あの、マスターに選択肢なんていらないと思うんですけど 作:作刀
「というか飽きたんじゃが……」
「そんないい加減な!?」
『元はと言えばテメェのせいだろうが。と言いながら頭を鷲掴みにする』
『無責任なこと言い出したからボコボコにする』
下は却下で。ボコボコにするとかないから、まあこっちは巻き込まれてる側だけど正直なんか楽しさを感じてるからそこまで不満は感じてない……が、まあその発言はちょっとどうかなと思うので頭を掴むぐらいは許容してもらおうかな
「元はと言えばテメェのせいだろうが……」
「痛い痛い痛い!?」ミシミシ
「なにかいうことは……?」
「わしが悪かった!だから頭を掴むのはやめてくれ!わ、割れてしまぅぅぅぅぅ!?」
「しゃあねえな」
「拓也さん、このアーチャーにはもっとキツく当たってもいいんですよ」
「いや、そこまでは……ていうか近くな……ヒエッ」
「何か言いましたか?」
「ヴェ!マリモ!」
俺の隣……というか体がくっつきそうなほど近くにいる沖田ちゃんにそう言うと恐ろしい笑顔だったのでそれ以上は何も言えなかった。というか、沖田ちゃんに対抗してるのか知らないけどリっちゃんも近いんだ
「あ、あの、リっちゃんも……」
「へー?沖田さんはいいのに私はダメなんだー?」
「いえ、いいですごめんなさい」
「藤丸さん、拓也さんから離れては?困っていますよ」
「それを言うなら沖田さんが離れなよ」
「まあまあ二人とも……」
「たっくん/拓也さんは黙ってて(ください)」
「はい……」
『甘んじて受け入れる』
『周囲に助けを求める』
お前も少しの良心はあったか……!いや、お前のせいでこの状況になったんだからやっぱ死んでくれ。令呪でお前のこと殺せたらよかったのに。ま、まあここはダメ元で周りに助けを求めよう
「……!」(小次郎やギル君に視線を送り助けを求めている)
「ふむ、自身でなんとかするのだな」(小声)
「マスター、頑張ってください」(小声)
「私にはどうすることもできません!」(小声)
「潔く諦めるんじゃな」(小声)
こいつら使えねぇ!ど、どうする選拓也……!この状況をどう切り抜ける……!
「拓也さん、どこを向いているんです?」
「はは……ちょっと二人とも顔が良すぎて直視できないから違う方向向いてました……」(諦めた顔)
「もう、拓也さんったら……」
「たっくんになら見られてもいいんだよ?」
おい!ここは婚活の場じゃねえんだぞ!こういうのは帰ってからのほうがいいだろ!な、何か話題を出して話を変えよう……!
「そ、そうだ!沖田ちゃんと魔人アーチャーちゃんはどういう関係なんだ!?」
「急じゃな。まあこの状況から脱したいとかそういう考えなんじゃろうが……そうじゃな、どういう関係……とにかく目障りな奴じゃな。ワープとかうざいし」
「それはこっちの台詞ですよ!貴方が聖杯を爆弾なんかに改造しなければこんな事にはならなかったんです!」
「聖杯を爆弾に改造!?いったいどういうことだってばよ」
「うむ、わしの一発逆転の超兵器なのじゃ。だがちょっとした弾みで再構成中の炉心に頭から落っこちてしまってな……おかげでわしの力のほとんどをもっていかれるわ、妙な生物が発生するわで散々なのじゃ」
へえ、そんなことが……
『自業自得で草』
『アホ丸出しじゃんw』
やめてあげろぉ?ていうかそれナンパしまくって事あるごとに修羅場になってる俺には言われたくないだろ。まあ選択肢のせいなんだが傍から見れば俺って何度もナンパして修羅場になってるのに学習しないバカ男だからな。そんな俺に優しくしてくれる女の子たちはホント……しゅき
「自業自得で草」
「うむ、拓也だけには言われたくない。お主なんか複数の女にちょっかい出して修羅場になっておるアホじゃろ」
「それ言われたら何も言えない」(クリーンヒット)
「ほら、こんなバカアーチャーの話なんて無視して私とお話しましょう!」
「たっくん、私と話そ?」
うん、もう美少女2人にめちゃくちゃ好意向けられてるこの状況を受け入れようかな!役得だし!(ヤケクソ)
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「と、ここが特異点の中心……大阪だよな」
「どう見ても南蛮街なんじゃが……」
「フハハハハ!よく来たな雑種ども!!」
「こ、この声は!?」
「……」ブチッ
な、なんか金ピカの男が目の前に現れたけど……ギル君が怖いです。なんかブチギレてね?あ、我慢できずにゲートオブっちゃった
「待つんだギル君!何がそんなに気に入らないのかは知らないが待つんだ!」
「止めないでくださいマスター、あれは殺します」
「フハハハハ!貴様、我だな!だが貴様では我に勝つことなどできん!」
「うおおおおおおおお!!」
「煽んなぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「く……この我が……雑種如きに……!」
「ギル君、あれ、成長後の君か」
「認めたくはありませんが、そうです」
「印象だいぶ違うな。エミヤと槍ニキがマシだと言ってたのはそういう理由か」
ギル君と大人ギル君の戦いに割り込んで俺は大人の方を殴り飛ばした。ギャグ補正かかってるからワンパンよ。まあかかってなくてもできるとは思うけど。あとなんか2人いたけど名前聞く前にギル君が殲滅したからよくわからんかった
「ふむ、流石マスターだな。一撃で沈めるとは。私が斬ろうとしたTSUBAMEよりも数段……」
「なんだよTSUBAMEって。俺TSUBAMEと比べられてんの?ていうか何この茶釜」
「先ほど爆発するとか言ってたけど……」
「捨てろ!?」
俺は茶釜を投げ捨てる。だがそれを魔人アーチャーちゃんがキャッチした
「これが聖杯の核、これでわしの力ももとに戻る」
「まさか──!?」
「これで全て我の思い通り……」
あれ、なんだこの展開
「ふははははははは!今までご苦労だったなお前達!全てわしの思惑通りに事が進んだわ!此度の騒動は全てわしの計画!聖杯に12体のサーヴァントの生贄!そして力を取り戻したわし!聖杯の力を───」
『もうめんどくさいから一発拳骨する』
『めんどくさいから自分だけカルデアに戻って寝る』
うん、めんどくさいってのは同意する。けど寝るのはダメだろ。ならせめて拳骨するわ
「いい加減に……しなさい!」
「ノブッ!?」
俺に拳骨された魔人アーチャーちゃんはあの珍生物と同じ鳴き声を出しながら地に伏せてピクピクしている
「ナイスです、拓也さん!このまま退去させましょう!」
「うん、もう真名もわかったし」
「なんじゃと!?」
「いやだって昼飯の時に急に自己紹介始めたし……」
「え、なにしてんのわし」
「ふっ!馬脚を現したな!」
あるぇ?なんかもう1人の魔人アーチャーこと織田信長が現れた。うん、もうなんかぐだぐだすぎるからダイレクトでいいや
もう1人のノッブが現れる→悪ノッブと良ノッブがいる→じゃあ悪ノッブを倒そう→なんか意味深なこと言って倒れた←今ここ
「うん、なんかもう疲れた」
『その空間も消滅が始まってるみたいだ、早く戻ってきてくれ』
「うむ、わしの力もようやく完全に戻ったようじゃ……ふはははははは!これで貴様らも本当の本当に用済み……」
「もうそういうのいいから」
「あ、皆さん、今回は御世話になりました。今度は是非私たちの世界にも遊びに来てください。というか拓也さんは私が無理やり連れていきます。大戦真っ只中ですけど」
「え」
「うむ、本来交わることのない世界じゃったがお前達は気に入ったのじゃ!拓也は諦めるんじゃな」
「そんな」
「拓也さん、私はあなたの剣なので必ず召喚してくださいね」
「わしも!わしも召喚するのじゃぞ!そのときは第六天魔王の力、存分に振るってやろう!」
「そりゃ頼もしい、またね───」
『別れの挨拶に沖田の胸を触る』
『別れの挨拶に信長の胸を触る』
テメェ、最後の最後に出てきてんじゃねえぞ──!!
この後沖田ちゃんのおっぱいを触ってますます逃げられなくなった。まあ逃げるつもりはないけど。ていうか沖田ちゃん意外と巨乳だった。サラシつけてたから分かんなかったのかな?
ちなみにこの後召喚したら俺の所に沖田ちゃん、リっちゃんのところにノッブが来た。俺は沖田ちゃんがぐいぐい来たことによって他に召喚していた女の子サーヴァント達にフルボッコにされた。その中には俺が今までやってきたことを聞いた沖田ちゃんもいた、死ぬかと思った
この世界戦の沖田さんはもう時間経過とか関係なく人斬りの自分に優しくしてくれる&キスでもう堕ちてます。良かったね拓也君、嫁鯖が増えるぞ!選択肢に後先考えずにナンパとかさせられるせいで何度も修羅場になる拓也くんに合掌