数日後
ベル「うわあああああああああああああああ!!!!」
ベルはダンジョンで逃げ回っていた、相手は巨体に二足歩行の牛、ミノタウロス
ベル(クソ!!、クソ!!、全然強いじゃないか!!、呂布さんはこんな奴素手で引き裂いてたのか!!)
こうなった原因は少し前、今日もベルは呂布とダンジョンに潜ろうと思っていたが呂布は完全に自由人であるため昼を回った今もぐっすりだった、仕方無くベルは初のソロ攻略に乗り出したのだがこんな日に限って何故か下の階層からミノタウロスが進出してきたのだ
ベル(こういう時!!、こういう時呂布さんなら!!)
ベルはこういう時呂布がどうするかを考える、ベルの頭に浮かんだ呂布は両手で軽々とミノタウロスを引き裂いていた
ベル「出来る気がしない~~~!!!!」
そんな感じで逃げ回っていたがとうとう行き止まりに追い込まれ後が無くなったベルは短剣を構えミノタウロスと向かい合う
見上げる程大きい怪物がゆっくりゆっくり歩み寄ってくる
ベル(あれ?、何か)
ミノタウロス「ブモオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
ドゴンッ!!と拳を繰り出してくるミノタウロスの攻撃を避ける
ベル(怖く………………無い?)
逃げ回っている間は必要以上に大きく見えた目の前の怪物が今は酷く小さく見えた、当然だろう、ベルは【ヘスティア・ファミリア】に集団してから今日まで竜の巣で【暴竜】と共に生活し彼の戦いを見ていたのだから、そんな彼に比べれば目の前の牛など大した事はない
恐怖に支配されなければベルのスピードなら鈍足なミノタウロス等止まって見える、しかし
ベル「かった⁉」
いくらスピードがあっても力と得物が貧弱なベルではミノタウロスを倒すには至らない
ベル(クソ!!、僕にも呂布さんみたいな力があれば!!、あの人みたいに!!、あの人以上に!!)
その時ミノタウロスに光線が走るとバラバラとサイコロ上に崩れ去った、その先に居たのは、エルフにも勝る容姿の金髪の少女だった
アイズ「あの、大丈夫ですか?」
そう言って手を差し伸べるアイズにベルは
ベル「だ」
アイズ「だ?」
ベル「だああああああああああああああ!!!!」
ミノタウロスから逃げた時以上の速度で逃げ出した
ベルがミノタウロスとの鬼ごっこを始めた頃
ヘスティア「いつまで寝てるんだ~!!!!」
呂布「んあ?」
ヘスティア「全く、ベル君はとっくにダンジョンに行っちゃったよ、君も今日はヘファイストスの所に用があるんだろう?早く行きなよ」
呂布は立ち上がりバキバキと首を鳴らす
呂布「……………………」
ぼんやりとする頭のまま呂布は扉を開けヘファイストスの元へ向かった
椿「おお、来たな」
呂布「出来たか?」
椿「ああ、しかしこれだけの量を1人が要求したのは始めてだな」
呂布と椿の前には十数本になる方天戟があった
呂布はそれらを全てロープで1つに縛ると持ち上げ満足そうにダンジョンに向かった