アリウスクソボケオオバッタ   作:カブライニキ

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ほんへ始まったらこれと別にもう一個小説作ります。
内容はこれの続きと言いますかスピンオフと言いますか……はっきり言うとバッドエンドルートの方垂れ流す用に作りますので良かったらご覧ください。

あと赤バー完成ありがとうございます。これからも楽しんでいただければ幸いでございます


EX6 そうだ、仕事しよう その2

 

 

「ヒャッハーーーー!!!今こそ反旗の時!!レジスタンス各位は尽力し、風紀委員会の旗を討ち取れぇぇぇ!!」

 

 

時刻は午前9時43分。

朝っぱらから風紀委員会本部前では銃をぶっ放すバカどもが屯して居た。

 

 

「.........流石に腹立ってきたなこれ」

 

「ああ。私もそろそろ限界だ」

 

アルトは風紀委員室にある大きな窓からそのバカどもを見下ろしていた。

隣では銀髪ツインテールの少女が同意する。

 

 

「ヒナー、仕事できたわ。行ってくる」

 

「私も出る」

 

「委員長はどっしり構えててくれ。ここは私たちだけで十分」

 

『銀鏡イオリ』はアルトの後ろに着き、スナイパーライフルを方に担ぐ

 

 

「おし。昨日の訓練の成果見せてやろうぜ」

 

「了解だ先輩」

 

アルトは腰にドライバーを接続。

 

イオリはライフルのチャンバーロック(安全装置)を解除する

 

 

「ヒナだけが風紀委員会じゃないってとこ......」

 

 

「見せてやる」

 

 

襲撃はすでに五日目。

 

二人の殺る気は限界まで高められていた。

 

 

 

 

 

 

「おっしゃ今日こそぶっ殺してやらァァァァァァァ!!!!」

 

 

「最近は夜遅くまで襲撃してきたこと後悔させてやる!!!」

 

 

 

 

 

 

イライラゲージマックス。眠れる獅子は、できるだけ起こさないほうが賢いと言えよう

 

 

________________

 

 

 

 

「......今日も随分暴れてますね、あの二人」

 

「もう最近は見慣れた光景ですね。イオリの怪我も目に見えて減った気がします」

 

『天雨アコ』と『火宮チナツ』はそれぞれの書類仕事をこなしつつ、正面玄関で戦っているアルトとイオリを見下ろす。

 

 

 

「......私の方が先輩のこといっぱい知ってるのに......私の方がサポートできるし......でもイオリも経験を積まないと......う“ーーー......」

 

 

1番大きいデスクに突っ伏するケサランパサラン。

 

もはやこの毛玉状態を見るのも見慣れた物である

 

 

「秤先輩が戻ってきてからというもの、委員長が肩の荷を下ろせたようで安心です」

 

 

「......ヒナ委員長の貴重な時間を奪いすぎだと思いますがね、私は」

 

アコは軽く不機嫌になりながら、パソコンの画面と睨み合う。

 

ヒナ直属の補佐官であるポジションを現在はアルトに奪われている状態だ。

さらに目に見えてヒナはアルトに対して好意を抱いている。いつ自分がお払い箱になってもおかしくないとアコは思い込んでは自分でダメージを受けている

 

 

「......秤さんは確かに優秀です。ですが、ヒナ委員長をより詳しく知っているのは私で_____

 

 

「お二人はかれこれ十年来の仲だそうですね。確か半年ほど同棲していた時期もあったそうな......」

 

 

「ガッハァァ!?」

 

 

「うわーアコちゃんが血ぃ吹いたー」

 

「もはや見慣れた光景」

 

アコは風紀委員達からの不意打ちにより吐血。

これで通算12回目の吐血である。

 

「この前は委員長がアルトさんと一緒にカフェ行ってた時に吐いてたよね。」

 

「あー、間接キスしてたところか。」

「もうちょい前で一回吐いてそん時は3回くらい吐いてた」

 

「思い出させないで......ください“......」

 

 

アコがポストを追われることは絶対にないのだが、現在定着している『相棒』枠はすでに追われているものとする。

 

「そもそも!!」

 

 

「うわ起きた。」

 

「そのまま寝てろよ〜祝福してやれよ〜」

 

アコはガバッと上半身を持ち上げ、目を血走らせる。

 

「秤さんと委員長はお付き合いしているわけではありません。つまり、私がこれから戦場復帰することは造作もn「でもアコちゃんじゃチャンスもないじゃん」

 

 

(| : |)「」

 

 

 

「あ、死んだ」

 

「殺しといてやれよ。それが優しさだよ」

 

 

委員の二人は倒れたアコをほっぽって置き、自分たちの仕事に戻った。

殺しっぱなしリリースである。

 

 

「ただいまー......ってアコ死んでんじゃん。どした」

 

「嫉妬に狂った愚か者の末路だ。」

 

「ほっとけほっとけ」

 

「なるほど理解。」

 

戻ってきたアルトはぶっ倒れたアコちゃんを放置し、特設されたデクスに座る。

 

 

「!先輩お疲れ様」

 

ヒナはアルトが帰ってきたことを確認すると笑顔で駆け寄っていく。

 

「い“......委員長......私にも......私にも笑顔を......」

 

 

「諦めろよアコちゃん。」

 

「ほら、今日はまだ一回しか吐血してないじゃん」

 

流石に居た堪れなくなり、さっきまでグサグサ刺してた二人がアコを助け起こす。

 

 

「おう、ヒナもお疲れ。」

 

アルトはヒナの頭を自然な手つきで撫でる。

 

 

「ん......えへへ.........」

 

 

ヒナはそれを受け入れ、年相応に可愛らしく笑みを浮かべる。

 

「......今はヒナのバイトだからな。やって欲しいこととかあったらなんでも言ってくれ」

 

アルトは100%の善意でそういう。

下心とかは一切ない。一切ないのにこういうことばかり口走る。

 

 

「じゃ、じゃあ......もう一回撫でてほしい......」

 

頬を朱に染めながら少し恥ずかしそうにヒナは『お願い』する。

 

「そんなんでいいの?」

 

アルトはそれを即座に実行に移す。

ふわふわの頭髪に手を乗せると、手が少し沈んで心地良い感覚が包む。

 

「ぅ......ん.........ふふっ」

 

普段の厳格な表情からは想像できないほどにふやけた笑顔。

 

 

それを目の当たりにした行政官はと言うと__________

 

 

 

 

「ミ"ッ」

 

 

「あ」

 

「チナツちゃんお願い〜」

 

 

鼻と目から、血を垂れ流していましたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「......そろそろ帰るの、伝えないとな」




バー完成ありがとうございます。人生で一回見たかった景色がみなさんのおかげで見ることができました。
これからも私も皆さんも楽しいと思えるように書いていきますので、最終回まで楽しんでいただけると幸いです
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