OCG・マスターデュエルデッキ使いの行くGX世界〜ヲーと記憶喪失メンヘラを添えて〜   作:名無しのモンスター

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前々回と前回のあらすじ

オリカを1枚ずつ出しちゃった。タグ回収できたから今は後悔してない。


屋上で眠そうな先輩(?)とデュエルする事になった件

 

 ノース校との対抗試合の代表を決めるためのデュエルで、俺は十代とのデュエルを行い、勝利。アカデミア本校代表として出る事になった。

 このデュエルはあくまで親睦会のようなものだが、同時に各校の誇り云々を守るためのデュエルでもある。そう考えると、あのデュエルに使うためのデッキを何にするべきか、真剣に考えないといけない。

 何せ、この世界では原作と違い、十代が代表になっていない。だから、ノース校の代表がアイツ(・・・)になるとは限らない。つまり、誰がどのデッキをけしかけて来るか分からない。だからこそ、使うデッキは慎重に選ぶ必要があるのだ。

 

「とはいっても、どのデッキでいけばいいのやら……たくさんある分、どれが最適(・・)なのか……」

 

 とはいえ、誰とデュエルするのか分からないのは、主にマスターデュエルのランクマと同じだ。たとえ環境デッキが蔓延っていても、その中に隠れた強さを持つデッキを使う猛者だっている。そう考えると、最適なデッキが何なのかなんて分かるはずもない。

 やっぱり安定性を考慮してデッキを選抜すべきだろうな。そう考えると、思ったよりも使うデッキの選択肢が絞れてくるな───

 

「ここは【ウォーター・ドラゴン】を入れよう。炎属性には圧倒的に有利だ」

「【エトワール・サイバー】も入れるべきよ‼︎ ダイレクトアタックの破壊力が違うわ」

「【デス・コアラ】も良いんだな‼︎」

「あのぉ、ボクの【パワー・ボンド】も……」

「いやここは【ジェムナイト・サフィア】を入れろ。出しやすさやステータス、通常モンスター関連との相性の良さも考えれば……」

「【G(ジャイアント)・ボールパーク】もおすすめですわ」

「【神獣王バルバドス】と相性の良いデッキも……」

 

「喧しいわ外野どもォッ‼︎ デッキ作りに集中できねェから黙ってろやァッ‼︎」

 

 俺氏、多分アカデミアに来てから1番大きな声を出した気がする。

 だって皆が皆、自分達のおすすめだと言うカード達を薦めてくるんだもん。そしてその圧が強いし、何よりうるさい。

 一緒にどのデッキを使うか考えてくれる精霊達も、俺をイラつかせないようにしたり、自分の価値観を必要以上に押し付けないようにしたりと、そこら辺のモラルを考えてくれるというのに、こいつらと来たらなんでそうなるんだよ……

 

「というかなんでお前ら俺の部屋に押しかけてくるんだよ。三沢と傍観している神楽坂ならまだしも、イエローじゃないお前らは何? 嫌がらせ?」

「みんなそんなつもりで来たわけじゃないんだ。だが、今度のデュエルは学園の名誉を賭けた戦い。俺達も一緒に戦うつもりで言ってるんだ」

「それはごもっともだけど……名誉とかそんな事言わないでくれ。プレッシャーをかけられていつものデュエルができなくなってしまったら本末転倒だ」

 

 ランクマの昇格戦でもそこまで緊張しないというのに、どうしてみんな名誉だの俺達も一緒に戦うだの言って、余計な圧をかけてくるんだよ。そういうのはシリアスな場面でやりなさい。

 

「そうだぜみんな。翼には翼のデュエルがあるんだ。ただ単に自分達のカードを使わせて自分達のリズムに合わせさせるよりも、翼らしいデュエルをさせてあげるのが1番だと俺は思うぜ」

「じゅ、十代……‼︎」

 

 お前は言ってくれると思ったよ、『翼は翼らしくあれ』みたいな事を……‼︎ 意外とみんなの事をよく見てるお前なんだ、そう言ってくれると信じてた───

 

「……アレ? でもよく考えてみたら、翼って結構たくさんのデッキを持っていたよな? もしかすると、みんなが薦めるカードと相性の良いデッキがあるんじゃないか?」

「十代ィッ⁉︎」

 

 おま、バカヤロウ‼︎ どういう考えしたらその答えに結びつける事ができるんだよ⁉︎ 余計なお世話だマジで‼︎

 

「そ、それだ‼︎ 俺よりもたくさんデッキを所持している翼の事だ、きっと【ウォーター・ドラゴン】と相性の良いデッキを持っているはずだ‼︎ 是非そのデッキにこのカードを‼︎」

「私の【エトワール・サイバー】に合うデッキをお願い‼︎」

「さすがに【パワー・ボンド】のデッキも……‼︎」

「【デス・コアラ】にも合うデッキが‼︎」

「サフィアならさすがに‼︎」

「ボールパークの───」

「バルバドスに───」

 

 

 

「お前ら一旦黙れ。そして意見出してきた奴ら全員と十代、正座」

 

 

 

「うわっ、やっぱりこうなるか……」

 

 鬱陶しさが激増したのでさすがにブチギレ、十代諸共説教する事にしました。こんな事になったのは、先程の十代の呟きのせいだからね、仕方ないね♂

 ちなみに神楽坂は空気を読んでいたのか、はたまたみんなみたいに自分のカードを薦めたら怒られると想定していたからなのか、押し付けな感じの事は一切しなかった。だから説教対象にはなってません。

 ……さてと。

 

「まず三沢。【ウォーター・ドラゴン】は【オキシゲドン】と【ハイドロゲドン】がないと、出せなかったり効果を発揮できなかったりする事がある。それに出すには【ボンディング】系のカードも必要となり、デッキを圧迫してしまう。そして仮に相手のデッキが炎属性じゃなかったら、クラスター込みでもあまり活躍できないと思う。基本相手依存となるだろうそんなカードを、俺のデッキには入る余裕なんてあると思うか?」

「そ、それは……」

 

 まず1人目。

 

「次に天上院。【エトワール・サイバー】はダイレクトアタックをすると強くなるのは分かるが、そうするには、ダイレクトアタックがしやすい状況を作るためのカードが多数必要となるかもしれない。仮にそれができたとしても、他の事が疎かになったら勝ち辛くなって本末転倒になるぞ?」

「そ、そうね……」

 

 次に2人目。

 

「その次に翔。【パワー・ボンド】は確かに強力だが、その分ハイリターンもあるのは分かってるだろ? それに伴った機械族融合モンスターを中心としたデッキじゃないと活用できないし、融合するにも普通の【融合】カードよりも手間がかかる場合があるんだ。だから容易には採用できない。ごめんな」

「ううっ……」

 

 3人目、と……ま、この場合俺のデッキは機械族の融合に特化したデッキがないはずだからって理由があって無理だけど。

 

「んで隼人。【デス・コアラ】はリバースモンスターかつバーン効果があり、3人と比べたら使いやすくはあるだろう。守備力もそこそこ高いしな。けど、単体である程度の事を対処する事ができるとは思えない。ただダメージを与えるだけでは意味がないと思うぞ?」

「その通りなんだな……」

 

 これで4人目。

 

「そして半次。お前はブルーであるからなのか、全員の中でサフィアは1番まともそうなチョイスではある。理由はお前が供述した通りだ。けど、通常モンスターにも属性や種族の組み合わせなどによっては、相性の良いカードとのシナジーの問題もある。通常モンスターなら何でもいいってわけじゃない、意外と誰を中心とするかが重要となるんだよ。だからそれも容易には採用できない」

「ッ……」

 

 5人目。彼は不安なとこあったけど、納得してくれてよかったぜ。

 

「続いて舞香。【G(ジャイアント)・ボールパーク】は全員の中で1番強いまではある。だけどそれにはフィールド魔法という欠点がある。相手がフィールド魔法を発動してしまえば、こちらの真価を発揮できない。3枚フル投入できるかも分からないし、デッキ枚数も考えると回収手段を入れる余裕もないと思うぞ」

「そ、そのようですわね……」

 

 6人目。ルールがマスタールール3以降のようにフィールド魔法共存なルールだったら採用するかもだったけどな。

 

「今度は雪乃。バルバドスは妥協召喚もできるという点ではそこそこ評価できる。けど今の環境では、バルバドス並の攻撃力を持ちながら強い効果を発動できるモンスターを出しやすい環境だ。だからカードパワーであっさり除去されたりしてしまうと思う。3体リリースでの召喚も強いが、そのための準備も必要だから、どの方面で考えても採用しにくいんだ。悪いな」

「な、なら仕方ないわね……」

 

 これで7人目、と。

 

「最後に十代。お前の場合はふと気づいたって感じだから、みんなと違ってそんなにとやかく言うつもりはない……けど、これだけは言わせてもらうぞ。俺がたくさんデッキを持っているからと言って、必ずしもみんなが使ってほしいカードとのシナジーがあるデッキがあるとは限らないんだ。これだけは分かってくれ」

「あ、あぁ……いい加減な事言ってごめんな」

 

 8人目。これで終わりっと。

 みんな俺やアカデミアの事を考えて行動するのはいいけど、自分達のカードをシナジーなどを考えずに薦めるのはどうかと思うぞ。お前らもそれを考えてデッキを作ってるのにさぁ……

 もしかして、テレビ中継があると思って、自分達のお気に入りをテレビに出させてもらうために……とかじゃないよな? もしそうだとしたらさすがにブチギレたわ。

 

「ハァ、論破してたら疲れた……ちょっと気分転換に外出る。5分か10分ぐらいしたらすぐ戻るけど、勝手に部屋ん中漁るんじゃねェぞ」

「えっ……部屋の中に居ていいのか?」

「『協力したい』的な事を言われたら、さすがに何もかもを蔑ろにはできないからな……」

 

 これは本当。お前らがどのような想いで自分達のカードを使えと言っているのか、本心なんて全く分かるはずもない。けど形がどうであれ、俺やアカデミアの事……など色々と考えている事は確かなはずだ。

 なら、親切でもあり大きなお世話でもあるそのお世辞。それ相応に対応していくのが無作法だと俺は思う。少なからずとも、『追い出さない』という選択肢を選んだ事が良い点かなと、我ながら感じている。

 

「というわけで空気吸ってくるわ。もう一度言うけど、勝手に人の部屋ん中漁るんじゃねェぞ? 変なとこ漁ったらお仕置きすっから」

「あ、あぁ……」「……お仕置き?」

 

 とはいっても、どこで1人になる時間を作ればいいのやら……とりあえず気ままに散歩するか。何も考えずに行動するのは悪くないはずだ。

 

 

 

 

 

 

 気がついたら校舎まで歩いていた件。

 いやね? ギャーギャー言ってた時の鬱分晴らしとして、デュエルしてストレス発散したかったのよ。んで校舎に行けば、誰かしらデュエルコートにいてデュエルに付き合ってくれるんじゃないかと……

 多分、本当は個人的なデュエルコートの使用は、先生達の許可をもらわないといけないだろうけどね。じゃないと校舎の施設として務まらない……はず。

 と、そんな事を考えていながら廊下を歩いていたら。

 

「それじゃあ失礼しますね♡ 愛してますよ勇者様♡ ………………あっ。……あ、あら、王辻君(マスター)じゃないですか。ど、どうかしましたか? 休日に校舎(ここ)に来るなんて……」

「………………どうも、晴田先生(せいでん)

 

 晴田先生こと【聖殿の水遣い】と偶然遭遇。それも偶々通話し終わっている場面で。しかも甘えている感じの声という事は、通話相手は彼女が仕えている勇者・【勇者トークン】だろうか。

 あーあ、途中からとはいえ今のを見られて顔真っ赤になってらぁ。彼女、勇者の事が大好きだもんな。勇者と絡むとなれば、凛とした感じの優等生タイプの教師からそうなるのも無理もない……のかな?

 とりあえず、なんで俺がここに来たのか説明しておかないとな。変な意味で怪しまれたら困るしな。

 

 

 ───転生者説明中……

 

 ───転生者説明中……

 

 ───転生者説明中……

 

 

「……なるほど。校舎(ここ)でデュエルできないか、ですか。……それでしたら、ちょうど良いかもしれません」

「ちょうど良い?」

「えぇ。実は先程、校舎(ここ)の屋上を睡眠の場所として使わせてほしいとお願いしてきた生徒がいましてね。しかも貴方(マスター)や遊城君が来たら、私か亜鈴先生(アレイスターさん)間藤先生(マッドラヴさん)の誰かに連れて来てもらって、無理矢理にでも起こしてとも言っていたんです」

 

 ……はい? 何その人? 授業とかでの休み時間でならともかく、休日に睡眠のために屋上を使うって何? そしてなんでそこで俺か十代を待つ感じなの? しかもなんで連れて来てもらう先生も限定的なの? その人の考えている事がよく分からん……

 

「………………ちなみにですが。何故そうしてほしいのかと聞いてみたところ、彼は2人だけでなく教師である私達3人に対してこんな事を言っていました」

 

 えっ……? な、何? なんで真剣な顔になって、なんで物々しい雰囲気出してるの? そんな表情になる程の重要な事なの? ど、どうせアレでしょ? コメディアニメみたいにくだらない内容じゃないの───

 

 

 

「自分と彼等は、見える系(・・・)の選ばれた者達。だからこそ会ってお願いしたい事がある……との事です」

 

 

 

 自分と俺達は見える系(・・・)。それを聞いた俺は、思わず言葉を失った。俺だけでなく、十代・聖殿・アレイスター・マッドラヴに向けてそう言っているという事は、もしやその生徒って……?

 

「………………晴田先生(せいでん)、その人がいるところまで案内していただけますか(もらっていいか)?」

王辻君(マスター)ならそう言うと思いました。では、屋上へと案内しますが……()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

 疑問に感じた事の真実を探るべく、俺は聖殿にその生徒のところまで案内してもらう事になった。もしもその生徒が本当に()()()()()()だとすれば……

 

「ところで、その人の名前って一体なんて言うんです()?」

「名前ですか? そうですね、確か……」

 

 名前なんて本人に直接会って聞けばいいだろうが、もしかすると原作のどこかで登場しているキャラかもしれないんだ。そのキャラの事を把握し、何かしらの対策ができるようにするに越したことはない。

 頼む、じゃなくてお願いします。俺の知識内に入っている原作キャラの名前が出てきますように……

 

 

 

「茂木もけ夫君、って名前でしたね」

 

 

 

 ………………………………

 うん、誰それ知らねー。この世界限定のオリキャラかな? にしてもどうにも【もけもけ】デッキを使いそうな名前だなー。

 

 

 

 

 

 

 そして屋上。風当たりの良いこの場所にて、1人の少年がぐっすりと眠っているのが見えた。

 その少年はオベリスク・ブルーの制服をマントのように着ているが、何処か脱力感を感じさせるような皺が多くあった。その下の藍色の半袖ポロシャツが、その脱力感をさらに際立たせていた。

 するとふと、彼は欠伸をしながら起き上がり、「やぁ〜」と脱力した感じに俺に声をかけてきた。突然俺達が来ても動揺すらしないとは……

 

「紹介しますね王辻君(マスター)、彼が貴方と同学年でオベリスク・ブルーの生徒・茂木 もけ夫君です」

「君が王辻 翼君かな? 僕がもけ夫だよ、よろしく〜」

「……よろしくお願いします」

 

 えらく脱力してるなこの人。握手の動作がゆっくりだ。

 

「というか、貴方オベリスク・ブルーだったんですね。正直に言って、見た目的に意外だったというか……」

「ん〜……僕としては、別に何色なのかとかはどうでもいいんだけどね〜」

 

 まぁ、こんなにも脱力した感じの人が階級の事をいちいち気にするとは思えないな。階級差別の激しいオベリスク・ブルーとしては珍しいかなとは思うけど。

 

「……で、初対面のはずの俺に一体何の用ですか? わざわざ休みの日に寝る場所をここにして、指定した先生の誰かに連れて来てもらったら無理矢理でも起こしてとか言って……というか、何故休日にこんな場所に?」

「う~ん……ちょっと気になる事があってね。でもその人達しかいないと話せないから、こういった日に人があまり来なさそう場所がいいな~ってな感じで、話せる機会を作ったんだ~」

 

 指定した人達だけがいる空間を作りたかった、か……しかも来てほしかった奴、そいつら連れて来てほしかった教師達、それぞれの名前から当て嵌まる共通点から考えるに、もしかするとこの人も……

 

 

 

「君と十代君と先生達……カードの精霊が見えるよね?」

 

 

 

「「……!!」」

 

 やっぱりだ。こいつも、カードの精霊が見える稀少な人だ。

 

「……えぇ、見えてます。貴方の後ろにいる奴──【もけもけ】とか」

「あら、可愛いですね」

「やっぱりね。この子、僕の大切な相棒なんだ~」

『もけもけ~』

 

 茂木先輩がそう言うと、後ろから白い四角の身体に小さな羽、顔の部分として3本線で目と口が書かれ、頭上に巨大な赤いハテナマークがある天使──【もけもけ】が半透明から姿を見せた。

 やはりか。どうやら彼もカードの精霊を所持していたようだ。しかも『相棒』呼びという事は、結構仲が良いんだろうな。のんびりとしているけど。

 というか、やっぱり名前からして【もけもけ】を使う感じのデュエリストだったんだな。でなきゃ【もけもけ】が精霊として出るわけがない……のかな? さすがに人の精霊の考えている事は分からないな。

 まぁ、その件は別に気にする事ではないとして。

 

「貴方も俺達みたいなカードの精霊が見える事は分かりました。けど、まだ根本的な疑問は解決されていません。貴方は一体、何のために回りくどい事をしてまで、同じようにカードの精霊が見える俺や十代と話し合う機会を作ったんですか?」

 

 問題となるのがこれだ。いくら自分と似た存在を見つけたからといって、わざわざ誰もいないような環境を作ってまでして、俺や十代に会いたいと思うような人とは思えない。第一印象から固着させるのは良くないけど。

 

「理由を聞きたいの? そうだね〜」

 

 そこまで言ったところで、茂木さんは何故かのんびりと、装着していたデュエルディスクを展開させた。

 

「ここでなら、君や十代君って子とデュエルしても()()()()()()()()()()()()()()()()()()〜」

「デュエルしても迷惑が掛からない……?」

 

 人のいない環境でデュエルしたいっぽい感じのようだが、デュエルして周りに迷惑がかかるってどんなデュエルなんだ? 闇のゲームってわけではなさそうだけど、何か引っ掛かるな……

 

「……気をつけてください王辻君(マスター)。この人、何かを狙っている感じがします」

「何かを狙っている……なるほど」

 

 なんかよく分からんがよく分かった(どっちだよ)。要するに茂木さんは、何かしらの目的を果たすために、精霊関連以外の人払いをしてのデュエルをする事になったってわけか……

 今、この人が何を思って俺にデュエルを申し込んできたのか、俺には分からない。けど、絶対勝たないといけない……不思議とそう思える程のプレッシャーは感じた。

 だからこそ思った。このデュエルからは、絶対に逃げるわけにはいかない、と。

 そう悟った俺はすぐさまデュエルディスクを装着・展開させ、茂木さんを睨んだ。

 

「……分かりました。何を考えているのかは存じませんが、デュエルするなら受けて立ちます」

「それじゃあ、いくよ」

 

 さぁ……彼が何を想って俺や十代とのデュエルを申し込んできたのか、その真相を暴いてやる……‼︎

 

決闘(デュエル)‼︎」

決闘(デュエル)〜」

 

 

LP:4000

 

茂木

LP:4000

 

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