暴龍、オラリオへ   作:寝心地

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魔法の威力

魔法が発現した夜

 

 

 

ベルはヘスティアに魔法の試し撃ちは呂布と共にダンジョンへ向かう明日にするよう言われその日は大人しく布団に入る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベル「ごめんなさい、神様」

 

 

 

なんて思春期の少年が我慢出来る筈が無く夜な夜なダンジョンへ向かった

 

 

 

ベル「【我を満たせ。我を奪え、強敵(とも)の血よ。強敵(同類)の肉よ、喰らえ(殺せ)喰らえ(殺せ)喰らえ(殺せ)】」

 

 

 

ボオッとベルの手に炎が集う

 

 

 

ベル「わぁ!!」

 

 

 

その手に集う炎にベルは笑みが溢れる、しかしそれも最初だけで、炎が突如荒れ狂い龍を創る

 

 

 

炎の龍「グキャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

 

 

ベル「うわわ!!、ど、どうすれば⁉」

 

 

 

炎は既にベルの手を離れ手当たり次第に魔物を喰らい殺し始める

 

 

 

ベル「クソ!!、止まれ!!、止まれ!!、止まれええええええええええええええええ!!!!」

 

 

 

やがてベルの叫びが効いたのか、辺りの怪物を全て喰らい尽くし満足したのか炎が消えた

 

 

 

ベル「な、何だったんだ……………………あれ?」

 

 

 

同時に倦怠感と疲労感がベルを襲い倒れる

 

 

 

数分して意識を失ったベルの周りに魔物が生まれベルに襲いかかる、その時、閃光が2つ走りベルを窮地から救う

 

 

 

アイズ「リヴェリア、その子の様子は?」

 

 

 

リヴェリア「外傷無し、解毒の必要もない、典型的な精神疲弊だな、後先考えず魔法を撃ったのだろう、まぁ、我々が助ける必要も無かったがな」

 

 

 

リヴェリアはそう言ってアイズとは別の閃光の正体を見る

 

 

 

リヴェリア「この子はお前の所の者だろう?、【暴竜】」

 

 

 

呂布「そうだ」

 

 

 

リヴェリア「後輩が心配で見に来たのか?」

 

 

 

呂布「赤兎に散歩を急かされた」

 

 

 

呂布の横に赤兎馬が現れその覇気にリヴェリアは驚く

 

 

 

リヴェリア(まさか、馬がこの様な覇気を放つとは、モンスターなのか?、だが【暴竜】に心を許していると言うことは単に馬なのか?)

 

 

 

それからしばらく、リヴェリアと呂布は話をしているとベルが目を覚ます

 

 

 

ベル「……………………あれ?」

 

 

 

呂布「起きたか」

 

 

 

ベル「呂布さん、……………………アイズさん⁉、な、何で⁉」

 

 

 

リヴェリア「目覚めたか、少年」

 

 

 

ベル「はい⁉、な、ななな」

 

 

 

リヴェリア「精神疲弊を起こし倒れたのだ、少しは覚えているだろう?」

 

 

 

ベル「っ!!はい、魔法が発現して試してみたくて、使ってみたら、凄い炎の龍が出てきて周囲のモンスターを殺し回って……………………」

 

 

 

リヴェリア「ふむ、範囲攻撃型か?、しかしそれらしい痕跡は無いが」

 

 

 

ベル「範囲攻撃型?」

 

 

 

リヴェリア「ああ、周囲の全てに影響を与える魔法の事だ、敵味方構わず影響を与える為使用には注意が必要何だ、私の魔法にもあるぞ」

 

 

 

ベル「う~ん、でもあの炎の竜はモンスターだけを攻撃してました」

 

 

 

リヴェリア「う~ん、私は直接見ていないので詳しくは分からんが、人前での使用は注意した方が良いだろうな、アイズ、そろそろ戻ろう」

 

 

 

アイズ「うん、待たね」

 

 

 

ベル「は、はい!!、色々ありがとうございました!!」

 

 

 

ベルは去っていく2人に頭を下げ呂布は腕を組みそれを見送った

 

 

 

呂布「帰るぞ」

 

 

 

ベル「は、はい!!、あの、すみませんでした、ご迷惑をおかけして」

 

 

 

呂布「迷惑など掛かっていない」

 

 

 

呂布はそう言うとベルの前を歩いた

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