現代の影   作:ただの片栗粉

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ぜんっぜん早く投稿できました。


一躍有名人

昨日の休日は、オークを倒した後、のどかさんがすぐに帰らせてくれたため、家に着き再度寝てしまった。

 

その翌日、今は自分のデスクで次の仕事を確認していた。すると後ろから見慣れた青いサイドテールの人がやってきた。

 

すいせい「やっほ〜」

 

「すいせいさんでしたか、何かありました?」

 

すいせい「何も天津さんの方が色々あったじゃん昨日。」

 

「あぁ、エリートオークですか。」

 

すいせい「それもそうだけど...これ」

 

すいせいさんが自分のスマホの画面をこちらに見せてきた。見ると某掲示板のチャットだ、何件か見るとホロライブのスタッフ、つまり俺の話題が上がっていた。

 

すいせい「うちの社員が一躍有名人になってるじゃん!」

 

「まあ...少し派手にやった結果ですね。野次馬もいましたし」

 

すいせい「昨日の夜ホロメンも配信で話題に出してたよ?」

 

「そうなんですか?」

 

すいせい「そうだよ...?もしかして天津さん、あまりホロメンの配信見てない?」

 

「そんなとこないですけど、頻度としてはあまり見れてないですね。」

 

すいせい「そっかぁ...つい私も昨日話しちゃったんだよね。」

 

「まぁ、いくら話題に出しても大丈夫ですよ。」

 

すいせい「ほんと!?」

 

「はい、俺は全然迷惑では無いので。」

 

すいせい「それなら沢山話そうかなぁ」

 

「あ、でも活動に支障が出ると良くないのでそこら辺は配慮してくれると助かります。」

 

すいせい「もちろん、分かってるよ。」

 

笑顔のすいせいさんは次の収録があると言い、俺の所を後にした。しばらく色々な収録に向かい、昼過ぎになったがやっと休憩を取れる時間を作れた。

 

みこ「おぅおぅ、有名人の天津さんだ〜」

 

いろは「昨日はありがとうございます!!」

 

ご飯を食べてるとみこさんといろはさんがこっちにやってきた。2人は俺の対面に座って一緒に休憩をした。

 

いろは「昨日はほんっっっとにありがとうございます!!」

 

「そんな大層なことはしてないですよ。」

 

みこ「1人であの数のエリートオークを倒したんだよ…?そんなんもう...にぇ...?」

 

「ただ、運が良かっただけですよ。」

 

いろは「そ、そんな事ないでござるよ!あの時の戦い方、まるでずっと戦ってきた人みたいな戦い方でござるよ!」

 

急に的を得た発言で俺は少々びっくりした。それもそのはず源十郎の血を引いているし、戦いには知識はあったんだろうと思った。

 

「たまたまですよ、エリートオークの事はよく分かってたので。」

 

みこ「そういえば、モンスタースタンピード...?あれって起きたら大変なの?」

 

いろは「確か普通のモンスターとかと同じ様にどこかからゲートが複数現れて大量のモンスター達がやってくるんですよね?」

 

「そうですね、その様はまるで百鬼夜行と言われるくらいは酷いらしいです。実際に昔に起きた時は主要都市は壊滅状態だったらしいので。」

 

みこ「じゃあここもそのうち壊滅状態になるってこと...?」

 

「どうですかね、昔は現代のようにインフラ整備がされてないので、現代がどれだけ保てるのかが重要ですね。」

 

実際影道として生きていた頃は、隊士や源十郎も居たが、周辺地域などは力があるものがおらず壊滅状態になっていたと聞いていた。このスタンピードは過去何度も起きているらしい。

 

「まぁ、タレント含め事務所は何としてでもスタンピードの被害は受けさせません。」

 

いろは「うーんいつ起きるかも分からないから対策が難しいでござるな。」

 

みこ「でも今日からしばらく外ロケが無理なんだにぇ...」

 

「あー、そういえばそうでしたね。」

 

このモンスタースタンピードを受けてカバーから声明が出ていた。要約するといつモンスタースタンピードが起きるか分からないためタレントの外ロケを一時的に中止とすると発表された。

他のテレビ局や色んな事務所でも外ロケが制限されているらしい。

 

「とりあえず、暫くはロケはお預けですね。」

 

みこ「美味しいものいっぱい食べたかったぁ〜」

 

いろは「いつ起きるかも分からない...怖いでござるな。」

 

みこ「まぁでも、ホロメンが無事ならそれが一番だよね。」

 

いろは「そうでござるな…何より、安全第一でござる!」

 

「そうですね。ロケができないのは残念かもしれませんが、まずは皆さんの安全を確保することが最優先です。」

 

みこ「でもさぁ、こういう時ってやっぱり何か対策とかするの?」

 

「一応、警備は強化されているはずです。事務所周辺には監視カメラの増設や、防衛用のバリアみたいなものも検討されているらしいですし。」

 

いろは「バリア!?そんなのあるんでござるか?」

 

「正式に稼働するかどうかはまだ分かりませんが、何かしらの防衛策は考えられているみたいですね。」

 

みこ「なんか、SFっぽい展開になってきたにぇ…でも、それならちょっと安心かな。」

 

いろは「そうでござるな!みんなが無事でいられるなら、それが一番でござる!」

 

俺たちはそんな話をしながら、しばしの休憩を過ごした。外ロケがしばらく禁止となったことで、ホロメンたちの活動にも影響が出るかもしれないが、命あっての仕事だ。こればかりは仕方がない。

 

休憩が終わり、俺は再びデスクに戻った。次の業務の確認をしていると、のどかさんが資料を持ってやってきた。

 

のどか「天津さん、少しお時間いいですか?」

 

「はい、大丈夫ですよ。」

 

のどか「外ロケの中止に伴って、今後の収録スケジュールが少し変わりそうです。その調整について話し合いが必要で…」

 

「わかりました。どんな変更があるんですか?」

 

のどか「まず、スタジオ収録が増えることになりますね。それから、ホロメンによっては在宅での配信を中心にする人もいるみたいです。」

 

「なるほど…しばらくは事務所内やスタジオを中心に活動する形になるんですね。」

 

のどか「はい。それと、ホロメンやスタッフの安全確保のために、事務所のセキュリティ強化が進められる予定です。」

 

「セキュリティ強化…具体的には?」

 

のどか「詳細はまだ決まっていませんが、警備員の増員や、建物の防衛機能の強化が検討されているみたいです。」

 

「なるほど…モンスタースタンピードの可能性がある以上、慎重になるのは当然ですね。」

 

のどか「そうなんです。今はとにかく、最悪の事態に備えてできることを進めていくしかありません。」

 

「了解しました。俺もできる限り協力します。」

 

のどか「ありがとうございます。」

 

そう言って、のどかさんは一礼し、次の打ち合わせへと向かっていった。

 

俺は再びデスクに視線を落とす。モンスタースタンピード…それが本当に起こるのかは分からないが、何かが近づいているのは確かだ。

 

しばらくは、俺も気を抜くことはできなさそうだな。




ストックしすぎてしばらく書いてなかったので少し拙いですが申し訳ないです。
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