呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹のあの世だったようです   作:久保サカナ

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書きたいものはいっぱいあるのに上手く形に出来なくて困ってます。

ちなみにクラゲの多い海水浴場とクラゲに刺された感覚は作者の地元であり実体験です。



アニメ鬼灯の冷徹がBS日テレで再放送中!!

7月7日からは出禁のモグラがアニメ化!!


じゅじごくさんぽ 任務編

 

◇ 米花町の公務員はクラゲの夢を見るか?

 

ある日、俺たち一年生4人は 伊地知さんが補助監督を務めてくれる中任務に向かうのだった。

 

五条先生曰く、「今回は順平に実戦経験積ませてあげてね」とのことだ。

 

順平も真人の仕掛けを解除して精神と時の部屋訓練所の中で基礎トレーニングによる身体能力の向上、それと並行して地獄の式神使いの獄卒呪術師の元式神使いとしてのトレーニングを積んでいる。

 

あとは一年生4人による任務に行かせることで親睦を図ろうとしているんじゃないかな、と俺は推測している。

 

任務に向かう車の中、俺は思いついたことを順平に尋ねてみることにした。

 

「順平のクラゲさぁ〜「澱月ね」そうソレ!他のクラゲみたいに変形とか出来ない?ホラ、十種影法術とは行かずとも実際のクラゲの種類を真似てトランスフォーメーションするとか!」

「うーん?とりあえず基本を伸ばす訓練をやって来たからまだそこまで行って無いなぁ…」

「例えば毒性のほとんど無いミズクラゲなら攻撃能力を無くす縛りで防御能力に全振りするとか、あんなシンプルな体の作りでアホみたいにスピードの出るアンドンクラゲならスピードとあのビリッと来る毒性を再現してみるとか、漁業被害のハンパないエチゼンクラゲなら伏黒の脱兎みたいに増殖させてみるとか、カツオノエボシなら安全圏から遠距離までステルス触手を伸ばして一撃必殺出来るよな、やっぱりクラゲで忘れちゃいけないのがオーストラリアのシーネットルで〜」ペラペラペラペラペラペラ…

「ちょっと待って待って」

「五月蝿いわよ虎杖ィ!アンタはいつから緑谷出久になったのよ!?」

 

ついクラゲの話題だったのでヒートアップしてしまった、いやけっこう好きなんだよクラゲ。

 

前世は米花町の公務員だった俺は休日になったら米花水族館に行ってクラゲ水槽の前でぼんやりとクラゲを眺めて癒されるのが日課だったのだ、カスハラされた週とかしんどかった週とか失敗のあった週とかも水槽の中でライトアップされてふわふわと浮かぶクラゲを見てると不思議だけど癒されたんだ。

 

新しく出来た水族館にも行きたかったんだけど黒の組織が観覧車パンジャンドラムしたから結局行けなかったんだよなぁ…許せねぇぜ!黒の組織!!

 

そう言うとなんか車内の空気が湿っぽくなった、伏黒と釘崎と順平は目頭を押さえている。

 

「そりゃ米花町なら辛いこと沢山あるよな(グスっ)」

「虐められてた僕と別ベクトルのしんどさだね(グスっ)」

「あの町で犯罪に走らないのはホント立派よ(グスっ)」

「そろそろ目的地に着きますよ(グスっ)」

 

俺なんか変なこと言った…?(ヒント:大人は辛いよ)

 

 

なんか愁嘆場みたいになったが俺たちが車から降りると綺麗な浜辺だった、9月だけどテンション上がるなぁ〜。

 

「「「海だー!!!」」」

「伊地知さん説明をお願いします(スルー)」

「今回の任務はこの海水浴場に出る呪霊の祓除になります」

 

なんでもこの海水浴場は眺めや海水の美しさで地元のウリになっているのだが海流の問題かクラゲがお盆前にもけっこう出るらしい、ミズクラゲとかなら害は無いが毒のあるアカクラゲやアンドンクラゲが出るらしくどうしても毎年刺される被害が出てしまうらしい。

 

閉鎖しろよ!とは思うけれど首都圏から近く客足は多いらしく地元としてもそう簡単には辞められないらしい、立派な観光資源だそうだ。

 

話が逸れた…そのクラゲに刺された被害者の負の感情で「クラゲの呪霊」が産まれてしまったそうなのだ、今回はその呪霊の祓除が目的だそうだ。

 

「海の家を営む窓の報告ではおそらく3級あたり、しかし数が多く毒を持つため君たち4人の担当になりました」

「俺は基本的に毒効かないしね〜」

「俺も魔虚羅 を憑依させてる時は一度喰らえば平気だ」

「私と吉野は身代わり人形あるしね」

「澱月の運用の参考になりそうだなぁ」

 

「では帳を降ろします、ご武運を」そうして伊地知さんが帳を降ろすとあたり一帯が夜になって行く、すると海からクラゲ型の呪霊が現れたので俺は赤血操術で作ったメリケンサックを装備した、伏黒と釘崎と順平も問題無く戦闘準備して海の方向を睨んでいる。

 

カツヲノエボシのような姿をしてふわふわと宙に浮く呪霊は触るとビリってなるアカクラゲ型機雷をばら撒いたり(日輪で一掃した)、やたらスピードの速いアンドンクラゲ型ミサイルを飛ばして来たり(釘崎が共鳴りして一掃した)、ステルス触手で1番弱い順平を狙って来たり(澱月でガードして俺が千切った)、などまさしくクラゲ…!みたいな攻撃を繰り出して来た。

 

共鳴りでダメージが入り苦し紛れの順平狙いも防がれたクラゲ型呪霊が逃げようとしたので血の矢を傷口目掛けて連射して赤血操術+蝕爛腐術+毒の血のトリプルコンボを叩き込む、するとクラゲ型呪霊は薔薇模様になって砂浜にベシャッと落ちた。

 

すると順平が完全に祓うのちょっと待って、と言うのだ。

 

「僕の澱月は呪霊を捕食することで強化されたり呪霊の能力をある程度行使出来るようになるみたいなんだ」

「なるほど!そういや伏黒の玉犬も呪霊食ってたよな」

「アレは呪力補給の一環だ」

「それならさっさと食わせちゃいましょ!」

 

そうしてムシャムシャと呪霊を捕食する澱月…NHKでたまにやる深海もの番組やワイルドライフみたいな光景だ。

 

そうして呪霊を祓い終えたので帳が上がる、この後俺たちは海の家を営む窓の方がコテージも経営しているというのでコテージで一泊させてもらう事になった。

 

夕食も窓の方のご厚意で夕暮れの海を眺めながらのBBQだったし売れ残っていた花火も貰って楽しんだのだった。

 

俺たちめっちゃ青春してる!!

 

 

 





というわけでアオハル回です。

虎杖の中の人は普通にストレス溜めてたけど持ち前の善性でそのストレスを水族館行ったりオタクしたりと正しい発散方法で「よーしまた頑張るぞぉ」みたいな気分切り替えが出来ていました。

米花町でストレスに呑まれたらどうなるかって?

犯罪者になってメガネの小学生の標的にされてスジモンセンター直行です。

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