元魔王がキヴォトスで犯罪組織を率いる話   作:主人無き猟犬

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なんか疲れました。


ウチの自治区で強盗て…いいよ!

ヒフミと会った先生は銀行を襲う為歩いていた。

 

“ブラックマーケットもだいぶ変わったね“

 

「そうですね…ペロロ様グッズもたくさん置かれるようになりました」

ヒフミが嬉しそうに語る。

 

「うへぇ〜。アルカナ軍事学園ができたのもあるんだろうね」

 

「そういえば、そこの生徒会長にあたる総統の人って誰でしょうね?」

 

「ん、仮面被ってて分からない」

 

そこに灰色の軍服を着た少女が歩いてきた。

 

「あれってアルカナの生徒じゃないの?」

 

“あの〜“

 

「何ですか?」

 

“君ってアルカナの生徒だよね?“

 

「はい。そうですけど誰ですか?」

 

“私は先生だよ“

 

「貴女が噂の先生ですか…、失礼しました。私はアルカナ軍事学園一年西方方面軍歩兵隊所属の

高崎レイです。唐突ですが総統閣下が先生をお呼びです。そちらの方たちもどうぞ」

 

「「「「「“えっ!“」」」」」

理由がわからない。

 

「ではついてきて下さい」

 

言われるままついて行くと大きな門が見えてきた。

守衛が四人いた。レイが何かを話すと門が開いた。

 

「さぁどうぞ」

 

中に入ると整備された道と大きな広場が見えた。

そこに灰色の軍服にロングコートを着て仮面を被った生徒が来た。護衛の人が二人いる。

 

「ようこそアルカナ軍事学園へ!そしてお久しぶりです。先生」

そう言って生徒は仮面を外した。

 

「“クラウス君!“」

 

「そうですよ。とりま中で話しません?立ったままはきちいんで」

 

“そっそうだね!“

 

議事堂の応接室にて

 

「何で呼んだかですけど、うち非公認じゃないですか。ぶっちゃけ犯罪組織なわけですよ。てなわけでシャーレの権限で何とかできませんかね?」

 

“無理だよ“

 

「うん知ってた」

 

“リンちゃんが絶対ダメって“

 

「はぁ、頑張るか。一応ゲヘナには認めてもらいましたし」

 

“え…“

 

「あと、アンタらカイザーの銀行を襲う気だろ?」

 

「っ!なぜそれを!」

ホシノがすんごい睨んでくる…怖いよ。

 

「図星のようだな。別にいいよ。近々黒服の指示で潰す気だったし」

 

“君は何でゲマトリアにいるの?まだ子どもだし…“

 

「ここの常識とか色々教えてもらったし。

    それに  俺はこの世界にあまり関わるべきではない」

あの時のようにならないように…。

 

「じゃあ何でこの学園を作ったの?」

 

「ここの生徒は他の学園に何らかの恨みを持っていたり、捨てられてたやつばっかりだからな。昔の俺を見てるようでほっとけなかったんだよ」

部屋が静まり返った。

 

“君は一体どんな人生…「おっと会わせたい奴がいるんだった」…“

 

「入っていいよ」

 

「みんなひっさしぶり〜!」

 

「「「「ユメ先輩!」」」」

 

「ユメ、みんなでカイザーの銀行を襲ってこい」

 

 

先生side

 

 

“君は一体どんな人生…「おっと会わせたい奴がいるんだった」…“

こう言った彼の顔は無理に笑っているように見えた…。

 

応接室を出てからユメに聞いてみる

 

“クラウスの過去について知らない?“

 

「う〜ん。キヴォトスの外から来たのとその世界で魔王と呼ばれてたことしか知らないんだよね。今も彼はゲマトリアで魔王の時の二つ名の狂王を名乗っているの。まるで自分を嘲笑うように…」

狂王…彼のどこが狂っているのか。この二つ名をつけた奴を殴りたい気分だ。

 

銀行強盗も気分は沈んだままだったが無事に終わり、夜中にアビドスの屋上でユメとホシノと私が空を眺めていた時だった。

 

「やぁ先生」

 

驚いて振り向くとクラウスがいた。にこやかに見えるが目が濁っている。

 

“どうしたの?“

 

「俺の過去についての話です。後悔するかもしれませんが聞いてくれますか?」

助けを求めている様な声だった。

 

“もちろん、私も君のことが知りたいから“

そうして彼の壮絶な人生を聞くことになった。

 

 




なんかどんよりとした感じになっちまいました。見ていただき感謝!
また次回。
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