あの、マスターに選択肢なんていらないと思うんですけど 作:作刀
29話 世はまさに大海賊時代!!
「あ〜……よく寝たぁ!!」
相変わらずの快眠で朝から気分がいいぜ!さーて今日も1日頑張っていこう!
『気分がいいから熱唱しよう』
『朝は食事をするべきだ。部屋にある保存食を全て平らげよう』
気分、下がってきたなぁぁぁぁ……なんで朝イチにお前の事見なきゃならんのだ……まあ、でもメイド服からは解放されたしいいかな……あの起きてから必ずメイド服に着替えなきゃいけなかったローマ特異点は控えめに言ってしんどかった
まあいいや、持ってきてある保存食全部食うのはさすがにあれだから歌います。できれば誰も部屋に来ないでほしい
「ありったけの夢を〜!かき集め〜!探し物探しに行くのーさ〜!ONEPIECE!」
なんでそれをチョイスしたのかは分からんけどとりあえずウィーアーを歌う事にした
「ウィーアー!……朝イチから喉きついわ」
「ならなぜあれほど熱唱していた?」
「オルトリアちゃん!?」
「通りがかってみたら何やら部屋の中から歌い声が聞こえたのでな。ノックしたが歌うことに夢中で貴様は気づいていなかった。というわけで終わるまでここで待っていたのだ」
「あ、そう……」
なんかこういう事多くない?なんで俺はいつもノックに気付かないんだよ。ローマ特異点の時もメイド服着るのに手こずっててエミヤが来たのに気づいてなかったじゃん
『歌の感想を聞く』
『セイバーオルタにも歌を歌ってもらう』
いや、オルトリアちゃんそういうタイプじゃないでしょ。絶対歌わないだろこの王様。歌ったとしたら俺はその歌を録音して一生宝にすると思う。てことで感想聞きます
「まあ聞いてくれたんだし感想聞いていいかな?」
「ふむ、まあなかなか悪くなかったのではないか?」
「お、意外と高評価?」
「私は歌についてはよくわからないが、下手ではないということだけは分かる」
「まあ、気に入ってくれたならそれでいいか」
「……別に気に入ったとは言っていない」
『ツンデレ乙』
『はは、かわいい』
やめろ?リっちゃんとかリリィちゃんならまだしも……いやリっちゃんやリリィちゃんは俺に対してツンがないからあれだけどオルトリアちゃんはアカン。俺相手なら迷わず宝具ブッパしてきそうだもん。だって召喚直後に俺が悪いとは言え宝具解放だからな
まあ言うしかないんですけどねッ!(ヤケクソ)
「ツンデレ乙」
「フンッ!」
「ぐほっ!?」
て、照れ隠しにしては随分と腰の入ったいいパンチじゃないか……?あ、朝からボディブローを受けるとは思っていなかった……!
「あまり調子に乗るな」
「ごめんなさい」
俺が謝っているとドアがノックされた。や、やっとノックに気づけた!!まあそれは置いといてノックをしたのはリリィちゃんだった
「どうしたのリリィちゃん?」
「今からブリーフィングなのでマスターを呼びに来ました。私のオルタも来ていなかったので呼びに行こうとしたのですがここにいたのですね」
「まあいろいろあってね」
「いろいろ……?」
「そんな事はどうでもいいだろう。向かうのならさっさと行くぞ」
「は、はい!」
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「お、来たね」
「どうして貴方はいつも最後に来るのかしら?」
「ごめんなさい」
「マスターは誰かが呼びに行かなければいつになっても来ないからな……」
「今回もリリィちゃんが呼びに来てくれたからね……」
「私が部屋の前を通った時に声が聞こえると思って部屋に入ったら歌っていたからな」
「朝っぱらからなにやってんだお前」
仕方ないでしょうが!選択肢が出てきたんだから!俺だって朝イチで歌いたくねえよ!まあオルトリアちゃんに悪くないって言われたからそれはそれで良かったとは思ってる
「で、特異点見つかったんでしょ?いつの時代なんだよ」
「そうだね。でもその前に1つ、君達はローマの時に船酔いはしたっけ?」
「お前はなにを見てたんだ?してなかっただろどう見ても」
「わ、私は少し……あんなに荒い操縦じゃなきゃ大丈夫だとは思うけど」
「それなら念の為酔い止めを持っていくといい。ほらこれ、中枢神経にも効く酔い止めだよ」
「ありがとうございます」
「さて、それじゃあ特異点の説明をしようか。今回行くのは1573年。場所は──見渡す限り大海原だ!」
「ああ……だから船酔いについて聞いたのか」
「そう。今回は基本的に船による移動になるはずだ」
「しかし、海の上など闇雲に探していては聖杯は見つからないと思うがね?」
「だったらうちのマスター様が海に潜ってでも探しに行けばいいじゃない。できるでしょ?」
「できるかできないかと言えばできる。でもやりたいかやりたくないかは別だよね」
「んなもん最終手段だろ」
「こんな時にこういうのもあれだけど、そっちのマスターは随分扱いが雑なんだね」
俺達が話してるとアレキサンダー君がそう言った。まあ、俺自身そういうキャラだし?むしろイジられることで本領を発揮する的な。どう考えてもネタキャラだし、俺
「もう今更だよね。比較的俺に優しいリっちゃんとかリリィちゃんとかジャンヌちゃんとか清姫ちゃんとかもたまに俺に辛辣なこと言ってくるし」
「それは貴様の行動によるものだろう」
「ぐうの音も出ねぇ」
選択肢さん言われてますよ。君のせいで俺は変態キチガイ野郎の評価から抜け出せないんだから。お前は一体俺にどこを目指させてんだよ
「さて、話はこのぐらいにしてレイシフトを始めようか」
『レイシフトの前にメンバーを決める』
『全員で行く』
ああ……全員で行ってもいいけどそれは死ぬ(作者が)いちいち一人一人に喋らすのはめんどくさ……ん?俺は一体何を
まあいいか、これからはレイシフトの前にメンバーを決めることにしよう
「ちょっと待ってほしい」
「どうかしたのかい?」
「特異点に行く前にメンバーの調整をしたいと思うんだ」
「……確かに。サーヴァントを使役するには魔力が必要だ。それが何人も、となると選君はともかく立香ちゃんは少し厳しいか」
「うん。だから連れて行くのは3人に絞ろうと思う。俺のところは悪いけどリリィちゃんとエミヤが留守番だ」
「理由を聞いてもいいかね?」
「単純だよ。2人はフランスとローマの2つの特異点に行ったでしょ?」
「そうですね」
「だから初陣のオルトリアちゃんは確定でまだ一度しか特異点に行っていない黒ジャンヌちゃんと清姫ちゃんを連れて行く」
「ふむ、理解した」
「わかりました。では気をつけてください!」
「ああ」
俺のところは決まった。リっちゃんはどうするんだろうか?
「じゃあ今回はクーフーリンにお休みしてもらおうかな」
「ま、流れ的にはそうなると思ってたぜ」
「では先輩に同行するのは私、ジャンヌさん、アレキサンダーさんということですね?」
「わかりました。全力でマスターをお守りします」
「期待してていいよ」
さて、そんじゃあとりあえず……
「俺、準備してくるからちょっとまってて」
「……そういうのは此処に来る前からすませておきなさい」
おっと、オルガマリーちゃんからダメ出しが出てしまった。これ以上怒られないようにさっさと準備しよう
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「お待たせ」
「結構早……また着替えたのかい?」
「うん。海ということで海賊衣装にしてみた」
海ということで俺はまたまたネットで買った服を着ている。有名なジャック・スパロウに似た感じの衣装だ
「お前、ホントいろんな服持ってんのな」
「意外とコスプレが好きだったりする」
「ボクは君がカルデアから支給された服を着ているところをあまり見たことがないんだけど」
確かに、いつも自分で持ってきた服着ててカルデアの制服着てねえな。たまには着るか
「ま、そんじゃあレイシフトしようぜ」
「ああ、今回も頼んだよ?」
「では今回の特異点も無事に攻略してきなさい!」
所長とドクターの言葉に頷き、コフィンの中に入り、レイシフトをした。もちろんフォウくんもいるよ
始まりましたオケアノス編。相変わらずのハチャメチャで特異点を荒らしに荒らしていきます
イベストを書くか書かないか
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書かずにメインストーリーに集中する
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