暴龍、オラリオへ   作:寝心地

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プロローグ

バチバチと雷が弾ける様な空気が迸る、その発生源の源は2人の男達

 

 

 

その光景を見ている観客達は息苦しいのも忘れ事の成り行きを見守る

 

 

 

対峙するのは2人の男、片方は赤い長髪に肩から斜めに切り傷を受け巨大なハンマーを構えている

 

 

 

もう片方の男は馬に乗り槍の先の先を待ちハンマーを持つ男に向かって槍を振り下ろそうとしている

 

 

 

ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

2人の男の叫びが会場を揺らがす

 

 

 

??「………………全てを…………出し切った」

 

 

 

その言葉を最後に中華最強の男、呂布奉先は喜びを抱きなぎら宇宙の塵となって消えた

 

 

 

筈だった

 

 

 

2度と目覚めることの無い筈の意識が覚醒し光が視界を包む、気が付けば見知らぬ場所にいた

 

 

 

見慣れぬ獣の特徴の二足歩行の者

 

 

 

耳の尖った見目麗しい者

 

 

 

子供程の背丈しか髭の生えた老人の様な者

 

 

 

呂布「……………………………………」

 

 

 

周りを見れば露店や家が並んでいる、どうやら街の様だ

 

 

 

???「全く、ヘファイストスの奴、何も追い出すこと無いだろ、僕だって頑張ってるのに………………」

 

 

 

呂布「……………………おい」

 

 

 

呂布が声をかけたのは地面に届きそうな紙をツインテールにした幼女、見た目こそ幼女だが、ごく一部は大人にも引けを取らない、寧ろそこらの大人より発達している

 

 

 

???「ん?ってデカッ⁉」

 

 

 

己の倍はある身長の男に声をかけられ怖じ気付く

 

 

 

呂布「ここは…………何処だ?」

 

 

 

????「何処って………………迷宮都市オラリオだけど」

 

 

 

呂布「……………………おらりお……」

 

 

 

????「そうだよ、知らないで来たのかい?」

 

 

 

呂布「ああ」

 

 

 

????「そうか、そうだ、因みにだけど…………僕のファミリアに入ってくれたりは~?」

 

 

 

呂布「………………ふぁみりあとは何だ?」

 

 

 

????「え?、それも知らないの?」

 

 

 

呂布「知らぬ」

 

 

 

????「えっと、ファミリアって言うのは僕の眷族になるって意味で」

 

 

 

呂布「……………………………ふぁみりあに入れば、会えるのか?」

 

 

 

????「え?、だ、誰に?」

 

 

 

呂布「強き者に」

 

 

 

????「え?、う~ん、どうだろう、ダンジョンに潜ればいるだろうけど」

 

 

 

呂布「だんじょん?」

 

 

 

????「それも知らないの?、あそこに塔が建ってるだろう?、あの下にダンジョンが広がってる、怪物達が彼処にいっぱいいるんだ」

 

 

 

呂布「………………そうか、彼処にいるのか、強き者が」

 

 

 

呂布の口角がつり上がり顔が歪む

 

 

 

あの時の戦いを思い出して

 

 

 

あの時の全力を思い出して

 

 

 

あの時の喜びを思い出して

 

 

 

あの時以上を求めて

 

 

 

呂布「良いだろう、お前の眷族になってやろう」

 

 

 

????「本当⁉、ありがとう!!、僕はヘスティア、君の名前は?」

 

 

 

呂布「呂布奉先」

 

 

 

ヘスティア「宜しくね、呂布君!!」

 

 

 

この日、【ヘスティア・ファミリア】が結成された

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