【完結】プルシリーズってなんだよ(困惑)   作:すも

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続きです。


技術チートとか○ろう系かな?(すっとぼけ)

「私のこと本気で怒らせちゃったね(憤怒)」

「ニコ、貴方何を怒っているの?」

「マリーの事を馬鹿にした奴がいたので夢に野○先輩が出てくるようにしました。私はいいけどマリーを馬鹿にするのは許さん」

 

宇宙世紀0097年、フォン・ブラウン市内にあるアナハイムの研究施設にて、未来視で色々と確認していたニコ(プルツー)は、マリー(トゥエルブ)を馬鹿にしていた連邦政府の人間に夢で野○先輩が出てくる呪いをかけており、彼女の主人であるマーサは不思議そうにニコを見ていた。ちなみに今回ニコだけ出張しており、クェス達は地球で修行をしていた。

 

「本気で怒ってるわね。自分の事は別にいいのかしら?」

「淫○厨のホモガキですから馬鹿にされても別にいいかなって。でも政府の人達は私をノルンとかモイライと呼びますけど大袈裟だと思いますよ。私なんて○iim兄貴の足元にも及ばないのに」

「誰よ○iim兄貴って。まあ貴方が変な事を言うのはいつもの事だけど」

 

どうでもいい話をしつつニコ達は目の前で整備されているエンジン……既存の物とはデザインが異なる代物を興味深げに見ていた。

 

「しかしアナハイムはんにゃぴ……やっぱりスゴイですね。私達が未来で視た機械をある程度再現できるんですから。でも技術者の人達を大勢連れて行く必要があって疲れました」

「専門知識がない貴方が視ても再現なんて無理だもの、専門家を連れて行く方が一番確実でしょう?」

 

そこには未来視を使って再現された未来の革新的新技術……ミノフスキードライブの試作機が鎮座していた。現在の技術で再現したためサイズは大型化していたが、それでも再現出来ただけ驚異的だろう。

 

「貴方には無理をさせて悪かったわね。これでアナハイムは今後最低でも数十年の繁栄が約束されたわ」

「それはよかったです。ハイテンションになった技術者の皆さんを落ち着かせるのが大変でした(小並感)」

「……本当に大変だったようね、ご苦労さま。報酬は口座に振り込んでおくから、次もまたよろしく頼むわね」

 

当時の状況を思い出してグッタリするニコであった。

 

「後は問題なく動けばいいのだけど」

「一応動くみたいですよ……何度かトラブルが起きるけど死人が出る程じゃないです」

「あら、未来視ではそうなっているのね。やはりいきなり実用化させるのは難しいか。まあ今後改良していけばいいだけだし問題ないわね」

 

ニコからすぐには実用化は難しいと言われたマーサは気長に進めていけばいいと考えていた。

 

「貴方はこの後アルベルト達に会いに行くのかしら?」

「はい、マリーと甥っ子に会いに行こうかと思いまして。アルス君に会うのが楽しみで仕方ないです」

「ああ、どおりで貴方さっきからソワソワしているのね」

 

用事を終えたニコ達はアルベルト夫妻に会う予定を立てていた。

 

「今年の未来については詳細をレポートに纏めました〜。ちなみに半年後ご主人様を狙って暗殺者が送られます。状況と実行犯と首謀者についてはレポートに記載されてるのでご確認くださいね」

「あら、ありがとう。フフフ、先にわかっているのならどうとでもなるわ……ああそうだわ、貴方に会わせたい人間がいるのよ」

「あー、あの人ですか?ご主人様が引き抜いたとは知っていましたけど、まさか本人に会えるとは」

「ええ、貴方の進言のお陰で未来が変わった男よ。まだまだ若いけど技術者として有望らしくていい拾い物だったわ…………入りなさい」

 

マーサに促され、ニコとほとんど歳が変わらない真面目で優しそうな美青年が緊張した面持ちで入室した。

 

「は、初めましてニコ・マスさん。私はカロッゾ・ビゲンゾンと申します。マーサ様の懐刀と呼ばれる貴方にお会いできて光栄です」

「あ、はい、よろしくお願いします」

 

そこにはマーサの介入によって運命が変えられた男カロッゾ・ビゲンゾンがいたのであった。

 

「おぉ、イケメンだぁ。ご主人様が介入してなかったらこれがあの変なサイボーグ仮面になっていたんですか。怖いなぁ」

「変なサイボーグ仮面って……確かに今の姿からはまったく想像できないのは同意するけど」

「あの、お二人はなんの話をしておられるのですか?」

 

自分を見ながらよくわからない話で盛り上がる二人を見てカロッゾは困惑していた。その後カロッゾはビスト財団の幹部候補生として、ニコとは色々と縁ができる事になったのであった。

 

 

 

 

 

「がわ゛い゛い゛な゛ぁアルスちゃん!」

「ふぇっ、ふえええええっ!」

「お姉ちゃん。アルスを怖がらせないで」

「あっ、ゴメン……」

 

ちなみに用事を終えたニコは予定通り甥っ子に会うことが出来たが、奇声をあげて近づくニコに怯えたのか泣き出してしまい、マリーに注意されていたのであった。

 

 

 

 

<人物紹介>

●プルツー(ニコ)

→マーサに指示され未来視で色々と無法な事を始めた。地球連邦政府からはノルンやモイライ、政府に反感を持ちニコの事を知っている人間からは魔女と呼ばれ恐れられているがニコ本人はどうでもいい、それより甥っ子に会う方が大事だ!と考えている。

 甥っ子の名前については一生使っていく名前だし変なのはダメだよね、というかDQNネームとか付けたらマリーに縁切られるわと一生懸命真面目に考えアルスとした。

 真面目な好青年であるカロッゾについては好印象を持ち、あの変なサイボーグ仮面にならず頑張ってほしいと思っている。

 未来についてはマーサと地球連邦政府の介入でマシになっているのを視ており、とりあえず自分が生きている内は大丈夫そうだと精神状態が大分持ち直している。でもケツアゴシャアが宇宙世紀100年をもって引退すると聞きショックを受ける。

 

 

 

●マーサ・ビスト・カーバイン

→ニコの力を使って権勢を拡大している月の女帝。思いつきでやらせた事が上手くいって上機嫌である。暗殺者を送り込まれる事もあるが、ニコの未来視のお陰で未然に防ぐ事ができ、逆に首謀者を排除できるチャンスになっている。

 

 

 

●マリーの悪口を言った奴

→夢で野○先輩に襲われ絶叫しながら目が覚める。少しだけトラウマになった。

 

 

 

●ミノフスキードライブ

→ニコの未来視によって本来の歴史よりも早く登場する事になった。専門知識がないニコでは未来を視たところで再現など不可能だが、それなら専門家達をNT空間に連れていけばいいとマーサの提案による力技でなんとかなってしまった。未来の最新技術を視て最高にハイになった技術者達を落ち着かせるのにニコはとても苦労した。

 今後バイオコンピュータ等未来の技術が続々と再現されアナハイムは笑いが止まらなくなるのであった。サナリィは泣いていい。

 

 

 

●カロッゾ

→マーサの介入によって、この世界ではロナ家に婿入りしないのでカロッゾ・ビゲンゾンのままであり、アナハイムの期待の幹部候補生でもある。宇宙世紀0097年時点ではまだ20歳頃であり、子供は当然いない。

 マーサとしては最初始末しようかと考えていたが、ニコ達から穏便な方法を使ってほしいと言われていたので止める事に。技術者としては有望だし、その気になれば私兵集団のトップをやれる器量はある事をマーサは知っているので、幹部候補生としてアナハイムで育成する事にしたのであった。

 真面目で優しい美青年なのでモテるが、真面目なので女遊びなどはせず頑張っている。ロナ家のとんでもない女と結婚する事はなく、そもそもロナ家と関わる事がなくなったので鉄仮面にはならない。あんなものにならなくていいから(良心)

 ニコについては綺麗だなと一瞬見惚れていた。まあ外見だけなら美少女だからね。甥っ子に会える期待で目も輝いていたし騙されるのも無理はないだろう。

 

 

 

●アルス

→アルベルトとマリーの愛の結晶であり、ニコにとってはかわいいかわいい甥っ子である。初対面では泣かれてしまいニコは凹んだ。ちなみに祖父のカーディアスはデレデレになってしまいアルベルトから「誰だコイツ」という目で見られていた。

 アルベルトとマリーはまだまだ頑張る気なので、いずれ兄弟姉妹が増える事だろう。




今後は少しずつ投稿していく予定ですがよろしくお願いします。
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