「......久しぶりだなぁトリニティ......」
「お兄ちゃんは来たことあるんだっけ?」
「まぁね。ミレニアムとかゲヘナよりは期間短いけど」
電車から降りた
「とりあえずアズサになんか菓子でも持っていくか」
いつも通りズボンはミレニアム、上着はゲヘナ、アリウスのワッペンを引き剥がした白いコートのアルト。
「補習授業部、だっけ?」
「おう。確か4人いるらしいからその分持っていこう。チョコとかクッキーとか」
いつもの制服を脱ぎ去り、白色のワンピースを身に纏ったアツコ。
「それじゃ、すまんけど荷物頼んだ」
「お願いね、太郎くん」
「はい!お任せください!!」
アルトとアツコの真後ろにつき、元気に返事をする__________
ムッキムキのマッチョマン
輝く筋肉、迸るほどの筋肉、まるで小さな重機を肩からぶら下げたかのような筋肉ッ
タンクトップ一枚+短パンと、そのあふれんばかりの筋肉をこれでもかと誇張した服装。
「やはり素晴らしい筋肉だ。
だが、その頭部にヘイローはなく、その代わりに謎のヘットセットを付けている。
「大丈夫?持てる?」
「おいおい聴かれてるんだよ、持つのかい?持たないのかい?どっちなんだいっ!!」
その問いかけに『腹筋崩壊太郎』......いや、筋肉は答えた。
「もーーーーーーーーつッ!!」
「「パワァァァァァァッ!!」」
2人の雄叫びが、駅構内にこだました。
「......2人とも元気だね」
『腹筋崩壊太郎』
デカグラマトンのAIをふんだんに使い、アルトの1番好きな芸人を模したオートマタ
役割:『アリウススクワッドメンバーの護衛、そして人を笑わせること』
____________________
「えーと......ここだ」
「学校から結構離れてたね」
「なんでも、わざわざ補習授業部のために作られた場所らしい。インターホンは......これか」
アルトは正面玄関の門についていたインターホンを押す。すると_________
「いでっ」
頭上から、タライが降ってきた。
「......」
もう一度押してみる。
「いだっ」
バケツが降ってきた。
もう一度押してみる。
「んがっ」
文鎮が落ちてきた
「文鎮ンンン!?」
普通にめっさ痛かった。
まさかバケツの次のランクが文鎮だとは誰も思わないじゃん
「何者だ、手を上げろ」
「お、でてきた」
「アルト!それに姫まで.....!」
出てきたのは俺たちがトリニティに足を運んだ理由であるアズサ本人だった。
うーん、アリウスのコートも似合っていたが、トリニティ形式のフリルのついた白い制服もこれまた......
「“良い“」
「良い」
「特にあのインナーな。」
「“素晴らしい。服屋に挨拶に行きたいよ“」
「んじゃ死のうか変態教師」
「“ガガボボボボぼぼっ!このいけ“っ深いっ“」
いつの間にか隣でアズサの制服レビューをしていた先生を庭の池に沈める。
ひどいとは思っているよ。だが、妹を生徒の足を舐めるような変態教師の魔の手から守らなければいけないという使命を、兄は背負っているのだ。
是非とも許して欲しいとこである。
「先生に変なことされてないか?」
「?いや、されていない」
「そうか。じゃあ殺すのは最後にしてやる」
「“さ、三途の川が見えた“」
「池なのにな!ガハハハ!」
すんでのところで池から先生の頭を持ち上げ、窒息を免れる。
実際殺す気はなかったが、たまには痛みを持ってしてその罪と向き合ってもらおう。何、いずれ主神も許してくれるさ。俺は全くもって許さないが。
「太郎も、ひさしぶりだ」
「お久しぶりです!アズサさん!」
太郎は実は結構昔からみんなと一緒にいる。
元々俺がいない時のお世話ロボットの予定だったし
「上がっていってくれ。2人をみんなに紹介する」
「んじゃ、お言葉に甘えて」
「お邪魔するね、アズサ」
俺たちは合宿所に入る。
「“ううぅ......ひどい......“」
先生は太郎に肩をかされながら入ってきた。
___________________
「アズサの兄をやらせてもらってます、秤アルトです」
「妹の秤アツコです。よろしくね」
合宿所の教室でアルトとアツコは集まったみんなに挨拶する。
「紹介する。こっちがヒフミだ」
「よ、よろしくお願いします......!」
深々と2人に向かってお辞儀をする変な鳥のようなリュックを背負った少女は『阿慈谷ヒフミ』
みるからに平凡そうな少女でアルト安心。
「それで、こっちがコハル」
「お、お兄さん?苗字違うけど......」
「血は繋がってないんだ。」
「そ、そうなんだ......」
ちっちゃいなぁ......可愛い。
なんというか、父性が覚醒しようとしている。
一応言っておくが俺はロリコンではない。普通にこの子が小さくて可愛いと思っただけだ。うんそうだ。
この子も真面目そうな子で、アルト安心
「私は浦和ハナコ、と申します。よろしくお願いしますね、アルトさん♡」
なんか語尾にハートが付いてた気がするが、気のせいだろう。
「ところでお兄さんは、アズサちゃんと「んなこと初対面で聞かないでよ!!普通に失礼だしえっちだし死刑!!」
浦和の質問をコハルちゃんの声がかき消す。
別にえっちなところはなかったと思うのだが
「あら♡私は『アズサちゃんとどれぐらい一緒にいるんですか』と聞こうとしただけなのに♡」
「嘘つけぇ!!」
うん。優しそうな子で、アルト......安心。
「私たちはこれからある試験に合格できるようにここで勉強してる」
「んで、その顧問として招集されたのが先生だったんだな」
「“うん。まさかアズサがアルトの妹だとは知らなかったけどね“」
まぁ、普段は仕事もできるし優しいしっかりとした大人だから安心だが、さっきみたいなことが起こらないと切に願う。
「んじゃ、ちょっと早いけどお暇するわ」
「もう行くの?」
「まだ寄るとこあるしさ、あとホテルのチェックインがあって......」
「そうか......」
明らかにしゅんとなるアズサ。
「明日また来るよ」
アルトはそれをそっと撫でる。
駅で買ったおみあげを渡し、アルトとアズサの久々の再会は案外短い時間で幕を下ろした。
「んじゃ、お邪魔しました」
「ばいばい、アズサ」
軽く手を振り合いながらしばしの別れ。
「んじゃ、次は________________
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『ティーパーティー本部』
お話の流れや投稿感覚ってこれでええんかな……
鏑丸の小説感覚
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ええで
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あかんで
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おもろいで
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終わっとんな