?
●
エレベーター降り切るのに1分くらいかかったや。どんだけ高いとこだったんだよ。確かに最初のとこに窓あったけど、俺ちゃん高いとこダメなんだよ。てか降りて来る時にリンさんがなんか色々話してたけど震えるの我慢するのに一杯でなんもわからんかった、なんか連邦生徒会長?だかがわしのこと選んだとか言ってたけど。てか本当にこれ夢かよ、リアルすぎだろ、VRでもこんなリアルじゃないぞ。ほんでそのリンさんはと云うと。
「ちょっと待って!代行!見つけた、待ってたわよ!連邦生徒会長を呼んできて!!」
「うん?隣の大人の方は?」
「首席行政官、お待ちしておりました。」
「連邦生徒会長に会いに来ました。風紀委員長が今の状況について納得のいく回答を要求されています。」
「あぁ…面倒な人たちに捕まってしまいましたね。」
って感じで、なんだかこれまた美形な方々が4人も、こーれ大変な事になってますよ!
いやはや、いやはや、眼福に御座る。
と云うかリンさんなかなかはっきり言うのね。
「こんにちは、各学園からわざわざ訪問してくださった生徒会、風紀委員会、その他時間を持て余している皆さん。」
あら、すっごいナチュラスに煽り入れたよこの方、てかなんで皆さん銃火器を持っていらっしゃるんですかね?やっぱり夢ですからかね?
「こんな暇そ…大事な方々が訪ねてきた理由はよく分かっています。」
「今この学園都市に起こっている混乱の責任を問う為に…でしょう?」
「そこまで分かってるならなんとかしなさいよ!連邦生徒会なんでしょ!」
あ、あの子持ってるのはMPXかな?銃身が短い様な気がするからMPX Copperhead なのかな?てかすげー怒ってる、リンさんすげー煽るからかな?
「数千もの学園自治体が混乱に陥ってるのよ!この前なんか、うちの学校の風力発電所がシャットダウンしたんだから!」
えぇ。す、数千て、そんなに学校あるの?
てか一学校に風力発電所あるってどゆこと?県とか市レベルじゃん。やっぱ夢だとスケールでけぇ。
「連邦矯正局で停学中の生徒たちについて、一部が脱出したと云う情報もありました。」
この子はモーゼルのC96かな?かっこいいんだよなぁ。二十世紀前期、中期の銃ってなんかこう、ロマンがあって好きなんだよなぁ。あの子センスいいな。
「スケバンのような不良たちが、登校中のうちの生徒を襲う頻度も、最近急激に高くなりました。治安の維持が難しくなっています。」
む、この子の銃はAR-15?かSIGMCXかな?
この辺りは興味なくてあんまり調べてないんだよなぁ。でも扱い易いって聞いた事はあるね。誰でも使える、やっぱり武器はこうで無くちゃ。
「戦車ヘリコプターなど、出所の分からない武器の不法流通も2000%以上増加しました。
これでは正常な学園生活に支障が生じてしまいます。」
この子はまたすごい骨董品使ってるな。あれ多分エンフィールドだろ。アメリカ式とイギリス式があるらしいけど。まぁ弾の種類だったり内部構造、なんかが少し違うだけらしいけど。どっちかは気になるなぁ。
てか話聞こえてきたけどここ世紀末なんかね。戦争でもしてんの?
え?正直わしこれでなにやるんだ?てか夢ってこんなに詳細な設定あるっけ?わしの場合よく声はその人にぽい感じのが当たるからアレなんだけど。うーん。頬つねってみるか?
あら?と云うかなんか言い争い止んでるような。心なしかみんなの視線が僕に向いている希ガス。
「nani?」
「ちょっと待って。そういえばこの先生って一体どなた?どうしてここにいるの?それに先生っていうには若い気もするし…」
そうですよおじさんまだ18歳ですよ。酒も呑むし、煙草も吸うけどね。GAHAHAHA
いやそれよりもすでに体の節々が痛いのですよ。
「キヴォトスではないところから来た方のようですが……先生だったのですね。」
「はい。こちらの先生は、これからキヴォトスの先生として働く方であり、連邦生徒会長が特別に指名した人物です。」
あれぇ、そうなのぉ。そんなに重役やったんですね。てかやっぱり夢にしては詳細すぎないか?
「行方不明になった連邦生徒会長が指名……?ますますこんがらがってきたじゃないの…。」
うーむ、すまんのお嬢さんわちきもよう分からんのYO☆なーんかあと2、3個くらいピースがあればビッタでハマりそうなんだが。
「先生は元々、連邦生徒会長が立ち上げたある部活の担当顧問として、こちらに来る事になっていました。」
「それは?」
「"連邦捜査部シャーレ"」
え?何?理科で使うペトリ皿の名称が聞こえてきたのですけど。
「ただの部活ではなく、一種の超法規的機関。連邦組織のため、キヴォトスに存在する全ての学園の生徒たちを、制限なく加入させることすら可能で、各学園の自治区で、制約無しに戦闘を行う事も可能です。」
「何故これだけの権限を持つ機関を、連邦生徒会長が作ったのかは分かりませんが。」
そうやでな。わしは権力なんぞいらんのや、金があってヤニ吸って酒さえ飲めればええねん。
「シャーレの部室はここより約30km離れた外郭地区にあります。今はほとんど何も無い施設ですが、連邦生徒会長の命令で、そこの地下に『とある物』を持ち込んでいます。」
「先生をそこへお連れしなければなりません。」
約30kmですか………。法定速度でいっても結構時間かかるけど。まぁ夢パワーですぐ着くだろ。
「モモカ、シャーレの部室に直行するヘリが必要なんだけど…」
あれリンさん誰かと連絡してるてかすげみんなインカムみたいなの持ってんのかな。
「シャーレの部室?あぁ、外郭地区の?そこ今大騒ぎだけど?」
うおっ!すげー!ホログラムだ!なんかメスガキっぽい子が出てきた。流石にロリは犯罪である。でもやっぱりVRよりリアルですごく無いか?
「大騒ぎ…?」
「矯正局を脱出した生徒が騒ぎを起こしたの。そこは今戦場になってるよ。」
「うん?」
「連邦生徒会に恨みを抱いて、地域の不良たちを先頭に、周りを焼け野原にしてるみたいなの。巡航戦車までどっかから手に入れて来たみたいだよ?」
じゅ、巡航戦車ですか。クルセーダーですか?クロムウェルですか?コメットですか?
でも僕はやっぱりチャーチルクロコダイルが好きです。
「それで、どうやら連邦生徒会所有のシャーレの建物を占しようとしてるらしいの。まるでそこに大事な物でもあるような動きだけど?」
「まぁでも、もうとっくにめちゃくちゃな場所だから別に大した事な……あっ、先輩、お昼ご飯のデリバリーが来たから、また連絡するね!」ブツリ
「………………。」
あらら、ブツ切りですよ、奥様。てか昼ごはん来たから通信切るってどゆことですか。
俺でもそんな事はせんですよ。あーリンさんすごい、鬼の形相ですよ、こりゃ。
「リンさんや大丈夫ですか?深呼吸でもしては如何?」
「…だ、大丈夫です。……少々問題が発生しましたが、大した事ではありません。」
「大した事ないって戦車だよ?戦争じゃなきゃ使われないような代物だよ?」
「大丈夫です。それより………。」
だ、大丈夫て、対戦車砲でもあるんですか?
それか夢あるあるで俺に補正あるんすか?刺突爆雷で大和魂を見せてやるんですか?
「………?」
「な、何?どうして私たちを見つめてるの?」
「丁度ここに各学園を代表する、立派で暇そうな方々がいるので私は心強いです。」
「えっ?」
「キヴォトスの正常化のために、暇を持て余した皆さんの力が今、切実に必要です。行きましょう。」
「ちょ、ちょっと待って!?どこに行くのよ!?」
あのリンさん普通に歩いて行かないでください、てかめちゃくちゃ悪い顔してたなぁ。
「先生何していらしゃるんですか?あなたも一緒に行くんですよ。」
えぇ?なるほど細かい夢だ。
●
「んへぇ。やっとついたヨォ。」
まさかヘリだと危ないから車で行くなんてね。と云うか免許を持ってないだろう学生が運転しようとするってどゆことですか?ちゃんとリンさんに行って俺が運転したよ。なんかすっごい止められたよ。しかも免許無しで運転するのが普通みたいな話し方してたし。強引に運転席乗ってエンジンかけて黙ってたら渋々乗ってたけど。
例の如くポケットにケータイも財布もちゃんとあったよ。免許は財布に入れておく派なんだよ僕は。ん?準中のMTだよ取ったのは。
てか、ほんとにこれ夢か?そろそろ最悪を想定しとかないと行けないか?
「な、何これ!?」
ユウカの悲鳴が、銃声、爆発音などの騒音と一緒に聞こえてくる。
いやぁ、すごいねぇ、銃弾飛び交ってるし、あの戦車たぶんあれHE弾使ってるだろ。
いや、不良って聞いてたけどどんだけ金持ってんだよ。最悪死ぬど俺。ちょっと夢だって確信持てなくなって来たし。普通夢だと匂いなんて感じないんだけど。この場所、と云うかこの戦場、硝煙の匂いしっかりするし。戦車の排気ガス、車内の芳香剤なんかもしっかり匂ったからね。ちょっと怖くなって来たなー。お家帰りたい。
「なんで私たちが不良と戦わなきゃいけないの!」
「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すためには、あの部屋の奪還が必要ですから。」
「それは聞いたけど……。私これでも、うちの学校では生徒会に所属してて、それなりの扱いなんだけど!なんで私が…。」
「あっ、戦場でそんな大っきい声で話したら……huh?銃声?」
ふと周りを見渡すとユウカに向かって数多の弾丸が降り注ぐ、美女の体が吹き飛ぶところなんて見たくない。俺は、顔を背けて目を閉じた。でも人が倒れるような音は聞こえてこなくて。
「い、痛い!痛いってば!あいつら違法JHP弾使ってるじゃない!?」
は?あんなん食らって痛いで済むの?普通は死ぬし、グチャグチャになるよね?しかもJHPってホローポイントだよ。飛び散るだろ色々と。
「伏せてください先生、ユウカ。それに、ホローポイント弾は違法指定されてはいません。
「うちの学校では、これから違法になるの!傷跡が残るでしょ!」
傷跡が残るって、そんなんで済むのかよ、体に穴開くだろ。文字通り蜂の巣になるよ!
あとハスミ、ド正論ありがとう。ちゃんと伏せます。
「今は先生が一緒なのでそこに気をつけましょう。」
「先生を守るのが最優先、あの建物の奪還はその次です。」
「ハスミさんの言う通りです。先生はキヴォトスでは無い所から来た方ですので。私たちとは違い弾丸一発でも致命傷になり得ますので、その点にご注意を」
そうだよね?君らがおかしいだけだよね?僕たん普通に死ぬるよね?
「わかっているわ。先生、先生は戦場に出ないで下さい!私たちが戦っている間、この安全な場所にいてくださいね。」
「OK.D」
てな感じでトントントン、って戦闘が始まった訳だが。なんだかみんなの動きがバラバラだC◯Dの野良でもここまで酷く無いぞ。
あ、ユウカの横からスケバンがハイドしながら上がって来てる。無線は借りたしチャンネルも合わせてあるから。せめて報告程度は。
「ユウカ!右前方瓦礫の裏スケバンが二人ほど隠れてる!」
『先生!?どうして急に?でも敵の位置がわかるならこっちから!』
瓦礫の裏スケバンが隠れてる場所にユウカが肉薄する。ビンゴ、観戦してる側じゃ無いと分からない事だってあるんだい!
『流石です、先生。よろしければ戦闘指揮をお願い出来ませんか?』
「ふぇ?いいけどIGLは慣れてるから」
『えぇ?戦闘指揮をされるんですか?まぁ、先生ですし。』
『生徒が先生の指示に従うのは自然な事、ですね。よろしくお願いします。』
『でしたらこれより先生の指揮に従います。』
『よし!じゃあ行ってみましょうか!』
なんだか成り行きでIGLする事になっつった。まぁS&Dなら得意だ。やったるか。
あれ?でもこれドミネーションか?ええかどっちでも。
「よし!じゃあ改めて戦闘開始だ!!」
次話投稿はおそらく水曜か木曜になると思います。学校がありますのでね。許してください。
そして次話で先生を虐めるつもりです。まぁ軽いジャブ程度で。
いやぁこの先生にエデン条約編で早く銃弾ぶち込みたい。
年齢に関するところを少し修正しました。20歳ビッタにします。