呪術廻戦のあの世は鬼灯の冷徹のあの世だったようです   作:久保サカナ

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遅くなってすみません!!

これも久しぶりにやったスパロボが滅茶苦茶面白かったせいです()




じゅじごくさんぽ 京都組と春の金魚草祭り 後編

 

 

 

そうして、地獄のチッ◯とデー◯こと唐瓜と茄子に金魚草コンテストを案内される京都高専組であったが………内心は「そもそも金魚草って何!?」という疑問でいっぱいいっぱいである。

 

そんな京都高専組に対して唐瓜と茄子はフリップを使って「金魚草とは何か」を説明して行くのである。

 

 

 

「まず、金魚草はあの世とこの世の境に生えていました。今の園芸種や食用種と違って実はとても小さかったそうです」

 

「それを鬼灯様が発見して品種改良を繰り返して今の姿になったんだよなぁ〜」

 

「品種改良って時点でアンブレラ社のBOWと同じじゃない………!」

 

「いや、そういうバイオでハザードな品種改良じゃないですよ。普通に土や植える場所変えたり、肥料や餌をやったり世話した結果です」

 

 

 

慄く真依に「よく勘違いされるんですよね〜」と説明する唐瓜、だが京都高専組の頭の中は「餌も必要なのか…?」という次の疑問でいっぱいであった。

 

次に唐瓜と茄子は「金魚草が育つまで」というフリップを取り出した。

 

 

 

「まず金魚草は

 

➀卵と呼ばれる種子を植える

 

➁蕾あるいは稚魚まで育つ

 

➂春になると若い金魚草が一晩だけ一斉に花をつける、これを開花

 

➃これを過ぎると通常の実と呼ばれる状態になる

 

➄金魚の部分が落ちると枯れる

 

のサイクルで育ちます」

 

「秋になると紅葉したりするんだよ〜、ちなみに開花の発見をしたのは日本昔話の花咲爺さんだよ!」

 

「花咲爺さんなんてものを咲かしてるんだ………」

 

「まさか花を咲かせる術式…?」

 

「ちなみに花咲爺さんは普通に滅茶苦茶正直な善人で飼い犬のポチの正体がね、木花之佐久夜毘売の遣いの神犬だったんだ。だから花を咲かせられるんだよ」

 

「ポチ凄い!!」

 

 

 

ここまで聞いた京都高専組に「ざっくり説明したけれど何か質問ありますか〜?」と声をかける唐瓜、京都高専組の心は一つ………!!!

 

 

 

「「「「「「「「結局金魚草って草なんですか魚なんですか呪霊なんですか」」」」」」」」

 

「それが判明したらあの世学会で表彰されます」

 

「要するに地獄でもよくわかっちゃいないんだよな〜」

 

「よくわからないモノを食用にしたり薬にしておるのか…!?」

 

「だってさぁ、呪術師の術式とかも突き詰めたらよくわからないじゃん、何だよ超人(コメディアン)って」

 

「………」

 

 

 

其処を突かれたら痛いのがプロ呪術師である。

 

呪術に関してもルーツとかがよくわからないのが原作であった、そもそも何で日本でだけ呪霊がぽこじゃか生まれるのかすらもよくわからないままに原作は終わった。

 

そしてよくわからないままに呪術師の宇宙人が来た………イオリア・シュヘンベルクだってビックリだ、人類に逃げ場無し!!!

 

「なるもんはなる!!!」という思い込みこそが呪術のコツ………とは鬼灯様のお言葉である。

 

 

 

閑話休題(そもそも原作では結局のところ強者は呪術よりかはゴリラフィジカル廻戦である)

 

 

 

そして、「金魚草コンテストが始まります」というアナウンスが流れたため特設ステージがよく見える場所に来た一行なのであった。

 

 

 

「これは一体何を競う大会なんですか?」

 

「各々が育てた金魚草を持ち寄って、大きさ、色と模様、目の澄み具合、活き、鳴き声といった基準で競います」

 

「鬼灯様は優勝しまくったから殿堂入りからの審査員なんだぜ」

 

「へぇ………(引)」

 

 

 

話している間にもまるまる太ったイキの良い金魚草達が「おぎゃあ!!!おぎゃあ!!!」と次々と鳴き声を上げていてそれに鬼灯様やカマーさんのコメントが入っている。

 

ドン引きはするが熱気や盛り上がりはまさしく大会でありお祭りだなぁ、と思う京都高専組、感覚が麻痺して来たとも言う。

 

そして、最後に「今回のトリを飾るのは今ホットな現世で育った金魚草とブリーダーの虎杖さんです」とアナウンスが流れ虎杖が姿を現したのだった。

 

東堂が「うおおおおお!!ブラザァァァ!!!」と大盛り上がりしている………他の京都高専組はそっと距離をとった。

 

虎杖の傍らにあるのは………

 

 

 

「ジュジュツ!!!ノロイ!!!!ジュリョク!!!!!」

 

「素晴らしい鳴き声ですね、流石は現世で育った新品種なだけあります」

 

「ジュジュツと叫ぶのは呪術師が育てたからでしょうか、興味深いですね〜」

 

「アメイジング!!スイホウガンなのに両頬の袋を傷つけて無いのは見事な生育方法がわかるわ!!!」

 

 

 

虎杖の持ち込んだ金魚草は現世の新品種・スイホウガンである、スイホウガンは呪術用語で鳴くと言うのが金魚草学会でも話題になったのだ。

 

これは呪術高専で呪術師が育てたため………という新しい学説も出来た程である。

 

 

 

今年の金魚草コンテストの優勝は新人ブリーダーでありながら話題を掻っ攫った虎杖であった、金魚草のあしらわれたトロフィーを掲げてポーズを取っているのを東堂がスマホで写真に収めている、いつのまにか仕事の終わった九相図兄弟も来ていた。

 

虎杖はトロフィーを兄弟に預けると「お待たせしました!では宿泊場所及びに夕食会場に案内しますね!!」と唐瓜達から仕事を引き継いだのだった。

 

夕食はやはり金魚草(黄泉竈食の心配が無い新品種なのは確認済み)である、その日の晩、京都高専組は巨大な金魚草が京都駅を破壊する平成ガメラめいた悪夢を見た。

 

しかし、次の日は普通に社会見学………具体的には鬼灯様の恩師である麻殻先生によるキッ◯ニア的な「獄卒擬似体験訓練室」で死後就職したらどうなるのかをわりかし楽しく学べたのだった。

 

なお、鬼でありながら教師として人格者かつ立派な麻殻先生と比べて「やはりね、自分の手を汚さず未来ある生徒に暗殺を指示する様な大人は地獄行き………そうは思いませんか?」と鬼灯様はマニュアルお爺ちゃんにぶっとい釘を刺した。

 

 

 





久しぶりだけど何とかカタチに出来ました。

京都組の見た悪夢は平成ガメラ3のガメラとイリスが京都駅で暴れるシーンを巨大化した金魚草に置き換えて想像してみて下さい。


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