呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹のあの世だったようです   作:久保サカナ

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鬼灯様「「人間の可能性が見たいからデスゲーム開くよ!」って奴は本末転倒の馬鹿です。

お前の殺した人間が将来何か凄いことが出来たかもしれないし、その人間の後を継いだものがのちにすごい結果を出すかもしれないでしょう!

人間の可能性が見たいなら人間を生かして育てなさいよ!!!
 
人間ってのはそうやって600万年以上前からコツコツ次代へリレーして繋がっているんですよ!

オマエのクソみてぇな1000年間で人類を語るな!

長命なのにそんなことも理解出来ないオマエは所詮呪いなんですよ」


羂索「(その発想は無かった…)」



呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹世界だったようです22

 

 

 

羂索を祓ってからは一気に物事が動いた。

 

まず加茂家の連中で羂索に乗っ取られていた連中が機能不全どころか集団心中をやらかしたのだ、これにはお母さん想いの方のノリトシさんもビックリだ。

 

上層部保守派が一気に死んで総監部もガッタガタになった、なんかトチ狂ったのか五条先生と俺に刺客が差し向けられたくらいだ。

 

その刺客が何と禪院扇と直哉だった、風が吹いたら桶屋が儲かるどころじゃねぇぞ!どんなピタゴラスイッチだよ………

 

なんか俺たちが高専に戻ったところを襲撃されたんだが「アンタ達、雛見沢症候群を発症しているのか………それともマブラヴ星人か何か?」みたいな意味不明かつ不愉快なことを喚き散らしていたので五条先生には後ろで待機してもらって俺1人でぶっ殺した。

 

ぶっちゃけ直哉の方は加速する前に足を斬り落として、扇の方は刀を持つ腕を斬り落としただけで何も出来なくなったが………

 

そうしたら直哉の懐から何かが落ちたので気を緩めずに確認したら獄門疆だった、禪院家も腐れメロンパンと繋がっていたようだ。

 

というかコイツらが五条先生に対してやたら強気だったのはコレのせいか!

 

獄門疆は発動前に1500等分したので塵になりました、ひとまずこれで安心かな。

 

 

 

「原作の虎杖悠仁はね、どんな奴の命でも大事だよね!みたいな悟りを開くんだけどね〜アンタら見ていないから言えた台詞だったのかもな。だって俺さぁ………今でこそ鬼神だけどアンタ達を同じホモ・サピエンスだったと思いたくねぇもん。ぶっちゃけ異世界人から見たマブラヴ星人ってこんな感じなんだなって」

「アッハッハ!マブラヴ星人は言い得て妙だね!!悠仁に座布団一枚!!!」

 

 

 

俺の目の前には「俺に17分割されて死んだ扇と直哉が鬼灯様に没収徒(ボッシュート)で術式を奪われてひたすらブン殴られている」光景が繰り広げられている。

 

東京高専のみんなもなんだなんだと集まって来ているので「亡者が見えるメガネ」を交代で使ってもらった、真希先輩が道端の犬の糞を見る目で見ているのが印象的だ、少なくとも親に向ける目では無い。

 

そのうち抵抗する気力も無くなった扇と直哉を無理矢理火車さんのバイクに吊るし、鬼灯様は「お騒がせしました」と言ってサイドカーに乗って去って行った。

 

(火車さんのバイクイカすよな、今度乗せてもらおう)

 

 

 

…………これはあの世の鬼神で有る俺なりの慈悲だ。

 

扇と直哉は生きてても罪を犯し続けるだろうし、もっと無様を晒すだろうし死んだら呪霊も湧く、そうなる前になるべく楽に殺した(だから毒は使わなかった)

 

まぁ、火車さん&鬼灯様が来た時点で地獄行きは確定なんだけど………少なくともこれ以上罪は重くならないんよ。

 

こういう思考になるたびにもう俺は人間じゃ無いんだな、と感じるのだ。

 

そんなことを考えていると真希先輩と恵に頭を叩かれた、「禪院家の尻拭いをさせてすまねぇ、お前は何も気にすんな!」「ここで殺さなきゃ俺も家督争いで命狙われただろうな」2人はそう声を掛けてくれた。

 

「うん、本当は大人である僕がやるべきことだったのに悠仁にやらせちゃったね、ごめんね」

「俺も命狙われたんだし正当防衛っすよ、それに俺は実年齢は五条先生より上っす」

「そうだったね」

 

五条先生はさっきから扇と直哉の不愉快な妄言をスマホで記録していたのだ、これで正当防衛で総監部と禪院家をぶっ潰せる理由が出来た。

 

 

 

そうしているとあの世の扉の方から人がドヤドヤ出て来た、先頭には腐れメロンパン被害者の方のノリトシさんや恵の親父さんの姿が見える………五条先生と恵は顔を顰めた。

 

「やぁ、虎杖君久しぶりだね。加茂家大掃除部隊の現着だよ」

「こっちは禪院家大掃除部隊だ、とっとと五条の坊か乙骨の術式で京都まで送ってくれよ」

「クソ親父が大掃除行くのか?」

「親に向かってクソとはなんだ恵、禪院家のゴミを1人片付けるたびに1年減刑されるんだぜ?殺るしかねぇだろ」

「私も行くぞ、でなきゃ何のために修行したかわからねぇからな」

 

そして加茂家大掃除部隊の皆さんは乙骨先輩の亜空間移動で、禪院家大掃除部隊の皆さんは五条先生の無下限ワープで京都に向かった。

 

というか五条先生の無下限だと言い張っているワープ、無下限術式と関係無くねぇか…?って見るたびに思うんよ。

 

五条先生も「じゃあ、僕は総監部の腐ったみかんをお掃除して来るから。恵と悠仁は伊地知のリストアップしてくれた『呪物を入れられて昏睡状態の患者』たちから呪物を取り除く作業をお願いね」と言って自分もワープで消えた。

 

いや、俺たちも呪物を入れられた患者を早く治してあげたかったんだけど「腐れメロンパンに気取られ無いこと」を重点的にしていたので表立って動けなかったんだ(津美紀さんはまこーらの試運転だった)

 

 

 

「となると私達も」

「シン・陰流の掃除をしないとな」

 

そう言ってスタンバイしている冥さんと日下部さん、駄菓子屋のジジイ?ババア?の居場所とそのシンパどもの居場所は浄玻璃の鏡で判明している。

 

冥冥さんと日下部さんにも腐れメロンパンの存在やあの世との提携は腐れメロンパン祓除の後に伝えてある、2人とも流石に驚いていたが

 

「タイムイズマネーさ、地獄の沙汰も金次第なんだろう?」

「ったく!働けばいいんだろ働けば!!」

 

と事態を飲み込んでくれた。

 

そうやって慌ただしく動く俺たち、野薔薇と順平は腐れメロンパンが渋谷に埋め込んだ帳の基点の回収に、ナナミン筆頭に東京高専の呪術師達とパンダ先輩と狗巻先輩は夏油一派の生き残りや腐れメロンパンについた呪詛師の連中の捕縛に向かうのだった。

 

 

 

ちなみに五条先生がお片付け(意味深)した総監部の席だが………

 

「ふむ、わらわがこうして再び現世に来れるとはな。神生何が起こるかわからんものよ」

「ハッハッハ!!国産みの女神様ですらわからぬとは、なればこそこの世は面白い!!!」

「まぁ、既に死したこの身。日の本のために動けるならば本望というもの」

「子孫が頑張っておるのだ、ここは先祖として良いところを見せたいものよ」

 

 

 

伊邪那美命様と日本三大怨霊の方々が座った。

 

誰も文句のつけようが無い素晴らしい配置だね!!!

 

なお、文句をつけた奴は祟り殺されます。

 

 

 





伊邪那美命様と日本三大怨霊の方々は鬼灯様が提案しました。

梅が大好きな方は「可愛い子孫が頑張っておるのだ、儂も頑張らねば!」とハッスルしてます。

一応、「任期は次を託せる現世の人材が育つまで」という縛りを結んでいます。
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