あの、マスターに選択肢なんていらないと思うんですけど   作:作刀

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1歩2歩3歩……飛ばして100歩

 

 

「どうやらサーヴァントが例の生物を引き連れているようですが……」

 

「ふーむ、どうやら聖杯が召喚したサーヴァントを洗脳して使役しているようじゃな」

 

「確かに英霊のようですが何か変ですね。召喚時に何か余計な因子でも混ざったのでしょうか?」

 

「それはともかくあの大軍は……このメンバーならいけますね。主に選さんを筆頭に」

 

「いや、ここは夜襲がいいじゃろう」

 

「桶狭間だね!」

 

「よく勉強しておるな、感心なのじゃ!そう、この戦いでわしは天下に名乗りを……」

 

 

桶狭間で天下に名乗り?それって……まあいいや、とりあえずあの大軍を殲滅しよう

 

 

「ギル君、宝具使用」

 

「了解です」

 

「聞けよ!」

 

 

『野蛮ですがこれも戦法の1つ。財宝とはこう使うものです。王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)!』

 

 

 

ギル君の宝具で野営をしていたサーヴァントを珍生物ごと殲滅してやった。チートだろこの宝具

 

 

「チートか!?」

 

「えぇ……?そんな反則ありですか?」

 

「ねぇたっくん。もっとこう段階とかあるじゃん?」

 

「俺は1日一歩3日で3歩4日目は一気に飛んで100歩進むタイプだから」

 

「飛ばしすぎだ。もっとペース落としやがれ」

 

「うむ、マスターよ。急ぎ過ぎはよいものではない」

 

 

 

『何やら気配を感じる。警戒しておこう』

 

『俺の後ろに立つな!』

 

 

 

は?なんだよ急に。気配?そんなもん……いや、確かに感じるわ。しかも後ろから

 

 

 

 

「俺の後ろに立つな!」

 

「拓也さん!一体何事ですか!」

 

「おっと、バレちまったなら仕方ない。しかし、あの大軍をよしつね様ごと殲滅するとは驚いた。俺が先陣を務めるはずが真っ先に大将の首を取られちまった」

 

「まぁ、敵討ちはしなきゃな。この松平アーラシュが成敗してやろうじゃあないか!」

 

 

 

『あまりの急展開。俺は咄嗟に反応できない』

 

『汚物は消毒だぁぁぁ!!』

 

 

 

なんなんだテメェはマジでよ。ただでさえ訳わからん状況なんだから出てくんな。まあとりあえず倒すけどさぁ

 

 

 

「汚物は消毒だぁぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

──────────────

 

 

 

 

 

「飛ばした矢は斬られるし一撃一撃が致命傷になりかねない。化け物か?」

 

「失敬な」

 

「いや、お主はだいぶ頭のネジが飛んでおるぞ?」

 

「酷い」

 

 

 

そこまで一緒いるわけじゃないのに頭のネジ飛んでるとか言われたんだけど魔人アーチャーさんよぉ、もうちょっと言葉選んでよ。傷つくよ?

 

 

 

「だがまだだ……見せてやるぜ……この俺の全身全霊を懸けた渾身の一撃!!」

 

「うむ、いやな予感しかせんのじゃが……あ、なんか凄いパワー溜めとる感じじゃぞ」

 

「と、とにかく逃げましょう!!」

 

「なんだかぐだぐだですが仕方ありません、とにかくここを……コフッ!?」

 

「さ、桜セイバーちゃぁぁぁぁぁぁん!?おい、アーラシュ!ちょっとタンマ!」

 

「もう待てないさ!だが逃げたって無駄だぜ!俺の弓の射程距離はズバリ2500km!!」

 

「それほんとに弓なのかと!!!」

 

「おい坊主!そのセイバーお前が背負っとけ!」

 

「お、おう!」

 

 

 

 

とりあえず俺が桜セイバーちゃんを背負ってから逃げ出した

 

 

 

 

「うおおおおおお!!」

 

「あの、拓也さん。私は大丈夫ですから降ろしていただけると……」

 

「吐血してる女の子走らせるわけにはイカンでしょ!大人しくしてな!」

 

「は、はい……」

 

 

 

 

 

 

「何で人1人抱えておいてあんな走るの速いんじゃあいつは。」

 

「それはたっくんだからってことで!ていうかもう来るよ!?」

 

 

「ステラ────ッ!!」

 

 

 

流れ星のような弓が俺達の背後に降り注いぐ。その光景はさながらハリウッド映画にある爆発から逃げているシーンと完全に一致していた

 

 

 

「なんかぐだぐだだなぁぁぁぁぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────

 

 

 

 

 

今俺達がいるのは荒れ果てた荒野だ。しかし目の前にはデケェ真っ黒な大男と紫髪の美人さん

 

 

 

「■■■■■■■────!!」

 

 

「ついに決着をつける時が来たな、尾張のうつけ。とお館様は申しております」

 

「■■■■■■■■■───!!」

 

「我が武田騎馬軍団の前に屍をさらすがよい。と、お館様は申しております」

 

「あ、通訳なんすね。あなた」

 

「ていうか、乗ってるのどう見ても象なんじゃが……」

 

「■■■■■■■───!!」

 

「細かいことは気にするな、ハゲるぞ。と、お館様は申しております」

 

 

 

『ハゲをバカにされた。ぶっ飛ばす』

 

『いっそのことこの場の全員をハゲにする』

 

 

アホか!お前俺に女の子達の髪をむしれって言ってんのか!?死ね!髪の毛は女の子の命なんだぞ!いや、女の子は全身余すことなく宝だけど。髪は特に!だがハゲをばかにするのは許さねぇ!俺の友達のじいちゃんはハゲてるけど優しかったんだぞぉぉぉ!!まあ、今は人理焼却でいなry……何回も同じジョークを擦るのはよくないな。なんならネタにしちゃいけないタイプのブラックジョークだしこれ

 

 

 

 

「ハゲをバカにしてんじゃねぇぇぇぇぇ!!」

 

「えええ!?私拓也さんの沸点がわからないのですが!」

 

「安心せい人斬り。わしも分からん」

 

「たっくんはそういう人だから。よく分からないところでキレちゃうから……」

 

「ていうか別にハゲはバカにしてなかっただろ今の」

 

「僕はマスターの人となりを掴めてきたと思っていたのですが一気に突き放された感じがします」

 

「私も同じ故、気に病むことはないぞギル殿」

 

 

 

結局目の前の2人は俺が倒した。例のごとく瞬殺で

 

 

 

 

「結局拓也が1人で倒しおった。わしらの出番がなかったんじゃが。というかほんとに人間?人間の皮をかぶったサーヴァントじゃなくて?」

 

「認めたくねえのは分かるがこいつは紛れもなく人間だ」

 

「何で人間なのにそこまで頑丈なのですか?私は身体が弱いので羨ましいです」

 

「そういやさっき吐血してたけどなんでなの?」

 

「それは私のスキルのようなものです。たまに行動不能になったり敵前で無防備になったりする程度の能力です」

 

「なにそのいらないスキル!?」

 

「私だって好きでつけてるわけじゃありません!外したくても外れないんですよ!」

 

 

『害悪じゃねえか!二度と戦うんじゃねえ!』

 

『ちなみにそのスキル、ジェットパック装備したら抑制できるよ』

 

 

 

なにを言ってるんだお前は??なんでそこでジェットパック出てくるんだよ。ていうか上もなんだよ、道徳0か。まあ、頭おかしいのかと思われそうだけど(もうすでにおかしいと思われている)下選ぶしかないなぁ……

 

 

 

 

「ちなみにそのスキルジェットパック装備したら抑制できるよ」

 

「本当ですか!?」

 

「おおう、近い。あ、いい匂いする」

 

「は!?も、申し訳ありません!いや、そうじゃなくて!本当にこのスキルを抑制できるんですか!?」

 

「いやだから近……まあいいや。役得だし。スキルに関しては適当だから知らん」

 

「ええ!?なんで嘘ついたんですかぁ!」

 

「あの、そろそろ私の事に気づいてください」

 

 

 

……ん?え、なんかアルトリアちゃんがおる!?いや、俺の知ってるアルトリアちゃんではないんだろうけども。これ本家じゃね?うちにいるアルトリアちゃんはオルタとリリィだし。そういや桜セイバーちゃんも似たような顔してんな。可愛いからいいけど

 

 

 

「ごほん……まあいいです。我こそは軍神、上杉アルトリア!武田ダレイオス!いざ宿命の対決ですとも!!」

 

「なんだコイツ、急に意味わからん自己紹介しやがって。そういうのはこの拓也(アホ)1人でいいんだよ」

 

「おい槍ニキ、俺がいつも意味不明な挨拶する奴とか思ってねえだろうな」

 

「それは否定できんな」

 

「マスターには悪いですが……」

 

 

小次郎にギル君まで……まあいいや。挨拶でインパクトを残すのは大事だからな。うん。んで、この上杉アルトリアちゃん。武田ダレイオスとか言ってたけど多分さっきの真っ黒な大男だよな

 

 

「上杉じゃと!?……って、女ではないか!越後の龍が女なわけなかろう、出直してこい!」

 

「いや、私達も人の事は言えないんですが……」

 

「男と思ってた奴が女の子だったなんてこの世界じゃよくあることさ。いちいち気にしてたらキリない」

 

「いやその、私は女性説ありましたし……ところで宿命のライバルらしい武田ダレイオスは?」

 

「俺が倒した」

 

「な!?そ、そんな、春日山くんだりから頑張って出陣したのにまさかの無駄足……甲斐の兵糧を根こそぎ奪って美味しいご飯をいっぱい食べたかった……」

 

「お引き取りください」

 

「む、なんですか貴女は」

 

 

 

『この方を誰だと心得る!我らがカルデアのマスターにして数多の英霊と絆を結ぶであろう対人においてはパーフェクトのコミュニケーション能力を持つ藤丸立香様であらせられるぞ!控えおろう!』

 

『特に用はないが俺の前に現れたからには無惨に殺す』

 

 

 

バカなんじゃないかな。空気を読みなさい。今そんなことする雰囲気じゃないでしょうよ。あ、下は却下です。なんだよ無惨に殺すって、この刀で四肢切断とかするつもりか?死ね

 

 

 

「この方を誰だと心得る!我らがカルデアのマスターにして数多の英霊と絆を結ぶであろう対人においてはパーフェクトのコミュニケーション能力を持つ藤丸立香様であらせられるぞ!控えおろう!」

 

「どうしたのたっくん!?」

 

「始まっちまった。こうなったらもう止まんねえぞこいつは」

 

「我がマスターながら、恥ずかしく思う」

 

「できればもう少し落ち着きを持ってもらえれば……」

 

「選さんにそれを求めるのは酷なのでは?」

 

「マシュちゃん、君の言葉が1番攻撃力高いから」

 

 

まあ、とりあえず上杉トリアちゃんをぶっ倒しましょう。あ、俺は参加しませんよ?先ほどの真田メドゥーサさんはなんかやる気なさそうだったからちょっと小突いただけで終わらせたけど、もう女の子殴りたくないんですよ……まあ、それは世間が許してくrえゃすぇんよ。はあ……参加します

 

 

 

 

この後上杉トリアちゃんをぶっ倒してからロマニ君から通信が来た。なんでもサーヴァントの霊核に感染して悪影響を及ぼす面白い粒子が蔓延してるらしい。効果は色々あるらしいけど1番おもろいのは残念になることらしい

 

 

 

「残念てなんだよ」

 

『ボクに聞かないでくれ』

 

「そういやうちのサーヴァントたちはあんま影響受けてなさそうだな」

 

「そりゃあ、俺たちまで残念になっちまったら誰がお前にツッコミいれるんだよ」

 

「確かに」

 

「納得すんな」

 

「そういえば、桜セイバーさんと魔人アーチャーさんも特に変化がないですね」

 

『「そりゃ元々その2人が残念だからだろ/でしょ」』

 

「拓也さんには言われたくないんですけど!?」

 

「貴様が1番残念じゃろうが!」

 

「なんだとぉ!?」

 

 

誰が1番残念だよ!!……否定できねえ

 

 

 




ぐだぐだ本能寺とか関係なく常にギャグなこの小説にいずれシリアスは来るのだろうか。来たとしてもすぐにぶち壊れそうですが
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