あの、マスターに選択肢なんていらないと思うんですけど   作:作刀

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5話 英霊召喚、俺の第一サーヴァントは誰だ!

 

俺達は今カルデアにある召喚システム・フェイトがある部屋に来ている。なんでもこのシステムを使えば英霊を召喚できるらしい。そこで使うのが今目の前にあるいくつかの正八面体のカラフルな石である。名を聖晶石というらしい。これは以前の特異点Fで集めたものだ。本来なら触媒を用意しなきゃいけないらしいけどそんなものないから今回はこの聖晶石を使う。それで相場3個らしいけど6個あるから2回引けるね

 

 

これガチャだよね?1回3個なら30個集めれば10連引けるじゃん。今のところ困ってないしそれまでためない?

 

 

「ガチャって単発よりも10連のほうが爽快感あるしそっちのほうがよくない?」

 

「分かってないな〜たっくんは。単発で当てた時の幸福感は計り知れないんだよ?」

 

「確かにそれはロマンだけどやっぱ少しでもレアな英霊を当てれる確率上げたほうがよくない?」

 

「うーん、確かにそうだけど……今回は単発で引かない?」

 

「……まあ、リっちゃんがそう言うなら」

 

 

 

 

さーて、そういうことなら早速召喚しようか。あ、ちなみに今この場にいるのは俺とリっちゃん。それとロマニ君にオルガマリーちゃんにマシュちゃんにダヴィンチちゃんだ。みんな俺達がどんな英霊を召喚するか気になっているらしい

 

 

「じゃあどっちから召喚する?」

 

「うーん、とうしようか?」

 

 

 

『ここは公平にジャンケンをしよう』

 

『できる男は常にレディファーストを心がけるべき』

 

 

これだ!!たまにはいい仕事するじゃないの選択肢さ〜ん。ここは紳士としてリっちゃんに先手を譲ろうか

 

 

「リっちゃんから先でいいよ。俺は神引きして喜ぶリっちゃんの顔が見たい」

 

「分かったよ。神引きできたらこれでもかと自慢しちゃうんだから!」

 

 

はい可愛い。神引きした時のリっちゃんのドヤ顔を想像したらもうなんか幸せになってきた。さてさて、どうかな?

 

 

「いい人来い、いい人こーい!」

 

 

そう言いながらリっちゃんは聖晶石を召喚サークルに放り込んだ。そして放り込んだ聖晶石に反応して光の輪が現れ、中心に光の柱が立ち、その光はどんどん人型になり、その姿を現した

 

 

「よう、サーヴァント・ランサー、召喚に応じて参上した。お、召喚したのは嬢ちゃんのほうか。しっかりランサーで召喚してくれてありがとな!」

 

「あ!キャスターさん!」

 

「もうキャスターじゃねぇ、ランサーで召喚されたからな。俺の真名はクー・フーリン。ま、気楽にやろーや」

 

「じゃあ槍ニキって呼ぶわ」

 

「槍ニキだぁ?ま、坊主の好きに呼んでくれてかまわねえ」

 

「よろしくね、クーフーリン」

 

「おう、よろしくな」

 

「クー・フーリンだって!?アイルランドの大英雄じゃないか!まさかそんなすごい人と共に戦ってたなんて……」

 

「槍ニキってすごい人だったんだな。え?じゃあ俺大英雄に飛び蹴りかましたの?やばいじゃん、謝ったほうがいい?」

 

「そんなもん今更気にしてねぇよ。それとあんま硬くならなくてもいいぜ?そういうのあんま好きじゃねーんだ」

 

 

じゃあ今までどおりフランクに接しますね。よし、それじゃあ今度は俺の番か。さて、どんな英霊が来るかな?まあ俺が求めるのは可愛い女の子だけど。正直強さとかはあんまり求めてない。だって槍ニキ来たし俺も強いし。俺のところは女の子が来て、強い英霊はリっちゃんが召喚する。これでいいじゃん。

 

 

「ま、いろいろ考えるのは後回しだ、早速召喚しよう!」

 

「藤丸の方はかなり強い英霊を召喚したんだから貴方も強い英霊を召喚しなさいよ?」

 

「そこは運次第だから何とも言えないな」

 

「たっくんの事だしどうせ女の子の英霊が来て欲しいって思ってるんでしょ?」

 

「……」

 

「図星みたいですね……」

 

「選君はブレないなぁ……」

 

「ええいうるさい!さっさと召喚するぞ!」

 

 

俺は召喚サークルに聖晶石を放り投げる。さっきのリっちゃんの時みたいに光の柱が立ち、人型に変わっていく。こ、これは!?

 

 

「はじめましてマスター、召喚に応じ参上しました。まだまだ未熟な身なのでセイバー・リリィとお呼びください。末永くよろしくお願いします」

 

「………ゴフッ!?」

 

「マスター!?」

 

「たっくーーん!?」

 

 

か、可愛い!?な、なんだ……?て、天使か?思わず血を吐いてしまった……いかんいかん、冷静になれ……よし、ん?よく見たらアーサー王に似てね?いやでもなんか幼い気もするし、まさか、若かりし頃のアーサー王か!?まあ何でもいいや、可愛いは正義なので!!!

 

 

『セイバーリリィを抱き上げて自室に連れ込む』

 

『この場で結婚を申し込む』

 

 

はい?いや待て待て、部屋に連れ込む?この場で結婚を申し込む?スゥー……バッカじゃねえの!?初対面の女の子に何させようとしてんだ!?どうすんだよ嫌われたら!こんな可愛い子に嫌われたら俺もう立ち直れねえぞ!?……ここは普通に断ってくれると信じて結婚を申し込みましょう(諦め)

 

 

「……リリィちゃん」

 

「あ、あの?大丈夫ですか?マスター」

 

「ああ、大丈夫だ。それよりも」

 

「おい、なんか嫌な予感がしてきたぞ」

 

「うん、私もだよクーフーリン」

 

 

 

 

「一目惚れしました。結婚してください!」

 

「……へ?」

 

『な、なにぃぃぃぃぃ!?』

 

 

俺はリリィちゃんの手を取りめちゃくちゃキリッとした顔で告白した。リリィちゃんは一瞬困惑した後にトマトみたいに真っ赤に赤面。そして周りの皆んなは一斉に叫ぶ。もうめちゃくちゃだよこれ。どうするんだよこの空気

 

 

 

「た、たっくん!?初対面の女の子に何言っちゃってるの!?」

 

「リっちゃん、大胆な告白は女の子の特権とはよく言うけど、別に男がしてもよくないかい?」(めちゃくちゃいい笑顔&死んだ目)

 

「だとしてもだろ!?お前、もうちょっと段階ってもんがあるんじゃねえの!?」

 

「さ、流石だね選君。もう僕じゃ予想のできないところにいるよ君は」

 

「ここまで来るともはや尊敬するわ……」

 

「いやぁ、私への発言と言い、見境ないね君は」

 

 

おっしゃる通りです。何も言い返せねえよ。お前のせいだぞ選択肢。もうじっとしててくんねえかな?いや、それよりも今はリリィちゃんだ、どう言い訳しようか

 

 

「あの、マスター」

 

「はい」

 

「その、い、今はダメです」

 

「……はい」

 

「ですが!その、これからマスターの事をもっと知りたいと思うし、マスターにも私のことを知ってほしいです。それに私はまだ未熟なので……」

 

「それがどうした!」

 

「ま、マスター?」

 

「可愛いは正義だ!未熟とか関係ない!俺も君の事めっちゃ知りたいからこれからよろしくね!」

 

「は、はい!」

 

 

ふぅ、なんとか丸く収まったか?いや、ダメだこれ。リっちゃんの顔見たら顔は笑ってるけど目が笑ってない。これは後でO☆HA☆NA☆SIしなきゃいけないやつだ……

 

 

「まあ、なんか変な空気になっちゃったけど、槍ニキもリリィちゃんもこれからよろしく!」

 

「お前のせいだけどな。まあそれはそれとしてこっちもよろしく頼むぜ」

 

「はい!まだまだ未熟ですが、マスターと共に成長できる事を願っています!」

 

「私もよろしくね。それはそうとたっくんは後でお話ね」

 

「はい……」

 

 

 

やっぱお話確定だったか……

 

 

 

 

 

 

 

 




召喚されたのは槍ニキとリリィちゃんでした!さて、次回からオルレアン編かな、まあどうせギャグになるけど
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