呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹のあの世だったようです 作:久保サカナ
読み返して思ったんですが
どれだけ技を増やしてもやはり やはり暴力(フィジカル)‥‥!!暴力(フィジカル)は全てを解決する‥‥!!
になるあたりどうあがいてもゴリラ廻戦ですよね、原作。
※宿儺虐描写があります!
そうしてお昼の休憩を終えて、再び演習場へと戻って来た俺たちなのであった。
ちなみにお昼のメニューは前から食べたかったシーラカンス丼、あと呪力というかカロリー使ったのでおかずに脳吸い鳥の温泉卵もつけた。
現世のシーラカンスは身がグジュグジュしていて水っぽいと聞いたことがあるし何故か実在する魚類の癖におとぎ人を名乗ろうとするが、あの世のシーラカンスは三途の川で獲れる川魚だ。
だから白身魚の煮付けをご飯に乗せて食べる感じ、骨はイワシやアユみたいにそのままバリバリ食べれる。
濃いめの味付けがご飯とよく合うし肉体労働をしている獄卒さんたちにはちょうど良い、おまけでついている地獄きゅうりの柴漬けの歯応えと酸っぱさが嬉しい。
脳吸い鳥の温泉卵は人間や他種族には珍味に感じるらしいが鬼神になった俺には嬉しい味、普通の鶏卵の温泉卵よりもコクと生臭さがある。
前世で食べた箱根の黒たまごをもっとクセを強くした感じ。
なによりもスタミナがつきそうだ、やっぱり肉体労働の獄卒さん向けのメニューだな、また頼もう。
閑話休題(虎杖のグルメ)
「では午前中は術式を披露していただきましたが、午後は後天的に身につける基本技能と応用技能を見ていきましょう」
「分かりました!」
「そういえば虎杖さん、アレは体験しましたか?」
「アレとは一体…?」
「一度使えば最後、新しい世界が見えてどんどんキメたくなるアレです」
「ああ、黒閃ですね。3回殴ったうちの2回くらいは成功します」
「鬼灯様〜最初から黒閃って言いましょうよ、危ないヤクみたいですよその表現」
「ねぇねぇ!ルリオ!コクセンってなに〜!?」
「今から実演してくれるみたいだぜ」
そう言って、昼休みの間ずっと演習場に吊るされていた宿儺と向き合う。
宿儺をサンドバッグ代わりに思いっきりブン殴ると衝撃で黒い火花が飛ぶ…!
黒閃!
黒閃!
黒閃!
黒閃!
黒閃!
黒閃!
涇庭拳!
よしっ今回は6発か!
「6連発とはお見事です、虎杖さん」パチパチ
「いやいや、地獄の環境下では黒閃は出やすいですし」
コレはマジの話だ、五条悟が言ってたように黒閃とは温度や湿度も絡んで来る空間の話でもある。
地獄とは「現世よりも黒閃が出やすい環境」なのだ、俺に呪術を教えてくれた生前呪術師だった獄卒の方たちにも「死後に黒閃が初めて出た」という人が多い。
「死んでからキャラクターがパワーアップする」というのは何もこの世界ではフィクションでは無いのだ、今日も地獄の刑場では黒い火花が飛んでいる。
具体的に言うと芥子ちゃん先輩が就いてる「如飛虫堕処(にょひちゅうだしょ)」に呪術界の腐ったみかん供がよく落ちるのだが、腐ったみかん供のせいで死んだ一般呪術師の獄卒たちがよく腐ったみかん供に生前の恨み辛み憎しみを込めて黒い火花を叩き込んでいる。
「では次は防御と治癒が出来るか見ていきましょう」
そう言うと鬼灯様が突如として金棒を手に術式で攻撃して来たため、俺は彌虚葛籠を筆頭に防御系の技能を発動させて行く。
彌虚葛籠、落花の情、簡易領域あたりはもうマスターしている。あとは実戦での応用だな。
というか、彌虚葛籠は難しいから無理だとしても落花の情と簡易領域はそれこそ呪術高専とかで教えなきゃいけない技能だろうが!
こんな便利な技能を独占して一般呪術師の殉職率を上げている御三家とシン・陰流の者は大体がこの罪で地獄に落ちるのだ。
冥冥さんは正しいよ、ちなみに鬼灯様はあのジジイ?ババア?用の孤地獄を既に用意している。
「ふむ、では反転術式は使えますか?」
「アウトプットも出来ます!」
いや、自分でもビックリしたが反転術式を他者にかけることが可能なのだ。
やはり宿儺の器だったため夢いっぱい可能性いっぱいボディということなのだろう。
たしか腐れメロンパンでも出来ないはずだよな…?
「素晴らしい!あとは領域展開くらいですね、使用出来ますか?」
「出来ます!」
そう言って掌印を組む、原作ではふるさと観光大使だったがこの世界ではなんというか…すごく地獄って感じ!
◇◇◇
「お疲れ様でした、虎杖さん。これで貴方を現世に派遣出来ます」
「いや、俺が短期間でここまで来れたのは教えてくれたみなさんのおかげです」
「厳しめに稽古をつけたつもりですがちゃんとついて来れて偉いで〜すよ」
「あとは実戦あるのみよ、頑張れ!」
そう言って褒めてくれるのは芥子ちゃん先輩とチュン様、そうだな!あとは実戦あるのみだ!
「では早速明日地獄を立ちましょう、どうやら浄玻璃の鏡で見ると腐ったみかんがそろそろ少年院の任務を画策しているようです」
「罠じゃないですか!伏黒と釘崎が死ぬ!」
「ええ、任務の前に東京高専に赴いて貴方のことを説明します。なんとか少年院に随行してください」
「分かりました!」
そう言って俺は与えられた寮の一室に戻り荷造りをしたり、お世話になった方々に挨拶をして回るのだった。
あっそうそう、金魚草の鉢植えを忘れないようにしないとな!
次回は虎杖イン地獄生活みたいな小ネタを書きたいですね。