呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹のあの世だったようです   作:久保サカナ

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呪術廻戦のソシャゲの「五条悟のソロキャンプ」ってスチル

時代が時代ならフェニックス一輝や雲雀恭弥がソロキャンプしてたんでしょうね

でもフェニックス一輝は瞬がいるし、雲雀恭弥はヒバードとロールがいるので五条悟と違い実はボッチではないのでは?


呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹世界だったようです14

 

そうして呪術高専への入学が決まった俺だったが入学手続き以外に死人が甦ったことのカバーストーリーとか手続き諸々(五条家の権力バンザイ)、あと普通に制服作ったり学生証作るのに数日かかるらしい、そりゃそうだ。

 

市役所に勤めていた者としてはそういう手続きって面倒くさいように見えて大事だよな、っていうのは骨身に染みてる。

 

ちなみに呪術界のデジタル化は悲しいかなあんまり進んでいないらしい、上層部のおじいちゃんに「パソコンを立ち上げてWindowsを開いてください」と言ったらパソコン本体を持ち上げて部屋の窓を開けに行ったそうだ。

 

ちなみに俺はパソコンある程度は使えるのでセル結合の恐怖は知っているつもりだ、釘崎はどう止めよう…ポケモンで例えるか?

 

話が逸れた…とにかくその数日の間に地獄側と呪術高専側の歩み寄りというか提携の話をしたのだ。

 

地獄側としては「羂索のせいで死人が大量に出て地獄が機能不全に陥ること」が最悪のパターン(つまり原作通りに進むこと)なため、「ターニングポイントになる渋谷事変で羂索を討伐する」ことが理想とのことだ。

 

そのためには人材や物資、施設の提供は惜しまずするらしい。

 

確かに精神と時の部屋とか呪具とか薬とかあると嬉しいし呪術師の獄卒とか地獄の沙汰オールスターズが味方にいたら心強いよな。

 

高専側…というか呪術界改革派は「もう従来の呪術界に見切りをつけて総監部・加茂家・禪院家・シン陰流上層部の抹殺によるクーデター」を計画しているらしい、原作よりも過激になってる〜!?

 

実のところ、俺のもたらした情報を本当なのか精査した結果もう呪術界は腐る通り越して腐界の瘴気を発していたのでもうバッサリやるしかない!どうせ五条が封印されてもクソの役にも立たないどころかクソ投げつけて来る連中なんだし皆殺しにしよう!とのことだ。

 

まぁ…原作でも結局皆殺しになってたし早まるだけだよな、2度他人にコロコロされて転生した身としては「地獄の沙汰は君次第」としか言えない。

 

俺をコロコロした強盗も地獄に落ちたんだろうか、少なくとも秘匿死刑を命じた総監部は地獄行きになって欲しい。

 

「まぁ、現在の呪術界のお偉いさんで天国行きになる者は宝くじの一等が当たった者が乗った飛行機が落ちてその人だけ生き残るよりも稀ですね」

「ZEROと同じじゃないですか」

「僕らの要求としてはクーデターに地獄側の協力が欲しいワケよ」

「えぇ〜五条先生なら皆殺し余裕でしょ」

「万全を期したいの、物事に絶対がないことは他でもない悠仁なら分かるでしょ」

「まぁ、私の『没収徒(ボッシュート)』が有れば術式無い奴は猿wwwとか言ってる連中全員術式の無い猿に出来ますからね」

「でも地獄のものが現世のお家騒動?とか政治運営?に関わるのって今までなら不味い案件ですよね?」

「今までなら…ね」

 

そう言うと鬼灯様は一旦置くと「実は十王会議で“現世から協力を求められたパターン”についてもう結論は出ています」と言った。

 

「おお!で?その結論とは?」

「ズバリ『現場の判断に委ねる』です!!」

「投げっぱなしジャーマン!?」

「いや、現世不介入の掟の撤廃という未曾有の事態ですからね。十王様方も現世の呪術界が腐り切っていることはご存知ですし、向こうが邪魔して来るならばこっちも殺り返すくらいはしても良い」

「あ〜悠仁が生きてるって分かれば十中八九ちょっかい出して来るよ?」

「ならば正当防衛で殺っちゃってください、虎杖さん」

「分かりました!!」

 

そこで会議は一旦お開きになった、鬼灯様は現世視察を兼ねて数日滞在するらしい。

 

高専側の許可が取れたので「あの世との門」を一時的に高専の敷地内に設置するそうだ、これで行き来がしやすくなるな!

 

あと、俺も禪院家とかは大嫌いなので真希先輩がジェノサイドするなら手伝いに行くかもしれない。

 

大丈夫!地獄は気安いところぞ。(地獄に落ちること前提)

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

その後、俺は部屋で荷解きすることになったが伏黒が手伝ってくれた。

 

まぁ荷物といってもリュックと金魚草だけなのですぐ済んだけど、そしたら伏黒が金魚草の方を見ながら「あの…アレはなんだ」と聞いて来たので「何って金魚草だけど?」と答える。

 

「俺の知ってる金魚草と違う」

「地獄の観葉植物でね〜、実は食用になるし滋養強壮の薬にもなるんよ。品評会もあるんだぜ!」

「おぎゃあ!おぎゃあ!」

「呪霊だって言われた方がマシだしそんな観葉植物は嫌だ。何でお前はサラッと受け入れてんだよ」

「おぎゃあ!おぎゃあ!」

「あっそうそう、金魚草を直植えしたいから花壇の場所を教えてよ」

「人目に晒すようなところに植えるな!!!」

 

その後、根負けした伏黒が案内してくれるというので「金魚草です、呪霊じゃないから祓わないでね」という看板を作り、金魚草を植えに行こうとする俺たち。

 

すると校庭に出たら「伏黒、転入生が来たって聞いたわよ!」と茶髪の女子生徒が声をかけて来た、間違いない、釘崎野薔薇だ!

 

「釘崎か、こいつがそうだ」

「虎杖悠仁だ!よろしくな!」

「釘崎野薔薇よ、ふーん」

 

そう言うと俺を値踏みするようにジロジロ見て来る釘崎、おそらく「コイツガキの頃に鼻くそ食ってそうなタイプの男子ね、ないわー」とかスッゲー失礼なこと考えてるんだろうな。

 

すると釘崎の視線が俺の持ってる金魚草に移ったら、思いっきり顔を顰められた。

 

「ナニそのキショいの、アンタの呪霊?」

「いや、地獄の金魚草だけど。これから花壇に植えに行くんよ」

「植える!?そのキショいのを!?」

「キショいキショい失礼な…、地獄じゃ人気なんだぞ!」

「俺は釘崎に同意」

 

その後、「そもそも地獄って何よ!」と聞いて来たので人目のつかないお堂に入って伏黒の玉犬で盗聴器、式神、呪霊が無いことを確認してから「俺が2度死んでまた地獄から来た獄卒だってこと」を説明した。

 

釘崎は最初は信じられないと言う顔をしていたが伏黒が何も言わないところと俺が「本当だって!ほら俺の頭に角あるし!」って言って角を見たら一応納得したようだ。

 

「というかいくら自分を呪物だって思い込んだからって他の特級呪物飲んで死のう!とかやるかフツー、メンタルが島津武士じゃん、ドリフターズかよ」

「俺も考えた結果よ?未練があるとしたら伏黒に『玉犬と脱兎をモフモフさせて』って言えなかったことくらいだし」

「モフモフくらい暇な時ならやらせてやるからお前はもっと自分を大事にしろ」

 

そうして距離が縮まった俺たちは改めて金魚草を植えに行くのだった。

 

なお、金魚草はスクスク育ちどんどん増えて行きやがて呪術高専七不思議になることをこの時の俺たちは知らないのであった。

 

 

 

 





釘崎野薔薇のキャラが難しい…。

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この回のEDテーマは「大きな金魚の樹の下で」

デッカい金魚草の下で一年生トリオがくつろいでるイメージ
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