呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹のあの世だったようです 作:久保サカナ
※今回の話は真面目におふざけしてます、苦手な方は飛ばしてください
あと乙骨先輩の過去を弄っています
秋田書店は絡まないのかってたびたび話題に出ていましたので…おまたせしました
「ギャグ漫画界の最強(最恐)キャラ」という鬼灯様に匹敵するポテンシャルのシンヨコの彼が乙骨先輩を魔改造してます
盆ノ木先生の復活を願って…吸血鬼すぐ死ぬは良いぞ!!!
※タグ追加しました
◇◇◇亜空間呪術師乙骨◇◇◇
「五条先生〜現世でケーキ買って来ましたよ〜」
そう言いながらにょわんと空間に文字通り穴を開けて登場する乙骨先輩、両方の手には現世の高級ケーキ店の箱を持っている。
先輩が穴から出るとタマムシ色に蠢いていた亜空間?が閉じて行く。
乙骨先輩の「模倣(コピー)」だな、おそらく亜空間を操る呪霊とかを祓ったんだろうなぁ、五条先生のワープとは違うみたいだしな、とこの時の俺はのほほんと思っていたのだ。
「憂太ご苦労サマンサー!じゃあみんなでおやつタイムにしようか!!」
そう言いながらケーキの箱を開ける五条先生と集まって来た俺たち東京校組、ケーキを楽しみにしていた俺だったがいざ箱を開封して出て来たのは俺の表現力ではとても言い表せない…ラブクラフト御大だったら文庫本だと1ページくらいかけて表現しそうな冒涜的な物体であった。
ハイ、では冒涜的なケーキを名乗る異形の姿を見てしまった一年生は1D6でSANチェックをどうぞ
虎杖 成功
伏黒 事前に知っていたためSANチェック無し
釘崎 成功
吉野 成功
俺たちは唐突なSANチェックをなんとか乗り越えたのだった、いつからこの世界はクトゥルフ神話TRPGになったんだ…?
「憂太がケーキ買って来ると相変わらずだね〜、だから呪力操作が雑なんだって」ムシャムシャ
「すみません…もっと精進します…」モグモグ
「これは呪力操作の問題じゃないだろ」ムシャムシャ
「見た目だけグロいけど味そのまんまなんだから良いだろ」モグモグ
「いくら」ムシャムシャ
「ゴチになります」モグモグ
そう言いながら冒涜的な物体をまるで普通のケーキを食べるようにに口にする五条先生と先輩たちと恵、我に返った野薔薇が「ちょっと待ちなさいよ!!!」とツッコミを入れてくれた。
「何よその冒涜的な物体は!?普通に食べてんじゃないわよ!!!」
「何ってケーキじゃない」
「いや、絶対テケリリって鳴く奴じゃん…」
「呪術界の新人いびりですか?」
俺たちがそう言うと乙骨先輩は「君たちは初めてだったよね…」と申し訳無さそうに言うのだ、亜空間…ケーキ…アレ?なんか聞いたことあるような?
「僕の術式の影響でね…亜空間を通る影響でケーキとか崩れやすいものは変形しちゃうんだ、味はそのままだよ?」
「いや…味以前の問題っしょ…」
「僕の無下限ワープと同じで応用の効く術式なんだけどね〜、憂太はもう少し丁寧になりなさいよ」
「すみません…でもフクマ師匠もぴよりんチャレンジやったら変形したって言ってたし…」
えっフクマ師匠?
「フクマ師匠って亜空間を自在に操る黒髪ロングヘアでメガネをかけたスーツ姿のバトルアックス使いの男性?」
「虎杖君知ってるの!?」
そう言いながらスマホで吸血鬼すぐ死ぬでググってフクマさんの画像を出す。
俺がスマホを見せると驚いた様子の乙骨先輩、昔こういう展開(フィクションの人物と出会う)のウルトラマンの映画があったな…ガイアだっけ。
まぁこの世界の皆から見れば俺の前世はフィクションで…俺の前世ではこの世界はフィクションで…頭がこんがらがって来た!
呪術廻戦(集英社)、鬼灯の冷徹(講談社)、名探偵コナン(小学館)、そして吸血鬼すぐ死ぬ(秋田書店)…大手出版社の多重特異点かこの世界は?
乙骨先輩に気になったので「フクマ師匠」の思い出を尋ねる、すると昔…呪術高専に入学する前にお世話になった人物だというのだ。
なんでも乙骨先輩が里香ちゃんの解呪をする前、不良をロッカーに押し寿司にする数年前に道に迷って困っていたところを助けたらしい。
「里香ちゃん大丈夫だったんすか?」
「それがね、フクマ師匠は出ちゃった里香ちゃんを亜空間に引きずりこんで互角以上の戦いを繰り広げたんだ…」
「流石フクマさん…!」
それからフクマさんは1年くらいかけて猫の素晴らしさと亜空間の使い方と長物の使い方を乙骨先輩に伝授したそうだ、そして君がもし将来作家になるならば絶対に自分が担当編集になると言い残して名刺を渡すと亜空間の向こうに消えていったらしい。
うーん、おそらく本物だよなぁ。
あの人(?)なら異世界移動出来ても不思議じゃないよ、ドラルクも異世界に行ったり烈海王も来てたしシンヨコなら何が起きてもおかしくない。
というかあの街は街自体が超人(コメディアン)の領域内みたいな感じだし、畑で覚醒髙羽さんが獲れる街だよ。
「というか師匠ならさぁ〜もっと手加減ってものを憂太に教えてあげて欲しいよね、僕も教師として矯正頑張ってるけどさぁ憂太ってば通常攻撃が悠仁の言う宿儺の世界斬だもん」
「手合わせの時油断してた五条の腕がいきなり吹っ飛んだ時はビックリしたな」
「全ての攻撃が無下限とか簡易領域を貫通するもんな」
「すじこ」
「「「「何それ怖い」」」」
「あはは…すみません」
何でも乙骨先輩は本気出し過ぎて手加減の効かないバージル鬼いちゃんというか…全ての攻撃にFGOでいうところの必中と無敵貫通と防御力無視がつくらしい、領域展開かよ、五条先生の天敵じゃんね。
フクマさんがやり過ぎた結果と考えれば納得なのか…?
暗黒中小企業オータム書店と修羅と面子の国の出版業界ではこのくらいやらないといけないのかもしれない。
「アレっ?それなら獄門疆も空間技の一種だから何とか出来ない?」
「見たことないから何とも言えないけれど次元斬で切り払えるかもね」
「僕を真っ二つにしないでよ?まぁ、傑トラップの種は割れてるから大丈夫だとは思うけど」
そうして「結局フクマさんとは何者なのか?」を確かめるためにシアタールームで吸血鬼すぐ死ぬをみんなで観るのだった。
結局よくわからなかった、異世界のシンヨコでバカのカーニバルが毎日開催されてることは分かった。
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異世界 新横浜 オータム書店
「原稿確かに受け取りました。そういえば呪術廻戦が完結しましたねぇロナルドさん、ロナルドさんはどのキャラクターがお気に入りですか?」
「うーん、俺はやっぱり虎杖悠仁君ですねぇ。性格良いしゴリラ廻戦してるところが他人とは思えないです」
「私は野薔薇様の血をいただきたい」
「ヌー」
「私ですか?私は乙骨憂太君のファンですよ」
「「え〜意外〜!!」」
「ヌー」
「どこが気に入ったかって?それは秘密ということで」
そう言うとフクマさんは懐かしいものを見るような顔で窓から見える空を眺めるとそのまま亜空間に消えていった。
案外、フクマさんなら呪術廻戦の世界にも行ってるのかもとロナルドとドラルクとジョンは思うのだった。
「なんでテケリリケーキは食べるのに金魚草は駄目なんですか?」
「ムカデは大丈夫でも毛虫は駄目、逆も然りっていう人間は多いよ?」