呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹のあの世だったようです 作:久保サカナ
ご無沙汰しております。
ネタがやっと降りて来ました。
でも修行回だから地味めです。
「ハイ!みんな集〜合〜!!交流会への特訓を始めるよ!!!」
そう言って五条先生に使っていないお堂の中にに集められた俺たち一年生と二年生の先輩たち、釘崎が初めて見るパンダ先輩に「何…あのパンダ…?」状態になっている。
「先生、交流会って通常なら一年生は出ないはずでは?」
「三年生が停学になってるしせっかくの機会なんだ、一年生にも出てもらうことになったよ!」
「そもそも交流会って何よ!?」
そう言う釘崎に京都姉妹校交流会の説明をする五条先生。
・呪術高専では繁忙期を過ぎた頃に京都の姉妹校と交流会を行う。
・基本的には団体戦と個人戦を2日かけてやる「呪術師同士の呪い合い」
・殺す以外は何してもOK!
「戦うの!?呪術師同士が!?」と驚く釘崎に対して俺は「このルールガバガバじゃんね」と改めて呪術界のアレっぷりを再認識するのだった。
殺す以外は何しても良いって手足もいだりレ◯プしたり精神的にへし折ったりとにかく「気に食わない奴を再起不能に出来る場所」を公的に与えられてるようなもんだぞ、と思わず口に出しちゃったら周囲の視線がこっちに集中していた。
アンタ根明のくせに結構エゲツナイこと考えるのね、と釘崎の視線が語っている。
「うん、悠仁の言う通りだよ。京都の連中は性格悪いからね、間違いなく何か仕掛けてくるから東京校のみんなには強くなってもらいます」
「あ〜、だからこのお堂の中に集合させたんですね」
「どういうことですか?」
そう尋ねられると五条先生はお堂の奥にある扉を開けた、するとどんよりとした空と朱塗りの宮殿の中庭…そうここはあの世の閻魔庁に繋がっている扉なのだ。
急な展開に困惑する二年生を他所に、桃太郎ブラザーズを連れた鬼灯様が「高専の皆様ですね、お待ちしておりました」と俺たちを出迎えてくれた。
「鬼灯様!お久しぶりです、早速ですが精神と時の部屋の使用と修行向け術式の使い手の方たち、あとパン吉様をお願い致します」
「準備出来ていますよ」
「オイ!ここ何処だよ!!全然話が見えねぇぞ!!!」
「めんたいこ!!」
「説明しろよ!」
そう言う二年生の先輩たち、そういえばあの世云々の説明してなかったなぁ。
俺がうっかりしたなぁ、と思っていると鬼灯様が「ではまずは説明会からですね、用意してありますよ」と言ってくれた。
本当に出来る上司やでぇ…呪術界は見習ってどうぞ。
◇◇◇
そうやって閻魔庁の空室に通された俺たち、人数分のパイプ椅子とプロジェクターが用意されていた。
「あらかじめ言っておきますがこれから話すことはここにいるメンバーと夜蛾学長と乙骨さん以外には他言無用という縛りを結んでもらいます」
「呪術界のみならず日本の未来がかかっているからね!」
五条先生がそう言うと「ざわ…ざわ…」となる先輩たちと釘崎、伏黒はもう何回も聞いているため涼しい顔をしている。
そしてプロジェクターで映し出される呪術廻戦原作31巻分の内容とここが地獄だっていうこと、先輩たちと釘崎は驚愕の表情を浮かべている。
「これを見れば分かる通り、このままでは日本は壊滅的な被害を受け地獄も亡者でパンクしてしまいます。そうならないように地獄は呪術界改革派と提携を進めております」
「高専側…というか呪術界改革派はもう従来の呪術界に見切りをつけて総監部・加茂家・禪院家・シン陰流上層部の抹殺によるクーデターを計画しているのよ、みんなもコレ見れば分かる通りもうデロッデロに腐っててどうしようもないからね!」
まだ理解が追いついていない…という顔の先輩たち、でもこれからやってもらうことは変わらないんだよなぁ。
「皆様にはこれから地獄製の精神と時の部屋で獄卒の呪術師の方をコーチにミッチリ修行していただきます」
「真希にはお迎え課の方にお願いして完全なフィジカルギフテッドになってもらうよ」
「パンダ先輩はパン吉様のところで修行かなぁ」
「オイオイオイちょっと待て!!!」
「高菜!!!」
「訳わかんねぇよ!せめて質問させろよ!!」
「そうよ!質疑応答タイムを要求するわ!!!」
そして俺たち伏黒質疑応答タイムに入るのだった。
Q、禪院家がゲロカスなのは骨身に染みてるけどここまでなのか?
A、もう皆殺しにしないと駄目です。というか、本来なら皆殺しにするの真依さんの遺言を受けた真希先輩だよ?
Q、真依を犠牲にせずに完全なフィジカルギフテッドになる方法があるのか?
A、お迎え課の方に魂の尾をチョッキンと切ってもらうだけで済みます、大丈夫!お迎え課の方は魂のプロだよ!
Q、子持ち昆布!
A、ED後の描写見るに総監部・加茂家・禪院家・シン陰流上層部が亡くなっても特に何も困らないみたいよ?
Q、オムライス!
A、流石に生徒の手を汚させるのはちょっとね。粛正は改革派の大人組と上層部に恨みたっぷりの獄卒の呪術師で殺るよ!
Q、まさみち殺されるの?
A、上層部は腐っているからね。五条先生がいなくなったらすぐ動くよ!
Q、パン吉様って誰?
A、地獄で官僚を務めているパンダ(本物)、すっごく優秀なんだぜ!
Q、そもそも虎杖が異世界人ってマジ?
A、マジだよ、地獄の保証付き!
Q、お前が植えてた金魚草って…。
A、地獄の植物です。
そうして先輩たちの質問に答えて行く俺たち、先輩たちと釘崎は完全には納得しきれていないがとりあえず信じてくれるようだ。
「では説明会も終わったところで皆さんには早速修行に入ってもらいます、真希さんはお迎え課に向かっていただいて、パンダさんはパン吉さんとマンツーマンレッスン、他の方々も獄卒の呪術師の方々が見てくれます」
「俺が短期間で反転術式のアウトプットや領域展開が使えるようになったしね!効果はてきめんよ?」
「僕は傑と面会がしたいなぁ〜」
そうして俺たちの地獄の特訓(文字通り)がスタートしたのだった。
なお、飲み物とかは現世から安全なのを持ち込んでいるためヨモツヘグイの心配は無い。
修行回だから内容が地味ですね!