なんかアリウスクソボケ属なのにアリウスであんまりクソボケしてないような気がしてヒヤヒヤしてます
40000UAありがとうございます!!!(激遅)
「命日は遠いよ?先輩」
大きな防弾盾を肩から引っ提げた少女が墓石の前で手を合わせる少年に近づく。
優しげな口調だが、決して友好的な感触はない。
「......ホシノか」
「あはっ、馴れ馴れしく名前で呼ばないでよ」
楽しそうな笑みを浮かべる割には、放たれる言葉に容赦がない。
少女は盾とショットガンに手をかけ、いつでも戦闘が行えるようにしている。だが、少年はファイティングポーズすら作らない。
「さっさと帰ってよ」
「......そうさせてもらうよ」
墓石に供えられたユリの花。
それを横目に少年は____秤アルトは墓地を後にする。
「......なんで今更来るのさ」
誰も居なくなった場所で、少女は呟く。
今ここに居ない『先輩』と、ここに居てくれない『先輩』を
第二部
アビドス編
『拝啓、始まりの君へ』
第−1話
『邂逅』
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先輩との出会いは、砂嵐のひどい日でした。
パトロール中の私は、ショットガン以外何も持っていなくて、平衡感覚を失い、砂漠の方へふらふらと歩いていったそうです。
当時中学生の私は本当に怖くて、歩いていくうちに深まっていく砂が怖くて。
立ち止まって泣いてしまいました。
「大丈夫か!?」
そこで、私より一年年上の先輩が、助けに入ってくれたそうです。
その時には私はもう気を失っていて、気づけば病院にいました。
「ん、起きたか」
目を覚ますと私が横になっているベッドの隣で男性が座っていた。
「わぁぁぁん!!よがったぉおおおおおお!!」
そして、私に向かって飛びついてきた浅緑色の髪の先輩。
その豊満な胸部装甲が顔面に押しつけられる。
「ちょっ!?くる......し......」
当然小柄な私はその胸部に呼吸を止められる。
「小鳥遊さん死にますよそれ」
「えっ!?ご、ごめんホシノちゃん!!?」
先輩はそこでようやく私を離してくれた。
心配してくれたのは嬉しいのですが、やっぱり先輩は大袈裟だ。
「ぐすっ......ホシノちゃんが砂漠の方にパトロールに行ったって聞いて......でも、この人が助けてくれたって......」
「まさか女子高生が砂漠を彷徨ってたからな。俺もびっくりしたよ」
にこやかな笑顔をこちらに見せてくる。とても優しげで、それでいて何か違和感のある笑顔だった。
そんなことを一瞬考えたが、助けてもらった感謝をまだしていないことに気づいた。
「助けていただいてありがとうございました。でも、なんで砂漠なんかに......」
「あー......実は俺ジャンク漁りでさ、アビドスにはよく精密機械が落ちてるって噂があって......」
私は少しだけ訝しんだ。でも、体についている砂や、後で見せてもらったジャンクを見て安心した。
「えっと......自己紹介がまだだったよね?私は梔子ユメ!アビドス高等学校二年生だよ!」
「同じく小鳥遊ホシノです。私はまだ中学生ですが......」
ユメとホシノはそれぞれ自己紹介をした。
続いて、少年もまた、自身の身元を明かす。
「......俺は_____
決して、本当のものではないものを。
「ゲヘナ学園一年生の、天津垓です」
投稿遅れて申し訳ありません。私生活が忙しく、筆を持つ機会が減ってしまうかもしれません。決して、スマブラにうつつを抜かしていたわけではありません。決して、アーマードコアIVをやっていたわけではありません。本当です。