呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹のあの世だったようです 作:久保サカナ
お久しぶりです。
クロスアンジュは良いぞ。
※夏油虐描写があります。
今回ガチで酷いので読んだあとに文句言われても困ります。
「オイ!、お前に面会が来ているぞさっさと面会室まで動け!」
「こんな落ちぶれた私に一体誰だ…?」
今日は死活等処…お坊さんのふりをして人を騙すと堕ちる地獄というまるで自分のためにあつらえたような地獄で呵責を受けていた夏油傑、そんな彼を獄卒の鬼はふん縛ると亡者なので乱暴にドナドナして行くのだった。
面会室まで連れて来られると逃げないように椅子に縛られる、こんなことしなくてももう呪力も術式も没収されて何も残っていない自分は逃げないのに…とすっかり自虐モードに入っている夏油であったが精神と時の部屋機能のある面会室に入って来た人間を見ると驚愕で目をかっ開くのだった。
「ヤッホー!久しぶり傑!なんだかんだで元気そうじゃん」
「!!!???(驚愕のあまり声が出ない)」
「私も居るぞ、久しぶりだな」
「硝子…!?」
そう言って面会室に入って来た五条と家入、夏油は落ちぶれた自分の姿を見られまいと思わず逃げようとしたが縛られているので無駄な抵抗に終わった。
「何で2人がここに…まさか死んだのかい?」
「いや、普通に徒歩で来たよ」
「現世と地獄の提携が始まってな、お前の呵責されてる姿とかは見せてもらってるよ」
「死にたい」
「傑ってばもう死んでるじゃん、僕が殺したんだから」
「ったく、遺体の処理も私に任せておけば良かったのに」
HAHAHA!!!とブラックジョークで笑う五条と家入に消えてしまいたい夏油、そうしていると鬼灯が入室して来て「今日の呵責は変化球で行きたいと思います」と言うのだ。
「お前みたいな思想犯タイプは『自分がどう悪いことをしたから地獄に堕ちたのか』という自覚と反省が無いですからね、このお二人の協力を受けてお前のいう大義(失笑)をこき下ろして貰いつつ徹底的に心をヘシ折ります」
「つーかさぁ、今の僕なら順序立てて理論的に傑のどこが悪いか説明出来るよ!」
「私は面倒なことしてくれやがってクソが!としか思えないな」
「猿が嫌いで殺したくて何が悪い…!」
思わずそう呟いてしまうと鬼灯にぶん殴られた、そして「お前の理想を叶えた結果どうなるかもうとっくに答えは出てるんですよ、異能ものフィクションで100000000回は擦られたテーマです」と言って夏油を持ち込んで来たモニターに向かい合わせた。
「今日の呵責はズバリ!クロスアンジュ天使と竜の輪舞視聴会です!!」
「僕たち事前に見てるけどぶっちゃけ傑もコレ見てたら離反しなかっただろうな、みたいな感じの内容だよ!」
「お前みたいな潔癖症には刺さるだろうな、エグいから覚悟しろよ」
「たかだかアニメが私の心に響くとでも?」
そうして始まった視聴会だったが、これがもう夏油の理想(失笑)にグサグサ刺さるエッグい内容なのだ。
精神と時の部屋機能のある面会室だから一気見出来たが1度に見て良い内容じゃない。
ぜひ読者の方にも一度視聴してみて欲しい。
夏油も見終わった後は言葉に出来ないほど凄まじいダメージを受けたのだった。
「ノーマってさぁ、傑の言う『呪力の無い猿』じゃない。傑の理想ってさぁつまりはエンブリヲの創った世界と同じだよね!」
「むしろお前がエンブリヲでしょう」
「私をあんな奴と一緒にしないでくれ…」
「いや、一緒だろうが。お前は呪力の無い人間が産まれて来たらとかもしそれが自分の子だったらとか一切考えて無いだろうクズがよ」
「醜いのはどっちだか、お前は術式を持たない奴=悪と言うけど術式持ちにもミスルギの人間やエンブリヲみてぇなクソがいる可能性を考えなかったんですか?」
「傑は知らないだろうけどさぁ、御三家の連中なんてミスルギ民みたいな感じだよ?知らないで離反したのマジウケるね!」
「猿よりはマシだと思ったんだ…」
「傑ってば考え無しにも程があるよね!大体術師なんてマイノリティなんだから一般人を皆殺しにしたら社会も文明も崩壊するじゃん!僕、甘いものが無くなったりONE PIECEの続き見れなくなったら嫌だよ?」
「私は酒とタバコと医療物資が無くなったら困る。あとさぁ、補助監督をミミナナとか言う養子に虐殺させてたけどお前の中じゃ呪術師のために命かけてくれてる補助監督や窓も猿なのか?お前の猿認定ガバガバじゃん」
「想像力が圧倒的に足りて無いんですよね、脳みそにメロンパンでも詰まっているんですか?」
「ぐぅ…」
「あっぐぅの音出た」
鬼灯はそう言うと「というわけで次の呵責はコレです、虎杖さんの記憶を元にした呪術廻戦本編視聴会です!」と別の映像データを映すのであった。
そうして映し出されるのは「自分の遺体がぶっちゃけ寄生虫に良いようにされる姿」であった、そのせいで五条が封印されて日本がピンチになる事も。
ミミナナも両面宿儺に鏖殺されるのだ。
「ぶっちゃけお前って腐れメロンパンの器にされるために産まれて来たような奴ですよね、おそらく灰原さんが死んだりミミナナと出会うように仕向けたの腐れメロンパンですよ、腐れメロンパンの手のひらの上でダンスダンスレボリューションやってる様な人生ですね」
「(絶句)」
「ミミナナも可哀想になぁ、五条に拾われてたら伏黒みたいに呪術高専に通えて青春を謳歌出来ただろうに。夏油みたいなクズに拾われて誤った考えを植え付けられたからこんな惨めな死に方をする」
「ぶっちゃけ傑って僕の中じゃ地雷だし、そりゃトラップに使うよね!」
そうして場面は死滅回遊編に移って行く。
その中ではやはり禪院家が夏油にとってはショックであった…術師=素晴らしい者という価値観が崩壊していくのが分かる。
「お前さぁ〜真希のことを禪院家の落ちこぼれ呼ばわりしたけどね、御三家ってデロッデロに腐ってんのよ。むしろ真希は迫害されても猿扱いされても立ち向かって行く僕の自慢の生徒よ?まぁ、御三家のこともよく知らないで『術師だけの世界を作る(キリッ)』とか言ってた傑には理解出来ないだろうけどね」
「むしろドブカス直哉やゲロカス扇みたいなのが今の呪術界で横暴効かせているのが問題なわけですしね、夏油の言う『術師だけの世界』が完成したら直哉や扇みたいなクズ共が権力を握ってミミナナのような弱い術師が迫害されるのは想像もしなかったんでしょうね、所詮はメロンパン入れの考えることです」
「あとさぁ…夏油のプランだと『後天的に目覚める術師』も殺戮対象じゃん、お前義務教育本当に受けたのか?」
「言わないでくれ…」
そして新宿決戦編、なのだが夏油のガワを被った寄生虫こと腐れメロンパンが何故かお笑いを始めた。
「(ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!)マジウケるね〜!!お腹痛い!!!」
「五条は死んでるし私も必死に施術しているのにな」
「私の尊厳どこ行った?」
「地獄に堕ちた時点でそんなものはない!!」
なお、これは呵責なので夏油はエンディングまで見せて貰えず乙骨が領域展開をしたすごく気になるタイミングで切られた、悶々を抱きながら地獄で過ごせという呵責である。
「ぶっちゃけさぁ!『術師王に私はなる!!!』みたいなこと言ってるのに黒閃未体験で反転術式も領域展開も出来ない、未熟な憂太にも勝てないのマジウケるね、10年間何してたの」
「所詮は中卒で危険思想犯になったドロップアウトボーイってことだな、真希よりも夏油の方がよっぽど落ちこぼれだろ」
「君たちにだけは言われたくなかった…」
「ハイ、そろそろ時間です。次の呵責に移します、五条さんと家入さんはありがとうございました」
そうして面会室から連れて行かれる夏油、と忙しいからさっさと去って行く五条と家入。
今まで以上にひたすら落ち込んでいる夏油に鬼灯は追撃で「お前の家族も呪詛師だから地獄に堕ちます、百鬼夜行で虐殺したミミナナは確実ですね、お前のせいです」と傷口を開いて塩を塗るのだった。
夏油ファンの方ごめんなさい!
悲しいけどコレ鬼灯の冷徹なのよね!!
あとこれ以上連載増やすのはどうかと思いましたが新作書いてます。
タイトルは「悪役イケメン転生ブイズ廃人おじさん」です。