呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹のあの世だったようです   作:久保サカナ

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急に用事が入ったりスランプ気味でした。




じゅじごくさんぽ 特訓編 ➁

 

◇真希先輩とお迎え課三連星

 

地獄に来た俺と鬼灯様、あと興味があるらしい五条先生は真希先輩を連れてお迎え課までやって来たのだった。

 

「え〜、では今回の禪院真希さんの魂の執刀を担当させて頂く奪魂鬼の椎茸と申します。本日はよろしくお願い致します」

 

そう言ってこちらに頭を下げて来る奪魂鬼の椎茸さん、真希先輩は何が何やらわからないようで「説明しろよ!!」と言うのでお迎え課の仕事を説明することになった。

 

鬼灯様や椎茸さんが説明するかな、と思ったら俺に振られた。

 

これもちゃんと新米獄卒としてきちんと説明が出来るかどうかの仕事の内らしい、頑張らないとな!

 

「ここはお迎え課と言って文字通り死んだ人間をあの世にお迎えする専門家の所属してる部署っす」

「私まだ死んでねぇよ!」

「いや、ここの部署の方たちは『魂の専門家』でもあるんよ。あっちの壁を見てください」

 

そこにはお迎え課の標語の書かれた看板が下がっている。

 

 

 

お迎え課唱和

 

今日も一日亡者のために

 

一、魂を引き抜きます

 

二、肉体の機能を停止させます

 

三、肉体を腐らせます

 

ご愁傷様です

 

ご愁傷様です

 

 

 

「まず、お迎え課ってのは人間の死期がわかる荼吉尼様を司令塔にして奪魂鬼・奪精鬼・縛魄鬼のお迎え課三連星チームが仕事をしているっす」

「荼吉尼…ってのは稲荷大明神か?」

「そうそう、でも宇迦御魂神とは別だからね!ここテストに出るよ!」

「私が狐繋がりの神としてプロデュースしました」

「へぇ〜面白いねぇ」

 

 

 

虎杖悠仁の楽しいお迎え課その➀ 奪魂鬼について

 

 

 

「まず人間は死ぬと霊体…つまり幽霊になるんよ、ちなみに霊ってついてるけど呪霊とは別物だからね?」

「幽霊はあの世の管轄ですが呪霊は現世の管轄です」

「お役所仕事じゃん」

「霊体は肉体と糸のようなもので繋がっているのでそれをプチッと切って魂を引き抜くのが奪魂鬼さんたちね、死ぬと遺体が僅かに軽くなるのは魂の重さっす」

 

俺がそう説明すると感心する五条先生、真希先輩は「それで私とどう関わって来るんだよ」と続きを促して来る。

 

「我々奪魂鬼は魂の専門家であるため、禪院真希さんの現在の状態も一目で分かるし適切な執刀を行なって完全なフィジカルギフテッドにすることも可能です。ようは妹さんと繋がっている魂の糸を切れば良いわけですからね」

「たまにあるケースなんですよね、こういうの」

「なるほど、流石地獄だね〜」

「早く執刀してくれよ!」

「まぁ、それは虎杖さんの説明を全部聞いてからでも遅くはありませんよ」

 

そう言って説明の続きを促して来る鬼灯様、本当に部下の成長を手助けしてくれる良い上司やでぇ…。

 

 

 

虎杖悠仁の楽しいお迎え課➁ 奪精鬼について

 

 

 

「肉体の生命活動を完全に停止させる…生気を抜くのが奪精鬼っす、確か腐れメロンパンはこの状態の時にメロンパン本体を移植して無理矢理肉体を動かしてるんだっけ」

「そうですよ、今までは地獄の法律では呪物は現世の管轄だったため腐れメロンパンには干渉出来ませんでした。しかし今は法律が改正されたので容赦なく地獄送りに出来ます」

「いや〜僕も傑の遺体を弄ぶあん畜生に虚式『茈』を叩き込むの楽しみだよ」

「(アイマスク越しだけど目が笑ってない…)」

 

 

 

虎杖悠仁の楽しいお迎え課➂ 縛魄鬼について

 

 

 

「最後にもう生き返らないように肉体の腐敗を開始させるのが縛魄鬼っす、わかりやすい例を挙げると童話の白雪姫。アレは縛魄鬼が新人かなんかでミスっちゃった例ですね」

「わかりやすいけどやめろよ」

「ただ、お迎え課が来る前に遠くに行き過ぎて自然と糸が切れて浮遊霊になっている亡者もわりと多いのが困りものです」

「糸が切れた様子は水飴が糸を引いている様子にそっくりです、真希さんと妹さんもそんな感じですよ」

「だからやめろって!想像しちゃうだろ!!」

「あとさっき言い忘れてたけど禪院家とは切っても切れない縁を持つ方がお迎え課にはいます」

「誰だ…?」

 

 

 

虎杖悠仁の楽しいお迎え課 番外編 火車さんについて

 

 

 

「裁判抜きで地獄にシュゥゥゥゥゥ!!!超エキサイティング!!!!!な悪人の亡者を地獄までドナドナするのが火車さんです」

「禪院家は圧倒的にドブカス&ゲロカスの産地なので禪院が死ぬ=火車さんが仕事をするというのが地獄の常識です」

「おぉ…具体的に想像出来るやつ沢山いるわ…」

「真希先輩に具体的な例を挙げるとドブカス直哉とかゲロカス扇はもう予約入っているよ!、落ちる地獄も用意済み!」

「やっぱりな」

「この時に私が同乗して術式を没収するため“術師にあらずんば人にあらず“とか言ってる連中に精神的にダメージを入れますし抵抗するなら大人しくなるまで殴ります」

「素直にザマァと思うわ」

 

 

そこまで説明すると鬼灯様が「では一通り説明出来ましたね、新米にしてはよく出来ていましたよ」と俺を労ってくれた。

 

椎茸さんも「では執刀を開始するので真希さんはそこの台に身体を楽にして寝てください」と真希先輩に指示を出す。

 

俺と五条先生は一旦退室しようかと思ったけれど、鬼灯様が「獄卒として魂の執刀を見て置くのは良い経験になります」と言って見学するように引き留められた。

 

「では執刀しまーす」、椎茸さんがそう言って真希先輩の上に手をかざすと糸のようなものが真希先輩から伸びているのが見えた。

 

椎茸さんは鎌を取り出すとその糸をスパッと切った、「ハイ、執刀終わりましたよー」早ッ!!

 

俺も五条先生も真希先輩も驚いている、魂のプロって凄い…!!

 

「では完全なフィジカルギフテッドに馴染むまで少し休憩を入れてください、休憩が終わったらあなたに指導をつけるコーチのところに案内しますから」

「コーチって誰?」

「真希さんと同じ禪院家のフィジカルギフテッドで五条さんを一回殺して夏油傑も倒した男です」

「あっ(察し)」

「ウゲェー!アイツかぁー!!」

「そんなヤベェ奴が居るのかよ…!」

「まぁ、性格と所業は禪院家らしく劣等感に塗れたドブカスですけどね。ただ『術師をぶっ殺す』と言う点と戦い方は見習うべきところが多いですし禪院家皆殺し部隊の隊長に立候補してますよ」

 

俺は五条先生がそいつと顔を合わせないように先生を引っ張って真希先輩のために飲み物を取りに行くのだった。

 

確かに真希先輩が術師殺しの技術を学んで直哉や扇をぶっ殺すのは最高に因果応報だよな。

 

 

 





なんかあっさり終わったのは鬼灯の冷徹界の侵食を受けたということで。


追伸

今回は説明不足で皆様を困惑させてしまい申し訳ありません

地獄勢と改革派は「羂索に情報を漏らさないようにする」ことを第一に動いています

あと、交流会前に真依が東京校に来るのでその時に気絶させて拉致して意識の無い間にサクッと施術を終わらせる予定でした

下手すると真依から情報が漏れるので粛正が終わるまでは真依には伝えません
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