破壊の少女と無意識の少女   作:NRY

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魔法の森へ

「あら、お出かけかしら?」

 

「うん、魔法の森にいるパチュリーのとこに」

 

「パチュリーさんのとこなら私も行きたいわね」

 

「お姉ちゃんも行くの?」

 

「何か悪いかしら?」

 

「別に、本を借りるんでしょ?」

 

「そのつもりだけど」

 

「パチュリーのところなんでもあるからね…」

 

「そーなの?」

 

「うん」

 

「支度するから待ってて頂戴」

 

数分後

 

「待たせたわね」

 

「それじゃいこうか」

 

少女移動中

 

「着いたわね」

 

「ここなの?」

 

「多分」

 

「とりあえずノックしようよ」

 

「そうね」

 

ノック。

 

「はい、どちら様でしょうか…って?!」

 

「あ、こぁ!」

 

「フラン様?!」

 

「騒がしいわね、何事…」

 

パチュリーも出てきた

 

「パチュリー!」

 

「フランじゃない、やっぱりあの新聞記者のいった通りだったのね…」

 

「なんて言ってたの?」

 

「フランは地底で暮らしていると聞いたわね」

 

「まぁ合ってはいるけどね…」

 

「その二人は…」

 

「直接会うのは初めてでしたねパチュリーさん。

私は古明地さとりです」

 

「こいしだよ~」

 

「よろしく、とりあえず上がって頂戴」

 

「お邪魔します」

 

パチュリーの家

 

「ちょっとまだ散らかってるけど…」

 

「大丈夫ですよ」

 

「何の用で来たのかしら?」

 

「本を借りようかと」

 

「返してくれるなら持っていっていいわよ」

 

「ありがとうございます。

ところであの二人は?」

 

「外で遊んでるわよ」

 

「そうですか」

 

「一つ聞きたいことがあるのだけど」

 

「何でしょうか?」

 

「フランはどんな感じ?」

 

「いつもこいしと遊んでますよ。

たまにお空やお燐とも遊んでますね」

 

「ペットの?」

 

「えぇ。元気よく遊んでますよ」

 

「そう…」

 

「どうかしましたか?」

 

「何でもないわよ」

 

「私に隠し事は効きませんよ?」

 

「面倒な能力よね、ほんと」

 

「そうですね」

 

「あの子が紅魔館の壁とかを壊したとは思えないと思ってね」

 

「………」

 

「貴女はどう思ってるのかしら?」

 

「あの子はなにもしてませんよ」

 

「……何でそう言い切れるの?」

 

「心だけではなく、トラウマとかも見れるんですよ」

 

「そんなことも出来るの?」

 

「出来なければ弾幕の再現なんて出来ませんよ」

 

「確かにそうね」

 

「なら見せてあげましょうか?」

 

「フランの記憶を?」

 

「まぁそうですね」

 

「…見せて頂戴」

 

「分かりました」

 

その時、パチュリーの意識は失われた。

 

 

フランの記憶内

 

 

「ここは…?」

 

「記憶の中です」

 

「フランの?」

 

「はい。まずはフランが門を壊した時の記憶を見せますね」

 

「分かったわ」

 

『めーりん!』

 

壁が爆発する。

 

『え…?』

 

何が起きたか理解しているようだ

 

『めーりんっ!?』

 

後ろを振り返ると…

 

『アハハハハハ!フラン様が門番を怪我させた!』

 

『早くお嬢様に報告しなきゃねぇ!』

 

「………」

 

「どうですか?」

 

「……やっぱりこいつらだったのね…」

 

「気がついていたんですか?」

 

「なんとなくね…」

 

「………」

 

「許せないわね…」

 

「…他にもまだありますよ」

 

「見せて頂戴」

 

「分かりました」

 

 

『咲夜はどこにいるんだろう…』

 

壁が爆発した。

 

『あー!フラン様が脱走しようとしてます!』

 

『どこに行くつもりなんですかぁ?』

 

『逃げようとしたら雨降らされますよぉ?』

 

『何事?』

 

『あ、お嬢様。フラン様が壁を爆破して…』

 

『…フラン。門番に怪我をさせて今度は脱走かしら?』

 

『違う、お姉様!私は…』

 

『うるさい』

 

その後、咲夜に連れ戻されて、地下にずっといた。

 

食事を運んできたメイドはこういった。

 

『無様ですね。有一の肉親に信用されないんなんて』

 

「っ?!」

 

「どうかしましたか?」

 

「…許せない」

 

「私もです」

 

「今すぐ殴り込みに行きたいわね…」

 

「…今は止めておきましょう」

 

「…そうね」

 

「意識を戻しますね」

 

 

パチュリーの家

 

「……」

 

「見てよかったんですか?」

 

「…真実を知りたかったしね」

 

「そうですか」

 

「………」

 

「何か聞きたいことはありますか?」

 

「あの子は何て思っているかが気になるわ」

 

「普段ですか?」

 

「まぁそうね」

 

「いつもここは楽しいとか、悪いやつはここにはいないとかですね。あとパチュリーさんは大丈夫かなとかも思ってましたよ」

 

「そう…」

 

「………」

 

「お姉ちゃん~」

 

「あらこいし、どうしたの?」

 

「フランちゃんとはぐれちゃって…」

 

「はぐれたって…」

 

「あの魔法使いと一緒だったんだけど…」

 

「ちょっと探してくるわ」

 

魔法の森

 

星符「スターダストレヴァリエ!」

 

「遅い!」

 

「速いなフラン!」

 

禁忌「フォーヒドゥンフルーツ!」

 

「なかなかやるな!」

 

「まだまだよ!」

 

恋符「マスタースパーク!」

 

「効かないよ!」

 

「流石フランだぜ!」

 

「じゃあラストスペルいくよ!」

 

「こい!フラン!」

 

夢幻「幻月」

 

「やっぱ速いな…」

 

「まだまだまだ!」

 

「くそっ!」

 

「当たらなくなってきたね!」

 

恋心「ダブルスパーク!」

 

弾幕を消した

 

「消してもまだまだ!」

 

「はぁっ!」

 

魔法使いが弾幕を放ち、スペルブレイク

 

「嘘…」

 

「あ…」

 

魔法使いもピチュリました

 

「くっそ~、引き分けか…」

 

「すごいね魔理沙!あれを突破するなんて!」

 

「いや、まだまだだよ」

 

「そう?」

 

「フラン?フラーン!」

 

「あ、さとりお姉様!」

 

「ここにいたのね…」

 

「弾幕ごっこをしてたんだぜ」

 

「どっちが勝ったんですか?」

 

「引き分けだぜ」

 

「そうですか。もう遅いから帰りましょ?」

 

「うん!」

 

パチュリーの家から本を何冊か借りて、地底に帰った。

 

パチュリーは明日地底にくるらしい。

 

だが、フランは知らない。

 

「ふふふ…やっと見つけたわ…」

 

それが、幸せの終わりだと。

 

 

 

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