あの、マスターに選択肢なんていらないと思うんですけど   作:作刀

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ちょっとした休憩回ということで選択肢さんの活動も控えめになってます


47話 たまの休みも悪くない

ジャックちゃんを娘にしてキャスターもハイパー無慈悲してやった俺は後からやってきたみんなを連れてジキルの屋敷に帰ってきている。まあその後になんでジャックちゃんがいるのか問い詰められたから娘にしたと真剣な顔をして伝えたら渋い顔をしながらも納得してくれた。そのあとは選択肢によって用意してくれている自室に戻って筋トレをするか寝るかの二択だったから、寝る方を選択したらジャックちゃんがついてきたから一緒に寝た。まあ親子が一緒に寝るとか当たり前だもんな

 

 

 

 

 

 

「ふわぁ……何時間ぐらい寝たんだ?」

 

 

 

俺は起きてから時計を見てみれば、3時間ほど経っていることに気づいた。みんな今何してんのかな。ジャックちゃんはまだ起きてないな。寝顔かわいい(*´ω`*)

 

 

「気は乗らないが起こすか。自分が起きた時にベッドの上には自分だけ……なんてちっちゃい子なら不安になるだろうからね」

 

「お~いジャックちゃん。起きて」

 

「う、んん……おかあ、さん?」

 

「おう、君の母親拓也さんだよ」

 

「ん〜……」

 

 

ジャックちゃんは腕を広げてベッドの上に座っている……はっ!?これは抱っこの合図か!?それに応えないのは母親として失格!娘の要望には応えるのが親と言うもんだ!

 

 

「よっと。甘えん坊さんめ」

 

「おかあさんあったかいから好き」

 

「かわいいかよ」

 

 

 

『めちゃくちゃ撫でる』

 

『なんか気に入らないから降ろす』

 

 

降ろさねえよバカが。撫でるに決まってんだろ。な~んで抱っこした瞬間下ろすとか選択肢出てくんの?そもそも慈愛を以て抱きしめさせたのはお前な?結果的に俺に母性ならぬ父性が芽生えて娘として接してるわけだが、そうじゃなけりゃ俺がトドメを刺してないにしろ後から来たみんなに殺られてた。そう考えればお前はファインプレーと言っても過言ではない。ないんだけどなんで辛辣な選択肢入れてくるんだよ

 

 

 

 

「可愛いやつめ。うりうり〜!」

 

「えへへ、くすぐったい〜!」

 

「さて、みんなのところに行こうか」ナデナデ

 

「うん」

 

 

俺はジャックちゃんを抱えてみんながいる一階に降りる。だが人数が少ない。沖田ちゃんにエミヤ、小次郎はいるがリっちゃんたちは見当たらない

 

 

 

 

「あれ、リっちゃんたちは?」

 

「藤丸さんたちならモードレッドさんと一緒に出ていきましたよ」

 

「どうにもマスターが寝ているときや不在のときに彼女らが出ていくということが多々あるな」

 

「そうだね。ローマでもあったね確か。で、今回は何しに行ったの?」

 

「休むのもいいが何か行動したいなどと言って出ていったぞ。まあ焚きつけたのは俺だがな」

 

「お前かよ」

 

 

俺が理由を聞けばアンデルセンがそれに答える。ていうか焚きつけたのはお前だったのね

 

 

「それで、奴らは行ったがお前たちも行くのか?それならそれで止めはしない」

 

「いや、今回は休ませてもらうよ」

 

 

まあ、追いかけてもいいけどたまには休んでもいいよね。特異点では働き詰めだもんな〜。その点リっちゃんは凄いね。俺なんてこの状況なら絶対動かないもん。現に休もうとしてるし

 

 

 

「そういえばお前、普通に会話できたんだな。会話すらできないヴァカだと思っていたが」

 

「舐めてんのか」

 

「マスター、今までの行動や発言を思い出してみるといい」

 

「……」

 

 

それ言うのは卑怯じゃん。俺の意思じゃないとは言え奇行をしてんのは俺の体なんだからさぁ

 

 

「それ言われると辛いけど、とりあえず全く会話ができないわけじゃねえ」

 

「ふん、ならば普段からそうしろ。バカと話していたら俺にもバカがうつる」

 

「いちいち言葉にトゲあんだよなお前」

 

「マスターにも非はある故、諦めるのだな」

 

「マスターの味方ではありますがそこは擁護できません」

 

「……」

 

「おかあさん、泣いてるの?」

 

 

 

おっと、思わず涙を流してしまっていたようだ。それを見てジャックちゃんは俺の頭を撫でてくれた。くっ……!なんていい子なんだ……こんないい子を愛さないなんてことあるわけないだろ

 

 

「さーて、暇だな」

 

「なら外に出て手合わせなどはどうですか?私マスターと手合わせしたことあまりないですから」

 

「うむ、それは良いな。私も体を動かしたいと思っておったところだ」

 

「そういうことならば私が審判を務めよう」

 

「なんか満場一致で手合わせになっちゃった」

 

 

 

まあみんながやりたいならいいんだけどさ。俺もさっき仮眠をとって頭が冴えてきたところだし。さて、外に出るか

 

 

 

 

 

──────────────────

 

 

 

 

 

俺達は外に出て戦闘のための準備運動をしている。ちなみに武器はエミヤの作った模造刀だ。真剣なんて使ったら俺が死ぬからね。俺は素手でやろうと思ってるから武器はなし

 

 

 

「ルールは先に3本取った方の勝利だ。沖田と佐々木に当てた攻撃が合計3回でマスターの勝利。そして2人は合計で3回マスターに攻撃を当てれば勝利だ」

 

「まあ予想はしてたけど2対1か」

 

「そうじゃなければマスターが瞬殺して終わってしまうからな」

 

「手合わせって言ってもそんな本気ってわけじゃないんでしょ?」

 

「そうですね。6、7割程度でやろうかなと思っています」

 

「私も同じく」

 

「んじゃ俺は3〜5割で行こうかな」

 

「よしそれでは皆構えて」

 

 

 

エミヤの合図で俺たちは構える。そして始め!という声が聞こえてきた瞬間沖田ちゃんの姿が消えた

 

 

「ッ……!」

 

「さすがマスター。今のを避けますか」

 

「沖田ちゃん、ほんとにそれ6、7割……?」(冷や汗)

 

「えへへ、今の瞬間だけ8割ぐらい出しちゃいました。てへ♪」

 

「ちょっ、そのテヘペロやめて。可愛すぎるから」

 

「よそ見とは感心できんなマスターよ!」

 

「うおっ!?」

 

 

 

可愛すぎる沖田ちゃんに見惚れてたら後ろから小次郎に攻撃された。間一髪で躱すがその先で構えている沖田ちゃんがいた

 

 

「はっ!」

 

「甘い!」

 

 

おそらく腹を狙った突きを左手で掴んで足払いを仕掛けるがそれを避けられる。ちっ、転ばしてマウント取ろうと思ったけどダメだったか。まあ次当てれば……

 

 

「マスターよ!沖田殿の相手ばかりしていては私もつまらん!」

 

「まずは相手してた沖田ちゃんに一発当てようと思っただけだ!」

 

「小次郎さん!まずはマスターから一本取りましょう!」

 

「承知!」

 

 

マジか、二人で攻めてくるか……まあだからといって攻撃を受けるわけじゃないが

 

 

 

 

「ふっ!はっ!よっ!」

 

「二人で攻めても躱しますか……!」

 

「これは当てるのは至難の業であるな!」

 

「もうちょっと早かったら危なかったね。さて、こっからは俺もギア上げていくよ」

 

 

 

 

『次の攻撃で終わらせる』

 

『わざと負ける』

 

 

 

今日はやけに大人しいと思ってたらここで出てくるのか。まあ今回も別にそこまで酷いわけじゃないからいいけど。まあこの場合だと上かなぁ。むしろわざと負けたら怒られそうだし

 

 

 

 

「やっぱり次で終わりにしよう」ゴオッ!

 

『……!!』ゾクッ

 

 

2人は身体強化によって魔力を纏った俺に危機感を覚えたのか、後ろに飛んで様子を見ている

 

 

 

 

「さて、この技、どう対処するのかな?」ダッ!

 

「くッ、速い!」

 

「破壊殺・終式 青銀乱残光」

 

 

 

俺は猗◯座の奥義とも言える技、青銀乱残光を使い前にいた小次郎と沖田ちゃんに無数の打撃を浴びせる。そして攻撃が終わる頃には2人とも地に膝をついていた

 

 

 

「く……不可避、ほぼ同時に百発の打撃……」

 

「マスター、一体いくつ技を隠し持っているんですか……?」

 

「今まで読んできた漫画の中で肉体で再現できる技は大抵使えるよ。まあその場その場で使い分けるけどね」

 

「そうだとしても、マスターはあまりに人間離れしすぎているぞ。常軌を逸した鍛錬をしていたそうだが、だからといって人間がここまでいくものなのか?本当は何か特別な血筋だということはないのか?」

 

「そんな主人公じゃねえんだから特別な血筋とかねえよ。俺は正真正銘普通の人間だ。ていうか血筋どうこうでここまで化け物みたいな身体能力になる?」

 

「化け物じみているという自覚はあるんだな」

 

「まあね。それより2人を連れて中に入ろう。治療をしなくちゃな」

 

 

俺は沖田ちゃんをお姫様だっこで、エミヤは小次郎に肩を貸して屋敷に戻った。なお青銀乱残光によって壁とかがボコボコになってたから帰ってきたリっちゃん達に怒られてしまった

 

 

 

 

 

 




私が魔改造するせいでこいつがどんどんバカみたいな強さになっていく



そして久しぶりの好感度コーナーと参ります!


アルトリア・ペンドラゴン(オルタ)

好感度82

特異点Fでキチガイ(拓也)によって宝具を真っ向からぶち抜かれた可哀想な王様。後に拓也に召喚された直後にスリーサイズをバラされるというアクシデントはあったが自身の要望などはほぼ確実に聞いてくれるので評価は非常に高い


「マスターについて?ふん、ヤツの評価はそれなりだ。私が何か言えばすぐに行動するからな。特にヤツが作る料理はなかなかの物だ。貴様も機会があれば伝えてみろ」


そう言われて本人に聞いてみたら作ってくれました。美味しかったですbyカルデアスタッフ



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