アリウスクソボケオオバッタ   作:カブライニキ

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先生さぁ……
あんま理想論ばっか語ってっとその口縫い合わせるぞ

先生「起こさないであげて、作者が死ぬほど疲れてる」


第九話;相反

 

 

 

「はぁっ!?それでノコノコチビをアイツらに渡して逃げ帰ったァ!?」

 

「部長、あんまり動くと...」

 

「 っでぇ!?」

 

「ああもう...」

 

 

トキ、およびアルトの襲撃から一時間弱。なすすべなく敗走を余儀なくされたネル...そして遅れてやってきた先生は保健室でネルの治療をしていた。

傷、と言っても擦り傷未満の傷ばかりだ。

放っておけば一日もしないうちに治るだろう

 

「“......ほんとに...何してんだろうね、私は......“」

 

「......まぁ、そりゃ仕方ねぇんじゃねぇの?アタシがほぼ一発で伸されたのも悪りぃし......」

 

見たこともない装備を繰り、アルトはネルを初撃で意識を刈り取った。

 

 

「明らかにいつも使ってるドライバーとはモノが違ったな......」

 

「“強化版かな...“」

 

「そうとも考えられっけど...あの一撃、アイツ手加減してやがった」

 

「“手加減?“」

 

 

「あー...なんつーかな...いつもはドゴォッ!って感じで来るんだが...今回はドゴンッ!って来る前にふにゃぁ〜って来たっていうか......その後に思いっきりガシンっって感じだ!!」

 

「“.........誰かバイリンガルとかって“」

 

「おいテメェ誰が犬だコラ」

 

 

ネルの説明ではわかりずらかったため、説明交代

 

我らが猟犬コールサイン01、一ノ瀬アスナさんにお話を聞いてみよう

 

 

「“アスナ、アルトを見た時の率直な感想でいい。教えてくれる?“」

 

「うん!えっとね......あ!いつもより寝不足そうだった!」

 

「“うん...まぁそれは私も思った......“」

 

率直な感想。まさに率直な感想だ。

 

「んー...あとリーダーが言ってる通りかなー。いつもは手加減なんてリーダーと戦う時はしてないし......」

 

「そこがおかしい。ついでに腹も立つ」

 

 

頬にアカネから施された絆創膏をつけたネルは不満げに頭を机に乗せた。

 

 

「“......どちらにせよ、アルトが本気で来てるとしたら、ちょっと厳しいかもしれない“」

 

 

「......随分飲み込みがはええな、先生」

 

「“......多分......いや、今回のことは、私が悪いから“」

 

 

先生は、数刻前に見たアルトの瞳を思い返した。

 

エデン条約の時に見た、下手くそな笑い。

作り物の憎しみ

 

そんなものとは、遠くかけ離れた、ただの失意

 

 

 

 

 

『もういい。先生はもう、この件に関わらなくていいんだ』

 

 

 

 

 

......関わらなくていいだなんて、言わせてしまった

 

だめだな、私は。

生徒の味方、全て救ってハッピーエンド。それを妄信的に、盲目にめざした。

 

その過程にある、小石を蹴り飛ばして

 

 

 

「“......アルトには、救ってもらった恩だってある。それに、私がこんなだからアルトに失望されるんだよ“」

 

 

いつの間にか、先生はアルトを『いつも隣にいてくれる友人』として見ていた。

 

 

 

「“......アルトに...アリスに......謝らなくちゃいけない“」

 

 

 

 

 

 

 

 

『先生、ごめんなさい。アリスは、先生の生徒じゃないんです』

 

ごめんなさい?それはこっちのセリフだろう。

 

生徒を失望させて、信頼を裏切るようなことをしてしまった。

 

 

「“だから、お願い。力を貸して“」

 

 

その言葉を聞いて、この部屋にいる全員が頷いた

 

 

 

「よっし!!それじゃあ作戦考えよう!!」

 

「お姉ちゃん...そんな簡単に言わないでよ...ミレニアムで1番強いネル先輩が勝てなかったんだよ?」

 

「で、でも...正面から一対一なら、勝てるんじゃないかな...!」

 

 

もちろん、“全員“

 

 

「みんなでマインクロフトでダンジョン攻略もしてないのに!パーティー抜けるなんて許せないかな!!」

 

 

「......ふはっ......チビにしてはなかなかいい啖呵切るじゃねぇか......認めるのは悔しいが、アルトはアタシか、それ以上の手練れだぞ?それでも戦うか?」

 

 

「う“っ......そ、それでも!アリスは私の、私たちの友達だから...!!諦めたりしない!」

 

「は、はいっ!私も、お姉ちゃんと同意見です!」

 

「ぶ、部長として、退部はまだ受理できない...!」

 

 

 

三人の回答に、ネルは一瞬キョトンと目を見開き......そしてまた笑う

 

 

「......一年も二年も...根性あるじゃねぇか...!気に入った!アタシも全霊で力貸してやるよ」

 

「おおっ!最強ランクのチートキャラがパーティーに...!!」

 

 

わちゃわちゃと皆が士気を高め合う中、保健室の扉が勢いよく開いた。

 

 

「先生!会長がアリスちゃんを連れ去ったと言うのは、本当ですか!?」

 

「ふふっ、私たちも微力ながら協力させていただきたいです」

 

 

「“ユウカ!それにノアまで...!“」

 

 

「やぁ先生、私たちもその作戦に一枚噛ませてくれないかな?」

 

「説明や解説ならお任せくださいッ!」

 

「多分、技術職も必要になってくると思うけど...違う?」

 

 

「“エンジニア部のみんなまで...って君たちはどこから情報を?!“」

 

 

ユウカの隣からぬっと出てくるウタハたち。

 

手に握られた工具はいつも以上の輝きを放っていた。

 

 

「......手のかかる親友を持つものは、やはり苦労するものだね。あのクソボケに私の発明品を叩きつけてやろうと思っただけさ」

 

ウタハの表情が一瞬昏いモノになるのを目撃した先生は、そっと目を逸らした。

 

これはアルトの問題。帰ってきた時にどうなろうと、心配をかけさせた方が悪いのだ

 

 

『もちろん、ヴェリタスも力をお貸しします』

 

『こっちは総力戦で行くから、通信での参加になっちゃってごめんね』

 

 

コタマ、ハレ。見えていないがおそらくマキもいるだろう。

 

 

「“......これだけみんなが力を貸してくれたんだ、私もそれに答えないとね“」

 

 

セミナー、ヴェリタス、ゲーム開発部、エンジニア部

 

そして、美甘ネル率いるC&C

 

 

ミレニアムの主要勢力が、一挙にその銃を掲げた

 

 

 

「まぁ...これでも足りねぇ可能性があるってのが現状だけどな」

 

「“うーん......もし仮にアルトが一切の情け容赦を捨ててきたら、危ないかも......“」

 

 

「もしかしなくてアルト先輩って結構なチートプレイヤー...?」

 

 

ネルと先生の危惧に、モモイはゾッとした表情を浮かべた

 

 

 

 

______________________________________

 

 

 

ところ変わって、セミナーのコントロールルーム

 

その会議室で先生一行は作戦会議を開いていた。

 

 

「まずは、今の会長たちがいる座標を割り出しました」

 

 

そう言って、ユウカはスクリーンに大きな都市のようなものを映し出した。

 

「“これは...都市?“」

 

「コードネーム『エリドゥ』リオ会長が秘密裏に建設していた都市です」

 

 

ノアは淡々と、そして緊張感を持った表情で的確に情報を伝える

 

 

「「終焉に備える要塞都市」という名目で作られ、恐らくなのですが秤アルトさんからの援助によって建設されています」

 

「十中八九そうだろうな」

 

 

ノアの予測に付随するように、ネルも同調

 

 

「“でも、都市建設だなんて相当お金がかかるんじゃ...1億2億じゃないだろうし...“」

 

「......先生、君は彼のドライバーや武器の製作費がいくらかかっているか知っているのかい?」

 

「“......へっ?“」

 

 

「ここは私が解説いたしましょう!!」

 

 

困惑を浮かべる先生のために、コトリが電卓を叩く

 

 

「長い説明は心苦しいですが省き!飛電ゼロワンドライバーおよびプログライズキーワンセットの作成費用がこちらです!!」

 

 

「“ブフォッ!?!?!“」

 

「んぬ“ぁっ!?こ、この額があったら世界中のゲーム買えるってぇ?!」

 

「“買いたかったフィギュア...ゲーム...!あああとラジコンも...ッ!!“」

 

 

「本当に君たちはことの重大さを理解しているのか...?」

 

「すみませんッ!!お姉ちゃんたちがすみません本当にッ!!」

 

 

アルトのプライバシーおよびさまざまな倫理観から詳細な金額は省くが、アルトの装備を全て売っぱらえばキヴォトスを丸々買えると言うことだけ言っておこう

 

 

「こほんっ......話は戻しますが、この要塞都市、その名の通りさまざまな対侵入者用のシステムを構築しています」

 

 

「なんの準備も無しに突撃すれば、その名の意味を身をもって知ることになるだろうね」

 

 

エンジニアとしての興味か、それとも別の何かか、ウタハは興味深そうにエリドゥを見つめた

 

 

「それに加えて、最大の障壁はなんと言ってもアルトだ。奇襲であればC&Cのリーダーを一撃で伸せる力が、信じられないスピードで迫ってくる」

 

 

「え、ええと...それじゃあ、そもそも接近しないで狙撃とかだけで倒す、と言うのは......」

 

「それも難しいだろうね。彼には『クラスターセル』がある」

 

 

その存在を知る先生を含めた少数派は、顔を顰めた。

 

 

「クラスター......」

 

「セル?」

 

 

モモイとミドリは交互に首を傾げた

 

さすが姉妹と言ったところだろう

 

 

 

「アルト本人が生み出した、アルト最大の武器と言っていいだろう。ユウカ、少しプロジェクターを借りるよ」

 

 

ユウカはウタハの言葉に頷き、プロジェクターには銀のバッタのようなものが表示される

 

 

「アルトの体内にはクラスターセルという、硬度・可塑性・密度を自在に変化させる相転移制御特性を持つ特殊金属を備えている。これをアルトは自分の意思で自由に、自在に、暴力を振り翳せる」

 

 

「これを全開で使われでもしたら、並の戦術はそもそも無に帰すだろうよ」

 

 

プロジェクターに映し出された映像には、無数のバッタのようなものを剣や、盾に変化させ戦うアルトの姿が映っていた。

 

 

「だが、幸いなことにこれは今弱体化を受けている」

 

 

「“......っ!プログライズホッパーブレード!“」

 

 

「な、なにそれ呪文...?」

 

先生はアルトがいつも腰から下げていた剣を思い出す。

 

 

「その通り。アルトは先のアリスちゃんとの戦闘で剣を破損している。あれの制御がなければ、ここまで縦横無尽にクラスターセルを操るのは難しいはずだ。まぁ、気休め程度にしかならないだろうけどね」

 

 

「そ、それでも気休め程度、ですか......」

 

「ま、全力でかかってこられちゃそもそも勝ちはありえねぇ。1%が10%ぐらいまで上がったと思えば相当な進捗だ」

 

 

ネルは気落ちするユズを励ます。

 

「んで...そのエリドゥってのに入るにはどうすりゃいいんだ?」

 

 

「その手はすでに打っているよ。さすがの会長といえど、この規模の都市を作るには莫大な資源が要るはず。そして資源は0から1には作り出せない。会長は予想通り資材運搬に足をつけていたよ」

 

 

続いて映し出されたのは自動運転型のトラック。そしてその経路

 

 

「これなら、完全にとは言わないけど目眩し程度にはなるはず...」

 

ヒビキはウタハの言いたいことを代役し、エンジニア部は綴りを止める

 

 

「“.........これで、大体の構想は掴めてきたね“」

 

 

移動、把握。その二つはクリア

 

 

「“...次は、どうやってアリスを連れ戻すか、だよね“」

 

その問いは、『誰が、どうやってアルトの相手をするか』という問いでもあった

 

 

「......アタシがやる。アルトは、あの頑固は一発ぶん殴んねぇと気がすまねぇみたいだからな」

 

 

アルトとの直接戦闘役、美甘ネル

 

 

『......アルト先輩だけでなく、話を聞く限りリオ会長の護衛のメイドも厄介ですね』

 

 

「トキさん......アルト先輩に加えての、第二のチートプレイヤー......」

 

 

ミドリは小さく呟き、顔を俯かせる

 

 

「じゃあ、それは私たちの役割だな」

 

「ええ、部長にばかりお掃除を任せていてはC&C失格ですので」

 

 

カリンとアカネは、自身らの銃を構える

 

 

「うんうん!私もトキって子見てみたい!」

 

 

「“いいの...?“」

 

 

単体での戦闘能力は、一瞬だったにしてもネルとほぼ同格

状況としてはこちらがアウェイとなるため厳しいのでは...と先生は思考する

 

 

だが、それは銃を握ったことのない者の思考

 

 

「ええ。問題ありません。C&Cは部長だけのワンマンアーミーではありませんので」

 

 

そう、C&Cはミレニアム最高峰の武力組織(意訳)

ぽっと出の相手に負けるほどヤワじゃない

 

 

「ってことで、正面戦闘はアタシらに任せとけ。その間に_________________________

 

 

 

とん、とネルはモモイの額を指で突いた

 

 

「お前たちと先生がチビを救え。どうだ?簡単だろ?」

 

 

自信たっぷりのネルにまっすぐと見つめられ、モモイは心配と信頼を一挙に巻き上がらせる

 

 

「でも...大丈夫ですか?相手はチートプレイヤー2人だし...」

 

「アタシを誰だと思ってやがる。テメェはただあのチビを救い出して、その後作るゲームでも考えとけ。アタシも最近アイツのせいでゲームにハマり出したからな」

 

 

とんっ、とネルはモモイの額から手を離し、全員を見据える

 

 

今度こそ、盤面は整った

 

 

「後方支援とハッキングは私たちヴェリタスが」

 

「後衛はエンジニア部が持とう」

 

「アリスちゃんを救うのは...わ、私たちゲーム開発部が...!」

 

 

それぞれのチームのトップが息を合わせ、その指揮権を先生に委ねる

 

 

「よし、じゃあこれで行こっか!」

 

 

なぜか音頭を取るのはモモイ

 

 

「目標は「要塞都市エリドゥ」の中央タワー!アリスが連れて行かれた場所!家出娘のアリスを取り戻すぞーっ!!」

 

 

「“えいえいおーっ!!!!!“」

 

 

 

 

 

 

__________________________________________________

 

 

 

 

「......先輩、あなたがやっていることは、あの下水道の水女がやっていることの片棒ですよ?」

 

「.........わかってるさ」

 

 

「......直視できません。そんな苦しそうな表情」

 

 

「......ごめん」

 

 

アルトはエリドゥに捕えられているヒマリと対話していた。

 

装備を没収され、完全に手隙となっているヒマリの面倒を見るのは、紛れもなくアルトの仕事。

 

 

「......いえ...先輩の行動を非難することなんて、私にそんな権利はありませんでしたね......逆に、謝罪するべきです。本当にごめんなさい。あなたを呼んで、こんなことをさせることになってしまって」

 

「......どーしたんだよ。そんな」

 

「事実は、事実のままそこにあります。私が......いえ、認めたくありませんが私たちは貴方がこうなると知っておきながら協力を取り付けさせました」

 

 

「......しゃーないよ。ヒマリも、リオも、......アリスも......誰も悪くない」

 

 

アルトは、手元にある機械的な形がまろび出たドライバーに目をやる

 

 

「......先輩」

 

「ん?」

 

「...それでも、今からでも私たちに協力していただけませんか?」

 

 

「...............」

 

 

「不躾で、虫のいいことだとは承知しています。でも先輩の力があれば_____「すまん」

 

 

 

 

「......ヒマリは、あっちの味方でいてやってくれ」

 

 

アルトはそれだけ言って、部屋から出ていった。

 

 

 

「.........リオ......もしもアリスを先輩に殺させでもすれば......私は一生、貴方を恨んで恨んで恨みますよ」

 

 

そしてヒマリは、そっと、()()()()()()()()()()スマートフォンでネットワークに接続

 

 

 

「......嘘ですよ。悪いのは先輩に押し付ける私たちです。悪くないのは、アリスや先輩ですよ」

 

 

今は、まだ涙は流さない

 

その権利は、私には無いから

 

 

 

 

_______________________________________________

 

 

 

 

「よっ、リオ」

 

「...先輩......まだ休んでいなかったの?」

 

 

「リオとトキが頑張ってんだ、俺ばっか休むわけには行かんての。はいこれ」

 

 

コントロールルームでパソコンと睨めっこをしているリオに、アルトは差し入れのジュースを渡した

 

「.........ごめんなさい」

 

「...リオが謝ることじゃないって」

 

 

「......私が貴方をここに呼ばなければ、腹筋崩壊太郎が壊されることもなかった」

 

「そりゃ結果論だ。リオは悪くない。強いていうなら、悪いのは油断した俺」

 

「っ!そういう話じゃ...っ」

 

 

「......ありがとな。俺のために、怒ってくれて」

 

 

本当に、俺は友人に恵まれている

 

 

「......感謝を述べるべきは、私のはずよ。こんな、非難される側に先輩が立つ理由なんてないのに」

 

 

「リオを理解するって、約束したのは俺だよ。かわいい後輩がミスりそうな時は、一緒にミスって誤魔化すのが先輩の役割だ」

 

 

ジュースを持ったまま俯くリオの頭を、アルトはぽんと撫でる

 

 

 

「......いつも」

 

「......いつも、私の理解者でいてくれて、ありがとう」

 

 

そっとリオはアルトの肩に寄りかかり、引き締まりすぎた気を緩めた

 

 

「おう、任せとけ。後輩」

 

そっと、互いに寄りかかるだけ。

 

そこにどんな真意があろうとも、誰も咎めることは許されぬ

 

 

 

ビーッ!ビーッ!ビーッ!!

 

 

 

 

『リオ様、先輩、エリドゥのレーダーに反応が見つかりました』

 

 

「......来たか」

 

 

「やはり、予測通りね」

 

 

 

アルトとリオは表情を再び引き締め、それぞれの持ち場へと向かう

 

 

先生に、リオに、ヒマリに、後輩たちに

 

手は汚させない

 

 

 

 

『アルトの話、いつか聞かせてください!!』

 

 

『そう、ですね』

 

 

 

アリスの笑顔と、引き攣って、今にも泣きそうな表情が交互にフラッシュバックする

 

 

 

「............クソ」

 

 

 

 

覚悟なんて、高尚なものは持ち合わせていない

 

 

天童アリスは、俺が『処分』する

 

 

 

 

 

 

『フォースライザー』

 

 

 

 

『自分の力だけ』で

 

 

 

 




アリウス・フォースライザー


秤アルトが飛電ゼロワンドライバーの試作として作り出したプロトタイプ

安全性を考慮したゼロワンドライバーの対とも表現できるそれは、プログライズキーでの変身に用いる『オーソライズ』を無視し、直接的、そして物理的な変身を可能とする。


そのため、本来ライダーシステムの運用に必須であるデカグラマトンの補佐を必要としない

フォースライザーによるプログライズキーの強制展開『フォースライズ』に伴い、アルトが本来秘めている暴力性を露わとするため、長いこと封印していた

ドライバーと腰部の接続には、『物理的』な接続を必要とする
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