機動戦士ガンダム0096 ~黒い流星~   作:往復ミサイル

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 『リユース・P・デバイスを組み込んだザクⅢを暴れさせたい』という不純な動機で書きました。ザクⅢはいいぞ


黒い流星

 

 宇宙世紀0096

 

 

 

 

 

 

 

 簡単な仕事の筈だった。

 

 資源採掘用の小惑星群に隠れ潜むジオン残党軍『袖付き』を炙り出し、殲滅する任務―――そんな弱い者苛めじみた任務には、サラミス級3隻とクラップ級1隻、ジェガン3機にリゼル3機という戦力は過剰であると誰もが信じていた。

 

 袖付きは連邦軍にとっての頭痛の種であるが、しかしその懐事情が厳しいのは周知の事実である。熟練のジオン兵が多数所属しているとはいえ、配備されているモビルスーツは旧式のものが多数を占め、連邦軍のパイロットからは『動く戦争博物館』と揶揄される始末だ。

 

 モビルスーツ隊を出撃させればすぐに決着がつく。相手は資金不足ゆえに、満足に整備も行き届いていないギラ・ズール―――そうでなくともとっくに退役しているのが当たり前の旧式機がせいぜいだ。残党狩り任務で練度を上げたパイロットたちの敵ではない。

 

 クラップ級のブリッジで余裕を決め込んでいた艦長も、艦隊司令も誰もがそう思っていた。

 

 だがしかし―――観測員からの報告が、全てを徐々に狂わせていく。

 

「艦長、熱源を感知」

 

 微かではあるが緊張を滲ませた声に、しかし艦長は鷹揚に問いかける。この時点ではまだ彼も、袖付きたちが苦し紛れにモビルスーツを出してきたのだろうと思っていた。

 

 戦力差は圧倒的、そんな事をしたところで些細な延命措置に過ぎないのだ、と高を括っていたのである。

 

「数は」

 

「3……いや、4。急速に近づく」

 

 メインモニターに表示された熱源の反応を見て、艦隊司令と艦長は眉を顰める。

 

 確かにその熱源はモビルスーツのものだ―――先ほど出撃していった、ジェガンとリゼルたちに真っ向からぶつかる形で向かっているのが分かる。

 

 菱形の陣形を組んでいた敵モビルスーツ隊―――その先頭を進んでいた1機が、次の瞬間唐突に速度を上げた。後続の友軍機を一気に突き放す勢いで急加速する。

 

「敵機のうち1機、急激に加速!」

 

「なんだこいつは……モビルアーマーか?」

 

「馬鹿な。袖付きにモビルアーマーなど―――」

 

 観測員は予想外の事態に慌てながら、艦に登録されているデータベースを参照し始めた。

 

 明らかにそれは通常のモビルスーツの加速などではない。あのような速度が出せる機体が、今の袖付きに残されている筈がないのだ。

 

 データベースを参照するがいずれも該当なし。つまりは未知の敵機という事に他ならず、その事を艦長に報告するやクラップ級『プレトリア』のブリッジにいつもとは違う重々しい緊張が走った。

 

 そして観測員の新たな報告が、高を括っていた艦長らの背筋に冷たい感触を走らせる。

 

 

 

 

 

「先頭のモビルスーツは後続の3倍―――いえ、5倍の速度(・・・・)で接近!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 狭苦しいコクピット内では、ひっきりなしに警報が鳴り響いている。

 

 身体がシートに押し付けられる感覚―――というよりは、まるで目の前に不可視の巨大な鉄の壁が迫っていて、それがぎゅうぎゅうと押し込んでくるようにも思える。パイロットの肉体にかかる凄まじい負荷に注意せよ、という意味の警告は、しかしザクⅢのコクピットに座るパイロットにとっては蚊帳の外だ。

 

 びりびりと身体が振動する感覚。これ以上加速すれば機体が空中分解するかもしれない、あるいは押し潰された内臓を口から吐き出し無残な最期を遂げるかもしれない―――そんな死の淵で逆立ちするかのような状況でさえ、コクピットでザクⅢを操るパイロット『リキヤ・ハヤカワ』は楽しんでいた。

 

 今まで何度、死の淵に立ってきたか。

 

 今まで何度、死神の鎌に首筋を撫でられた事か。

 

 一年戦争終盤、ア・バオア・クー防衛戦で両足を失い、シーマ艦隊に身を寄せ参戦したデラーズ紛争ではソーラ・システムⅡに機体諸共右腕と顔の右半分を焼かれ、幾度となく生死の境を彷徨ってきた。

 

 迫りくる死の感覚に慣れ、鈍感になってしまったのだろう―――いわゆる”箍”が外れた状態なのだと彼は嘯く。

 

 ザクⅢのコクピットの中、彼は文字通り機体と”一体化”していた。

 

 本来フットペダルやアームレイカーを操る筈の手足は、しかしコクピットに搭載された大型コネクタを介して機体へと接続されており、パイロットスーツに覆われたうなじの部分からは複数のケーブルがヘッドレストに繋がっている。

 

 一年戦争からの生き残り、元ジオン兵のリキヤ・ハヤカワという男は、一年戦争で、そして続くデラーズ紛争で両足と右腕を失っていた。

 

 残った左腕さえも切り落としたのは、こればかりは自らの意思によるものだ。

 

 ―――【リユース・P・デバイス】。

 

 一年戦争後、ブラックマーケットに流出した断片的なデータ。それを買い求め、不完全ながらも再現したそれは手足を失った傷痍軍人でもモビルスーツを自らの肉体の如く、意のままに操る事が可能という画期的なシステムであった。

 

 連邦軍に両親を殺され、そして信じていた祖国ジオンにも故郷のコロニー『マハル』を奪われたリキヤ。シーマ艦隊に身を寄せていたが故にアクシズへと合流する事も許されず、傭兵へと身を堕としその日を生きる金を漁る事しかできなかった彼にとって、それは魅力的な、新たな商売道具に映って見えたのである。

 

 人間の手足と引き換えに機体と直結するリユース・P・デバイスを組み込んだザクⅢ―――【サイコ・ザクⅢ】の超大型バックパックに搭載されたブースターの光が、蒼から禍々しい紅色へと変色する。それと時を同じくして、桜色の光を放っていたモノアイも紅色へと変色していった。

 

 黒を基調とし、関節部などに紅色のアクセントを施したサイコ・ザクⅢ。両肩に搭載されたシールド付きスパイク・アーマーにはネオ・ジオンのエンブレムがあるが、かつての所属組織を意味するマーキングはしかし、さらに上から紅いペンキで大きく×印で上書きされている。

 

 リキヤはもう、誰も信じない。

 

 両親を奪った連邦も。

 

 還るべき故郷を奪ったジオンも。

 

 帰還を拒んだネオ・ジオンも。

 

 誰が敵で誰が味方だろうと、そんな事はどうでもいい。

 

 今はただ、金と引き換えに敵を殺す。そして同じように還る場所を失った仲間たちを養う―――それが今の彼の、存在意義だった。

 

 サイコ・ザクⅢの頭部に搭載されたバイザーが展開、モノアイを左右から覆い隠すように装着されるや、複眼状の紅い光を放って戦闘モードへと移行。それと同時にバックパックに搭載された4基のサブアームが展開し、2丁のビームバズーカとビームライフルを保持、敵機との会敵に備える。

 

 腰のマウントラックから大型ビームマシンガン(アンダーバレルにグレネードランチャーがある)を取り出すや、リキヤは実際に自分が銃を握っている様子をイメージする。

 

 指の動き、微かな息遣い。身体のごく細かい動きすら機体が拾い、全てを現実のものとしてくれる。

 

 息を吐き―――撃った。

 

 グォゥッ、とビームバズーカが唸る。黄金の閃光が暗黒の宇宙を舐め、戦艦すら数発で轟沈に追いやる高エネルギーの束が、たかが袖付き相手と高を括りながら接近中のリゼルを真っ向からぶち抜いた。

 

 ドン、と桜色の閃光が暗黒の彼方で瞬く。

 

 それを合図に、ピンク色のビームが前方から立て続けに射かけられる。リゼルやジェガンによるビームライフルの応射だ。

 

 ビームが至近距離を掠め、至近弾の警報が鳴り響こうと、リキヤは動じない。

 

 サブアームで保持した2丁のビームライフルを低出力モードで連射、狙いを定めたリゼルにビームを射かける。狙われた事を悟ったリゼルが軽快な機動性を生かしながら回避、ビームランチャーで反撃してくる。

 

 いい腕だ、とリキヤは感嘆する。

 

(だが、目が良すぎるのが命取りだ)

 

 二度、三度―――ビームライフルの反撃を回避したリゼル。しかし四度目の回避をした先に、ビームバズーカから放たれた光の柱が待ち構えていた。

 

 自ら高エネルギーの束へと肩からぶち当たって融解、爆散するリゼル。

 

「あと4つ!」

 

 大型ビームマシンガンをアクティブに、機体の火器管制システム(FCS)が最適な照準をアシストしてくれるが、機体に念じアシストをオフに。

 

 今までの経験に基づきマニュアルで照準、引き金を引き搾る。

 

 ガガガ、と黄金のビームの礫がジェガンへ降り注いだ。身体中を撃ち抜かれたジェガンが左腕を引き千切られつつ緊急回避、割って入った別のジェガンがシールドからミサイルを放ってくる。

 

 肉体にGがかかる事を承知の上で右肩のサイドスラスターを全力噴射。モビルアーマーの如き全力噴射で連邦軍艦隊へと向かっていたサイコ・ザクⅢが左へと大きくスライドするように動き、一瞬だけジェガンやリゼルのパイロットたちの照準レティクルから文字通りサイコ・ザクⅢが”消える”。

 

「!」

 

 困惑するジェガン隊に対し、生き残った1機のリゼルのパイロットは反応が早かった。

 

 サイコ・ザクⅢが回避した事を察知するや、予測進路上へと回り込み、メガ・ビーム・ランチャーの砲口をこちらへと向けていたのである。

 

 なかなかやる―――感心しながらリキヤは、しかし目を細めた。

 

 相手が彼でなかったなら―――普通の袖付き相手であれば、その一撃で勝敗は決しただろう。

 

 しかし今回の相手はサイコ・ザクⅢであり、パイロットも一年戦争を生き延びたベテラン中のベテランだ。スペックも経験も、何もかもが普段の相手とは違うのだ。

 

 発砲よりも先に仕留められると確信するや、サイコ・ザクⅢを更に加速させるリキヤ。モノアイを覆う複眼状のバイザーが一際強い光を発するや、機体右肩のスパイクアーマーから大きく伸びるシールドの裏面からヒートホークを取り出す。

 

 砲口にピンク色の光が集まっていくのを一瞥すらせず、まっしぐらにリゼルと正面からぶち当たった。

 

 全ては一瞬だった。

 

 ザクⅡが使用していたヒートホークは、しかし最高加速に達していたサイコ・ザクⅢのスピードも味方につけるや、リゼルのコクピットを真っ向から強引に引き裂いたのである。赤々と焼けた溶鉄を血飛沫さながらに吹き上げながら、赤いバイザーから光が消えていくリゼル。

 

 閃光を置き去りにし、彼らの母艦へと直進するサイコ・ザクⅢ。未知の装備を搭載した怪物を止めるべく生き残ったジェガンたちが虚しくビームライフルで追撃を試みるが、しかし彼らは見事に忘れていた。

 

 疾駆するサイコ・ザクⅢ。その後方から更に3機、彼らの所属する傭兵組織【血盟旅団】仕様に改造された3機のハイザック・カスタムが迫っていたのである。

 

《良い度胸ね、背を向けるなんて!》

 

 女の声が響くや、ジェガンたちの背中にビームの雨が射かけられた。バックパックを撃ち抜かれ、対ビームコーティングを施した装甲やシールドで耐えようとする彼らを、しかし遅れて飛んできたグレネード弾が立て続けに直撃。手負いだったジェガンが火球へと姿を変え、その閃光が3機の黒いハイザック・カスタムの姿を照らし出す。

 

 後方で続けて二度、爆発の閃光を確認したのを尻目に、リキヤは部下たちへ淡々と告げた。

 

「ナタリア、マルギット、フランクはそのまま側面から回り込め。俺は正面から行く」

 

《了解!》

 

 これで敵モビルスーツ隊は片付けた。

 

 残るはサラミス級3隻とクラップ級1隻のみ。

 

 敵艦隊からのメガ粒子砲の砲撃が周囲を通過していきながらも、しかしリキヤは意に介さない。

 

 この程度が何だというのか―――ア・バオア・クーの戦いで、連邦の白い悪魔にビームライフルの銃口を向けられたあの時に比べればなんて事は無い(結果的にジオングが割って入った事で事なきを得ただけであり、それが無ければ今頃彼はこの世にいない)。

 

 お気に入りのクラシック―――ラデツキー行進曲を口ずさみながら、そのまま連邦艦隊へと肉薄していった。時折、サイドスラスターを噴射してビームやミサイルの攻撃を回避するが、基本的には直進だ。サイコ・ザクⅢの加速を、敵艦隊の照準が追えていない。

 

 プロペラントタンクの内の1基が間もなく推進剤を使い果たす胸の警告メッセージを見て、彼は即座にバックパックに4基搭載されたプロペラントタンクをパージ。サイコ・ザクⅢの加速に引っ張られる形で慣性による運動エネルギーを得たそれが、ちょうど通過しようとしていたサラミス級の前部甲板へとぶち当たった。

 

 ごしゃあっ、と装甲がひしゃげる音と共に、サラミス級の甲板で潰れた砲塔が火の手を上げる。

 

 後部甲板の砲塔が旋回しサイコ・ザクⅢを追うが、遅れて放たれたハイザック・カスタムたちのミサイル攻撃が連邦艦隊にここで牙を剥く。数発のミサイルがサラミスに突き刺さったプロペラントタンクを直撃、内部に残った推進剤に誘爆するや大爆発を起こし、1隻のサラミスが宇宙の塵と化す。

 

《こちら地球連邦軍所属、巡洋艦”プレトリア”! そちらの所属を明らかにせよ!》

 

 明らかに狼狽した連邦軍通信士の声。

 

《そちらは袖付きなのか! 分かっているのか、これ以上の攻撃は地球連邦軍に対する―――》

 

 通信を切った。

 

 パニックに駆られ、感情のままに捲し立てる人間の声ほど不快なものは無い。

 

 クラップ級の艦底にビームマシンガンとビームライフルを射かけつつ通過。ビームを撃ち込まれた部位をなぞるように火の手が上がり、クラップ級巡洋艦『プレトリア』が慌てて戦場からの離脱に移る。

 

 そのまま後衛のサラミスの艦橋にビームバズーカを撃ち込んで黙らせるや、サイドスラスターを噴射して機体を急旋回させる。急な推進ベクトルの偏向に機体が、そしてもはや生体部品と言っていい存在となったリキヤの肉体が悲鳴を上げ、Gに嬲られた内臓が、骨格が、筋肉が、そして魂が悲鳴を上げる。

 

 眼をカッと見開いた。

 

 ドン、とバックパックの大型ブースターが爆発するような炎を吹き上げる。血のように赤いそれが流星さながらに光を曳き、進路を反転したクラップ級巡洋艦『プレトリア』へと突き進んでいく。

 

 プレトリアの後方で援護に回っていたサラミス級が、唐突に爆発した。船体に取り付くように飛び回っていた黒い3機のハイザック・カスタムたちがビームマシンガンやグレネードランチャーを撃ち込み、轟沈へと追いやったのだ。

 

 もはや孤立無援となったプレトリアが、死に物狂いで当たる筈もない砲火を滅茶苦茶に放つ。が、回避するまでもない。明後日の方向へと飛んでいく対空砲火のために、推進剤を無駄に浪費する必要もないのだ。

 

 ビームマシンガンをマウントラックに戻し、右腕にクラッカーを握る。

 

 一年戦争時、ザクが装備していたクラッカー。特に何の変哲もない、ジオン軍が放出した旧式のそれを握り締め、クラップ級巡洋艦『プレトリア』へ肉薄するサイコ・ザクⅢ。

 

 腰部スラスターで急制動をかけるや、プレトリアの前部甲板―――モビルスーツ発進用のカタパルトを大きく蹴りつけた。前部甲板がひしゃげ、抉れ、大きく損壊するがその程度でクラップ級は沈まない。

 

 甲板を踏みつけて跳躍したサイコ・ザクⅢ。それはさながら、バスケットゴールにダンクシュートを決めんとするバスケットボールの選手のような動きだった。

 

 モビルスーツのような機械的ではなく、人間のような動きを可能とする非人道的な装備―――リユース・P・デバイス。

 

 プレトリアに乗るクルーたちは、最期の瞬間までその正体を知る事は無かった。

 

 直後、跳躍したサイコ・ザクⅢの拳がプレトリアのブリッジへと叩き込まれた。艦橋の窓がモビルスーツの加速と質量にあっさりと敗北するや、艦内の空気と共にブリッジクルーの何名かが外へと吸い出されていく。

 

 ノーマルスーツを着用した艦長たちを押し潰した握り拳が解放されるや、そこには起爆装置を作動させられたクラッカーが残された。

 

 拳を引き抜き逆噴射をかけるサイコ・ザクⅢ。次の瞬間、ブリッジ内部にめり込んだクラッカーが炸裂し、プレトリアのブリッジが何度も爆発を繰り返し吹き飛んだ。

 

 爆発は瞬く間に船体にも伝播し、プレトリアの巨体のいたるところから火の手が上がっていく。ダメージコントロールもままならなくなった船体はやがて巨大な炎の塊と化し、宇宙という暗黒の海原に深紅の華を芽吹かせる。

 

 サイコ・ザクⅢの頭部のバイザーが収納されていき、ピンク色に戻ったモノアイが露になるや、リキヤは静かに息を吐いた。

 

 こんな依頼で、いったいいくらの報酬になるのやら。

 

 モビルスーツの修理費や維持費に母艦の維持費、その他諸々の出費に部下たちへの報酬―――それらすべてを上手くやり繰りしなければならないのである。彼が望むのはこのような小競り合いではなく、もっと大きな仕事だ。それこそ一年戦争を思い起こさせるほどの……。

 

「―――帰ろうか」

 

 帰って安酒でも飲もう―――通信で仲間たちにそう告げるや、リキヤの操るサイコ・ザクⅢは踵を返し戦場を去っていく。

 

 

 

 

 

 

 ”黒い流星”と呼ばれた彼の通った後には、破壊しか残らない。

 

 

 

 

 

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