王座に座っていた
天から竜が舞い降りてきた
竜が勝負を挑んできた
戦い竜に食われた
天に向けて竜が哭いている
己が負けたのだと理解する
負けた 負けた負けた
負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた負けた
フレイヤ『オッタル』
気が付けば愛する女神が背後に立っていた
フレイヤ『なんて無様なの、もう貴方は必要無いわね』
オッタル『フレイヤ様……………………私は………………』
そこで目が覚める
じんわりと身体中に汗をかき息を吐く
オッタル(………………またこの夢か)
あの日、呂布奉先に完敗したあの日から同じ夢を見続けている、最強と言う王座から引き摺り下ろされその座には竜が座った、だが本人はその座が気に入らないらしい、自身にとっては金銀財宝で作られた王座が竜にとっては地べたにも劣るつまらないものだとして尚も先に進んでいる
オッタル(……………………そうだな)
オッタルは立ち上がり誰とも会話をすること無くダンジョンへ向かう
その手には得物は無く腰には魔石を入れる革袋のみでポーションや道具の類いも無い
オッタル(そうだ、強さを求めなければならない、あの方の隣に相応しい最強を!!………………オラリオではない!!、世界だ!!、世界最強を手にしなくては!!)
竜の強さに影響を受けた猪は一心不乱に牙を研ぐ、その牙をいつか竜に届かせる為に
呂布「……………………………………」
赤兎馬に乗りダンジョン攻略を進めていた呂布の前に2足歩行の牛が群れで現れた
ミノタウロス「ブモオオオオオオオオオオ!!!!」
その内の1匹が雄叫びを上げ向かってくる、呂布は不動を貫き代わりに赤兎馬が動く
赤兎「ヒヒイイイイイイイイイイイイイン!!!!」
パァアアン!!!!
と赤兎馬の後ろ足がブレると同時にミノタウロスの顔が消し飛んだ
赤兎「ブルルン」
呂布はミノタウロスから魔石を抜きミノタウロス達を見る
呂布「やるか?」
仲間が死んでも気にしないのか、或いは呂布達の脅威を感じる知能が無いのか群れは散り散りになるどころか群がってくる
呂布は次々群がってくるミノタウロスを戟で殺し赤兎馬も蹴り殺していく
最後の1匹を殺そうと戟を振り上げた時、漸く呂布達の脅威を感じ取ったのか逃げ出した
呂布「………………………………」
呂布は構えを解き再び赤兎馬に跨がると先に進んだ
因みに、このミノタウロスが後にベル達に牙を剥くがそれは呂布の預かり知らぬ所だった
そして、呂布に少なからず因縁を持つ怪物が生まれる事も