あの、マスターに選択肢なんていらないと思うんですけど 作:作刀
アステリオスに結界を解除してもらった俺たちは、とりあえず出航した。出航してすぐに海賊船に出くわしたけど、まぁ弱かったです。だがそんな事どうでもいいんだよ。今は───
「フォォォォォォォォ!!」
「ああもう、うるさいわね!その光る棒を振りながら奇妙な踊りをするのはやめなさい!」
「これはヲタ芸と言ってね。アイドルが歌ったり踊ったりしているときに応援として今みたいな動きをするんだよ」
「あっそう、とりあえずそれはやめなさい」
「はい」
ヲタ芸はだめだったらしい。せっかくエウリュアレ様が歌ってくれていたから応援したかったのだが、応援どころか気分を害す結果となってしまった
『面目ねえ、面目ねぇ……(ペンライトを振りながら)』
『こんなものいらねぇ!とペンライトを海に放り投げる』
ペンライト振ったら面目ねぇとか言ってる意味なくなるだろうが!むしろ煽りにしか見えねえよ!かと言ってペンライト海に捨てるのも嫌だしなぁ……これからも使う機会ありそうだし
ちなみになんでペンライトがあるのかというと聖杯に出してもらった。ほら、確かドレイク船長が飯とか酒とかを聖杯が出してたって言ってたしペンライトもいけるんじゃないかと思って試してみたら出せた。万能かよ
あ、選択肢は上を選びますね
「面目ねぇ、面目ねぇ……」(ペンライトブンブン)
「あんた謝る気ないわね?」
「諦めなさい、こいつはこういうやつよ」
「私もそこまでこの男と長くいるわけではないが、頭がおかしいということはわかる。ドクターとやらに検査してもらったほうがいいのではないか?」
「そんな俺のこと病気みたいな……」
「「違うの(か)?」」
「……うう(泣)」
「たっくんが泣いちゃった!」
どうやら俺は頭の病気を持っていると思われているらしい……うん、妥当な評価だな。はたから見たら行動のひとつひとつが常識を感じられない頭のネジが何本か飛んだ感じだからな
「あらあら、ますたぁ、泣かないでください……」
「清姫ちゃん……ああ、指で涙拭き取って舐めないで。ばっちいでしょ」
「でも子供の頃私のほっぺについたご飯粒を取って食べたことあったよね?」
「……リっちゃんのほっぺについたご飯粒が汚いわけないでしょうが!3回でも4回でもばっちこいだわ!」
「あ、う、うん……」
あれ?俺今なんかすごいこと言わなかった?いやまあ、今までも何回もやばい発言してるから今更ではあるけど。俺って最早脊髄で喋ってるからね。考えなしに発言してその場を荒らすというクソ野郎。俺もう選択肢のこととやかく言えねえな。いや、俺でも流石にやらないようなことをバンバンやらせてくるからやっぱ言うわ
「そういえば、なぜエウリュアレさんは追われているのですか?」
「厭な事を思い出させるわね」
「あ、ごめんなさい……」
「そうね、私って可愛いでしょ?」
「めっちゃ可愛いです!!」
「でしょう?」
可愛いは正義なのでエウリュアレ様は正義です。ていうかうちにいる女の子はみんな可愛いので正義です。正義がいっぱいありすぎて最早アベンジャーズ。いや、黒ジャンヌちゃんがいるからアヴェンジャーズか?やかましいわ
「で、私は可憐で可愛いから男どもに狙われるのだけど……今回はたちの悪いヘンタイに狙われたみたい。ドレイクと同じ妙な海賊にね」
「海賊に……?」
「ただの海賊じゃないわ。海賊のサーヴァントに狙われたの」
『ただの海賊じゃねえ。ド級の海賊、ド海賊だ!』
『その男の名は、海賊王ゴール・D・ロジャー』
何がド級の海賊、ド海賊だよ。意味が分からん。それにそいつの名前がゴール・D・ロジャーじゃないってことだけは分かる。いるならぜひ実物を目にしてみたいわ。まあいないけど
「ただの海賊じゃねえ。ド級の海賊、ド海賊だ!」
「貴方は何を言っているの?」
「拓也さん、私がお話相手になりますから、今は静かにしておきましょう」
「はい」
この後、ジャンヌちゃんと話してたけど案の定選択肢のやつが出てきてセクハラ発言かましやがったから筋力Bのジャンヌちゃんにぶん殴られたわ。痛かったです
「姐御!前方に船一隻!」
「海賊かい!?」
「そうです!……ああ、あれだ!あの旗だ!姐御!あの船、例の旗と同じ海賊旗を掲げてます!」
「つまり敵だね……ん?あの船どっかで見たような……」
あの旗が何なのかは知らないけど、ヤバそうなのは分かった……うん、予想以上にヤバいやつだった。ロマニ君が言うにはあの旗はあの黒髭、エドワード・ティーチが掲げてる海賊旗らしい、とんでもねぇ……ん?
「………!?」
「………!?」
俺は向こうの船にいる黒髭ことエドワード・ティーチと目が合った。その瞬間俺の体に電流が走ったかのような衝撃が襲ってきた
「ク、ククク……」
「ど、どうしたのたっくん?」
「フハハハハハハハハ!!」
「なに?こいつとうとう壊れたわけ?」
「壊れているのは元からだろう?」
「いったいどうしたんだい?そんなに高笑いして」
何か辛辣な言葉が聞こえてきた気がするけどそんな事はスルーだ!今はアイツだ!俺は向こうの船までジャンプして黒髭の眼の前に着地した
「……よう」
「ヌフフフフ……おぬし、こちら側ですな?」
『どうやら俺たちは親友のようだな……』
『問おう、お前が俺の同志か?』
ふ、お前もそうなんだな、選択肢。俺もそう思ってたんだよ……
「黒髭、いや、くろひー」
「なんでつか?」
「ちょっと俺を見上げる感じで座ってくれない?」
「ねぇ、あの2人なにやってるの?」
「さあ?貴方はあれが何かわかりますか?」
「いや、おじさんにはな~んも分からん」
「さて、それじゃあ……問おう、お前が俺の同士か?」
「むふふふふ、拙者、おぬしの同志でありますぞ!」
「やはりそうか!いやぁ一目見たときからそうなんじゃないかって思ってたんだよ!」
「「ドゥフフフフフフ!!」」
「ねぇアン、なんかマスター同士で仲良くなってない?」
「船長の方は相変わらずですけど、もう片方の男性はそれなりに容姿が整っているせいか、余計残念感が増していますわね」
「まあ、それはいいけど、あの二人大丈夫か?」
「「え?」」
「なーにが同士でござるか!!このハーレム野郎!」
「アァン!?テメェも女の子乗せてんじゃねえか!」
「ドゥフww嫉妬でつか?ww」
「はあ!?こっちは船に乗ってるだけでも5、6人ぐらいいるのに更にここにいない最強無敵の超絶美少女が俺の帰りを待っていますがぁ?」
「ぐぅぅぅぅ!なんと羨まけしからん!その役割拙者に譲るでおじゃる!」
俺たちは喧嘩を始めて取っ組み合いになっていた
「ねえ、君達のマスターっていつもあんな感じなの?」
「うん、悲しいことにね」
「……おい、危うく流しかけたがなぜ貴様たちがここにいる」
「まあまあそう硬いこと言いなさんな。こっちもこっちで色々苦労してるからさ」
「よ~し、ブラッドアックス・キングさーん!このハーレム野郎をぶっ潰すでござる!」
「ギギギガガガー!!」
「邪魔だゴラァ!!」
「ええええええ!?」
俺は襲ってきた半裸のバーサーカーにハイキックを食らわせて海に叩き落とした
「さて、そろそろ決着つけようや」
『近くの島に上陸して正々堂々勝負する』
『このままぶん殴って終わらせる』
こいつとの決着は、多分そんな簡単に終わらせていいもんじゃない。てことだから近くの島に上陸してこいつと決着をつけよう
ここらへんはまだキャラ掴めてないから口調とか変になってるかもしれない
イベストを書くか書かないか
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書かずにメインストーリーに集中する
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