あの、マスターに選択肢なんていらないと思うんですけど 作:作刀
「いやぁ、流石ダ・ヴィンチちゃん。天才か?」
「ふふーん、そうだろう?」
今俺たちは召喚室にいる。でも前の特異点は海の上だったからろくに聖晶石が集まらなかったから今回は召喚は無しかなと思ってたんだ。そしたらダ・ヴィンチちゃんが呼符という聖晶石の代わりにサーヴァントを召喚できる便利アイテムを作ったから俺達にくれた。やはり天才だったか……
『ふん、俺達は世界を救うために戦っているんだぞ?それぐらいのサービスが無くてどうする』
『でも5枚かぁ……』
あんま調子に乗んなよ。作ってくれるだけありがたいと思え。まあお前に感謝の気持とか伝えたところで分からんだろうからな。人の心ねえし。そもそも人じゃねえけど
ま、まあ上は調子に乗りすぎだから下で……
「でも5枚かぁ……」
「マスター、その言い草はなんだ。作ってもらえるだけありがたいと思え」
「そのとおりですよね」
「まあまあ、選君の気持ちもよく分かる。5枚では物足りないよね。でもそこは我慢してほしい。来月にはもう5枚作れるからその時にはまた私に声をかけてくれ」
「あざーっす!」
さて、じゃあ今回先に召喚するのは俺だったから……
「5枚あるけど2人なら1枚余るね」
「うーん……1枚なら残しておいてもいいんじゃない?来月にまた5枚もらえるなら私とたっくんで3回ずつ召喚できるし」
「ま、それがいいか」
じゃあ早速引いちゃおうかなまずは1枚目。誰が来るかなぁ?
「アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎。ここに参上つかまつった」
さ、侍だぁぁぁぁぁぁぁ!?ていうかまた剣士かよ。ダブルアルトリアやアーチャーのくせに二刀流してるエミヤに加えて侍て
『侍風に自己紹介をする』
『男だったから悪態をつく』
で、お前はお前でなんなん?せっかく来てくれたのに悪態つくとか普通にありえないから。こんなん上一択じゃん
「拙者、選拓也と申すものだ。剣術の腕には自信がある故、よければ一戦どうだろうか?」
「ほう、マスターは人間ではあるがその立ち姿、歴戦の猛者と見た。拙者でよければお相手しよう」
「なら明日にでも」
「承知」
「す、すごい。これがジャパニーズSAMURAI同士の会話か」
ロマニ君。俺はSAMURAIじゃないぞ
「まあ、これからよろしく」
「うむ」
さて、一人目は小次郎だったけど、次は誰が来るかな?できれば女の子がいいな〜。まあ、男でも別にいいけど。普通に仲良くなれそうだし。というわけですね呼符GO!
「こんにちはマスター。ボクのことは……そうですね。気軽にギル君と呼んでください」
こ、今度はショタだぁぁぁぁぁぁぁ!?え、え、アレキサンダー君に続いて2人目のショタですか?こーれは俺にショタコンになれという神からのお告げか?おにショタをやれと、そういうことなのか?腐女子が歓喜してしまうやつなのかぁぁぁぁぁ!?
『答えろ、どんな女が
『ガキは嫌いだ。唾を吐いてボコボコにしてやろう』
いやお前!それは一線超えてるだろ!俺に犯罪者or不審者どっちか選べってことか!こんなもん不審者になるしかねえだろ!下なんか選んだらカルデアから追い出されるわ!いやそれ以前に殺されるわ!
「答えろ、どんな女が
「こいつ初対面の子供に何聞いてやがんだよ。絵面が不審者すぎるぞ」
「ランサー、マスターに常識を説くことの無意味さは理解しているのか?」
「おいエミヤ。遠回しにキチガイ呼ばわりしてんじゃねえ」
「間違いではないだろう」
泣くぞ?女の子に言われたらかなり辛いけど男から言われても辛いもんは辛いんだよ。ていうか女性陣は俺から距離取ってるし。死ぬぞ?俺が
「うーん……そうですね、大人しくて落ち着きのある人が好きですね」
「うちにそんな子はリリィちゃんとマシュちゃん以外いません」
『は?』
あ、ヤッベ。でもしょうがないじゃん!リっちゃんも大人しいよりは活発だし、清姫ちゃんはバーサーカーだし、ジャンヌちゃんは清楚に見えて案外脳筋だし、オルタ娘達に関しては言葉にするまでもない
「貴様にだけは言われたくない。1番の問題児め」
「そうね。アンタにだけは言われたくないわね。どこであってもセクハラ三昧。たまに本気で燃やしそうになるわ」
「たっくんって鏡見たことある?」
「」(泣)
「おいアーチャー。坊主が言葉が出ないぐらい泣いてるぞ」
「放っておけ。どうせすぐに戻って来る」
────────────────
5分後、俺は泣き止んでリっちゃんに召喚の番を譲った。さてさて、リっちゃんは誰を召喚するのかな?
「ブーディカだよ、よろしく。気軽にブーディカさんと呼んでいいよ」
「あ!ブーディカさんだ!」
「うん、久しぶり。あの時以来かな。どう?最近調子はいい?」
「はい!先輩も私も元気に過ごしています!」
「うんうん、それはよかった!」
ブーディカさんだ!き、綺麗だぁ……!初めてあった時はスパルタクスとかいう個性の塊がいたからあれだったけど、改めて見ると超美人だ。そりゃ旦那さんもいるわなって。流石の選択肢も人妻は口説かないようでよかった。その良心があるなら他のところでも生かしてくれないかな?
『甘やかしてもらうように頼む』
『人妻だがそれはそうとセクハラはする』
テメェ!いい加減に……と言いたいところだが正直ブーディカさんに甘やかされるのは俺としては超ウェルカム。というか自分から頼みに行くレベル。今回はお前に感謝してやるよ。セクハラはせんがな!
「ブーディカさん」
「ん、どうしたの?」
「俺を目一杯甘やかしてくださいッ!」
「いいよ」
「ファッ!?」
俺がそう言うとブーディカさんは俺を抱きしめてくれた。それどころか顔が胸に押し付けられてます。天国かここは……!?
「こ、これが幸せッ!?」
「うんうん、抱きしめただけでこんなに喜んてくれるなんて嬉しいな」
「なんだろう。たっくんがセクハラとか口説くとかしてないしブーディカさんも乗り気だから何も言えない。というか親子みたい」
俺はブーディカさんの息子だった……?い、いや。俺には両親が……まあ今は焼却されてるから居ないけど(ブラックジョーク)
「あ、もう大丈夫だよ?」
「んー、私はもう少しこうしてようかな!」
「あ、はい」
俺は未だに抱きしめられたままリっちゃんがもう一枚の呼符でサーヴァントを召喚するのを眺めていた。すると出てきたのは見覚えのあるムキムキの超デカい男だった
「へ、ヘラクレスゥゥゥゥゥ!?」
「■■■■■──」
「わぁ!何言ってるのか全然わかんない!」
「そういえば前回の特異点でヘラクレスと戦ったと言っていたな……」
「ていうかお前らよくこいつ倒したな」
「そこはまあ数の暴力と俺の奥の手でなんとか」
「ああ、聖杯の魔力を取り込んで疑似界王拳とやらを使ったそうだな」
「デタラメなことしてんじゃねえよ。もう少し人間らしくできねえのかテメェ」
「んなこと言われてもそうするしか方法なかったんだから仕方ねえだろ」
「■■■■■───」
「何言ってるのかわからん」
誰か翻訳できる人いない?まあいないか
「あ!今度からはたっくんがなにかしたらヘラクレスに止めてもらおうかな!」
「───なんて?」
今ちょっと軽く死刑宣告された気がするんだけど。え?こいつに殴られんの俺?敵の時はただ痛いだけだったけど、なぜか味方からの攻撃は3倍ぐらい痛いんだよな。何故?これがギャグ補正か……
まあとりあえず新たに小次郎、ギル君、ブーディカさん、ヘラクレスが加わった。なんかもう敵がかわいそうになるぐらいの戦力だな。まあ、これで人理修復が楽になる
「そういやあのギル君つったか、あの金ピカ野郎に似てないか?」
「確かに似ているな。もし本人なのだとすれば何故ああなるのか想像もつかん」
「お前ら一体何があったんだよ」
ギル君を召喚した数日後の会話。なおその金ピカのような傲慢さの片鱗をたまに見せる模様。だが礼儀は正しいから槍ニキとエミヤは「あの金ピカよりは断然マシ」と言っていたらしい
ていうか拓也くんブーディカさんに抱きしめられてよく理性崩壊しなかったね。案外鋼の精神持ってたりする?
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