TS転生を果たしたオリ主が資金稼ぎのためにロケット団に入ってしまう話   作:混沌遊

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【登場人物】

・リン(♀)
転生前の名前:簗瀬練(♂)
カントー地方を旅するポケモントレーナーとしてTS転生を果たした。(※ポケモンの原作知識に関してはわからない・忘れている部分もあるのか、ロケット団がポケモン世界における悪役とは気づいていない模様)



『仕事探しはイ◯デ◯ード』

簗瀬練(やなせれん)(♂)』ーー転生後の名前及びトレーナー名は『リン(♀)』、彼はその非業の死後、カントー地方を旅するポケモントレーナーとしてTS転生を果たした転生者である。手持ちポケモンはリンが転生する前から思い入れがあるポケモンたちであった。

 

ポケモン世界に転生してからはニビジムやハナダジム、クチバジムを攻略し、ポケモントレーナーへの道を着々と進めていった。道中ではジムリーダーのみならず、レッドやグリーン、リーフなどの有名なポケモントレーナーとも人脈を築いていった。

 

だがそんなリンにも悩みがあった。TS転生したのも悩みではあったが、それとは他にこれからの旅の資金をどうやって稼ぐか悩んでいた。ポケモン世界における資金稼ぎの方法は大きく分けて2つ、1つは物を売る方法、1つは他のトレーナーとのポケモンバトルで勝ち、相手から金をもらう方法だ。

 

しかし物を売る方法は高値で売れる換金アイテムを探さなければならず資金を稼ぐには手間がかかる。ポケモンバトルに勝った相手からもらう方法はカツアゲに近い方法であり、転生前から好青年でまかり通っていたリンはそんなことはあまり行いたくはなかった。

 

そして悩んだ末、リンはバイトで資金を稼ぐことを決めたのである。

 


 

場所はタマムシシティにある食堂、リンはランチを食べながら求人本のページをめくっていた。求人本を見るのに途中なのか、ランチにはあまり手をつけていない様子だ。

 

「フレンドリーショップの仕事もポケモンセンターの仕事も大変そうだな・・・」

 

しかし気に入る仕事はなかなか見つからなかった。どの仕事もリンから見ればリスクに見合わないものや応募資格に含まれていないものばかりであった。フレンドリーショップの店員募集やポケモンセンターの求人もあったが、職種故に休みが少なく続けられる気力がなかった。

 

こうしてリンの仕事探しは難航をきわめていた。

 


 

「・・・これは!!」

 

それから数十分ぐらいの時間が立った頃、ある求人内容がリンの目に止まった。それは以下のとおりである。

 

【ロケット団員 募集!】

 

君もロケット団員として働こう!

 

・報酬:20万~30万(昇給あり)

・出勤日:月~金(土日休業)

・応募資格:やる気があれば誰でも・初心者歓迎

・仕事内容:清掃やポケモンを使った監視など

・面接会場:タマムシシティ・ゲームコーナー

 

「おー!この仕事いいな!土日休業だしな!」

 

それを見たリンは歓喜する。

 

「よし決めた、ここにするぞ!そうと決まればさっそく!」

 

良い仕事先を見つけたリンは、面接会場であるタマムシシティのゲームコーナーに向かうため大急ぎで店を出た。

 

「ちょっとお客さん!料理がまだ残ってますよ!」

 

本店は券売機による前払いでの注文で既にお金は払っているとはいえ、料理にあまり手をつけずに突然店を飛び出したリンに驚いた店員は呼び止めようとするが、リンは聞く耳をもたなかった。リンは面接を受けるためにゲームコーナーを目指した。

 

その時のリンはまだ知らなかった、彼がバイト先として選んだその場所はポケモン世界で暗躍している犯罪組織であることを、それはポケモン世界における闇バイトであることを・・・。

 

(※次回へ続く)

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