これは、本来ならば有り得ない可能性の物語

四つあるうちの運命は、"彼女"を見離した

だからこそ"彼女"は、"礎"に救われた――

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Fate/Extra CCC ―Unknown Messiah《正体不明の救世主》―(ネタ)

――これは、交わるはずの無かった、四つの唄に続く"もう一つの唄"――

 

 

 

 

 

 ――男の話をしよう

 

 男は始め"人"であったが、男は最期"主"となった

 

 数十人の友人の為に己の命を投げ出した、憐れな孤独の人柱

 

 己の身体を礎とし、無数の悪意を一身に請け、そのうち人々からは忘れ去られた

 

 しかして彼は、何年も何十年も何百年も耐え続けた

 

 その行為を愚かと笑い蔑むか、或は素敵と微笑み讃えるか

 

 男は、恐らくそれを望まないだろう

 

 

 

 

 

―― "ある違和感"を持った一人の少女が"主"に救われ、"彼"と共に様々な困難に立ち向かう

 

「……コンゴトモ、ヨロシク」

「え? あ、はい。よろしく……」

 

 

 

―― 紅衣の少女と吸血の龍の娘と戦い

 

「さあ! ここを通りたかったら通行料を払いなさい、通・行・料・を!」

「……随分愉快で難儀な友人を持ったね、白野」

「まあ、ね」

「ちょっと、否定しなさいよそこは!!」

「そんなことはどうでもいいから、さっさと血を取ってきなさいよ、リン」

 

 

 

―― 物静かな少女と吸血の龍n(ry と戦い

 

「そこ、"下着(パンツ)"を穿いてはいけないと言ったはずです」

「………………えっと、ダメ?」

「駄目です」

「じゃあ君、今穿いてないの?」「何聞いてるの!?」

「もちろんです」「あぁ、答えるんだ……」

 

 

 

―― 愛に狂った純粋な少女と戦い

 

「どう、して……邪魔を、するんですか……!」

「……どうしてだろうね。実際の所、僕もよくわからないんだ。けど、君の愛は……酷く悲しくて、歪んでいるものだって事ぐらいは、壊れた僕でも分かる」

「メサイア、お願い……彼女を止めてあげて!」

「……許さない……! 貴方だけは、赦しません……!!」

 

 

―― 孤独に耐えきれなかった女性と戦い

 

「異端の英霊……否、最も新しき"救世主"よ。我が主はお前の"死"を望んでいる。悪いがその首、取らせてもらおう」

「へぇ、よりにもよって"僕"に"死"を望むのか。皮肉にもほどがある」

「カルナァァァ!! 早く、早くそいつを追い出して!! "ソレ"を……"ソレ"を追い出してよぉぉ!!」

「メサイア……?」

 

 

 

―― 本来の場所に戻るための戦いの中、知られざる"彼"の奇跡を垣間見る

 

「メサイア、貴方は……!」

「別に悔いてなんかないよ。例えそれで、本当の身体が封印の礎になってても、ね」

 

 

 

―― 吸血n(ry と戦い

 

「さあ! 待望のアンコールパーティーよ、盛大に――」

「何度も出て来て恥ずかしくないんですか?」

「うるさいわね!? っていうかそんな事言われるほど出て来てなんか――」

「……どうでもいい」

「どうでもいい!? あんた今どうでもいいって言ったぁぁ!?」

 

 

 

―― 快楽の毒を盛る愛を与える少女と戦い

 

「どうしても私のものにならないのなら、いまここで殺してあげるわ、メサイア!!」

「……人形ならいくらでも持ってるからあげるけど、人形になるのは勘弁だよ」

「……そういう問題なのかな」

 

 

 

―― 明かされる事の真相、そして全ての元凶

 

―― そして少女は、"奇跡"を見る

 

「なんなんですか……なんなのですか、貴方は!?」

 

 

「僕は僕、けれど僕は"死"でもあり、そして――」

 

 

「令呪をもって命じる……メサイア……ううん、"ミナト"! 必ず勝って!!」

 

 

「――"宇宙"そのものだよ」

 

 

 

―― 全ては、"宇宙(ユニバース)"によって事を終えた

 

 

 

―― そして少女は、全てを知った

 

 

「私ね、思い出したんだ。今までのこと、"私のサーヴァントたち"のことを」

 

 

 

―― おめでとう、奇跡は、果たされた ――

 

 

 

  Fate/Extra CCC ―Unknown Messiah《正体不明の救世主》―




衝動的に書いてしまった初短編。多分続かない

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