呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹のあの世だったようです 作:久保サカナ
あと、アンチ・ヘイトタグ追加しました
ボンヤリと目が覚めると手錠をはめられた自分の腕が見えた、「おはよう」とCV中村悠◯のイケボが聞こえたので顔を上げると原作で見た通り壁にお札が貼られていて蝋燭の灯りがあちこちについた窓の無い部屋にいた。
目の前には五条悟に伏黒恵、それと白い高専の学生服を着た黒髪の少年…乙骨憂太がそれぞれ椅子に座っていた。
なんかその位置だと尋問じゃなくて面接みたいだな。
「起きたところ悪いんだけど知ってることをちゃっちゃと吐いて欲しいわけよ、ホラ君なら知ってると思うけど僕らとっても忙しいの」
「五条先生そういう言い方はちょっと…それに彼だって去年の僕みたいに何かやむを得ない事情があるのかもしれないし…」
「『愛してるよ里香、一緒に逝こう?』でしたっけ」
「!?何でそれを知って…!」
「ホラ言ったでしょ、彼は“物知り”だって」
物知りつーか訳知りというか…まぁ、一方的に知ってるのは確かなんだよな。
3人の警戒度が上がったのでこちらの要件を先に言っておく。
「俺の要求は3つ、
一つ目は八十八橋の呪霊が宿儺の指を持っているから犠牲者が出る前に祓って指を回収して欲しい。
二つ目は呪胎九相図を俺に飲ませて欲しい、俺なら適合出来る。
三つ目はオタクらの持ってる宿儺の指を1本を残して俺に飲ませてから俺を確実に殺して欲しい。
以上だ。」
「謙虚なのか欲張りなのか分からないね〜、そんなに死にたいワケ?」
「これから詳しく話すけどその前に、この部屋の防諜を徹底して欲しい。盗聴器とか式神とか呪霊が無いようにして俺が今から話す情報が絶対に漏れないようにして欲しいんすよ」
そう言うと五条は部屋をグルリと見渡した、伏黒と乙骨も服をパタパタとはたいて何も付いてないことを確認している。
うん、これから話すことがメロンパンにバレたら一巻の終わりだからな。宿儺?絶対に道連れにして死ぬから問題ナッシング!
「じゃあ縛りを結ぼう、俺はアンタたちに嘘はつかず知っていることを全部話す!あと、俺は狂ったりはしてない!」
「ここまで全ブッパされると気持ち良いね〜」
「そこまでしないといけない内容なのか…」
「というか狂ってないって…」
それから俺は俺の知っている限りの『呪術廻戦』の内容を全て話した。
まず俺が異世界からやって来てこの世界の虎杖悠仁の肉体を乗っ取りしてしまった呪物だという事。
異世界では呪術廻戦という物語があってアンタたちはそれの登場人物だったから知っていた事。
主人公である虎杖悠仁という人間は黒幕によって宿儺の器として産み出された存在だという事。
黒幕の正体は呪胎九相図を産み出した加茂家の人間であり既に脳髄だけの存在になって人間の器を取り替えて1000年前から生きている羂索という呪物だという事。
今は去年死んだ夏油傑の肉体に入って特級呪霊軍団と手を組み暗躍している事。
羂索の目的と持ってる術式と戦い方、間違い無く特級術師クラスで五条なら勝てるが九十九なら助けがあっても負ける、乙骨なら分からないという事。
羂索と手を組んでる特級呪霊軍団の術式とプロフィール、特に真人という呪霊が奴の計画の鍵である事。
全国で出ている額に呪印のある意識不明者は既に奴に呪物を入れられているので目を覚ましても駄目だという事。
伏黒津美紀を助けたいなら来栖という女の子に受肉している天使という呪物の力が必要だという事。
それか天逆鉾を使えば良いという事。
というかせっかく八握剣異戒神将魔虚羅が居るんだからまこーら使えば良いという事。
八握剣異戒神将魔虚羅 の具体的な攻略法(考察サイトより抜粋)
俺と呪胎九相図 は兄弟にあたるので羂索に利用される前に弔ってやりたいという事。
羂索は今年の渋谷ハロウィンで五条悟を獄門疆に封印するので対策をしておけという事。
渋谷事変に起こる具体的な事。
京都高専のメカ丸が内通者だが、ぶっちゃけ加茂家は奴の傀儡そのものでどこにスパイいるか分からないという事。
渋谷事変までに起こる大体の事。
五条悟が封印された後の呪術界は腐ったみかんとドブカスどもがヒャッハーするという事。
夜蛾学長が詰め腹切らされるということ。
特に禪院家が足を引っ張るどころか糞投げて来るドブカスどもの肥溜めだから皆殺しにすべきだと思うという事。
死滅回遊に関する詳しい情報、登場する術師。
天元の話の事。
羂索が諸外国を騙して外国が日本を狙って侵攻してくる事。
天元を守る九十九と羂索の戦いの事。
宿儺が伏黒を乗っ取るという事。
五条復活後の事。
宿儺は浴と即身仏を取り込んでパワーアップするから事前に破壊しておけという事。
原作における羂索の倒し方。
完全体両面宿儺のスペック(呪具、術式、領域、世界斬、習得技術に学習能力その他諸々)
原作では五条と鹿紫雲を特攻させてその後総力戦で倒したという事。
宿儺戦後の反省会の内容。
一応、若者がこれからの復興と呪術界を担って行くという希望のあるエンディング。
以上、ジャンプコミックに換算すると前日譚除いて30巻に及ぶ内容を話し終えた俺の喉はカラカラだったが自分だけで抱えていた事を誰かに話せた爽快感の方が勝っている。
言葉に出来ない複雑な顔をした五条、伏黒、乙骨に念のため「俺の話が信じられないなら天元に確認をとってよ、あの人?は羂索とは知り合いだから」と駄目押しすると五条は疲れた声で「オーケーオーケー信じるよ」と言った。
「これは防諜を徹底しないと駄目だね!だって御三家当主の僕ですら知らない情報がボロボロ出て来たもん!」
「異世界から来たって信じられないけれどここまでちゃんとした情報を持ってるってことはそれが正しいってことだよね」
「津美紀と魔虚羅 のことまで…というか俺が津美紀と五条さんを殺すって…」
とりあえず俺たちはそれから質疑応答タイムに入るのだった。
Q、傑がメロンパン入れになってるってマジ?
マジです、結構堂々と街中ウロウロしているので警察や警備会社の監視カメラネットワークを使えば探せるかもしれない、額に縫い目があるからわかりやすいよ!
Q、加茂家とメカ丸がまっ黒ってマジ?
マジです、下手するとエヴァンゲリオンごっこしている上層部のお爺ちゃんたちもメロンパンかもしれない、五条怒りの皆殺しは正解だったと思う
Q、津美紀を助ける方法をワンモア!
まず八十八橋の呪霊を出てくるのに条件あるからそれを満たしてから祓う(指の回収を忘れずに!)
天逆鉾か黒縄を使う
来栖華っていうお前が昔助けた女の子と共生している天使っていう呪物に協力要請する
まこーらを調伏して使う
などが挙げられますね
Q、魔虚羅 の調伏のやり方をワンモア!
貫牛を最大まで加速させてワンパンする
式神を合体させて新しい式神を創り出す
禪院真希をフィジカルギフテッドに覚醒させて一緒に戦ってもらう
などが挙げられますね
Q、なんで羂索のことをメロンパンって呼ぶの?
実際に見たら「ああ、メロンパンだなぁ」ってきっと思うよ?
Q、特級2人がかりならメロンパン倒せない?
可能性は高いよ!五条なら確実!
Q、何で呪胎九相図 にこだわるの?
俺の知ってる限りではメロンパンの手先にされて兄弟で殺し合う羽目になるんだけど流石にそれは可哀想でしょ…
Q、夜蛾学長殺されるの?
腐ったみかんが「夏油が復活したし五条も邪魔だしこの隙に呪詛師扱いして殺そうぜ、夜蛾には2人を育てた件で腹切ってもらおう」ってノリで京都高専のマニュアルお爺ちゃんに殺されるよ。
アンタが思ってるよりも呪術界は腐ってたんだよ…。
Q、禪院家ってどのくらいドブカスなの?
夏油傑も禪院家で数日過ごせば「術師バンザイ!」にはならなかったと思う、むしろ「術師も非術師もみんな死ね!!!」になってた
あとは(禪院直哉の作中での言動と行動)(禪院扇の作中での言動と行動)とかかなぁ…
そうなんだ…(背景に般若を背負った乙骨)
Q、宿儺の倒し方教えて!
➀絶対に完全体にならないように俺に指を1本残してから残りを飲ませて殺す
➁残りの1本の指に縛りでの強化と歌姫バフを入れた状態で芻霊呪法 共鳴りをかける
➂慢心を捨てて本気出した五条悟をぶつける
Q、君の中にいる宿儺に筒抜けじゃない?
絶対に道連れにして死ぬから大丈夫!それにアンタらも改めて「これは死刑にしなきゃいけない」って思ったでしょ?
「ふざけるなよ小僧ォ!!!」
「あっ宿儺」
「さっきからよくもまぁ妄言をぺらぺらと!そこまで俺を殺したいのか!?諸悪の元凶は羂索だろうが!!!」
「そだよー、何回も言ってんじゃん」
あっけらかんと言うと宿儺が怯んだのが感じれられる、伏黒と乙骨も引いている。
「お前も俺もさぁ!もう死んでんの!死者が生者の足引っ張るなってカラス先生も言ってんじゃん!!」
「誰だよカラス先生…」
クロスボーンガンダムは良いぞ(卑劣な宣伝だ…)
ぐぬぬ、となっている宿儺と睨み合っているとパンパンと五条が手を叩いて注目を集めた。
「いつもフレッシュはずの僕の脳も流石にそろそろ疲れて来たからさ、今日はお開きにしよう!虎杖の言ったことはこの場にいる者で他言無用って縛りを結ぼうね!もちろん宿儺にも結んでもらうよ!「チッ」僕はこの後、天元様に悠仁の話したことを確認してから指と九相図を持ち出す許可をとるね!憂太は引き続き海外でよろしく!恵は魔虚羅の調伏方法を考えてね!」
「「分かりました」」
そう言って退室する3人を見送った俺は「シニタクナーイ!シニタクナーイ!(要約)」とうるさい宿儺を無視して寝直すのだった。
◇◇◇
一方、地獄。
「この亡者の死因は呪霊、その次の亡者の死因も呪霊、その次の次の亡者の死因も呪霊…その次も次も次も次も次も………」
淡々と仕事を片付ける鬼灯であったが死因は呪霊のオンパレードが続き…。
ビキッ ボキッ
「舐めてんのかこの感情の排泄物どもが!!!」
我慢の限界が来て筆をへし折ってシャウトした。
「うわっいきなりどうしたんですか鬼灯様」
それに応えるのは地獄のチッ◯とデー◯のチッ◯こと唐瓜。
「呪霊で人が死にすぎなんですよ!!!呪術界は上の方が腐ってるから足の引っ張り合いをして有能な人材が割りを食ってる状況!!!第一にねぇ!!!負の感情や呪いばかりが実体化するのおかしくないですか!!!???もっと正の感情とか祝いとか良いものも実体化しなさいよ!!!」
「いや…確かにそうですけど…」
「呪霊とか呪いとか悪いもんばかり実体化してるよなぁ〜、何でだろ?」
鬼灯の正論にそう疑問を述べるのはデー◯こと茄子、唐瓜も気になるのか疑問符を浮かべている。
「失礼、取り乱しました。まぁ、日本にばかり呪霊がわく理由は一応あるんですよ」
「「あるんですか!?」」
「それはそうとお二人とも今は仕事中ですよ」
「えぇ〜そこで区切られるとますます気になります」
そう言う茄子を「コラッもう行くぞ」と仕事に連れ戻す唐瓜、その姿に鬼灯は「今度暇な時に話してあげますから」と声をかけるのだった。
閲覧ありがとうございます。
ちなみに悠仁の話した内容にはわりと主観が入っています、順番もわりと前後しています。